皆様からお寄せ頂いた本件に対するご意見その2

■ 今までに皆様からお寄せ頂いた本件に対するご意見 その2

皆様からのご意見・ご感想を募集するコーナーを、7月上旬に新設して以来、毎日多くの投稿が寄せられています。
制度の不備や是正措置を指摘するもの、怒りや不安を訴えるもの、多種多様な投稿がありました。
皆様からのご支援に感謝いたします。

ご意見募集のコーナーは、少し手狭になりましたので、初期のご意見はこちらに移動しました。
投稿日時順に整理してあります。受験生たちの生の声をお聞き下さい。


■ コメント

  • 今、文科省がやってることは、「調査」の一点ばりでしかありません(詳しくは法務委員会の議論を参照)。
    その調査内容はといえば、試験委員の有無を問わず、ロー主催の答練があったかどうかということです。
    しかも、ローに「答練してませんか?」と聞くだけの、お粗末なポーズに過ぎません。
    明らかに、恣意的に問題を異なる方向に向けようとしています。
    問題は、委員が関与した答練等、不公正な情報漏えいが行われているか否かです。
    答練の有無の調査を行なっているというポーズにより、
    今年の慶応問題についての対応について誤魔化すならば、何のための監督者なのか。
    今年の慶応受験生が一切不利益なしでは、正にやったもの勝ち、
    来年以降もより密室化して漏洩が行われるだけでしょう。
    これでは文科省・法務省が「漏洩してもオッケー」と言うに等しいといわざるを得ません。
    今年の疑惑について厳格な対応をとることが、今後の公正に繋がります。
    我々受験生は、正に人生を賭けて勉強を続けてきました。
    受験会場では、少しでも不正が明らかになれば受験資格を永遠に剥奪されます。
    しかし、このように大規模に漏洩が行われてしまえば、もはやお咎めなしというのでは、余りにも酷いとしかいえません。
    -- 名無しさん (2007-07-13 04:21:44)

  • 「前略」試験委員様。
    新試験は法曹実務家の資質をみる試験だから、漏洩収集能力が必須なんですね。
    不公正は当然の前提なんですね。
    受験生に、正義なんて存在しないという事実を本試験を通して十分に認識させたかったんですね。
    司法試験や法曹界の本質を知らずに、
    正義に憧れ会社を辞めて借金と妻子を抱えてこの試験に挑戦した私は世間知らずの勘違い野郎だったわけです。
    -- 子連れ狼 (2007-07-13 06:21:30)

  • 計算上不可能に決まってるのに7、8割合格という詐欺的宣伝行為。
    初年度は1回目受験生の不利益を無視してもう1回適性試験をやるという不合理。
    不透明なロー入試。
    金持ち・無職前提の差別的ロー制度。
    あらゆる点で建前と現実とのギャップが激しいずさんなロー制度設計。
    発足から5年経っても相変わらずギャップが直らない怠慢ぶり。
    不公正がまかり通る新司法試験。
    自己保身・お手盛り満載の事後処理姿勢。
    私は新司受験生なのに、
    「こんなアホらしいロー制度はこの際潰してしまってもいいんじゃないか」と思えてしまうのが悲しいです。
    -- 名無しさん (2007-07-13 13:15:24)

  • 高合格率というまやかし、漏洩事件。司法試験業界に素人が飛び込んだ一期未修はほんとうに馬鹿。
    でも、文科省さん、法務省さん、どう落とし前つけてくれるの。
    -- 名無しさん (2007-07-13 15:47:54)

  • 今回の件で学者連中が何もせずにいるのが信じられません。
    日頃から公平だの正義だの教壇の上から物知り顔でご高説を並べているくせに、
    自分達が公平や正義を実現しなければならない場面では我関せず。
    こんな連中の良心を必要的前提としたロー制度なんて潰した方が良いと思います。
    -- 名無しさん (2007-07-13 16:51:22)

  • 司法書士試験では、毎年、新司法試験以上に予備校(LEC・早稲田セミナー等)が、
    本試験の記述式問題(合否を分ける重要な問題。回答に2時間程度を要する。)を予想しているにもかかわらず、
    直前期の予備校の模擬試験で出題された問題と同じ論点が本試験で出題されたことは記憶に無い。
    これは、記述式試験の問題は予め複数作成されており、
    本試験で出題を予定していた問題が有力予備校の直前模試の問題(の論点)と重なった場合には、
    特定の予備校模試の受験者が有利にならないように差し替えているからではないかと言われている。 
    一方、新司法試験では、予備校どころか、
    慶應大学の最終学年次の授業・答練内容がバシバシ的中している有様である。
    このような事態が発生したのは考査委員の怠慢ゆえであろう。
    周辺の法律資格にも劣る試験を行ってしまった責任をとり、現考査委員には即時全員辞職していただきたい。
    -- 名無しさん (2007-07-13 19:21:18)

  • この問題が発生するまでは、ロー生から「ローは潰したほうがいい」という発言がなされることは余り無かった。
    特に未修者からは。
    発覚したのは新司法試験の不正だが、受験生・ロー生は、問題の根本的な原因が、
    慶應ロースクールの体質とロー制度の仕組みにあると確信を抱いている。
    司法制度が「大学の生き残り」という下らない目標によって歪められているのだ。
    法務省と大学教授達は、このことに気付かない振りをしている。
    いい加減に目を覚ましてほしい。
    ここで外科治療を行わなければ、司法制度に明日はない。
    -- 名無しさん (2007-07-13 19:31:00)

  • 新司法試験は神経をすり減らす4日間だった。もう二度とこんな試験は受けたくないと思った。
    でも、2チャンネルに書いてあることがほんとうなら、再試験もしかたがないのかと思う。
    もう一方で、今年不合格なら、あの事件の被害者ですって言えばいいのかなあ。すっきりしないね。
    -- 名無しさん (2007-07-13 21:09:14)

  • 法務省や法律学者が語る理念が嘘っぱちの画餅にすぎないことがこの事件でよくわかった。
    -- 名無しさん (2007-07-14 00:46:47)

  • 三振にリーチが掛かっている者です。
    恥ずかしながら、司法試験は新旧合わせて、何回も受験しました。
    裁判を通じて社会を変革してやろうという青臭い考えで勉強を続けてきましたが、
    こんないい加減な司法試験とそれを放置する法曹養成制度に直面し、
    もはや、弁護士になる夢は、どうでもよくなってきました。
    オレの人生は、いったい何だったんだろう?
    -- もうすぐ元司法試験受験生 (2007-07-14 01:02:05)

  • 司法に対する信頼や社会正義よりも自分の保身を優先させる人間に法律を語る資格はないと思います。
    この件に関して我関せずを決め込んでいる法律学者は恥を知るべき。
    -- 名無しさん (2007-07-14 01:16:45)

  • http://www.lawschool-jp.info/20070707-1.pdf 
    【理事長談話の発表】の趣旨ですが、この文章からもわかるように、
    佐藤幸治をはじめとする学者にとって重要なことは、
    「法科大学院の教育理念の理解」と「新司法試験との適正な有機的連携の確立」です。
    利用者である学生、最終的な利用者は国民一般、そして今回問題となっている試験それ自体の公正さは、
    「憂慮」の対象になっていないようです。
    「法科大学院の教育理念」といいますが、まずは「法科大学院」という箱モノが何より大事なのであり、
    その中にいる学生はどうでもいい。何より「教育理念」が大事であると言います。
    これらの「理解」。すなわち、教育理念の内容は自明の理であるという前提のもと、
    「お前らの意見はどうでもいいから、とにかく納得せよ」
    という傲慢さが相変わらずにじみ出ています。
    こういう傲慢さは役人特有のものだと思いますが、
    まあ法律学者は自然科学の研究者達と違って、物知りの役人みたいなものですから仕方ないかも知れないですが。
    そして、「新司法試験との適正な有機的連携の確立」。
    要するに、「連携の確立」という法科大学院による法曹養成利権独占が目的であり、
    まあよくこんな根も葉もない本音を発表できるもんだなと思います。
    以上の内容について「大方の支援とご理解を賜れば幸いである。」とのこと。
    ここで言う「ご理解」は、先ほどの「理解」とは全く異なる意味で用いられています。
    「大方」でない者の「理解」など必要ない。
    「ご理解」の趣旨は、今回の不祥事を屁とも思わない身内勢力の結束を確認する点にあるのでしょう。
    ですから、上記の傲慢かつ本音丸出しの談話内容も、合点がいきます。
    もとより、談話は国民や法科大学院学生に向けられたものではないのです。
    それにしても、いつからこんなに下品な人間が跋扈するようになったのでしょうね。
    -- ピヨピヨオムツ博士 (2007-07-14 10:49:26)

  • 法務省も文科省も各ロースクールも、調査中を決め込んで、なにも発表しませんね。
    その間に、受験生は酷い不安に苛まれて、制度への絶望の色が濃くなっています。
    初動を誤ると、その後の対応もまずくなるものですが、このままでは制度自体が崩壊するかも知れませんよ。
    今は民間企業の方が景気が良いですから、好き好んでロースクールに行くインセンティブはなくなりつつあります。
    -- 部外者ですが (2007-07-14 12:02:40)

  • ロースクール制度そのものが日本の支配階層の利権の産物であり、
    合格予定者は支配階層や資産家のご子息様しか念頭に置かれていないことが改めて明らかとなった。
    今回の司法試験始まって以来の大スキャンダルが雲散霧消に終わるようであれば、
    私は法務省玄関前にて焼身自殺することによって、不正を世の中に訴えたいと思う。
    -- 受験生よ、立ち上がれ! (2007-07-14 23:19:56)

  • これでいいと思っているわけはないですよね。これは大問題ですよ。
    食品業界の悪事と何ら変わらないものですよ。
    そんなこと十分おわかりになっているうえでの対応なんですかね。
    勘弁して欲しいよ。やらせ試験なんか。
    -- 名無しさん (2007-07-15 02:27:55)

  • やらせ試験にずるロースクール、お手盛り学者にほっかむり法務省。
    絶望的なくらいに日本の縮図です。
    -- 名無しさん (2007-07-15 16:52:07)

  • 僕はロー2年の者です。
    ウチのローの考査委員は、絶対に漏らすようなことはしないようです。
    もし慶應がこのまま植村教授を切るだけで逃げ切れるのなら、来年はバレないように狡猾にやるでしょう。
    法務省などがしかるべき措置を取られないのであれば、僕も不本意ですが、
    法曹になるためには「情報収集」を行わなければならないことになりそうです。
    こんなことするためにロースクールに入ったわけじゃないのに・・・
    -- 名無しさん (2007-07-15 17:06:26)

  • ・合格者数を維持したかった
    ・同じような試験対策をしなければ、今年度は2けたに減ってしまうかもしれないという危機感があった
    ・試験直前に知識を詰め込む方が勝つのが新司法試験の現実
    ・ほかの法科大学院でもやってることをやらなければ、学生に不利になる
    これが考査委員の言葉です。
    これが、考査委員の良心しか公正の担保がない新司法試験制度の、考査委員の言葉です。
    こんなインチキな制度が法曹を選抜・育成する制度であるのが日本です。
    -- 名無しさん (2007-07-15 18:01:02)

  • 「法務省は、実務に忙しい裁判官や弁護士だけで、
    問題作成、採点をするのは現実的に難しいとしている」との記事が読売にあった。
    これは、ローに利害関係のある者を考査委員に選任しないということは現実的に難しいと言いたいのだろうか。
    ローが不正の温床になりかねないとしても、
    人材不足からすれば現実的にはやむを得ないと言いたいのだろうか。
    もしそういう主旨であるならば、これ以上国民に害が及ばないようにすべく即刻ロー制度は廃止すべきである。
    読売の記事が事実であるとするならば、法務省は危機感が足りないのではないか。
    法務省はロー制度廃止をも辞さないぐらいの覚悟で真剣に再発防止策を考えてもらいたい。
    それぐらいの覚悟を持ってすれば、できないことはないはずである。
    -- 名無しさん (2007-07-15 19:12:55)

  • さんざん訴えてきましたが、学者も役人も保身しか考えていません。
    正直にいって、こいつらもうダメだ、と失望させられました。
    マスコミと民主党という外圧がなければ、
    最低限の社会正義すら実現しようとしないのが法科大学院制度ならもう潰れてください。
    -- 名無しさん (2007-07-15 20:31:02)

  • 毅然とした対応がなければ今後、法律家はイカサマ集団とみられるだろう。
    法律家なんて信用があってはじめて成り立つもの。
    技術さえよければ人間性なんてそれほど問題にされない職人さんとは違うんだよ。
    法律家の言うことを世間の人が耳もかさないようになったらどうするの。
    断固とした対応がなければ、私は法律家を情けない仕事だと軽蔑する。
    -- 名無しさん (2007-07-15 22:10:08)

  • 法務省(試験委員会、大臣官房人事課)は、明らかに法科大学院の味方であって、
    何らかのアクションを期待するのは、泥棒に泥棒の取り締まりを任せるのと同じですね。
    どういうケリをつけるにしろ、今回の件で普段は法律を説いている学者の圧倒的多数が、
    恐ろしいまでの沈黙を保ったことは、忘れません。
    三振したら、道連れにしたいと思います。
    -- 名無しさん (2007-07-15 23:46:12)

  • 沈黙を守ることで慶応を擁護しているんじゃないと信じたいね。
    関大・関学のように、ローとして動いているところもあるんだから。
    全国のローがこの2校のように立ち上がったら、真実解明も早くなると思うんだけど。
    -- 希望的過ぎるか (2007-07-15 23:52:59)

  • (合格の取消し等)
    第10条
    司法試験委員会は,
    (1)不正の手段によつて司法試験若しくは予備試験を受けた者
    (2)不正の手段によつて司法試験若しくは予備試験を受けようとした者
    (3)この法律若しくはこの法律に基づく法務省令に違反した者
    に対しては,その試験を受けることを禁止し,合格の決定を取り消し,又は情状により5年以内の期間を定めて
    司法試験若しくは予備試験を受けることができないものとすることができる。
    この法律は何のためにあるか
    -- 斉藤 (2007-07-16 04:01:30)

  • 今回の問題は、収れんすれば、
    「試験の公正をたもつのか、慶応大学受験生を保護するのか。」その1点に尽きる。
    試験の公正を保つのであれば、慶応大学受験生は全員失格とすべきであるし、
    慶応大学受験生を保護したいのであれば、おとがめなしになるであろう。
    確かに慶応大学受験生の考慮すべき事情はある。しかし、考えて欲しい。
    例えばスポーツで、ドーピングした人間が、
    いかに考慮すべき事情があろうと、彼の達成した記録が記録として認められるであろうか。
    たとえコーチが勝手にやったことであり、本人がしらなかったとしても、
    ドーピングした人間の記録が公式記録が認められることはありえない。
    「公正」とは、そういうことである。
    ましてやスポーツではなく、社会の根幹をなす司法制度である。
    たとえ本人が知らなくても、公正を維持するためには、泣いて馬謖は切らなければならない。
    切らずに放置することは、公正そのものの放棄にならない。
    そしてそれは司法の自殺を意味する。
    法務省は、自殺したいのであろうか。社保庁のように。
    法務省に、自浄作用はもはやないのか。社保庁のように。
    -- 名無し (2007-07-16 04:09:36)

  • 司法試験制度の公正さは陸上競技に劣るのでしょうか?
    法を守り社会正義を実現すべき法曹を選抜する試験の公正さの重大性について、
    認識が甘すぎる人間が多いと思います。
    「慶應生が植村教授の漏洩によって有利になったことを立証するのは難しいから~」という論調を耳にしますが、
    何故そのような優位性の証明が必要であることが当然の前提になっているのかが疑問です。
    カンニングペーパーを持ち込んでも中身が本試験とは違うものであれば無罪放免となりかねません。
    不正をしてもそれによる優位性が証明できなければ失格にならないという規範はおかしいと思います。
    -- 名無しさん (2007-07-16 06:21:25)

  • 上記のご意見は、まったくおっしゃる通りだと思います。
    法的には、司法試験の合格者の決定は、考査委員の広範な裁量に任されているので(司法試験法8条)、
    極端な話、「疑わしきは不合格」でもいいはずなのです。
    重大な「漏洩」があったにもかかわらず、何の調整措置もとらないのであれば、
    むしろ司法試験法3条4項に反することになると思います。
    司法試験法3条4項
    「司法試験においては、その受験者が裁判官、検察官又は弁護士となろうとする者に必要な
    学識及びその応用能力を備えているかどうかを適確に評価するため、
    知識を有するかどうかの判定に偏することなく、
    法律に関する理論的かつ実践的な理解力、思考力、判断力等の判定に意を用いなければならない。」
    -- 名無しさん (2007-07-16 09:05:00)

  • 仮に、今後何らの調整もなされずに事態が終結してしまうようであれば、
    正々堂々と挑戦したのに不合格となった者たちは、
    全国各地で国賠訴訟や慶應大学・植村先生個人に対する損害賠償訴訟を提起するに至るであろう。
    -- もはや訴訟しかない (2007-07-16 09:37:23)

  • 膨大な判例の中から、事前の情報によって特定の分野を重点的に再確認できるというのは、
    非常に合否に関係し、著しく公平性を欠いていると思う。
    事態を重く受け止め、何らかの処置を講じるべきであるのは明らかである。
    ブログにおいて京都大学からの情報漏れも示唆されている。
    「知っていて」「出題」されたのだから信憑性云々というより正真正銘情報漏れであろう。
    -- 岡元 尚 (2007-06-16 21:33:41)

  • 関西の方の情報が流れにくいが、去年京大の漏洩疑惑のほかに、神戸ローでの疑惑もあった。
    以外にあまり問題にされていないが、神戸の行政法の考査委員は去年わざわざ補講を6時間して、
    実質的当事者訴訟の講義をしたらしい。
    また、今年も答案練習会をしていた(慶應と同じではないか。)
    答練を控えるようにとの法務省側の要請を無視している。
    そんなにまでして、自分の教え子だけを有利にして合格させたいのか。
    -- 名無しさん (2007-06-23 23:27:42)

  • 問題漏洩、問題漏洩、って言うけど、漏洩は東大を中心に、旧司法試験時代からの伝統だよ。
    この際、疑惑大学は全部調べないと。
    -- ahorashi (2007-06-25 08:12:52)

  • 司法試験委員会、法務省、文科省は、
    事態を重大に受け止めて慎重な対応を検討しているのか、事務処理能力が劣っているのか、
    それともやる気がないのか、わからない。
    -- 名無しさん (2007-07-16 18:33:51)

  • 「 不公正だろうがなんだろうが、受かっちまったもん勝ち。それは事実。 」
    慶應生の大半はこの程度の考えしか持っていません。
    法務省、司法試験委員会、文科省、法科大学院協会もこのような低俗な考えを追認するのでしょうか?
    -- 名無しさん (2007-07-16 23:49:05)

  • 本件における慶応大学ロースクール生の行為態様は、非常に悪質であると思料する。
    カンニングペーパーの持込は、その内容に関わらず、合格取消と3年間の受験資格停止である。
    カンニングペーパーの内容が、本試験の出題内容と近ければ失格・遠ければ無罪などとはならない。
    本件の漏洩事件は、本人が何も知らないうちに、
    第三者がカンニングペーパーを、慶応生の持ち物の中に紛れ込ませていた事例と対比できる。
    本人が意図的にカンニングペーパーを持ち込んだものではない。
    しかし、慶応生はカンニングペーパー(漏洩知識)に気付いた後も、
    そのことを試験本部・司法試験委員会に届け出て、身の潔白を訴えることなく、
    むしろカンニングペーパー(漏洩知識)を利用して答案を作成した。
    その後も、長らくに渡り、答練の存在自体を否定する・法務省が本件の行為を一切適法と認めた、など、
    虚偽の言説を弄して、反省のなさを露わにし、事件の隠滅や正当化を図った。
    この行為態様の悪質さは、自らカンニングペーパーを持ち込んだ場合に勝るとも劣らない。

    よって、私は以下のように提案する。
    ① 植村答練を植村教授に教唆した慶応生は、受験資格停止5年とする。
    植村教授が、当初は、今年から考査委員なので答案練習会をすることはできないが、
    学生の要望があれば別途考慮すると、学生に語っていた事実が存在する。
    ② 植村答連に参加し、そのあと何らの通報行動も取らず黙秘し、
    植村情報で得た利得を保持しようとした慶応生は、受験資格停止3年とする。
    ③ 植村答連に参加したが、そのあと本件をしかるべき関係機関に通報し、
    本件や周辺疑惑の真実解明に協力した慶応生は、受験資格停止1年以下とする。
    この場合は、情状により、受験資格を停止しないことができる。  
    ④ 答練に参加しなかったが、レジュメをメールで受け取っていた者についても、
    漏洩情報を受領したことに変わりはないので、①~③の基準に照らして処分する。

    答練参加者は、試験の公正を害する秘密情報を得て本試験を解答したため、
    他の受験生と同列に今年度の合格者とすることは、適当でないと思料する。
    -- 名も無き受験生 (2007-07-17 02:00:59)

  • 上の方でも誰かが言っていましたが、
    国家の司法を担う人間を選抜する資格試験の公正さが、
    陸上競技に劣ることはあってはならないと思います。
    このまま何の措置もとられずに済ますつもりならば、
    それは「司法の公正さなんて陸上競技以下で十分」という規範を、
    法務省や司法試験委員会が世に示したを意味することに他なりません。
    -- 名無しさん (2007-07-17 02:52:02)

  • 今週が山かな。行動したほうがいいな。夏休みに突入してしまう。
    -- 名無しさん (2007-07-17 09:38:20)

  • 陸上競技どころか漢字検定以下の公正さになりそうで怖い。
    司法への信頼、公正さという重要性をあまりに軽んじている学者や役人が多すぎる。
    -- 名無しさん (2007-07-17 18:30:35)

  • 慶漏300人+周辺人物500人の合計800人が、行政法、ほぼ満点の事実。
    ありえない。
    許せない。
    俺は、合格してる自信はあるが、順位がた落ちが辛過ぎ。
    任官希望なのに・・・
    -- 任官希望 (2007-07-17 19:15:45)

  • 「 だいたい漏洩で何が悪いんだよ。役人や政治家だって不正で懐を暖めてるのを知らないのか?
    俺たちだって将来エリートになるんだからこれくらいは許されるんだよ。 」
    「 民主党のヘボ議員が動いてるからってそれがどうしたんだよ。
    小沢さんがもみ消してくれるに決まったるだろ。 」
    こういう言い訳をして漏洩を正当化する人間に法曹資格を与えたら冗談抜きに国が滅ぶと思います。
    -- 名無しさん (2007-07-17 19:24:20)

  • 「 情報を得られないお前らが悪い。法務省も試験委員も上位ローも全部分かってて味方だからw
    法曹になりさえすれば単純な国民も納得するんだよ。 」
    慶應なんだから不正をしても許されて当然、
    そういう新興宗教的な傲慢が蔓延しているローの修了生に法曹の資格があるか甚だ疑問です。
    -- 名無しさん (2007-07-17 19:35:12)

  • 上記された記事の内容は、根拠のない風説ではありません。
    リークスレの過去スレを見ていただければ、
    このような論調で慶応を擁護する傲慢な投稿が繰り返し寄せられ、
    スレ住人の怒りを掻き立てている事をご理解いただけると思います。
    -- 事実です (2007-07-18 02:36:13)

  • 関西大と関西学院大の研究科長が是正要求を司法試験委員会に対して提出したそうです。
    他のロースクールは何故なにもしないのでしょうか?
    やましいところがなければ制度の公正の観点から当然にこのような要請はすると思うのですが。
    だんまりを決め込んでいるロースクールに法曹を育成する資格があるとは到底思えません。
    -- 名無しさん (2007-07-18 01:30:22)

  • 法科大学院協会は慶応ローを除名すべきだ。
    すべての法科大学院に対して裏切り行為を行ったのだから、処分しないと示しが付かない。
    -- 名無しさん (2007-07-18 03:46:02)

  • 慎重な姿勢をとっているポーズをとっているだけで、
    事件が風化するのを待っているのが見え見えな学者達には何も期待できない。
    国会再開後の民主党の追求に期待しています。
    -- 名無しさん (2007-07-18 06:12:32)

  • 正々堂々と受験した皆さん、今回の破廉恥な事件により、多大な精神的苦痛を被ったことと思います。
    植村教授と慶応義塾に対する慰謝料請求訴訟と国家賠償請求訴訟を集団で提起しましょう!
    問題提起型訴訟ではありますが、いやしくも法曹となろうとする者は、
    自分達の正当な主張を裁判を通して世に知らしめるべき義務があります。
    -- クラスアクション (2007-07-18 09:34:09)

  • 関西大と関西学院大の研究科長が是正要求を司法試験委員会に対して提出したそうですが
    まあ法科大学院全体として、法曹養成機関全体としては自浄作用があるから
    利権奪わないでね、ってアクションでしょう。
    -- 名無しさん (2007-07-18 10:27:57)

  • 有利性の証明がない限り、是正措置は採らないっていうけれど、
    有利ではなかったことの証明をしてください。悪魔の証明。
    -- 名無しさん (2007-07-18 21:25:31)

  • 試験中に不正行為に関与した場合は有利性の証明如何に関わらず失格となるはずです。
    例えば、試験中にカンニングペーパーを使用すれば、たとえ得点に影響がなくても失格となるはずです。
    このような扱いとされるのは、得点への影響の程度によって失格とされない余地を認めてしまうと、
    もはや試験の公正さを保つことができなくなるからでしょう。
    このことは試験前や試験後に不正行為に関与した場合も同様でしょう。
    試験の公正さ確保の観点からすれば、
    試験前であろうと試験中であろうと試験後であろうと扱いを異ならせる合理的理由はないと考えられるからです。
    今回の件では、解任処分がなされるほどの答案練習会及びメール送信行為があったことは事実として確定しています。
    これらの行為は試験の公正さに疑念を生じさせるほどのものであり解任処分理由となるぐらいのものなのですから、
    試験の公正の観点からすれば不正行為と扱っていいと思います。
    そして、この不正行為に関与した学生が少なからずいることも確定した事実です。
    これらの事実及び上記の理屈からすれば、
    彼らは試験前に不正行為に関与した者として有利性の証明如何に関わらず失格とされなければならないはずです。
    にもかかわらず、なぜ今回の場合は有利性の証明が必要とされるという意見が出ているのでしょうか。
    私は、このような有利性の証明云々の話は、結論先取りの後付け的理由付けとしか思えません。
    つまり、答案練習会等に関与した学生を救済することがそもそもの前提にあるとしか考えられません。
    たしかに、彼らは積極的に不正に関与したわけでありませんから同情の余地はあります。
    しかし、試験の公正確保の観点からすればそのような私情を挟むべきではないのではないかと思います。
    また、救済を言うなら、不正行為に関与した学生よりもむしろ正当に受験した学生を救済すべきではないでしょうか。
    法務省・司法試験委員会が「有利性は証明できず試験への影響はないといえるため何らの措置も行なわない」と判断してしまわないことを祈ります。
    -- 名無しさん (2007-07-18 23:13:06)

  • わからない。考査委員が解任された。不正行為があったと認定されたからではないのか。
    司法試験の信頼を疑わせるような行為だが、不正にはならないという。
    不正があったという合理的な疑いを超える程度の確信を得たから、解任という重大な処分に至ったのではないのか。
    不正ではなかったのならば、疑われた考査委員はしかるべき法的手段に訴えて潔白を証明したほうがいいと思う。
    -- 名無しさん (2007-07-19 22:49:04)

  • 植村教授は採点基準漏洩の未遂者であるが、考査委員を将来に渡って解任された。
    これに対し、大宮法科大学院の2名の考査委員は、採点基準漏洩の既遂者である。
    なぜ、彼ら二人は解任されないのか。今年の採点に関与させて試験の公平を害するおそれはないのか。
    法務省の処分は極めて恣意的であり、ただ事態を沈静化させることしか眼中にないように見える。
    -- 名なしさん (2007-07-19 22:52:30)

  • 今年卒の受験生として、一言を申し上げたいと存じます。
    ほとんどの法科大学院生は合格するため、人生をかけて頑張っています。
    問題漏洩はきわめて残念で遺憾に思います。
    5年以内に3回の受験しか認められないので、
    そのうちの1回は問題漏洩の影響で不合格になると、極めて不公平な結果になります。
    つきまして、下記の意見を申し上げたいと思います。
    1、平成19年度の試験について、論文の採点は短答不合格者を含め、全員採点の上、
    不正と思われる人数を上乗せして合格者を増やすべきである。
    2、全員採点ができなければ、受験回数をカウントしないようにしていただきたい。
    3、今後の試験出題者には、法科大学院の教員を含めず、司法修習所などで問題を作成すべきである。
    4、昨年度も、問題漏洩が噂されていました。
    昨年度の試験を含め、すべての考査委員についての問題漏洩の実態調査を願います。
    その上、今後の漏洩についての対策を決め、公開すべきである。
    -- 京都龍一郎 (2007-07-20 11:08:44)

  • 今までの報道などを参考にして当局の見解を間違いを恐れず自分なりに整理してみました。それが以下です。
    今回の件において当局は「試験の公正に疑念を生じさせかねない行為だけでも十分に解任理由になる」としており、
    何かすごい厳格な対応をしてくれたかのような錯覚をしてしまうのですが、
    実は単に「それ自体としては試験の公正を害する行為とは認定できない」と言いたいだけという、
    カラクリがここにあります。
    下記見解を前提とすると、
    調査で他教授に新たな答練が発覚しても植村教授のような複数行為の合わせ技ではない以上解任にならない、
    大宮の件も個人的採点基準の指導だけだから同様の扱いとなる、
    調査で植村教授同等の行為が発覚しても不正行為とはならない、
    漢検の件は一部受験生に問題そのものの漏洩があった事例だから事情が違う、
    陸上のドーピングは疑惑だけでは失格にならず陽性反応がおよそ必要とされるのと同様に、
    慶応生は疑念だけでは不利益取扱いはされず有利性の証明が必要ということになる、
    有利性の証明がなければ試験への影響はないとされ調整措置等は不要となる、
    慶応大学の主観面の立証は困難だから組織的関与は否定される、
    不合格者が損賠請求等を提起しても慶応生の有利性と自己の不合格との因果関係の証明が必要となってしまう、
    下記見解がデファクトスタンダードとなり再発防止策に悪影響が出る、という困難な事態に直面します。
    下記見解を前提とした場合、打開策として次のようなことが考えられます。
    ①司法試験委員会・考査委員が有利性の証明をしてくれることを期待する、
    ②たとえ有利性の証明が困難でもそれとは無関係に温情措置(ノーカウント措置等)を講じてもらう、
    ③マスコミ・政治・裁判などの外圧でもって不正行為の定義そのものを変更させる、
    ④下記見解は今回限りの基準とし次回以降はより厳格かつ明確なルールをあらかじめ定めてもらう、などです。
    :見解:
    ・考査委員による不正行為=試験の公正を害する行為≒問題そのものや
    解答そのもの(短答の解答肢番号自体など)や本試験採点基準そのものを外部へ漏らすこと=漏洩行為
    ・植村教授解任事由=試験の公正に疑念を生じさせかねない行為
    =答案練習会の開催+関連判例メール送信+採点メール送信≠考査委員による不正行為
    ・答練等参加者=試験の公正に疑念を生じさせかねない行為に関与した者≠不正行為に関与した者
    ・不正行為に関与した者=有利性の証明不要
    ・試験の公正に疑念を生じさせかねない行為に関与したに過ぎない者=有利性の証明必要
    ・有利性の証明は高度の専門能力を必要とする=司法試験委員会及び考査委員でないと判断できない
    ・組織的関与=教室やメーリングリストの具体的使用用途を組織が明確に認識かつ認容していたと証明される場合
    ・今回の件=基本的には植村教授個人の倫理観の欠如に主因があり制度自体の瑕疵に主因があるものではない
    -- 名無しさん (2007-07-20 17:26:31)

  • 陸上選手は、薬が効いたかどうかを問わず、陽性反応さえ出れば、失格になりますよ。
    つまり、陸上選手は、薬によって有利になったかどうかの証明などなくても失格になります。
    既に誰かが発言してますが、何でそんなに「有利性の証明」(←大体この妙な言葉自体が一人歩きしすぎです)を前提にしないといけないのか全く理解できません。
    また、最終決定権限を有するはずの考査委員は、これまで何も発言していません。
    理解すべきは、1750点満点の試験で175点にも相当する範囲について、
    「有利に働いたかもしれない行為」がされてしまったということです。
    受験者数が、今年の半分以下だった去年でさえも、
    合否ライン近辺では10点得点が変わるだけで50位以上の順位が変わります。
    有利に働いたことが証明できないからといって、
    何もしないなんてことがあっていいはずないじゃないですか。
    -- 名無しさん (2007-07-20 22:50:18)

  • 新司法試験委員会委員長代理であらせられる高橋宏志先生が、
    この件について何のコメントも出していないのが信じられません。
    学部試験に誤ってライン入りの六法を持ち込んだだけで退学にしたという武勇伝があるにもかかわらず、
    考査委員による不正の恩恵を享受した学生は無罪放免にするおつもりなのでしょうか?
    百歩譲っても植村教授の答案練習会に参加した慶應生については、
    全員失格とするのが筋というものではないのでしょうか?
    この期におよんで何の声明も出していないという一事においても、
    軽蔑するに値する悪しき態度といわざるをえません。
    それに引き換え読売新聞の今回の事件に対する姿勢は百回の尊敬に値します。
    東京本社の編集局の次長が司法試験員をしておられるにもかかわらず、
    真摯にこの問題を継続的に取り上げてくれています。
    法律学者の良心というものがファンタジーに過ぎないことはこの事件が発覚した時点でわかりましたが、
    それが司法試験委員にすら妥当するとは非常に残念です。
    -- 名無しさん (2007-07-21 02:02:58)

  • 名無しさん (2007-07-20 22:50:18)へ
    私は(2007-07-20 17:26:31)の意見を書いた者です。
    私の意見についてのコメントを書いていただいたようなので、意見を述べた私としては説明義務があると思いここで説明させていただきます。
    是正措置については、答弁書第7の政府答弁において「現在、司法試験考査委員において、植村教授の行為が試験の採点に影響を与えたかどうかという点について、検討しているところである。」との記載があります(同様の主旨のことを衆議院法務委員会において官房長が述べています)。
    この記載は、植村教授の行為の、試験の採点への影響の程度によって是正措置が左右される可能性を政府が認めているように読めます。
    ここから有利性の証明(=植村教授の行為の恩恵を受けた者の試験の採点への有利性の程度)という話が導出されたのではないかと私は思うわけです。
    なお、政府見解と決定権限のある考査委員との見解が異なる可能性は否定できませんがここでは割愛します。
    陸上選手のドーピングについては、失格となるには疑惑の程度では足りず陽性反応が出ること(または尿検査を拒むこと)が必要とされます。
    そして、陽性反応が出た場合は薬の競技への影響の程度に関わらず不正行為として失格となります。
    逆に、疑惑にとどまる程度では彼らが失格となることはなく、他の選手と同じ立場で正当に競技を行うことができることになります。
    この場合公式記録に修正措置がなされることはありません(なお、私はテレビで知る程度の知識しかないので間違いがあるかもしれません)。
    ところで、今回の件で、法務省は、植村教授の行為については試験の公正に疑念を生じさせかねない行為としか認定していません(不正行為に当たるとの表現を意図的に避けていると私は思います)。
    そうしますと、それに関与した学生も疑念にとどまるということになります。
    これを陸上選手の場合と同様に考えますと、彼らは疑念にとどまる以上他の受験生と同じ立場で正当に試験を受験することができるということになります。
    そして、他の受験生と同じ立場で扱われる以上是正措置も不要ということになります。
    他方、陽性反応が出るのと同等の要素が慶応生にあるといえる場合であれば何らかの是正措置を採ることが必然となります。
    これを上記政府見解と照らし合わせてみますと、この陽性反応相当の要素を有利性の証明(=試験の採点への影響の程度)としているのではないかと私は考えるわけです。
    ただ、有利性の証明の程度については確信に至る程度の証明が必要とされるのかについてはわかりません(守秘義務対象なので明らかにされないでしょう)。
    したがって、おっしゃるように、有利に働いたかもしれない程度の証明でもよいとされる可能性は十分ありえます。
    この判断は司法試験委員会・考査委員の専門判断に委ねられていることになります。
    なお、私個人の意見としては、確信に至る程度の証明を要求することはいわば悪魔の証明になる恐れが高いので、相当緩和された基準で有利性の有無(=試験の採点への影響の程度)が検討されるのではないかと考えます。
    以上のコメントは政府見解を私なりに解釈してそれを前提として書いていますので、そもそも有利性の証明自体不要ではないかとの議論についてはここでは割愛させていただきます。
    -- 名無しさん (2007-07-21 02:35:24)


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最終更新:2007年08月11日 16:00
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