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地下なのにクレイジー!僕、不満足! ◆0uDu0SETOk



『──おはよう、参加者の諸君。 始めの六時間をよく生き残ったな…』
定時放送が流れ始めた時、ゆっことバリカンは一本満足バーを片手に民家を調べていた
残りは二十八本満足バーである

…緊張感がないって?でも小腹が空いたのから仕方がないじゃない!




死んだ者の名前が読み上げらる中、バリカンは思わず驚きの声を上げた
「エ゛ェー!?あのジュラルの魔王が死んだでゲスか!?」
変な叫びを上げるバリカンにゆっこが落ち着いた調子で声をかける
「でもまあ、黒幕が倒れたってことは、誰か正義の味方みたいな人が倒してくれたってことかもよ!それに研君も無事でよかったよ」
「何いってるんだい!研坊がやられるわけないじゃないか!」
「わわっ、ゴメンゴメンそうだよね!」
素直に謝りつつ、名前を読み上げられた者を確認するため、ガイドブックを開いた

そういえば松岡勝治と言う人物が二回呼ばれてたな
気になったので真っ先にガイドブックで確認してみる

…死ぬ死ぬ詐欺!?見た目小学生なのに、なんかとんでもないスキルを持ってた…
もしかして、このスキルで主催者たちを欺いたのかもしれないな…

仮に欺いたとしたら、二度も呼ばれるのはおかしなことであるが、
ゆっこはあまり深く考えずにそう納得をして、他の人物も確認してみる

…なんか結構強そうな人までやられてるんですけど…
なんてこった、こんな状況で一般人の私なんかが生き残れるのかなぁ…
生き残っているであろう人物は、どれも屈強な男や超能力者揃いだ
絶望を感じて、ため息をつきながらガイドブックから目をそらす
その時彼女の良好な視力が、その部屋の違和感を捉えた

「あれ、ちょっとあそこの壁だけおかしくない?なんかちょっと材質が違うように見えるんだけど」
そう言ってゆっこは指差した先を調べてみた
ノックしたり、押したり引いたりと、約二分ほど悪戦苦闘しているうちに、うっすらと隙間があることに気がついた
そこで横にスライドしてみたところ、あっさりと開いた
「イエスッほい来たーBI☆N☆GO!」
ガッツポーズして全身で喜びを表現する
「ビンゴのわりにはやたら時間かかってたぞ」
「細かいことは気にしナッシング!きっとこの会場に隠された財宝とか眠ってるかもよ!」
この状況で財宝があったとして、どれほどの意味があるだろうか
二人(ry)はそんな細かいことは気にせず、ただ興奮しながら中へと駆け込んでいった

扉の中には地下へ続く階段があり、その横に赤文字で警告の言葉が張り紙されていた


【この先 危険地帯】


嫌な予感しかしない
この一文で先ほどまでの張り切りが、一気に削がれてしまった
「…あ、あはは、張り紙もこう言ってるわけだし、戻ろうk「よし行こう。あーオイラドキドキしてきたよーあー」
「いやいやいや!だって罠とかあったらまずくない!?」
「罠なんか怖がってたら何もできませんよぅ?早く入ろうぜ!」
何故か依然としてやたらやる気なバリカンに後押しされ、仕方なく奥へ進む

奥には蛍光灯で照らされた廊下が広がっていた
両壁には番号の振られた扉がいくつも並んでいた
とりわけ目についたのは廊下の突き当たりにある、軍服を着た体格のいい高齢の男の肖像画だ
肖像画の下には『将軍』の文字が刻まれている

異様な雰囲気に不安が沸いてきたが、なんとか気持ちを奮い起こす
「参る!」と声に出して、とりあえず近くの扉を開けてみる
そこはひんやりとした重苦しい空気が漂う、小さな部屋であった
部屋の隅には、何かの焦げあとの付いた、硬そうなベッドが置かれている
何より、地下であるのに何故か取り付けられた窓に嵌め込まれている鉄格子が、牢獄のような閉鎖的な雰囲気をより一層引き出している

「…これ、まるで精神病院みたいでゲスね」
「えっ…」
精神病院という生々しい単語に寒気が走る
もう帰りたくなったが、ここまで来て引き返すのもためらわれる
「…おっ!この部屋絶対何かありそうだね!ほら、この戸棚なんか開けちゃったりして…」

無理やり気分を上げ、戸棚の引き出しを開けると、そこには毒々しい黄色の体に、ところどころ凹みがあり、ギョロリとした目玉、そして前歯をむき出しにした奇妙な生物の玩具があった


何ーーー!?なんなの!?このニフラムで消えそうな変な生物は…!

多少警戒しつつも、上から押してみる
なんとも気の抜けた声が部屋に響いた


「じゃじゃーん!スポンジボブだよ!」


「キェェェェェェェアァァァァァァシャベッタァァァァァ!!!」
「はわわーっ!?バ、バリカン!いきなり大声出さないでよっ」
緊迫した空気の中で、不釣り合いなほど大声で叫ばれて、ゆっこは思わず飛び上がってしまった
当のバリカンはと言うと…
「あっあれれ?なんで今オイラ叫んだんだぁ?」
「へっ?ドユコト?」
もう一度ボブを押してみる
「これサイコー!」
「マタシャベッタアアアアァァァァァ!」
どうやらこのボブを押すと、周囲の人が発狂レベルのリアクションをするという妙な力を持ってるようだ
三十本満足よりは価値がありそうだが
…でもこれを…これをどうやって使えばいいわけよ…?



ゆっこは多少落胆しつつも続いて他の引き出しを開けてみた
そこには一枚のレコードが入っていた
パッケージには、ジョニーという歌手らしき人物が描かれていた
「あーっ!それジュラル星人が作った殺人レコードじゃないですか!」
「えーーーーっ!?なんでそんなのがここに!?」
「おかしいなぁ…研坊に言われて、アタシが叩き割ったはずなのになあ」
「うーん、割れただけならば、回収して修理してから、ここに保存しているかもよ?」
「いえそんなわけありませんよ、だってあのレコードは、焼失してますもん」
…今叩き割ったって言わなかった!?叩き割ってついでに燃やしたの!?というかレコードって燃える物なの!?と様々な疑問が湧いてきたが、話がややこしくなりそうなので尋ねないでおいた
「とりあえずいい曲ですし、もったいないから持っていこう」
「いい曲なの!?殺人レコードなのに!?」
尋ねなてないけど、勝手に話がややこしくなった…
しかしどちらにせよ蓄音機がない今、こんな話題は不毛だろう
ここで話を切り上げて、引き続き部屋の中を探索することにした

他の戸棚にはクレヨンで黒く塗りつぶされた絵とか、やたらマッチョなアルパカが走る写真など、SAN値がゴリゴリと削られるガラクタばかり見つかった

うう…やっぱりここには財宝…というか役立ちそうな道具とか無いのかなぁ…そろそろこの部屋からララバイしますか…と思い始めたその時だった
バリカンがゴミ箱を覗き込んで、突如声を上げた
「ゆっこ!財宝見つけたよ!」

お…おお…!ついに見つけたのね!
神様は私を見捨ててなかったわ!
心なしか、わくわくしながら覗き込こんだ






ゆっこは でかいきんのたまを てにいれた!





ワーイワーイついに財宝を手にいれたぞ!











って、使えるかあああぁぁぁーーー!!


感情に任せてでかいきんのたまにチョップを叩き込む
「ピエロだよ!飛んだピエロだよ!」
使える道具が手に入るなどと、その気になってた私の姿はお笑いだったZE
「ねね、もう戻ろうよ、あたしゃこんなとこ怖くて仕方ないでゲス」
「お 前 が 言 う な !」
もはや泣きながらツッコミを入れる
最初にノリノリで入っていったのは誰だよ!

ちきしょーちきしょー…
バッちきしょーーー!!
orzの体勢から立ち上がり、もはややけくそだ!と他の部屋に向かう
「もうなにがなんでも使える物を見つけてやる!」

バンッ!と向かい側の扉を開けた先には…






金髪の少年が天井から縄でぶら下がっていた








「ほんぎゃあああああぁぁぁぁーーー!!!!」


心臓が口から飛び出すほどびっくりして、思わず尻餅をつく
「どっ、どっ、どっどしたの?どしたの?」
のんきに尋ねるバリカンに、目を白黒させながら指先を向けて答える
「あ、あれ…あれ…」
「ん?ワアアァァァーー!?」
驚きのあまり、バリカンは頭と手足を収納して転がりだした

バリカンが壁にぶつかった瞬間、天井からぶら下がっていた縄が千切れ、ドサリと少年の亡骸が落ちた

「…バ、バリカン!ここはちょっと私たちの手に負えない!とりあえず逃げよう!」
今回の探索はもうこれでいいや!うん!
SAN値が下がりに下がった今、この不気味な場からさっさと立ち去るのが一番だ

丸まってるバリカンをひっつかみ、出口に向かって足早にで進んでいる時、さきほどの亡骸の姿がずっと目に焼きついて離れなかった
…こういう時って、やっぱり弔ってあげるべきだったかな…
…でもあの場にこれ以上いたくなかったし…


…こんな時、みおちゃんや麻衣ちゃんならどうするんだろう?
私よりもやけにパワフルな二人なら、もっと冷静に対処出来るのかな

あはは…私一人じゃ、そろそろキツイかな…なんてね…



地上に出て来た時、地下の息苦しい雰囲気から解放されて、深く深呼吸した

「う~ん…さて、これからどうしようか…」
「おいおい、研を捜すんだろー、忘れないでくれよっ」
「…あ、そうだった!そうだね!」


そうだ、私が今やるべきことは研君を探すこと!
確かに一人でいるのはすごく心細い…
でもこんなところで沈んでたってしょうがないじゃない!
バリカンたちと協力して、私はいつもの日常へ戻ってやるんだ!


不安を気合いで押し殺し、ゆっこはまだ見ぬバリカンの友人の研を探しに歩き始め…


突如轟音が鳴り響き、ゆっことバリカンは街で暴れる巨大な竜の姿を見た
そして直後に竜の足元から放たれた光によって街の一部とともにふっ飛ばされていた


と、と、と、とにかく急いで離れないと…!!
神のいたずらか…悪魔の罠か…
ゆっことバリカンは研達がいる方向とは正反対の、東の方へ走って逃げて行ったのだった



【B-05 サティスファクションタウンの外れの民家/一日目・午前】

【相生祐子@日常】
[状態]:健康、死への恐怖とそれに伴う悲しみ
[装備]:バリカン
[道具]:基本支給品、一本満足バー×28inファミマの袋@アサヒフードアンドヘルスケア、
バトルロワイアルガイドブック@ニコロワγ
スポンジボブ@ハッキョーセット、でかいきんのたま@ポケットモンスターBW
キチガイレコード@チャージマン研!
[思考・状況]
基本:殺し合いには乗らない
0:まずは逃げろっ!
1:研君を探しに行きますか
2:危険地帯…恐るべし…!
3:もっといい道具が欲しかった
4:研君の そこにシビれる 憧れる
5:なのちゃんに続く新しいロボットの知り合いができて嬉しい
6:………死にたくないよ
※ジュラル星人と研の関係、泉家の家族構成を簡単に知りました。
※精神がわずかに不安定になっている可能性があります。
※民家の地下でニコニコ危険地帯を発見しました

【バリカン@チャージマン研!】※意思持ち支給品
[状態]良好、首輪なし、愛称で呼ぶ程度にはゆっこを信頼
[思考]
基本:ゆっこと一緒に研を探す。見つけたら保護してもらう。
1:ゆっこと行動。
2:終わったらゆっこがジュラル星人の存在を知らない事について話し合う
※機能に何らかの制限が課せられているかもしれません。
※ゆっこの交友関係を軽く知りました。
※星君を警戒対象に入れてないのは、彼がジュラルであることを知らないからです
※参戦時期は最終回よりも前のどこか。魔王については面識があるか見たことはあります

共通:ガイドブックで見逃している箇所があるかもしれません。


【支給品解説】
【スポンジボブ@ハッキョーセット】
ニコロワγにスポンジボブ!
本家ではごく一般的な喋るだけの玩具だが、本ロワにおいては周囲の人物に強制的にCMの子供たちのような発狂的リアクションをさせる効果を持つ
ストローとか色々な種類があるが、ここではこれ一体で全セリフに対応しているぞ
ちなみに発狂させるのはボブが喋った直後だけであり、本格的に相手を狂わせることは出来ない
参考動画
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm13365336

【殺人レコード@チャージマン研!】
チャージマン研!第16話にて、キャロルが買ったジョニーのレコードで、ジュラル星人の作った兵器である
このキチガイレコードの曲を聴いた人は発狂してしまうのだが蓄音機が無ければただの円盤でしかない
床に叩きつけたりすると発火する

【でかいきんのたま@ポケットモンスターBW】
その名の通り、純金で出来た珠
でかいとはいえ、サイズは片手で扱える程度
純金なので重さは相当な物である
しばしばネタとして、相手に投げつけるのに使われる


※ニコニコ危険地帯@大百科について
サティスファクションタウン外れの民家の地下に広がっています。
内装はバリカン曰く精神病院に近く、「ニコニコ危険地帯」「作者は病気シリーズ」「SAN値直送」タグと所縁のある物などが存在しています
ゆっこたちはあまり深く探索していないため、奥でどこかにつながっているかもしれません


sm77:ロストメモリーズ~失われた想い 時系列順 sm92:バトロワで出会ったAUOがひどい件 ~GO!GO!館を占拠☆~
sm87:対主催SPIRITS 投下順 sm89:Want to be controlled……DoRaeMooooooooooooN!!!!
sm57:探索したほうが良いかもしれない! 相生祐子 sm111:ひとりぼっちは、寂しいもんな




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