危険な参加者達【独裁者×暗殺者×狩人】 ◆0uDu0SETOk
澄み切った青空、風になびく木々、朝8時を指す時計塔…
あいさつ広場は殺し合いの会場とは思えないほど平和な光景が広がっていた
あまりの清々しさに自然と挨拶の言葉が出てしまう、そんな和やかな風景…
あいさつ広場は殺し合いの会場とは思えないほど平和な光景が広がっていた
あまりの清々しさに自然と挨拶の言葉が出てしまう、そんな和やかな風景…
そのすぐ近くの林では、暗殺者と独裁者による戦いが始まろうとしていたのだった
キー・オブ・ザ・グッド・テイストはジャンプ台の要領で木の根っこを用いて高く飛び跳ね、アサシンの胴体に向けての突進する
そのあまりにも機動力の高いラジコンを得意のダンスで華麗にかわし、閣下のいる方へとナイフを放つ
すぐさま閣下は木々の影に身を隠し、カッ!カッ!っと音を立て、木に深々とナイフが突き刺さる
地面に着地したキー・オブ・ザ・グッド・テイストはすぐさまUターンをかけ、閣下への接近を試みるアサシンに再度突撃する
そのあまりにも機動力の高いラジコンを得意のダンスで華麗にかわし、閣下のいる方へとナイフを放つ
すぐさま閣下は木々の影に身を隠し、カッ!カッ!っと音を立て、木に深々とナイフが突き刺さる
地面に着地したキー・オブ・ザ・グッド・テイストはすぐさまUターンをかけ、閣下への接近を試みるアサシンに再度突撃する
「ええい、人間め!大人しく我がナイフの餌食となるのだ!」
「嫌だあぁぁ!そんなの従えねーよバーカ!!!」
「嫌だあぁぁ!そんなの従えねーよバーカ!!!」
カブトボーグが執拗なまでに食らいつき、閣下になかなか接近できない
また、ここでカブトボーグの相手をしていると逃げられてしまう…先程からこの一進一退が続いていた
(こしゃくな…接近さえできればこんな人間ごとき、ひと捻りだというのに…
ここは多少カブトボーグに当たってでも、強引に接近せねばなるまい…!
一度接近さえできれば深手を負わせ、そこから早急に勝負を決めることが可能だ)
そう判断したアサシンはナイフを持ち直し、閣下へと一気に距離を詰めた
また、ここでカブトボーグの相手をしていると逃げられてしまう…先程からこの一進一退が続いていた
(こしゃくな…接近さえできればこんな人間ごとき、ひと捻りだというのに…
ここは多少カブトボーグに当たってでも、強引に接近せねばなるまい…!
一度接近さえできれば深手を負わせ、そこから早急に勝負を決めることが可能だ)
そう判断したアサシンはナイフを持ち直し、閣下へと一気に距離を詰めた
それを妨げようとと、キー・オブ・ザ・グッド・テイストが正面から迫る
アサシンは最小限の動作で身をそらし、頬をかすめる程度に抑えた
そのまま速度を落とさぬまま、閣下の目の前へと迫った
アサシンは最小限の動作で身をそらし、頬をかすめる程度に抑えた
そのまま速度を落とさぬまま、閣下の目の前へと迫った
「貰ったああぁぁ!!」
切りかかろうとするアサシンへ、閣下は捨て身で突進する
予期せぬ攻撃に押し倒されたアサシンは、閣下を振り払い、体勢を整える
そしてすぐさまナイフを構え、無防備状態の閣下へと振り下ろす
その瞬間、キー・オブ・ザ・グッド・テイストの突進がナイフを弾き飛ばした
予期せぬ攻撃に押し倒されたアサシンは、閣下を振り払い、体勢を整える
そしてすぐさまナイフを構え、無防備状態の閣下へと振り下ろす
その瞬間、キー・オブ・ザ・グッド・テイストの突進がナイフを弾き飛ばした
「くっ…人間風情が食らいつきおって…!」
「強行突破してくるやつなんて大っ嫌いだ!!!危ないところだった!」
「強行突破してくるやつなんて大っ嫌いだ!!!危ないところだった!」
「あげなきゃ良かった…」という後悔が含まれたセリフを、閣下は罵声で返す
指揮することで本領が発揮される閣下にとって、意志の力で操作できるカブトボーグは非常に相性のいい武器であるといえる
ただ、軍人とはいえ体力的にアサシンには大きく下回っており、持久戦では圧倒的に不利であった
これまでドイツにおいて、幾度も暗殺計画をやり過ごした閣下といえども、今度ばかりは絶体絶命であった
指揮することで本領が発揮される閣下にとって、意志の力で操作できるカブトボーグは非常に相性のいい武器であるといえる
ただ、軍人とはいえ体力的にアサシンには大きく下回っており、持久戦では圧倒的に不利であった
これまでドイツにおいて、幾度も暗殺計画をやり過ごした閣下といえども、今度ばかりは絶体絶命であった
しかし、アサシンの方は持久戦に持ち込むつもりは毛頭なかった
たかが人間と侮っていた相手にこれほど手こずることになるとは思わなかった
これ以上時間をかけるなどサーヴァントとしての自尊心が許さなかった
たかが人間と侮っていた相手にこれほど手こずることになるとは思わなかった
これ以上時間をかけるなどサーヴァントとしての自尊心が許さなかった
「このハサンめを本気にさせたことを後悔するがいい!!」
ここでついにアサシンが本気を出す
地を蹴り、閣下へと一気に距離を詰める
閣下もカブトボーグの切り札、『ボーグ魔法』を発動させ、ここで一気に勝負を決めにかかる
地を蹴り、閣下へと一気に距離を詰める
閣下もカブトボーグの切り札、『ボーグ魔法』を発動させ、ここで一気に勝負を決めにかかる
「行っけえええぇぇぇ!OVER・A・OBACHAN!!」
閣下の技名を叫ぶとともに、突如謎おばちゃんが出現し、その手に持つ布団たたきでアサシンへ攻撃する
「こんなちゃちな幻影ごときで、サーヴァントを止められると思うな!」
アサシンは石ころを拾い、謎おばちゃんへ放つ
弾丸のごとく放たれた石ころは、布団たたきを振り回す謎おばちゃんを貫いた
おばちゃんの姿は消え、石ころは勢いを緩めずに閣下の左肩を貫通した
「ウオッ!」
血が流れ出す方を抑え、閣下は地面に膝をつく
閣下はアサシンに蹴り飛ばされ、無様に地を転がった
「畜生め…!」
悔しげにつぶやく閣下を踏みつけ、アサシンはうっすらと笑みを浮かべる
弾丸のごとく放たれた石ころは、布団たたきを振り回す謎おばちゃんを貫いた
おばちゃんの姿は消え、石ころは勢いを緩めずに閣下の左肩を貫通した
「ウオッ!」
血が流れ出す方を抑え、閣下は地面に膝をつく
閣下はアサシンに蹴り飛ばされ、無様に地を転がった
「畜生め…!」
悔しげにつぶやく閣下を踏みつけ、アサシンはうっすらと笑みを浮かべる
「他愛なし…」
アサシンはキメ顔でそう言った
アサシンはキメ顔でそう言った
「さて、すぐに息の根を止めt(ryオブッゥ!?」
――――ボ――――
突如アサシンは衝撃とともに体が浮き上がるのを感じ、あいさつ広場のアスファルトに落下した
閣下の目の前には、禍々しい殺気を放つ、筋骨隆々の男の姿があった
(クッ…なんておぞましい奴だ…それにしてもこの顔…どこかで…)
その男…ゴンさんをどこかで見たことがあった…しかし、思い出す前に
「FIRST…COMES…」
ゴンさんは拳を構え、へたばっている一人の中年を潰そうとゆっくりと歩み寄っていた
閣下はすぐさまキー・オブ・ザ・グッド・テイストを操り、ゴンさんを止めにかかる
「ROCK…」
しかし、その一撃は強化された拳によってあっけなく弾き飛ばされてしまった
(クッ…なんておぞましい奴だ…それにしてもこの顔…どこかで…)
その男…ゴンさんをどこかで見たことがあった…しかし、思い出す前に
「FIRST…COMES…」
ゴンさんは拳を構え、へたばっている一人の中年を潰そうとゆっくりと歩み寄っていた
閣下はすぐさまキー・オブ・ザ・グッド・テイストを操り、ゴンさんを止めにかかる
「ROCK…」
しかし、その一撃は強化された拳によってあっけなく弾き飛ばされてしまった
もはや手詰まりであった。閣下にはゴンさんの処刑を止める術はなかった
無理に体を起こそうとするが、この力量の差では逃げることは叶わないだろう
無理に体を起こそうとするが、この力量の差では逃げることは叶わないだろう
そんな絶望的な状況で、イレギュラーな第三者が介入したことで覆されることとなった
付近の草むらからガサガサッ…という物音とともに、何かが飛び出してきた
毒々しい赤い体、まるで人間の指のような形状…それは約7時間前ほどに東豪寺麗華によって放たれたカエンタケである
付近の草むらからガサガサッ…という物音とともに、何かが飛び出してきた
毒々しい赤い体、まるで人間の指のような形状…それは約7時間前ほどに東豪寺麗華によって放たれたカエンタケである
(なんだあの気色の悪い植物は…)
閣下があっけに取られていると、、カエンタケはゴンさんに標準を合わせ、飛びかかった
その速度は音速に近く、並みの生物ならばたちまち「きのこ狩られ」されてしまうであろう
だが、ゴンさんは並みの生物ではなく、何よりもハンター試験の合格者であり「狩る側」の存在である。キノコ一つに遅れは取らなかった
その表情のない顔目掛けて突っ込んでくるカエンタケを紙一重でかわし、直後に裏拳を叩き込む
カエンタケは汁をまき散らしながら林の奥へと吹っ飛ばされていった
その瞬間、ゴンさんの手に強烈な激痛が走り出した
右手にはカエンタケの汁が付着しており、毒々しく焼け爛れていた
その速度は音速に近く、並みの生物ならばたちまち「きのこ狩られ」されてしまうであろう
だが、ゴンさんは並みの生物ではなく、何よりもハンター試験の合格者であり「狩る側」の存在である。キノコ一つに遅れは取らなかった
その表情のない顔目掛けて突っ込んでくるカエンタケを紙一重でかわし、直後に裏拳を叩き込む
カエンタケは汁をまき散らしながら林の奥へと吹っ飛ばされていった
その瞬間、ゴンさんの手に強烈な激痛が走り出した
右手にはカエンタケの汁が付着しており、毒々しく焼け爛れていた
「な…今何が起こった…?」
あまりの速さに、閣下には何が起きたかさっぱり理解できなかった
しかし、右手を抑えて呻くゴンさんを見て、四つん這いで逃げることにした
あまりの速さに、閣下には何が起きたかさっぱり理解できなかった
しかし、右手を抑えて呻くゴンさんを見て、四つん這いで逃げることにした
ゴンさんは逃げる閣下を一瞥し、小さく舌打ちをする
「あまり手間をかけさせないで欲しいな…」
そういって閣下へと近づこうとする…しかし、またしても邪魔が入った
「カッ」という音とともにゴンさんの腕に痛みが走る、そこには一本のナイフが刺さっていた
「あまり手間をかけさせないで欲しいな…」
そういって閣下へと近づこうとする…しかし、またしても邪魔が入った
「カッ」という音とともにゴンさんの腕に痛みが走る、そこには一本のナイフが刺さっていた
「私の獲物を横取りするのはやめていただこうか」
声のする方を見ると、50mほど離れた位置にアサシンが立っていた
何故このような不意打ちを放ったのか
それは暗殺者としての自尊心の高さゆえであり、もちろん勝機があると確信しているからである
見るからにヤバイ風貌だが、所詮ゴリマッチョ。本気を出せばダンスでかわすことは容易である
そう判断したが故であり、未だに殺害数0で「ヘタレ暗殺者」の異名がつきそうで焦っていたわけではない
タフな相手だろうが、鈍足なのは間違いない!華麗なエルードで翻弄すれば勝てるはずだ!
何故このような不意打ちを放ったのか
それは暗殺者としての自尊心の高さゆえであり、もちろん勝機があると確信しているからである
見るからにヤバイ風貌だが、所詮ゴリマッチョ。本気を出せばダンスでかわすことは容易である
そう判断したが故であり、未だに殺害数0で「ヘタレ暗殺者」の異名がつきそうで焦っていたわけではない
タフな相手だろうが、鈍足なのは間違いない!華麗なエルードで翻弄すれば勝てるはずだ!
だから、まさかこんなに早く動くとは思いませんでした
――ボ
次々と入る邪魔に苛立ったゴンさんはアサシンの目の前まで飛び、左手を使い全力で拳を振り下ろす
予想しなかった速度に反応しきれず、渾身の一撃を受けたアサシンは地面に叩き伏せられ、あいさつ広場のアスファルトが砕かれる
続けざまにかかと落としを放つも、アサシンは寸前にかわし、後方へと飛び退く
予想しなかった速度に反応しきれず、渾身の一撃を受けたアサシンは地面に叩き伏せられ、あいさつ広場のアスファルトが砕かれる
続けざまにかかと落としを放つも、アサシンは寸前にかわし、後方へと飛び退く
ゴンさんを見据えたアサシンの顔は、先ほどの一撃によって粉々にマスクが砕け、真っ黒な造形のみがあった
「左手とは言え今の一撃を耐えるなんて…君も普通の人間じゃないんだ…」
「ククク…私を見くびってもらっては困るな…!ならばここから本気を出させてもらおう」
「ククク…私を見くびってもらっては困るな…!ならばここから本気を出させてもらおう」
ここでついにアサシンが本気を出す(2回目)
その言葉を合図にゴンさんは強烈なハイキックを放つ
もちろん、そんな大振りな攻撃をアサシンはヒョイと頭を下げてかわす
だがこの一撃は布石に過ぎない、ゴンさんは遠心力を利用し、左腕で裏拳を放つ
この体勢からは避けることが出来ないアサシンは右に飛ぶことで裏拳の衝撃を抑える
そしてゴンさんが追撃を放とうとした時だった
「なっ…」
ザグッ、という音がし、全く予期しない方向からナイフが脇腹に突き刺さったのである
今、やつに攻撃する隙はあったか?いや、やつは完全に回避に専念していた
ならば何故こいつのナイフが飛んできたんだ…?
「ククク、どうかしたのか?筋肉だるまよ」
体勢を整えたアサシンは挑発しながら斬りかかる
ゴンさんはアサシンに、そして先ほどナイフが飛んできた右の方に注意を向けながら刃をかわしていく
すると今度はゴンさんの左肩に激痛が走った
その言葉を合図にゴンさんは強烈なハイキックを放つ
もちろん、そんな大振りな攻撃をアサシンはヒョイと頭を下げてかわす
だがこの一撃は布石に過ぎない、ゴンさんは遠心力を利用し、左腕で裏拳を放つ
この体勢からは避けることが出来ないアサシンは右に飛ぶことで裏拳の衝撃を抑える
そしてゴンさんが追撃を放とうとした時だった
「なっ…」
ザグッ、という音がし、全く予期しない方向からナイフが脇腹に突き刺さったのである
今、やつに攻撃する隙はあったか?いや、やつは完全に回避に専念していた
ならば何故こいつのナイフが飛んできたんだ…?
「ククク、どうかしたのか?筋肉だるまよ」
体勢を整えたアサシンは挑発しながら斬りかかる
ゴンさんはアサシンに、そして先ほどナイフが飛んできた右の方に注意を向けながら刃をかわしていく
すると今度はゴンさんの左肩に激痛が走った
「くっ…なんだ…?」
こいつには不自然な動作は見られなかった…つまり、別の刺客がいるのか…!?
しかも2方向から飛んできたことを考えると、確実に複数いるに違いない…一体誰だ…
しかも2方向から飛んできたことを考えると、確実に複数いるに違いない…一体誰だ…
「ふふ…何を不思議そうな顔をしている?」
表情は全く読めないが、言葉の端々からアサシンの愉悦が感じられた
「そう、貴様の相手は私一人ではないということだ」
アサシンが指をパチンと鳴らすと、林から、時計塔の窓から、民家の影から次々にドクロの面をかぶった黒づくめの人物が現れたのだった
そう、これは自身の持つ多重な人格を別個体として分割するアサシンの能力、妄想幻像(ザバーニーヤ)によって生み出されたアサシンの分身である
最初にあいさつ広場に吹っ飛ばされたアサシンは、彼らを生み出して、援護するよう命じておいたのであった
「さて、我ら五人相手にどれだけ足掻くことができるかな?」
4人のアサシンの分身たちはそれぞれ身を隠す、そして彼らの気配は一切感じられなくなった
表情は全く読めないが、言葉の端々からアサシンの愉悦が感じられた
「そう、貴様の相手は私一人ではないということだ」
アサシンが指をパチンと鳴らすと、林から、時計塔の窓から、民家の影から次々にドクロの面をかぶった黒づくめの人物が現れたのだった
そう、これは自身の持つ多重な人格を別個体として分割するアサシンの能力、妄想幻像(ザバーニーヤ)によって生み出されたアサシンの分身である
最初にあいさつ広場に吹っ飛ばされたアサシンは、彼らを生み出して、援護するよう命じておいたのであった
「さて、我ら五人相手にどれだけ足掻くことができるかな?」
4人のアサシンの分身たちはそれぞれ身を隠す、そして彼らの気配は一切感じられなくなった
ゴンさんは目の前に対峙しているアサシンへ拳を振るう
次々に放たれる渾身の一撃を、ダンスのような動きで全てかわしていく
「私一人ばかり狙っていいのですかな?」
次の瞬間、またしても音もなく飛んでくるナイフがゴンさんの太ももへと突き刺さる
次々に放たれる渾身の一撃を、ダンスのような動きで全てかわしていく
「私一人ばかり狙っていいのですかな?」
次の瞬間、またしても音もなく飛んでくるナイフがゴンさんの太ももへと突き刺さる
ゴンさんは舌打ちをし、足元に向けて手を広げる
「FIRST COMES…PAPER」
手から放出された念は地面で炸裂し、大きな砂煙を巻き上げる
アサシンはすぐさま距離を取る。視界が晴れた時には、既にゴンさんの姿は時計塔の付近まで離れていた
「FIRST COMES…PAPER」
手から放出された念は地面で炸裂し、大きな砂煙を巻き上げる
アサシンはすぐさま距離を取る。視界が晴れた時には、既にゴンさんの姿は時計塔の付近まで離れていた
煙幕か…
すぐさまアサシンはゴンさんのあとを追った
ゴンさんは地を蹴り、時計塔の最上階へと飛び乗る
そこに佇んでいたのは黒づくめの女であった
女アサシンは両手にナイフを構え、ゴンさんに飛びかかった
ゴンさんはそのナイフを軽くかわし、女アサシンの首を鷲掴みにする
「グッ…」
苦痛にもがき苦しみ、バタバタと暴れる女アサシン
そして後方の窓から追いついてきたアサシンへと投げつける
二人アサシンは、そのまま時計塔の頂上から落下していった
そこに佇んでいたのは黒づくめの女であった
女アサシンは両手にナイフを構え、ゴンさんに飛びかかった
ゴンさんはそのナイフを軽くかわし、女アサシンの首を鷲掴みにする
「グッ…」
苦痛にもがき苦しみ、バタバタと暴れる女アサシン
そして後方の窓から追いついてきたアサシンへと投げつける
二人アサシンは、そのまま時計塔の頂上から落下していった
アサシンはなんとか受け身を取り、地に体を打ち付けた女アサシンの方を見る
次の瞬間、ゴンさんは時計塔の上から飛び降り、女アサシンの頭部を目掛けて着地をする
グシャッ、という不快な音と共に、女アサシンの生命活動は停止した
「これで残り4人…」
ゴンさんはそう言うと、民家の方へと駆け出す
「ま、待て!」
追いかけようとするアサシンに向けて、ゴンさんは全身から引き抜き、刃を折ったナイフの残骸を投げつける
アサシンがひるんだ隙に、ゴンさんは時計塔を思い切り蹴りつけた
豪快な音を響かせ時計塔が崩れ落ち、アサシンはその瓦礫に埋もれることとなった
アサシンを足止めしている間に、ゴンさんは民家へと向かっていった
次の瞬間、ゴンさんは時計塔の上から飛び降り、女アサシンの頭部を目掛けて着地をする
グシャッ、という不快な音と共に、女アサシンの生命活動は停止した
「これで残り4人…」
ゴンさんはそう言うと、民家の方へと駆け出す
「ま、待て!」
追いかけようとするアサシンに向けて、ゴンさんは全身から引き抜き、刃を折ったナイフの残骸を投げつける
アサシンがひるんだ隙に、ゴンさんは時計塔を思い切り蹴りつけた
豪快な音を響かせ時計塔が崩れ落ち、アサシンはその瓦礫に埋もれることとなった
アサシンを足止めしている間に、ゴンさんは民家へと向かっていった
民家の周辺を見渡すが、気配は一切感じられない
周りを見渡して、目視で視覚の姿を探す
周りを見渡して、目視で視覚の姿を探す
その時、民家のそばに置いてある木箱からゴトッと物音がした
刹那、ゴンさんは木箱に飛び、「ボ」という音と共に粉々に粉砕した
刹那、ゴンさんは木箱に飛び、「ボ」という音と共に粉々に粉砕した
しかしそこに刺客の姿はなく、石ころが一つ転がっていただけだった
「隙有り!」
後方から少年の姿のアサシンがナイフを投げつける
ゴンさんは振り向き様、ナイフの刃をキャッチし、少年へと投げ返す
驚く少年は物陰に隠れてナイフを避ける
そしてその物陰から今度は老人のアサシンが姿を現す
老人は指先をゴンさんに向け、「かかってこい」と挑発の態度を示す。その動きからは余裕が感じられた
「FIRST…COMES…」
ゴンさんは拳に念を込めて老人へ迫る
「ROCK…!」
「フンッ!」
老人は念によって強化された拳を冷静な物腰で、ゴンさんの拳を見切り、両腕でガードする
「隙有り!」
後方から少年の姿のアサシンがナイフを投げつける
ゴンさんは振り向き様、ナイフの刃をキャッチし、少年へと投げ返す
驚く少年は物陰に隠れてナイフを避ける
そしてその物陰から今度は老人のアサシンが姿を現す
老人は指先をゴンさんに向け、「かかってこい」と挑発の態度を示す。その動きからは余裕が感じられた
「FIRST…COMES…」
ゴンさんは拳に念を込めて老人へ迫る
「ROCK…!」
「フンッ!」
老人は念によって強化された拳を冷静な物腰で、ゴンさんの拳を見切り、両腕でガードする
しかし、老人の肉体はその一撃によってあっけなく粉砕されてしまった
「うわっ…コイツそんなに強いのか!?」
少年のアサシンはその様子を見て思わず怖気づいた
コイツを倒せと命じられていたが、ここまで規格外だとは聞いていなかった
背を向けて逃げ出す少年にゴンさんの蹴りが直撃する
少年は民家の壁を粉砕し、動かなくなった
少年のアサシンはその様子を見て思わず怖気づいた
コイツを倒せと命じられていたが、ここまで規格外だとは聞いていなかった
背を向けて逃げ出す少年にゴンさんの蹴りが直撃する
少年は民家の壁を粉砕し、動かなくなった
あとは林の方か…
ゴンさんは林へ向けて駆け出す。すると前方から数本のナイフが飛んできた
速度を落とさず、ナイフをひらりとかわすも、その時ウィンチェスターライフルから放たれた銃弾に自ら被弾してしまう
「なっ…」
銃弾は右腕を貫き、地が滴り落ちる
既にカエンダケによって焼け爛れていた右腕だが、おかげで動かすことが困難になってしまった
ふざけやがって…!ゴンさんは林の中へと飛び込んだ
速度を落とさず、ナイフをひらりとかわすも、その時ウィンチェスターライフルから放たれた銃弾に自ら被弾してしまう
「なっ…」
銃弾は右腕を貫き、地が滴り落ちる
既にカエンダケによって焼け爛れていた右腕だが、おかげで動かすことが困難になってしまった
ふざけやがって…!ゴンさんは林の中へと飛び込んだ
どこだ…どこにいる…!
周囲を見渡すと、その場から離れようとする閣下の姿が見えた
「うおっ!?」
ゴンさんの姿を見て閣下は驚愕した
「くっ、判断力が足らんかった~…!」
おとなしく隠れていれば見つからずに済んだかもしれなかった…
周囲を見渡すと、その場から離れようとする閣下の姿が見えた
「うおっ!?」
ゴンさんの姿を見て閣下は驚愕した
「くっ、判断力が足らんかった~…!」
おとなしく隠れていれば見つからずに済んだかもしれなかった…
ゴンさんが閣下に迫ろうとしたとき、またしてもゴンさんの背中に激痛が走る
「お前はあとだ!」
アサシンどものしつこい攻撃に怒りが有頂天になったゴンさんは、閣下にそう叫んで後方を確認した
相変わらず気配は感じられなかった
「出てこいっ!」
その怒号に対する答えだろうか、今度は右側からナイフが飛んできた
ゴンさんは右側へ走り出し、攻撃してくる相手を探すも、刺客の姿は見えなかった
またしても背中にナイフが突き刺さる
「お前はあとだ!」
アサシンどものしつこい攻撃に怒りが有頂天になったゴンさんは、閣下にそう叫んで後方を確認した
相変わらず気配は感じられなかった
「出てこいっ!」
その怒号に対する答えだろうか、今度は右側からナイフが飛んできた
ゴンさんは右側へ走り出し、攻撃してくる相手を探すも、刺客の姿は見えなかった
またしても背中にナイフが突き刺さる
ゴンさんは明らかに翻弄されていた
気配遮断どころか、姿さえも隠しながら攻撃してくる刺客に、頭に血が昇ったゴンさんは周辺の気をなぎ倒しながらひたすら探すことしか出来なかった
気配遮断どころか、姿さえも隠しながら攻撃してくる刺客に、頭に血が昇ったゴンさんは周辺の気をなぎ倒しながらひたすら探すことしか出来なかった
しかし、その時「グアアァッ!」という叫びが聞こえ、近くの茂みから女アサシンが呻きながら倒れていた
ガサッと音がして、カエンタケが飛び出し、倒れた女アサシンを「キノコ狩られ」する
女の全身が焼け爛れていく様を見ながら、ゴンさんは左手を前方に突き出した
「邪魔だから消えてくれない?」
「や…やめ…」
異変に気づいた女アサシンはゴンさんの方を見るが、次の瞬間『パー』によって放たれた気弾によって消し飛ばされた
ブシュウウゥゥゥ…と音を立て、蒸発していくカエンダケは…突如爆ぜた
拡散されたカエンダケのエキスがゴンさんに降りかかる
ガサッと音がして、カエンタケが飛び出し、倒れた女アサシンを「キノコ狩られ」する
女の全身が焼け爛れていく様を見ながら、ゴンさんは左手を前方に突き出した
「邪魔だから消えてくれない?」
「や…やめ…」
異変に気づいた女アサシンはゴンさんの方を見るが、次の瞬間『パー』によって放たれた気弾によって消し飛ばされた
ブシュウウゥゥゥ…と音を立て、蒸発していくカエンダケは…突如爆ぜた
拡散されたカエンダケのエキスがゴンさんに降りかかる
「くっ…ぐぅ…!」
苦痛のあまり、苦悶の声を漏らす
…どいつもこいつも邪魔しやがって…みんな殺してやる…
苦痛のあまり、苦悶の声を漏らす
…どいつもこいつも邪魔しやがって…みんな殺してやる…
「隙有り!!」
その声と共にすぐそばから銃声が響く
銃弾はゴンさんのデイバックの紐を掠り、ちぎれて地面に落下した
それを気に止めず、ゴンさんはナイフの飛んできた場所へと跳ぶ
銃弾はゴンさんのデイバックの紐を掠り、ちぎれて地面に落下した
それを気に止めず、ゴンさんはナイフの飛んできた場所へと跳ぶ
「ひいいぃぃぃぃぃいいぃぃぃやああぁぁぁぁああ!!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!」
「なっ…に!?」
ゴンさんの目に映ったのはドクロの面を付けていず、しかも必死に命乞いをする少女の姿だった
思わずふり下ろそうとする手が止まってしまった
怒り狂い、冷静さを欠いていたゴンさんは、その悲痛な姿に、彼の深層心理にある「優しさ」が邪魔をしたのであった
ゴンさんの目に映ったのはドクロの面を付けていず、しかも必死に命乞いをする少女の姿だった
思わずふり下ろそうとする手が止まってしまった
怒り狂い、冷静さを欠いていたゴンさんは、その悲痛な姿に、彼の深層心理にある「優しさ」が邪魔をしたのであった
「嫌あああああああああぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!殺さないでええええぇぇえぇぇぇぇ!!!!!!」
少女は涙をボロボロと流しながら悲痛な声で叫ぶ
…何を戸惑っているんだ、こいつもアサシンの分身だ、悲鳴なんかに惑わされるな!甘さを捨てろ!
一瞬ひるまされてしまったが、ゴンさんはもう一度拳を振るおうとする
…何を戸惑っているんだ、こいつもアサシンの分身だ、悲鳴なんかに惑わされるな!甘さを捨てろ!
一瞬ひるまされてしまったが、ゴンさんはもう一度拳を振るおうとする
「―――――隙有り―――――」
その時、ゴンさんの背後からアサシンの低い声が響く
次の瞬間、アサシンのナイフがゴンさんの首を引き裂いた
次の瞬間、アサシンのナイフがゴンさんの首を引き裂いた
本来であればここでゴンさんの首と胴体が分かれるはずであった
しかし、アサシンの余計な一言で感づいたゴンさんは直前に『硬』によって首を硬化し、ナイフは首にめり込む結果に終わってしまった
「なん…だと…」
「死ね」
不意打ちが失敗に終わり、ゴンさんに鷲掴みにされる
そして、ジャジャン拳『チー』によってアサシンの胴体は真っ二つに切断された
「なん…だと…」
「死ね」
不意打ちが失敗に終わり、ゴンさんに鷲掴みにされる
そして、ジャジャン拳『チー』によってアサシンの胴体は真っ二つに切断された
…くそっ…甘さは捨てたはずなのに…こんな少女の罠なんかに引っかかるなんて…
自らに良心が残っていたことに心底怒りがこみ上げる…そして、今度こそ少女を殺そうと顔を上げた時だった
自らに良心が残っていたことに心底怒りがこみ上げる…そして、今度こそ少女を殺そうと顔を上げた時だった
. ______
| .|
| .|
| ■ ■ .|
| . ■ | <シュー
| .■■■ |
| .■ ■ |
| .|
| .|
| ■ ■ .|
| . ■ | <シュー
| .■■■ |
| .■ ■ |
いつのまにか目の前には緑色の生物が迫っていた
「お前ら…誰かを忘れてるようだな…この…」
アンポンタンが
ゴンさんは直感でこの生物の危険性を感じ取った
いくら『堅』で肉体を強化していても、制限を受けている今、この至近距離からの爆風に耐えることはできないだろう
すぐさまその場を離れようと試みた
いくら『堅』で肉体を強化していても、制限を受けている今、この至近距離からの爆風に耐えることはできないだろう
すぐさまその場を離れようと試みた
…しかし、ゴンさんの足にはアサシンの上半身が掴みかかっていたため、飛び退くことが出来なかった
「道連れだ」
ボンッ!と強烈な光とともに爆発音が周囲に響き渡った
なんということでしょう
林に出来たクレーターには、黒焦げとなったアサシンとゴンさんが横たわっている
広場にも、民家にも、もう動くものの姿は見えなかった
その様子を眺めつつ、閣下はふと、ゴンさんの姿を見て記憶の隅から掘り当てた名前があった
林に出来たクレーターには、黒焦げとなったアサシンとゴンさんが横たわっている
広場にも、民家にも、もう動くものの姿は見えなかった
その様子を眺めつつ、閣下はふと、ゴンさんの姿を見て記憶の隅から掘り当てた名前があった
ゴン・フリークス…この少年はそんな名前だったかもしれない
自分が読んだ漫画とは全く違う姿だったが、それが本人であると確信できた
閣下は見ていた。ゴンさんが一瞬だけ無力な少女を殺すのをためらった姿を
その「情」こそが彼の本質であり、それが漫画での彼の姿と重なったのである
自分が読んだ漫画とは全く違う姿だったが、それが本人であると確信できた
閣下は見ていた。ゴンさんが一瞬だけ無力な少女を殺すのをためらった姿を
その「情」こそが彼の本質であり、それが漫画での彼の姿と重なったのである
リピート機能は消し飛び、もう動かないであろうゴン・フリークスを見て、閣下はひたすら虚しさを感じていた
「すまないな…」
彼は無意味だと知りつつも、一言そう呟く
まぁ、仕方がないことだ…そう思って、ため息をついた
まぁ、仕方がないことだ…そう思って、ため息をついた
とりあえず、ここから北にあるドーム球場へ向かうとしよう…
他の主催者打倒を考える参加者に会えるかもしれない
「アイタタタタ、はふん…」
血の流れる肩を抑えながら、よろよろとこの場を後にすることにした
他の主催者打倒を考える参加者に会えるかもしれない
「アイタタタタ、はふん…」
血の流れる肩を抑えながら、よろよろとこの場を後にすることにした
【ゴン=フリークス@HUNTER×HUNTER 死亡】
【アサシン@Fate/Zero 死亡】
【アサシン@Fate/Zero 死亡】
【D-09 森林/一日目・朝】
【総統閣下@総統閣下シリーズ】
[状態]:疲労(大)、左肩負傷
[装備]:出刃包丁@現実、キー・オブ・ザ・グッド・テイスト@人造昆虫カブトボーグV×V
[道具]:基本支給品一式、大量のマンガと本、カイジの地下王国豪遊セット(ポテチ、チーちく、肉じゃが、ビール×4)@逆境無頼カイジ 破戒録編
[思考・状況]
基本行動方針:生きて祖国に帰り可能であるのなら二次元に行く。打倒主催。
0:他の参加者を求め、北のドーム球場へ向かう
1:情報収集。首輪の解析
2:主催者どもは必ず倒すが、具体的な作戦及び行動方針はこれから考える。
3:クリーパーを失うのは惜しかった…
4:メイトリックスと譲治を警戒……?
5:青鬼とレーザー、およびそれを発射した「何か」を警戒。
6:本に出てきたキャラやギルガメッシュが参加者……?
[備考]
※出典はあくまで総統閣下シリーズ、現実や最後の十二日間での真面目な独裁者ではありません
※サブカル知識も豊富ですが、なんらかの制限がかけられている可能性があります
※ギルガメッシュ他、数人の参加者について情報を得ました。
※アカツキ電光戦記の世界を知りました。
※別の世界から呼ばれたのだとギルガメッシュから聞きましたが半信半疑です。
ただし、本や考察を通して考えが変わりつつあるようです。
※総統閣下のノートには今まで見聞きした事のまとめや考察が数ページにわたって書いてあります。
※クリーパーの説明書を読みました。
※総統閣下の持ち出した本やマンガの詳細は次の方にお任せします。ただしDVDやBDは持ち出していません。
※過去に読んだ「HUNTER×HUNTER」を思い出しました
[状態]:疲労(大)、左肩負傷
[装備]:出刃包丁@現実、キー・オブ・ザ・グッド・テイスト@人造昆虫カブトボーグV×V
[道具]:基本支給品一式、大量のマンガと本、カイジの地下王国豪遊セット(ポテチ、チーちく、肉じゃが、ビール×4)@逆境無頼カイジ 破戒録編
[思考・状況]
基本行動方針:生きて祖国に帰り可能であるのなら二次元に行く。打倒主催。
0:他の参加者を求め、北のドーム球場へ向かう
1:情報収集。首輪の解析
2:主催者どもは必ず倒すが、具体的な作戦及び行動方針はこれから考える。
3:クリーパーを失うのは惜しかった…
4:メイトリックスと譲治を警戒……?
5:青鬼とレーザー、およびそれを発射した「何か」を警戒。
6:本に出てきたキャラやギルガメッシュが参加者……?
[備考]
※出典はあくまで総統閣下シリーズ、現実や最後の十二日間での真面目な独裁者ではありません
※サブカル知識も豊富ですが、なんらかの制限がかけられている可能性があります
※ギルガメッシュ他、数人の参加者について情報を得ました。
※アカツキ電光戦記の世界を知りました。
※別の世界から呼ばれたのだとギルガメッシュから聞きましたが半信半疑です。
ただし、本や考察を通して考えが変わりつつあるようです。
※総統閣下のノートには今まで見聞きした事のまとめや考察が数ページにわたって書いてあります。
※クリーパーの説明書を読みました。
※総統閣下の持ち出した本やマンガの詳細は次の方にお任せします。ただしDVDやBDは持ち出していません。
※過去に読んだ「HUNTER×HUNTER」を思い出しました
今度こそ終わりだな…
薄れゆく意識の中、ゴンはそう呟いた
走馬灯が見える…キルア、クラピカ、レオリオ…
そして…ごめんね、カイ―――ザグッ―――
少年の世界はここで途絶えた
「ハァ……ハァ…」
閣下が立ち去るのを見送ったあと、隠れていた少女アサシンは落ちていたナイフをゴンさんの頭に突き刺して、止めを刺した
ゴンさんがリーダーのアサシンを切り裂いていた隙に、距離をとっておいたおかげで爆発に巻き込まれずに済んだ
しかし…
閣下が立ち去るのを見送ったあと、隠れていた少女アサシンは落ちていたナイフをゴンさんの頭に突き刺して、止めを刺した
ゴンさんがリーダーのアサシンを切り裂いていた隙に、距離をとっておいたおかげで爆発に巻き込まれずに済んだ
しかし…
「みんなやられちゃった…私一人でどうすればいいんだろう…」
リーダーから簡単に説明を受けてたとはいえ、正確な状況は未だに把握できていなかった
この少女は分割した際に、何故かリーダー自身の記憶の大半が抜け落ちていた
とりあえず、この殺し合い会場に集まる人間を皆殺しにし、マスターである言峰綺礼の元へ戻ればいいらしいが…
あいにく、この戦いで最も役立ちそうにない記憶喪失の人格である彼女は、ほかの人格よりも「囮」としての役割を担っていた
だからこそ、命中精度が低く、最も相手の注意を引きそうなウィンチェスターライフルを持たされていた
この少女は分割した際に、何故かリーダー自身の記憶の大半が抜け落ちていた
とりあえず、この殺し合い会場に集まる人間を皆殺しにし、マスターである言峰綺礼の元へ戻ればいいらしいが…
あいにく、この戦いで最も役立ちそうにない記憶喪失の人格である彼女は、ほかの人格よりも「囮」としての役割を担っていた
だからこそ、命中精度が低く、最も相手の注意を引きそうなウィンチェスターライフルを持たされていた
そんな彼女が生き残った唯一の人格となったのは、なんとも妙な話である
周囲に転がっているナイフや、ゴンさんのデイバックを拾いつつ、頭を抱えた
囮ゆえに最低限の能力しか振り分けられなかった自分が、はたしてリーダーの命令を果たせるのだろうか?
少女は今後のことを考え、深くため息をついたのだった
囮ゆえに最低限の能力しか振り分けられなかった自分が、はたしてリーダーの命令を果たせるのだろうか?
少女は今後のことを考え、深くため息をついたのだった
彼ら自身は誰も気づかなかったが、分身たちには主催の足枷である『首輪』は巻かれていなかった
途方に暮れる少女アサシンは、そのアドバンテージに気づくのはいつだろうか
途方に暮れる少女アサシンは、そのアドバンテージに気づくのはいつだろうか
【アサシン(少女)@Fate/Zero】
[状態]:首輪なし
[装備]:ウィンチェスターライフル(1/7)@うみねこのなく頃に
[道具]:基本支給品一式、十六夜咲夜のナイフ×4、ゴンさんのデイバック(ヴェルタースオリジナル一袋@現実、スタングレネード×5@現実、コンコン@JAPAN_WORLD_CUP、キャラ改変パッチ@MUGEN、ランダム支給品(0~2))
[思考・状況]
基本:参加者の皆殺し、主催者も殺す。
1:今後のスタンスを考える
[状態]:首輪なし
[装備]:ウィンチェスターライフル(1/7)@うみねこのなく頃に
[道具]:基本支給品一式、十六夜咲夜のナイフ×4、ゴンさんのデイバック(ヴェルタースオリジナル一袋@現実、スタングレネード×5@現実、コンコン@JAPAN_WORLD_CUP、キャラ改変パッチ@MUGEN、ランダム支給品(0~2))
[思考・状況]
基本:参加者の皆殺し、主催者も殺す。
1:今後のスタンスを考える
※基本的な固有スキル(気配遮断など)は受け継いでいますが、身体能力は人間レベルしか振り分けられていません
※分割によって首輪がなく、制限は解除されました
※分割によって首輪がなく、制限は解除されました
※カエンダケがゴンさんによって破壊されました
※チェーンソー、リピート機能が爆風で消滅しました
※あいさつ広場に、アサシンの分身の死体が3体放置されています
※チェーンソー、リピート機能が爆風で消滅しました
※あいさつ広場に、アサシンの分身の死体が3体放置されています
【Over・a・おばちゃん@総統閣下シリーズ】
総統閣下の空耳の一つ。カブトボーグの技名として何故かコレ
謎おばちゃんが布団たたきで攻撃する
だいたい2:35くらい
総統閣下の空耳の一つ。カブトボーグの技名として何故かコレ
謎おばちゃんが布団たたきで攻撃する
だいたい2:35くらい
【ちびアサシン@Fate/Zero】
アサシンの妄想幻像によって、分割された人格の一つ
そのうち、原作中で没になった人格がこの少女である
自分がハサンの一部である自覚を持たず、記憶喪失状態であり、生前のハサンは尋問拷問を受ける際にこの人格を表層化して秘密を守っていた
没キャラにも関わらずファンの人気が高い、和み系薄幸ロリキャラである
アサシンの妄想幻像によって、分割された人格の一つ
そのうち、原作中で没になった人格がこの少女である
自分がハサンの一部である自覚を持たず、記憶喪失状態であり、生前のハサンは尋問拷問を受ける際にこの人格を表層化して秘密を守っていた
没キャラにも関わらずファンの人気が高い、和み系薄幸ロリキャラである
sm93:絶望と希望が交差する時、物語が始まる! | 時系列順 | sm96:主催者特権もいい加減にしろ!! |
sm94:シコシコ…… | 投下順 | sm96:主催者特権もいい加減にしろ!! |
sm83:ま、まだ本気出した訳じゃないから…… | 総統閣下 | sm118:あいさつの決闘者 |
アサシン(少女) | sm108:侵略の星は流れた | |
sm83:ま、まだ本気出した訳じゃないから…… | アサシン | GAME OVER |
sm38:ゴンさんは滅びんよ、何度でも蘇るさ | ゴン=フリークス | GAME OVER |
sm19:魔王、邂逅。 | カエンタケ | GAME OVER |