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何故ならお前は、悪い子だからだー! ◆czaE8Nntlw



「…やあ」
「やあ」

清々しく照らされた青空と、爽やかに吹き抜ける風。燦々と輝く太陽はより一層輝きを増し、草原に佇む三人を明るく照らす。
こんな日は絶好の木こり日和だ、とメイトリックスは思った。

「…その、何というか……君が構えている物騒なものを下ろしてくれるとありがたいんだが」

三人組の二人目、フランクウェストは冷や汗が背中を流れるのを感じながら言った。
目の前の銃口は陽光を受けて鈍く光を反射させている。戦場帰りのフランクにはそれがどれほど恐ろしいものか良く分かっているだけに、下手に動く事は躊躇われる。

「いや、そういう訳にはいかないね。鋸を持った変態コスプレ野郎なんて怪しさ全開だからな」

フランクの提案にメイトリックスは冷徹に返す。

「いやー…これにはどうも深い訳があってね。話せば長くなるんだが」
「話して貰おうか。…返答によっては弾丸のお礼をさせてもらうがな」
「落ち着いてくれ。銃を突き付けられちゃあ、ビビって話も出来やしない」

互いに睨み合い、緊迫した空気の二人。
そして、その傍らで妄想にいそしむケン。

(アメリカンギャルと女騎士…迷うなぁ……)

未だ心地よい夢の中にいるケンには、睨み合うガチムチ二人がダイナマイツなボディーの小粋なギャルに見えているのだ。
寝ぼけた頭では先ほどの二人の会話もこう変換される。

「いやー…この少年を狙うのにはどうも深い訳があってね。話せば長くなるんだが」(CV:小山力也)
「話して貰おうか。アタシの彼氏を連れて行く理由によっては弾丸のお礼をさせてもらうよ」(CV:玄田哲章)

キチガイである(断定)。

(美人二人に言い寄られるなんて…サンタのおっさん、本当にありがとう)

気色の悪い笑みを浮かべながら、ケンは再び妄想の世界へと旅立っていった。



「…なるほど。少なくともお前がイカれた殺人野郎じゃない事は理解した。悪かったな」

フランクの話を聞き終えたメイトリックスが銃を下ろして非礼を詫びる。
経験上、銃を突き付けられた人間が嘘を言わないのは知っている。このコスプレ男も恐らく嘘は言っていないだろう。

「いや、銃を下ろしてくれれば問題ない。誤解させてすまなかった。…ところで」

フランクはメイトリックスの隣でピンク色のオーラに包まれながら、満面の笑みで身体をくねらせているケンを一瞥して言った。

「彼は気でも狂ったのか?」
「ああ…まぁ、そんな所だ」
「なるほど、俺に見せてみろ。キチガイの扱いには慣れてるからな」
「何?お前はカメラマンじゃなかったのか?」
「ここに来る前にも色々あったのさ」

あのバイオハザードでフランクを襲ったのはゾンビだけではない。
絶叫店長にサイコピエロ、ピザ婦警やベトナム返りの爺さんといったバリエーション豊かなキチガイ達。
彼らと死闘を繰り広げてきたフランクはゾンビ退治のエキスパートであると同時に、キチガイ退治のエキスパートでもあるのだ。

「とりあえずは話をしないとな」

しかし、フランクはいかに相手がキチガイであろうと問答無用で傷つけたりはしない。可能な限り話し合いで済ませようとするあたりが、どこぞの黄色いヒーローとの違いである。
フランクはデイバッグから水を取り出すと、ヘヴン状態のケンへ振りかけた。

「ああ、お姉さん…そんなものかけちゃ……あれ!?」

瞬間、ピンク色のオーラが霧散し、あとにはズブ濡れでフランクとメイトリックスを見つめるケンだけが残された。

「あれ?ダイナマイツなお姉さんは?」
「おいメイトリックス、こいつは相当重症だぞ」
「ヤクでもやってんだろ、この馬鹿ガキ」

ケンは冷えた頭で必死に状況を整理する。
この男達がダイナマイツお姉さんに何かしたのだろうか。いや、それにしては不自然だ。ついさっきまでお姉さんとニャンニャンしていたのだから、一瞬でどうこうすることは不可能だろう。
それに…認めたくない事実だが…こ い つ ら お 姉さ ん と 同 じ 声 だ 。
つまり、さっきまでニャンニャンしていたダイナマイツお姉さん♂の正体はこいつらだという可能性が微粒子レベルで存在する?

~謎回想~

「メイトリックスだ、よろしく坊や」
「俺、龍昇ケン。チャージインするの…初めてだから優しくしてね////」
「ああ、勿論だ」

メイトリックスは優しく答え、逞しい腕で自前のカブトボーグを構える。ケンも恥ずかしそうにボーグを取り出し、スタンバイ。

「さあ、シークレット♂チャージインの始まりだ」
「メイトリックスさん…////」
「ケン…////」

――画面、暗転

~謎回想・終~

「…………うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ケンは走り出す。
何故だ。何故彼女が欲しいと願っただけなのに、こんな目に遭わなくてはならないのだ。
悲しみに打ちひしがれながら、ケンは一つの結論に至った。
――――この世にサンタなんて居ないのだ。
それは、少年が一つ大人になった瞬間でもあった。



【G-03/一日目・昼】

【龍昇ケン@人造昆虫カブトボーグ V×V】
[状態]:疑心暗鬼
[装備]:エレクトリカル・スピードワゴン@人造昆虫カブトボーグ V×V
[道具]:なし
[思考・状況]基本:彼女♂との思い出から逃げる
0:サンタの馬鹿野郎!クリスマスなんか糞食らえだ!
1:リュウセイを探す
2:野獣先輩を警戒、ランサーなんかもう知らん
3:勝治…力を貸してもらうぜ…

※松岡勝治が死んだと思っています
※正気に戻りましたが、錯乱しています





「行っちまったぞ」
「…すまん。まさかいきなり暴れ出すとは思わなかった」

ケンの後ろ姿を眺めながら他人事のように会話するオッサン二人組。

「キチガイの扱いにゃあ慣れてるんじゃなかったのか?ともかく追った方が良さそうだな。放っておくとロクな事にならん」

そうだなとフランクは頷き、走り出したメイトリックスの背中を追いかけた。



【G-03 王宮付近/一日目・昼】

【フランク・ウェスト@デッドライジング】
[状態]:疲労(小) 弐度の火傷(小)
[装備]:ナイトの防具一式@FF11、富竹のカメラ@ひぐらしのなく頃に、鋸@School Days
[道具]:イワークの分含めた基本支給品、林檎@Bad_Apple!!、
太鼓@1歳から100歳までの100人が順番に太鼓を叩いて行くムービー、チートコード@GTA SA、血塗れの私服、医療道具一式@ニコロワγ、イワークの首輪
ミックスジュース(青、白、緑)×6@デットライジング
[思考・状況]基本思考:殺し合いには乗らない。生還する
1:ケンを追いかける。
2:情報と協力者を集める。
3:ロックオンと男声の女を警戒する。
4:一応、イワークの首輪を持ってきたが……
5:ミキサーが欲しい…
※参戦時期は、少なくともショッピングモールからの脱出前からです
※ミルキィホームズ、スクライド世界の話を聞きましたが半信半疑です。
※メイトリックスと情報交換を行いました。


【ジョン・メイトリックス@コマンドー】
[状態]:ダメージ(中)、疲労(中) 、困惑
[装備]:GUN鬼の銃@MUSASHI-GUN道-
[道具]: 基本支給品、ラットの爆弾×3@探偵オペラミルキィホームズ、氷剣ユキアネサ@BLAZBLUE
    宝塔(罅が入っている)@東方Project 、セイバーのカード@遊戯王なのはMAD(使用不可)
    世界樹の巫女 エレイン@カードファイト!! ヴァンガード、確認済み支給品1
[思考・状況]
基本思考:娘を助け出し、殺し合いをぶっ潰す。
0:ケンを追いかける。
1:士、イーノックと合流する
2:鹿目まどかとはいずれ決着をつける
3:なんだこいつ?
[備考]
※参戦時期は原作終了後。
※エイレンは4時間、セイバーは半日です。
※アザディスタン王宮に向かう予定です。
※GUN鬼の銃に触れましたが元々能力制限されておらず潜在能力が底上げされている状態です。
※フランクと情報交換を行いました。




sm122:下っ端の憂鬱 時系列順 sm124:必ず無事で……
sm122:下っ端の憂鬱 投下順 sm124:必ず無事で……
sm85:これから毎日、王宮焼こうぜ! フランク・ウェスト sm:148幕間2
sm110:聖夜♂サイレント・ホーリーコマンドー ジョン・メイトリックス sm148:幕間2
sm110:聖夜♂サイレント・ホーリーコマンドー 龍昇ケン sm129:真実




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