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亀夫君問題　44スレ目

最終更新：2008年04月05日 20:06

touhou

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亀夫君問題　過去問集　44スレ目

冬の日の魔理沙

【状況】
冬の厳しい寒さも多少緩んで来たかなと考えつつ読書を堪能していると
このまだ寒い中魔理沙がやってきた。
「よ、よぉ香霖。」
「やぁ、どうしたんだいそんな縮こまって。もしかしてまた風邪を引いたのかい？」
「いやいや、別になんでもないんだぜ。」
「ふん？まぁ何か用かな？」
「その――、なんだ？アレだ、なんと言うか。えぇっとだな。」
「？？」

【問題】
魔理沙が何やら挙動不審なんだが何かあったんだろうか。
大体何をしに香霖堂までやって来たんだ？

解答を表示

概要・・・今日はバレンタイン。

1:バレンタインについて言及する
2:今日の出来事を話す。
3:どうでもいい

【解説1】
「えっと･･･だな、バレンタインと言うのは・・・好意の男性に対して――。」
「なんだか解らないけどさっきから顔真っ赤だよ？」
「ああもう私自身がうっとおしい！はい、受け取れ香霖!!」
帽子から何かを取り出す魔理沙、
渡されたのは丁寧に包装された小さくて薄めの箱で、小ぶりなリボンで巻かれていた。
「ああ、なんだいこれは？」
「―――ｯ!うるさいっ!私は用事が終わったんだ帰るぜ!!」
いつもの数倍の速度で飛んでいった魔理沙を尻目に箱の包装を解く、
すると中には桃の形をしたチョコレートが入っていた。
しかしなんで隅っこにto　ってちっちゃく隅っこに書いてあるんだろうか？
甘い物は苦手な方なのだがとりあえず口に運ぶ。
「・・・甘いけど少しほろ苦いな。まぁ眠気覚ましにはなったかな。」

世界一の朴念仁はバレンタインという乙女なイベントは理解できてないようです

【解説2】
「そういえば今日はお客さんが多いな霊夢やら紫やら。」
「何かあったのか？」
「チョコレートを強制的に食べさせられた。」
「ホントに朴念仁過ぎるぜ香霖は。」
失礼だな君は。すると彼女の顔に帯びた熱気が取れたようだ。
「まぁ、なんで慌ててたんだ私は。こんな朴念仁に幾ら説明しても理解できないだろうってのに。」
「やっぱり失礼だな君は。」
「朴念仁が言うな。えっとだな、かくかくじかじかで――」
要約するとバレンタインは男性にチョコと好意を伝える日との事だった。
「・・・つまり告白されたって事でいいのかな？」
「まぁ、そうだぜ。早く返事してやれよ？」
そういうと彼女は出て行こうとするがある考えにいたった僕は引き止めることにした。
「それを言いに来た訳じゃないだろう？本題は何だい？」
「うっ・・・。無駄に勘が鋭いぜ。」
「もしかして君もかな？」
「――!、別に!そんな訳――。」
「残念だなぁ。魔理沙は僕の事が嫌いなのかい？」
「・・・そんな訳じゃないんだぜ。」
「わざわざ断っておいたって言うのに。告白全部。」
そういうと彼女を掴み抱きかかえる。確かこれはなにか特別な意味が・・・まぁ、今更朴念仁を気取らなくてもいいだろう。
「――ちょ、香霖!?」
「実は気付いてたよ、流石に悪乗りが過ぎたね、ゴメン。」
「・・・本当に香霖はずるい奴だぜ。」
ああ、ごめんね。本当に。正直ちょっと面白かったよ。

とりあえず二人の愛は実ったようです。
意地っ張りな彼と少し乱暴な少女のお話でした。

【解説3】
「如何でもいいから接客の邪魔だからとっとと――？」
「ほぅ？」
「ねぇ、なんで魔理沙はそんな殺気を放って？
　それでかつ微妙に笑顔何だい？
　　ところでその見慣れた――」

香霖堂は蒸発したそうですな。