ウミガメのスープ 過去問集 53スレ目
幻想に消えゆく音
やぁ、香霖堂店主の森近霖之助だ。
今回は、僕が見つけたものについて出題したいと思う。
あぁ、今ちょうど魔理沙が店に来ているから、彼女にも質問するといい。
<ルール:ウミガメスープ>
- 奇数レスの質問には霖之助が、偶数レスの質問には魔理沙が答えます
- 適宜、出題者によるTIPSが入るかも
- 制限時間? 何それ食えるの?
正解:改札鋏(かいさつきょう)
魔「なぁ、香霖。これ、切符っていうのを刻む道具なんだよな?」
霖「そうみたいだね」
魔「切符ってのは、どんなスペルカードなんだろうな?」
霖「スペルカード……ねぇ」
魔「“符”ってついてるくらいだし、きっとスペルカードに違いないぜ。
“切る”って字を入れるくらいだから、庭師みたいな剣とか使う弾幕なのかな……」
霖「でも、スペルカードだとしたら、何でこんな鋏でわざわざ刻む必要があるんだろう」
魔「そこだよ! 私もそこが気になってるんだ!
きっと、わざわざ刻むくらいだから、何か儀式的なものに違いなんだ。
気になる……すっごく気になるぜ!」
霖「う~ん、どうなんだろうなぁ……実際のところ」
「#自動改札」が普及して十数年。
いまや有人改札があったとしても、殆どがスタンプタイプ等に切り替わってしまっています。
あの鋏、あのカチャカチャ音は、やはり幻想入りしてしまったのでしょうか……。
と幼少の頃、一度だけ自動改札導入直前の某駅に鋏入れを体験した私が言っても説得力がないわけで(´・ω・`)
何はともあれ、参加していただきありがとうございました!
霊夢にとってはつまらない事
霊夢「・・・そんな事して、楽しいのかしらね。何か面白い事が有る訳でも無いのに。」
魔理沙「まあまあ、そう言ってやるなよ。 こんな所に住んでると、そう思ってしまう気持ちも分からなくも無いがな。」
霊夢「まぁ、彼らにとっては、面白いのでしょうけどね。」
さて、何について話しているでしょう?
ルールはウミガメのスープです。
******解説***********
~~~博麗神社にて~~~
霊夢「ああ・・・春を取り戻し、桜が無事咲いたのは良いけれど、やっぱり掃除は面倒ねぇ・・・。」
「見る分には綺麗だけれど、掃除する方からしてみればたまったもんじゃないわ。」
「あの庭師も、あんな広い庭でよく仕事が出来るわね・・・。」
魔理沙「おーい霊夢ー」
霊夢「あら、いらっしゃい魔理沙。でも何も無いわよ。」
魔理沙「そんなこと聞くまでも無いぜ。それより、さっき珍しい物を見たんだ。」
霊夢「・・・・・・。 まあ良いわ。何を見たの?」
魔理沙「さっき、そこの山できのこ狩りをしてたんだ。そしたら、里の寺子屋の教師が子供達を連れて山を登って来てな。」
霊夢「確かに珍しいわね。何をしていたの?」
魔理沙「遠足だよ。ちょうど気候もいいし、里の近くで妖怪っ気の無い山を選んで遊びに来てたらしい。」
霊夢「・・・そんな事して、楽しいのかしらね。何か面白い事が有る訳でも無いのに。」
魔理沙「まあまあ、そう言ってやるなよ。こんな所に住んでると、そう思ってしまう気持ちも分からなくも無いがな。」
霊夢「まぁ、彼らにとっては、面白いのでしょうけどね。」
霊夢「いまいち意義が分からないのよ。だって私は飛べるじゃない。一々歩いて山登りなんかしたくないわ。」
魔理沙「確かに疲れるが、綺麗な自然の姿を見るのは楽しいじゃないか。」
霊夢「その綺麗な山の自然にも、山に住んでいる人間にしか分からない煩わしさって物があるのよ。 この桜の様にね・・・ハァ・・・。」
魔理沙「子供達の一大イベントも霊夢にとっては魅力無しか。」
霊夢「あ~あ、もう今日の掃除はもうおしまい! 魔理沙、桜でも見ながらお茶でもどう?」
魔理沙「お、いいな。 これまで楽しめなかった分、春を満喫してやるぜ!」
~~~~~~~~~続く~~~~~~~~~
と言うわけで、正解は「上白沢塾の山登り遠足」について、トリップは「#遠足」でした。
「この場所でなければ成り立たない」というのは、山でないと山登りではないという意味でしたが・・・
補足
魔理沙と霊夢は、慧音の事を永夜抄まで知らないのでは?と思われたかもしれませんが、
知らないとは本編中に書かれてなかったかと思います。
多分、存在は知ってても話はした事が無かったのでしょう。(という設定)
対○用秘密兵器
魔理沙「へへっ、あいつに聞いた通りだ。 お宝がざっくざく手に入った。」
「しかし、アレを持って行って正解だった。 アレがなけりゃ怪我してたかもなぁ。」
さて、アレとは何でしょう。
ルールはウミガメのスープです。
*************解説
霊夢と一緒にお茶を飲む魔理沙、そこで魔理沙は湯飲みがいつもと違うものになっていることに気が付く。
聞けば、この間の異変解決の時、黒猫の家で貰ってきたらしい。
他にも、毛糸球や鼠の死骸などが有ると聞き、お宝に目が無い魔理沙は一目散にマヨヒガへ飛んでいくのであった。
~~~~~~~~マヨヒガにて~~~~~~~~~
ニャー ニャー ニャー ニャー ニャー
ニャー 魔理沙「ここだな、霊夢の言ってた猫の家は。」 ニャー
ニャー ニャー ニャー ニャー
魔理沙「おお~、こいつぁ良い、日用品からガラクタまで何でも揃ってる。早速頂いて帰ろう。」
橙「ちょおおおっと待ったああああああ!!!」
魔理沙「ま、そう簡単に行かないのは想像付いてたがな。」
橙「何の話か知らないけど。 ウチで何をしてるの?」
魔理沙「名付けて、トレジャーハンター魔理沙だ。 お宝のニオイを嗅ぎつけてやってきたのさ。」
橙「トレジャーハンターじゃなくて鼠か何かでしょう? まったく、こないだの巫女といいあんたといい・・・。」
「それより、ここで私に逆らいすぎるとどうなるか判る? 怪我しても知らないよ!」
猫達「フーッ!! シャーッ!!(敵意むき出し」
魔理沙「私は、戦う気はさらさら無いぜ。 か弱い猫達を傷つけるわけにもいかないし、弾幕を張りながらじゃ品物も選べないしな。」
橙「え?」
魔理沙「その代わり、コイツを使うぜ! ほれっ!(ポーイ」
猫達「ニャオーン ウニャー」
橙「あれは、[#またたび]! ああ、みんな行っちゃダメー!」
魔理沙「化猫には特大サイズだ。ほーれほーれ」
橙「ああっ、それはだめぇ~~メロメロになっちゃうぅ~~~」
魔理沙「ん~、いい顔だぜ。まさに恍惚の表情だな。さて、色々と頂いていくか。」
橙「あにゃあああああん」
魔理沙「へへっ、あいつに聞いた通りだ。 お宝がざっくざく出てきたぜ。」
「しかし、アレを持って行って正解だった。 アレが無けりゃ、もしかしたら今頃傷だらけになってたかもなぁ。」
魔理沙「ま、喜んでもらえたみたいだし万事オッケーだぜ!」
~~~~~~~~~~~~つづく~~~~~~~~~~~~~
正解は[#またたび]でした。
これを使えば、どんなに血気盛んな猫でもメロメロです。ウチの猫も大好きでした。
ただしあげすぎに注意。
動物の癖
橙の日記
さつきの25 晴れ
――――――――――――――――
今日はマヨヒガではなく、らん様達のおうちでねました。
ひさしぶりにらん様とねて、とっても気持ちがよかったです。
せっかくだから、しばらくの間はこのままらん様といっしょにねたいけれど、らん様は
「そんな事言ってると、いっぱしの式神になれないぞ。甘えてちゃダメだ。」
「それに、ああいう癖は直さないと、いつまでもあのままでは居られないぞ。 これを機会に直してみたらどうだ。」
って言われちゃいました。
――――――――――――――――
ああいう癖とは何でしょうか。
ルールはウミガメのスープです。
***********解説
さつきの27 晴れ
――――――――――――――――
今日は、ゆうきを出してあのまほう使いの所へ「#毛布」を取り返しに行きました。
そしたら、すぐに返してくれました。何でぬすんだのかな?
(魔理沙「幸運は多いほうが良いだろ? だから有る物を出来る限り持てるだけ持って行ったのさ」)
らん様にはああ言われたけれど、これが無いと、どうしてもねむれないんだよね。
おやすみなさい。
――――――――――――――――
答えは、「自分の(ニオイが付いた)毛布が無いと落ち着かず、寝られない」です。
橙は、大好きな毛布まで盗まれた事に絶望したのですが、藍様の所へ行き、一緒に寝てもらう事にしました。
母親同然の存在である藍様のニオイなら安心です。むしろ+もふもふふかふかのおまけが付いてきます。
しかし、一人前の式神になるには、多少の我慢が出来ないといけません。
猫に限らず動物って自分のニオイ、またはなじみの有るニオイが付いたものがあると本能的に安心するんですよね。人間でもそうらしい。
しかし、理性さえあれば本能にも抗い、我慢できるはず・・・
本能が有るって幸せですけどたまに不便ですよね。
トリップは「#毛布」でした。
ネチョませんよ?
レミリア「あぁ・・・どうしても止まらないわ、どうしようかしら。」
「今までこんなこと無かったのに・・・。」
レミリアの身に、何が起きているでしょう?
ルールは ウミガメのスープです。
制限時間は2時間半ぐらい(希望)。
**********解説
~~~~~~~紅魔館にて~~~~~~~
レミリア「は、はぁぁ、」
「くしゅん! っ・・・ズルズル(←鼻をすすってる)」
レミリア「あぁ・・・どうしても止まらないわ、どうしようかしら。」
「今までこんなこと無かったのに・・・。」
咲夜「お嬢様、鼻から蝙蝠を飛ばさないで下さい。」
レミ「しょうがないでしょ、さっきからくしゃみと鼻水が止まらないんだから。」
咲夜「(それで何で蝙蝠が・・・。)」
レミ「咲夜は良いわね、苦しまなくて。」
咲夜「いや、そう言われても。」
パチュリー「 [#花粉症] ね」
レミ・咲夜「え?」
パチ「アレルギーの一種で、杉やヒノキの花粉に含まれるアレルゲンがレミィ自身の抗体に反応し、くしゃみや鼻水を出させるの。」
「この季節は風に乗ってたくさん花粉が飛ぶから、よく外に出歩くようになったレミィは、花粉症になったのよ。」
「咲夜や私は、あまり外に出ないから無事なのよ。 まぁ、体質的な問題もあるけど。」
「治療法としては、漢方薬なんかが挙げられるけれど(云々)。」
レミ咲「はぁ・・・(今日は調子良いな)。」
~~~~~~一方外では~~~~~~
美鈴「ぅはぁぁぁっくしゅぅうん!! っっぁあ゙あ゙あ゙ぁ はぁ・・・。」
*レミィ、春先の悩みの巻 完******
答えは、「花粉症でくしゃみ(鼻水)が止まらない」でした。
毎日森の中の神社に行ってれば、花粉症にもなります。
吸血鬼だって風引くし、花粉症にもなるってどっかの吸血鬼が言ってた。
捕らえ方によってはネチョいかも・・・と言うのはほら、鼻水はネチョいじゃないですかw
ありがたいのに笑われる
A「しかし、同じ事になっていても、私と貴方では印象が真逆ね。」
B「私がそうなっているのを人間に見られたら、皆はありがたがるでしょうね。」
A「でも私なら笑われるだけ。」
AとBは、ある諺or行事について話しています。
それは何でしょう?
ルールはウミガメのスープです。
特別ルール?****
この問題は、答えが二つ当てはまります。
どちらを当てるかで解説が変わってきます。(A・Bの配役は変わりません)。
ある諺か行事、どちらか一つお答えください。
終わり******
@@@@解説~諺の場合~@@@@
雛「河童の川流れって知ってるかしら?」
にとり「もちろん。ま、私ならそんなヘマはしないけどね。」
「でも万が一、仲間が川を流れてきたら助けてあげてよ?」
雛「ええ、分かったわ。」
にとり「しかし、同じ事をしていても、私と貴方では印象が真逆ね。」
雛「私がそうなっているのを人間に見られたら、皆はありがたがるでしょうね。」
にとり「でも私なら笑われるだけ。」
雛「まぁ、流し雛だからって私自身を流すわけでは無いけど。」
にとり「じゃあ、もし貴方が流れてくるのを見たら助けてあげようか?」
雛「貴方の方が上流に居るのにどうやって流れてくるのよ。」
にとり「確かにそうだった。」
~~~~~終わり~~~~~
@@@@解説~行事の場合~@@@@
にとり「もうすぐ流し雛ね。」
雛「ええ。でも、私自身を流すわけじゃないわよ?」
「もし万が一、私が流れてきたら助けてくれるかしら?」
にとり「私のほうが上流に居るのに、どうやって流れてくるのさ。」
雛「確かにそうだけど・・・。」
にとり「しかし、同じ事をしていても、私と貴方では印象が真逆ね。」
雛「私がそうなっているのを人間に見られたら、皆はありがたがるでしょうね。」
にとり「でも私なら笑われるだけ。」
にとり「ま、私は河童の川流れなんてありきたりなドジはしないけどね。」
「でも、もし仲間が川を流れてきたら助けてあげてよ?」
雛「ええ、分かったわ。」
~~~~~川の河童と流し雛の巻 完~~~~~
というわけで、答えは「河童の川流れ」(諺)、または「流し雛」(行事)、トリップは「#河童と雛」でした。
河童と雛、同じように川を流れていても全然違う印象を受けますね。
まぁ、リアルで河童が流れてきたらびっくりですが。
みなさん、お疲れ様でした。