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これって何なの?後編


おい…起きろよ…
…………ロックオン…………ストラトス…………
お前いつまで寝てるつもりだ?いい加減目ぇ覚ませよ
……わかってる………すまない………
そう謝んなよ……………………じゃあな…………
!待ってくれロックオン!いったい俺は!!
知っているのか?ここがどこだか!?
教えてくれ!ロックオン!!!






「……ハッ!!」
「………大丈夫ですか?…」

ここは…………どこだ……?

「あの?」
「あっ………すまない、大丈夫だ…………」
「そうですか…………よかった……」




俺は何故……こんな場所に………………ッ!!

「う、動かないでください!傷が開きます」

これは、血か……………刺されたのか……いつ?

「……す………すみませんでした…………」
「……………なぜ謝る……………」
「私が…………その……………刺したから……………」
「…………そうか…………」

記憶が少し戻ってきた。
状況を把握しようとていた時、この子供に刺されたのか……
それに、刺された瞬間に急激な眠気が襲ってきた。
睡眠薬を混ぜたナイフか。

しかし………………こんな小さな子供が人を殺そうとしたのか…………
あの時に聞いた殺し合いは、本当に起きているんだな…………

「あの…その……………怒らないんですか……?」
「…………なぜ怒る必要がある?」
「だって…………殺そうとしたんですよ…………怖くて…………」

殺すつもりだった……か……………
自衛が目的なら、昔の俺よりも理由は正当だ………

「…………あまり気にするな……………」
「でも………!」
「本当に殺すつもりなら、今こうして助けてはいない筈だ……」
「…………………………」

黙ってしまったか……………
俺はあの時…………神の名のもとに人を殺す時、何を考えていただろうか…………





「……とりあえず…ここがどこだか教えてくれないか……」
「えっと……エリアF-5…そこの民家です」
「そうか。」

地図を受け取り現在地を確認した。
どうやら密集した居住地のようだ。
……………ここには他の人間はいないのか……?
この子も、俺以外の人間を見ていない様子だ。

俺はどうでもいい質問をしてみることにした。

「君は日本人か?」
「えっ、そうですけど……なんで?」
「いや………なんでもない………忘れてくれ……」

本当にどうでもよかった。単なる個人的な興味からだった。
この質問に意味はなかった。

だがこの一言の間に、この場の雰囲気が急変した。
奥から足音が聞こえた。かなり慎重な足取りのようだ。

「足音…人か!」
「だ、誰か来ますけど……!」
「あまり大声をたてるな、気づかれる」

&いったい誰だ…?もしもこのプロジェクトに乗った奴なら…………
いけない……もしそうなら、このままでは俺もこの子供も……!
この密集した居住区、そして民家の中。
もしこの密集空間で攻撃されたらまず逃げられない。
どうする………!

「キィーー」

扉が開かれた。
今ここがどの場所の部屋かはわからない。やり過ごすしかない。
相手は部屋を物色しているようだった。
何か探しているのか?
しばらくしてもう終わったのか……急に静かになった。
そのとき相手の声が聞こえた……いったいなんだ…?

「フゥー!よかったぁ誰もいないか……」

女か……それも子供…?

「とりあえず、今はしばらく、ここで休むか……」

ここで休息を取るのか……どうする……
相手が眠った後ここから抜け出すか……?

その時だった。
「カチャーーーーン!!!」

「あっ!」
「だ、だれ!!」

カップを落としたのか…!気づかれてしまった!

「いったい誰!?そこから出てきて!」
「ご、ごめんなさい!ど、どうしましょう…………」
「……しょうがない……戦う気がないならここから引いてもらおう」
「早く出てきて!出ないんならこっちから……!」
「待ってくれ!こちらは何もするつもりはない」

本当に殺し合いなんてするつもりはない……信じてもらえるか…………

「なら出てきてよ!なにもしないなら顔ぐらい出せるでしょ!」

……危険だがそれしかない……説得するしか……

「…………今行く」



「すまない、何か支える物はあるか?」
軽傷だが、思ったよりも傷は痛んだ……

「これを………」
「ありがとう、待っていてくれ」
「………はい………」

杖と一緒に小振りのナイフを渡された。
護身用という意味だろう。




彼女を目にして気付いたことはたくさんあった。
この子供は武器を持っていない、丸腰だった。
そして……彼女の表情はどこか落胆していた。恐怖や怒りとは違っていた。
なぜそんな表情をする……

俺はあえて聞くことにした。

「聞きたいことがある…………お前はこのプロジェクトに参加するつもりか?」

彼女はこの言葉にかなり動揺していた。

「す、するわけないじゃない!!なんでこんな理不尽なゲームに乗らなきゃならないの!?」
「…………すまなかった………少し不信になってしまっていた……何も要がないのなら、この場から立ち去ってくれないか……」
「そんなっ!せっかく他の人に会えたのに!私に一人のままでいろっていうの?」

予想はしていた。このまま一人でいさせたら危険は大きい。
だが今の俺は負傷している……まともに守ることもできないかもしれない。
なら……俺ではない人物に保護してもらった方がいい。
しかし……彼女が次に会う人物が、このプロジェクトに乗っている可能性もある。
これは突き放しに近い…………酷かもしれない……そう思ったとき。
今まで隣の部屋でおとなしくしていた子供が話に加わってきた。

「あの……いいですか?」
「……………どうして出てきた…?」
「このままだと、どのみちみんな危ないですし……こうゆう時は……仲間を作って、助け合った方がいいと……思って……」}

…………それが一番安全な道であることは…わかっている。
心の中でもう一度考え直していると、彼女は話を続けた。

「ねえ……そこのあなた……」
「…………なに…………」
「あなたも一人は怖いでしょう……私たちも嫌なの。お願い……一緒にいてちょうだい」
「…………でも……そっちのお兄さんは離れてほしいって言ってるけど」
「…………なら…私が説得するから……」


…………………………………………………………………


「俺も、別に構わないんだ…ただ俺は負傷している。はっきりいってお前たちを第三者から守れるか自信はない。だから、お前も彼女と行動を共にした方がいいと思っている」
「私は…あなたを攻撃した……責任があります……」
「気にするなと言った筈だ」
「ですけどっ……!」

なぜここまで俺を頼る……
今まで俺を頼ってきた人間などいなかった…………
……………いや……待て……………
俺自身も…………頼っていたのか……
夢で見たロックオンに……
俺も彼女たちも変わらないのかもしれない。
よく分からない状況で人に助けを求める…………
人間の性……なのかもしれない。


「…………わかった…………」
「本当……ですか…?」
「ああ…………そこのお前もすまなかった。なにか…大切なことを忘れていた」
「じゃあ……ここにいる三人で一緒に行動するの」
「……そうゆうことになる」

だが、俺は負傷しているからあまり行動できないが……

「よかったね……!」
「うんっ!」




「じゃあ、自己紹介でもしない?」
「………たしかに名前を言っていなかったな………」
「なら私から!私は園崎魅音!」

…………彼女も日本人か……沙慈・クロスロードを思い出す。

「俺は………刹那・F・セイエイ………」
「刹那?F・セイエイ?変わった名前ですね」
「…………よく言われる………あまり深く考えないでくれ」
「じゃあえっと……君は?」
「私も……刹那っていうんだけど……清浦刹那……」
「へぇ~こりゃぁ奇遇だねぇ~、この場所に同じ名前の人が二人…」
「うん……ほんと偶然……ところで、あなた中学生?」
「?うん、そうだけど」
「私、一応高校生だから…………」
「えっ!!あ、あの、ごめ!違う、すみません!!」
「あんまり気にしなくていいよ、よく間違われるから。」


「……………すまない、少しいいか?」
「あ、はい刹那さん……………なんか困るなぁ」
「なら、私の事は刹ちゃんって呼んでくれる」
「刹ちゃん?」
「うん…………私の友達が言ってくる名前……」
「う、うん。わかった刹ちゃん……これでいい?」
「上出来」

「話は済んだか?これからの事を考えなければいけない」
「…………わかりました………」

二人を現実に引き戻した……先程までの笑い声は消えてしまった。
本来ならば常にこうなっている筈だろう。
突然連れてこられた70人近い人物。
このプロジェクトが何を意味するのかは分からない。
あのグレイスと言っていた女の正体も分からない。

………ロックオン・ストラトス………

……分かっている……………俺たちは生きる……
生きてすべてを変えてみせる
…………そうだ…………俺たちは………
ソレスタルビーイングの……ガンダムマイスターだ……!



【F-5 住宅地中心部 1日目 深夜】
【園崎魅音@ひぐらしのなく頃に解】
【状態】健康・軽い動揺
【装備】クロスミラージュ@魔法少女リリカルなのはStrikerS
【道具】支給品一式
【思考】1、信頼できる仲間がほしい
    2、部活メンバーと合流したい
    3、悟史の正体を確かめたい


【F-5 住宅地中心部 1日目 深夜】
【清浦刹那@School Days】
【状態】健康・内心的にかなり不安
【装備】コンバットナイフ
【道具】支給品一式
【思考】1、とりあえず落ち着きたい
    2、刹那(00)に付き添う
    3、世界たちに会いたい


【F-5 住宅地中心部 1日目 深夜】
【刹那・F・セイエイ@機動戦士ガンダム00】
【状態】左脇腹に刺傷(出血は多いが傷は浅い)
【装備】今のところ不明
【道具】支給品一式
【思考】1、生きてこの歪みを断ち切る
    2、この二人を守る
    3、このプロジェクトの意味を見つけ出す
  基本:相手の本意を確かめたうえで仲間に誘う




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