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&aname(T19,option=nolink){アンケート番号}[[T19>良問アンケート/大作11~20問目#19]] *ゴールデンウィークの珍旅行 &aname(T19-1,option=nolink){アンケート番号}[[T19-1>良問アンケート/大作11~20問目#19]] ***その1 [[139スレ目196~409>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame139.html#196]] 【問題】 A「酷いわ。最近新鮮味がないのよ。」 B「えーっと、それってマ・・・マントル・・・じゃなくて」 C「『 』ね」 A「直接その原因であろうと思われるものを聞き出そうと思ったんだけど、」 C「当たり障りのない返事しか来ない。」 B「でも聞き出した価値はあったよー。解決策の一つが見えたもの。」 A「Dに頼んでみようってことね。」 B「しかし幻想郷を所狭しと駆け回っているつもりだけどこんな場所あったのね。知らなかったわ。」 C「まさに『灯台下暗し』ね」 A~CはDに何を頼みに行くのでしょうか?また、何故Dに頼んだ? ルール:ウミガメのスープ #openclose(show=解説を表示) { 【解説】 ルナサ「酷い。」 メルラン「リリカの作ったジャムが?」 リリカ「メル姉の方が酷い!」 ルナサ「いや、確かに酷いがそっちじゃない。」 リリカ「酷いのは認めるの!!?」 ルナサ「私たちのライブだ。最近新鮮味がないというかなんというか」 リリカ「それって、えーっと、マ、・・・マントル・・・じゃなくて」 メルラン「マンネリ化ね」 リリカ「そう、それ」 メルラン「確かに盛り上がってはいるんだけれどどこか変なのよね~」 リリカ「なんか客足が減ってる気もするしねぇ・・・」 ルナサ「私達演奏する側が唸ってるだけでは駄目だからと思ってライブに来た人にアンケート頼んだんだけれども、」 メルラン「私たちの目に直接触れるってことを意識したのかしら。当たり障りのないのになってるわね~。」 リリカ「どれも要約すれば『楽しかった』で同じ。」 ルナサ「良くも悪くも私たちのファンね。遠慮なく書いてくれればいいのに。」 リリカ「でもこのアンケートで収穫はあったっぽいよー。ほら。」 <地底にある地霊殿という建物の主の「さとり」という心が読める妖怪がいるから  彼女に頼んで観客の心を読んでありのままの感想をもらってはどうだろうか> リリカ「私達は幻想郷をところ狭しと駆け回っているつもりだけれど、こんな場所があるとは知らなかったなー。」 ルナサ「むしろないと思うほうが普通。」 メルラン「まさに足元にある的な意味で『灯台下暗し』ね~。」 リリカ「でもこんな所知ってるなんて誰かしら。相当な幻想郷通ねー。」 メルラン「天狗か隙間妖怪かあたりじゃないかしら~」 ルナサ「そんな大物が来てたら私たちのライブはきっと大混乱を極める。」 こいし「私だよー。」 ル・メ・リ「!!??!?いつの間に楽屋に!?」 } &aname(T19-2,option=nolink){アンケート番号}[[T19-2>良問アンケート/大作11~20問目#19]] ***その2 [[140スレ目185~243>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame140.html#R185]] 【問題】 こいし「アンケートに地霊殿への行き方を書き忘れてね、それで楽屋まで無意識使ってきたのよ。その気があるなら案内しようってね。     それでどうやら向こうもお姉ちゃんを頼るしかないみたい。想像以上に深刻ねえ~。     で、地霊殿に案内した後、お姉ちゃんと対面したわけよ。     それでお姉ちゃんは二つ返事・・・というか一つ返事で依頼の承諾をしたのよ。心を読むから一回で済んじゃうわね。     正直びっくりしたわ。お姉ちゃんが容易く地上に出るなんて。     でもね、それはどうやらあの三人がお姉ちゃんが決めたある条件を満たしていたかららしいのよ。     その条件と、なんでその条件を満たしたらオッケイなのかっていうその条件の真意が分からないのよねぇ。     私はとうに第三の眼を閉ざしちゃったからお姉ちゃんの心は読めないし、     一緒にお姉ちゃんの真意を突き止めてくれるかしら?」 ルール:亀夫君問題 #openclose(show=解説を表示) { 【解説】 メルラン「リリカ、もう建物の中なんだからそんなにそろそろと歩かなくてもいいのよ~」 リリカ「え?ああ、うん。そうだね。どうもまだ恐怖心が残ってて・・・」 メルラン「霊の癖に怖がりねぇ~」 ルナサ「あら、そういえば扉を叩いたりとかインターホンとかはいらないのかしら。」 こいし「お姉ちゃんはは近くにいる者の心を読むことができるから、     訪問者が来たらその人の心の声が自動的に聞こえてきて、もうそれが一つのインターホンなのよ。」 リリカ(便利・・・) さとり「不便なことのほうが多いですがね。」 リリカ「読まれた!」 さとり「ようこそ地霊殿へ。事情は全部読みました。     私の能力がプラスになるこの貴重な機会、喜んで協力しましょう。」 ルナサ「まさか二つ返事どころか返事一つで承諾が来るとは・・・。」 さとり「ふふ、そう簡単に許可してくれるとは思わなかったでしょう。」 リリカ「断られるとおもってたわねー」 さとり「そう、断るつもりだったのですよ」 リリカ「え?」 さとり「いつも地上に出るときは私はある条件付きでそれは承諾するんですが・・・     もうあなたたちはその条件をクリアしてしまいました。こいしから何か聞いたりしました?」 ルナサ「何も聞いてないわよ。一体どういう条件だったの。」 さとり「単純なものです。この部屋まで床の模様の任意の一色の部分だけ踏んできた人が少なくとも一人いれば承諾しようと決めていました。     そして、あなたがその条件を満たしたのです。」 リリカ「え?私?」 さとり「そう、あなた。」 メルラン「歩き方が不自然だと思ったらそんなことやってたの?」 リリカ「へへ、なんかこう習性のようなものでねー。私の色である赤色だけを踏んでいこうかなーって。」 ルナサ「横断歩道の白いところだけ踏む心理ね・・・私もやったわ。」 メルラン「黒いところ踏んだら死ぬルールかぁ~よくやったわねぇ。      でも私達が一度経験したことを今やっているってのはなかなか子供じみてるわねぇ」 リリカ「またメル姉酷い!」 さとり「その子供っぽさなのです。     『裸の王様』の話のオチは知っているでしょう?嘘で賞賛する大人と真実のみで指摘した子供。心をのぞいても同様の現象が起こるのです。     つまり、常に表と裏がない、真に信用できる人を見つけるためなのです。     子供の心を持っている、つまり表裏が同じ人から依頼されるならば、     私も一々その依頼主からふと出てくる別の真意を警戒しなくて済みますから。     姿を見られる問題ならば、こいしに他の人の目に私の姿を認識させないようにできますからその点は問題ないのです。」 ルナサ「面倒なことをするわね。」 さとり「言ったでしょう?不便なことのほうが多いって。」 リリカ「ともあれ交渉成立ね!やったー!」 さとり(『やっぱり子供っぽい・・・。』・・・ですか。・・・ふふっ。) そういうわけで条件は「足元の床を自分で決めたルールで遊ぶ」 目的は「裏表の無い純粋な心を持った人を見極める」でした。 トリップは #信用がおけるかの識別 です。 } &aname(T19-3,option=nolink){アンケート番号}[[T19-3>良問アンケート/大作11~20問目#19]] ***その3 [[140スレ目768~983>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame140.html#R768]] [[141スレ目148~301>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame141.html#R148]] 【問題】 「プリズムリバー楽団のライブのマンネリ化の原因を探るために地上に出まました。  こいしの無意識で視覚に入らないようにしてライブの観客の心を読んだところ、  なんと、ライブの不調の原因は一つだったのです。  こういう問題って一つを解決すれば全部解決するってことが多いですね。  熟考も大事ですが、あまり深く考えすぎないってことも重要なのかもしれません。  それでは、その解決策とその解決策によってライブにおける何が解決するのでしょうか?  後者はは複数ありますからそこから帰納的に解決策へと導けるかもしれませんね。  行きましょう、ルールは『20の扉』です。」 ※エイプリルフールにつき出題者はさとり様に乗っ取られました #openclose(show=解説を表示) { 【解説】 さとり「ライブお疲・・・っと、そうじゃ無くてお楽しみでしたね。」 ルナサ「よく分かってるじゃない。天狗とは大違いね。で、原因は客から読み取れたかしら?」 さとり「ええ、案外簡単に解決できるわよ」 リリカ「本当!?」 さとり「あなたたちのライブから椅子を無くすのです。」 ルナサ「・・・それだけ?」 さとり「ええ、それだけ。」 リリカ「他に何か別のことは・・・?」 メルラン「アンコールの演出とかそういうのとか~」 さとり「椅子を用意しない。本当にこれだけに尽きます。     事実、あなたたちの演奏レベルも高いし、パフォーマンスも十分。その点で客は不満を持つことなんてありませんでしたし、     言ってしまうと、マンネリ化なんて現象は起こってなかったのです。」 ルナサ「それはどういうことかしら。」 さとり「ライブ毎に新曲を披露したり、爆発したり、会場を移動したりと、一風変わったライブを演じ続けていたそうですね。」 リリカ「そうよー。会場移動は姉さんの粋な計らいだったわねー。でもあの時以上に盛り上がったことは無かったわね・・・。」 メルラン「それにしても何で私たちのライブに来ていないのにそんなことが分かったのかしら?」 さとり「あなたたちのライブが始まる前に、観客からまず期待感を読み取りました。     その期待感は必ずあなた達が過去にやったライブの記憶から形成されます。     しかし驚きました。観客全員から読み取った過去のライブの記憶をまとめたら膨大な量になったのです。     観客は毎回毎回、あなたたちのライブに新鮮味を感じ、記憶に強く残していました。     問題はあなたたちのライブそのものではなく、ライブ会場のセッティング、即ち椅子にあったのです。」 ルナサ「待って。全く話が見えないわ。」 さとり「でしょうね。まだ具体的に話してませんから。     観客の不満はいろいろありますが、まず、それを総合してまとめて言いましょう。     観客が感じていたのは『新鮮味の無さ』ではなく、『十分以上の盛り上がりの不足』なのです。     椅子に座るとどうしてもそこでじっとしてなければならないという暗黙の了解が存在してしまう。     拍手や口笛、声を出すなんてことは出来ますが、観客の一体感にどうしても欠けるのです。     まず、椅子を取り払って観客を全員立たせれば、観客同士の距離も近くなるし、あなたがたとの一体感も得られます。     次に、腹から声が出せるようになったり、体全体でノリを表現することも出来ます。     さらに、観客のライブ後の疲労感は椅子があるときよりも大きくなりますが、     むしろこういったものは疲労感を持つとある種の達成感、満足感が出てくるので逆によいのです。     それと、これは副産物的な結果ですが・・・椅子の設置の手間も省けて一石二鳥です。     これが観客の感じているものを総合した結果であり、解決策です。」 リリカ「・・・説得力はあるわね・・・。」 メルラン「まさに足元を注意深く見ておかなければならなかったのね~。というか脚元?」 ルナサ「まぁ、現時点でこれしか策は無いし、やってみましょう。百聞は一見にしかず、よ。」 こいし「この後、椅子を取り払ってライブをして、再度お姉ちゃんに心を読んでもらった結果、本当の意味で大成功だったそうよ。     プリズムリバー楽団は数ある中の一つの壁を突破したってところかしらー。     ライブの盛り上がりがより熱狂的になっていった結果、あの文々。の天狗以外の天狗の新聞の記事にもなったそうよ。     社会現象になる日もそう遠くないんじゃないかしら。     いつかあの楽団を招いて地底でもライブをしてもらいたいわねー。     というわけで皆さん、四方六方八方見て生きるのもいいけれど、時には下を見るのもいいかもしれないわね。     足元には悩んでいたことがあっというまに解決するヒントが、もしくは解決策そのものがあるかもしれないわ~     では私も足元を見てみましょうー・・・ってあ、お空。ごめーん、ずっと踏んじゃってたのね」 というわけで皆さん、お疲れ様でした! トリップは #椅子 でした。 これにてこの話は終了となります。 これまでのお付き合い有難うございました! } ----
&aname(T19,option=nolink){アンケート番号}[[T19>良問アンケート/大作11~20問目#19]] *プリズムリバーライブの一枚天井 &aname(T19-1,option=nolink){アンケート番号}[[T19-1>良問アンケート/大作11~20問目#19]] ***その1 [[139スレ目196~409>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame139.html#196]] 【問題】 A「酷いわ。最近新鮮味がないのよ。」 B「えーっと、それってマ・・・マントル・・・じゃなくて」 C「『 』ね」 A「直接その原因であろうと思われるものを聞き出そうと思ったんだけど、」 C「当たり障りのない返事しか来ない。」 B「でも聞き出した価値はあったよー。解決策の一つが見えたもの。」 A「Dに頼んでみようってことね。」 B「しかし幻想郷を所狭しと駆け回っているつもりだけどこんな場所あったのね。知らなかったわ。」 C「まさに『灯台下暗し』ね」 A~CはDに何を頼みに行くのでしょうか?また、何故Dに頼んだ? ルール:ウミガメのスープ #openclose(show=解説を表示) { 【解説】 ルナサ「酷い。」 メルラン「リリカの作ったジャムが?」 リリカ「メル姉の方が酷い!」 ルナサ「いや、確かに酷いがそっちじゃない。」 リリカ「酷いのは認めるの!!?」 ルナサ「私たちのライブだ。最近新鮮味がないというかなんというか」 リリカ「それって、えーっと、マ、・・・マントル・・・じゃなくて」 メルラン「マンネリ化ね」 リリカ「そう、それ」 メルラン「確かに盛り上がってはいるんだけれどどこか変なのよね~」 リリカ「なんか客足が減ってる気もするしねぇ・・・」 ルナサ「私達演奏する側が唸ってるだけでは駄目だからと思ってライブに来た人にアンケート頼んだんだけれども、」 メルラン「私たちの目に直接触れるってことを意識したのかしら。当たり障りのないのになってるわね~。」 リリカ「どれも要約すれば『楽しかった』で同じ。」 ルナサ「良くも悪くも私たちのファンね。遠慮なく書いてくれればいいのに。」 リリカ「でもこのアンケートで収穫はあったっぽいよー。ほら。」 <地底にある地霊殿という建物の主の「さとり」という心が読める妖怪がいるから  彼女に頼んで観客の心を読んでありのままの感想をもらってはどうだろうか> リリカ「私達は幻想郷をところ狭しと駆け回っているつもりだけれど、こんな場所があるとは知らなかったなー。」 ルナサ「むしろないと思うほうが普通。」 メルラン「まさに足元にある的な意味で『灯台下暗し』ね~。」 リリカ「でもこんな所知ってるなんて誰かしら。相当な幻想郷通ねー。」 メルラン「天狗か隙間妖怪かあたりじゃないかしら~」 ルナサ「そんな大物が来てたら私たちのライブはきっと大混乱を極める。」 こいし「私だよー。」 ル・メ・リ「!!??!?いつの間に楽屋に!?」 } &aname(T19-2,option=nolink){アンケート番号}[[T19-2>良問アンケート/大作11~20問目#19]] ***その2 [[140スレ目185~243>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame140.html#R185]] 【問題】 こいし「アンケートに地霊殿への行き方を書き忘れてね、それで楽屋まで無意識使ってきたのよ。その気があるなら案内しようってね。     それでどうやら向こうもお姉ちゃんを頼るしかないみたい。想像以上に深刻ねえ~。     で、地霊殿に案内した後、お姉ちゃんと対面したわけよ。     それでお姉ちゃんは二つ返事・・・というか一つ返事で依頼の承諾をしたのよ。心を読むから一回で済んじゃうわね。     正直びっくりしたわ。お姉ちゃんが容易く地上に出るなんて。     でもね、それはどうやらあの三人がお姉ちゃんが決めたある条件を満たしていたかららしいのよ。     その条件と、なんでその条件を満たしたらオッケイなのかっていうその条件の真意が分からないのよねぇ。     私はとうに第三の眼を閉ざしちゃったからお姉ちゃんの心は読めないし、     一緒にお姉ちゃんの真意を突き止めてくれるかしら?」 ルール:亀夫君問題 #openclose(show=解説を表示) { 【解説】 メルラン「リリカ、もう建物の中なんだからそんなにそろそろと歩かなくてもいいのよ~」 リリカ「え?ああ、うん。そうだね。どうもまだ恐怖心が残ってて・・・」 メルラン「霊の癖に怖がりねぇ~」 ルナサ「あら、そういえば扉を叩いたりとかインターホンとかはいらないのかしら。」 こいし「お姉ちゃんはは近くにいる者の心を読むことができるから、     訪問者が来たらその人の心の声が自動的に聞こえてきて、もうそれが一つのインターホンなのよ。」 リリカ(便利・・・) さとり「不便なことのほうが多いですがね。」 リリカ「読まれた!」 さとり「ようこそ地霊殿へ。事情は全部読みました。     私の能力がプラスになるこの貴重な機会、喜んで協力しましょう。」 ルナサ「まさか二つ返事どころか返事一つで承諾が来るとは・・・。」 さとり「ふふ、そう簡単に許可してくれるとは思わなかったでしょう。」 リリカ「断られるとおもってたわねー」 さとり「そう、断るつもりだったのですよ」 リリカ「え?」 さとり「いつも地上に出るときは私はある条件付きでそれは承諾するんですが・・・     もうあなたたちはその条件をクリアしてしまいました。こいしから何か聞いたりしました?」 ルナサ「何も聞いてないわよ。一体どういう条件だったの。」 さとり「単純なものです。この部屋まで床の模様の任意の一色の部分だけ踏んできた人が少なくとも一人いれば承諾しようと決めていました。     そして、あなたがその条件を満たしたのです。」 リリカ「え?私?」 さとり「そう、あなた。」 メルラン「歩き方が不自然だと思ったらそんなことやってたの?」 リリカ「へへ、なんかこう習性のようなものでねー。私の色である赤色だけを踏んでいこうかなーって。」 ルナサ「横断歩道の白いところだけ踏む心理ね・・・私もやったわ。」 メルラン「黒いところ踏んだら死ぬルールかぁ~よくやったわねぇ。      でも私達が一度経験したことを今やっているってのはなかなか子供じみてるわねぇ」 リリカ「またメル姉酷い!」 さとり「その子供っぽさなのです。     『裸の王様』の話のオチは知っているでしょう?嘘で賞賛する大人と真実のみで指摘した子供。心をのぞいても同様の現象が起こるのです。     つまり、常に表と裏がない、真に信用できる人を見つけるためなのです。     子供の心を持っている、つまり表裏が同じ人から依頼されるならば、     私も一々その依頼主からふと出てくる別の真意を警戒しなくて済みますから。     姿を見られる問題ならば、こいしに他の人の目に私の姿を認識させないようにできますからその点は問題ないのです。」 ルナサ「面倒なことをするわね。」 さとり「言ったでしょう?不便なことのほうが多いって。」 リリカ「ともあれ交渉成立ね!やったー!」 さとり(『やっぱり子供っぽい・・・。』・・・ですか。・・・ふふっ。) そういうわけで条件は「足元の床を自分で決めたルールで遊ぶ」 目的は「裏表の無い純粋な心を持った人を見極める」でした。 トリップは #信用がおけるかの識別 です。 } &aname(T19-3,option=nolink){アンケート番号}[[T19-3>良問アンケート/大作11~20問目#19]] ***その3 [[140スレ目768~983>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame140.html#R768]] [[141スレ目148~301>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame141.html#R148]] 【問題】 「プリズムリバー楽団のライブのマンネリ化の原因を探るために地上に出まました。  こいしの無意識で視覚に入らないようにしてライブの観客の心を読んだところ、  なんと、ライブの不調の原因は一つだったのです。  こういう問題って一つを解決すれば全部解決するってことが多いですね。  熟考も大事ですが、あまり深く考えすぎないってことも重要なのかもしれません。  それでは、その解決策とその解決策によってライブにおける何が解決するのでしょうか?  後者はは複数ありますからそこから帰納的に解決策へと導けるかもしれませんね。  行きましょう、ルールは『20の扉』です。」 ※エイプリルフールにつき出題者はさとり様に乗っ取られました #openclose(show=解説を表示) { 【解説】 さとり「ライブお疲・・・っと、そうじゃ無くてお楽しみでしたね。」 ルナサ「よく分かってるじゃない。天狗とは大違いね。で、原因は客から読み取れたかしら?」 さとり「ええ、案外簡単に解決できるわよ」 リリカ「本当!?」 さとり「あなたたちのライブから椅子を無くすのです。」 ルナサ「・・・それだけ?」 さとり「ええ、それだけ。」 リリカ「他に何か別のことは・・・?」 メルラン「アンコールの演出とかそういうのとか~」 さとり「椅子を用意しない。本当にこれだけに尽きます。     事実、あなたたちの演奏レベルも高いし、パフォーマンスも十分。その点で客は不満を持つことなんてありませんでしたし、     言ってしまうと、マンネリ化なんて現象は起こってなかったのです。」 ルナサ「それはどういうことかしら。」 さとり「ライブ毎に新曲を披露したり、爆発したり、会場を移動したりと、一風変わったライブを演じ続けていたそうですね。」 リリカ「そうよー。会場移動は姉さんの粋な計らいだったわねー。でもあの時以上に盛り上がったことは無かったわね・・・。」 メルラン「それにしても何で私たちのライブに来ていないのにそんなことが分かったのかしら?」 さとり「あなたたちのライブが始まる前に、観客からまず期待感を読み取りました。     その期待感は必ずあなた達が過去にやったライブの記憶から形成されます。     しかし驚きました。観客全員から読み取った過去のライブの記憶をまとめたら膨大な量になったのです。     観客は毎回毎回、あなたたちのライブに新鮮味を感じ、記憶に強く残していました。     問題はあなたたちのライブそのものではなく、ライブ会場のセッティング、即ち椅子にあったのです。」 ルナサ「待って。全く話が見えないわ。」 さとり「でしょうね。まだ具体的に話してませんから。     観客の不満はいろいろありますが、まず、それを総合してまとめて言いましょう。     観客が感じていたのは『新鮮味の無さ』ではなく、『十分以上の盛り上がりの不足』なのです。     椅子に座るとどうしてもそこでじっとしてなければならないという暗黙の了解が存在してしまう。     拍手や口笛、声を出すなんてことは出来ますが、観客の一体感にどうしても欠けるのです。     まず、椅子を取り払って観客を全員立たせれば、観客同士の距離も近くなるし、あなたがたとの一体感も得られます。     次に、腹から声が出せるようになったり、体全体でノリを表現することも出来ます。     さらに、観客のライブ後の疲労感は椅子があるときよりも大きくなりますが、     むしろこういったものは疲労感を持つとある種の達成感、満足感が出てくるので逆によいのです。     それと、これは副産物的な結果ですが・・・椅子の設置の手間も省けて一石二鳥です。     これが観客の感じているものを総合した結果であり、解決策です。」 リリカ「・・・説得力はあるわね・・・。」 メルラン「まさに足元を注意深く見ておかなければならなかったのね~。というか脚元?」 ルナサ「まぁ、現時点でこれしか策は無いし、やってみましょう。百聞は一見にしかず、よ。」 こいし「この後、椅子を取り払ってライブをして、再度お姉ちゃんに心を読んでもらった結果、本当の意味で大成功だったそうよ。     プリズムリバー楽団は数ある中の一つの壁を突破したってところかしらー。     ライブの盛り上がりがより熱狂的になっていった結果、あの文々。の天狗以外の天狗の新聞の記事にもなったそうよ。     社会現象になる日もそう遠くないんじゃないかしら。     いつかあの楽団を招いて地底でもライブをしてもらいたいわねー。     というわけで皆さん、四方六方八方見て生きるのもいいけれど、時には下を見るのもいいかもしれないわね。     足元には悩んでいたことがあっというまに解決するヒントが、もしくは解決策そのものがあるかもしれないわ~     では私も足元を見てみましょうー・・・ってあ、お空。ごめーん、ずっと踏んじゃってたのね」 というわけで皆さん、お疲れ様でした! トリップは #椅子 でした。 これにてこの話は終了となります。 これまでのお付き合い有難うございました! } ----

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