■ 新司法試験委員による出題リーク疑惑とは?
慶応大学の教授である新司法試験の考査委員(新司法試験の問題を作る人)が、
自分の大学の学生に「ここが新司法試験に出るよ」と、課外授業で暗に教えたことが問題になっています。
また、新司法試験考査委員が、答案練習会で問題を出題していることも問題です。
試験の公平さを損なう可能性があるため、法務省から禁止されている行為だからです。
もし実際に漏洩があったとしたら、慶應の学生にすごく有利になってしまう。
司法試験は、合格者の定員が決まっており、成績順で合格者が決まります。
漏洩は、本来落ちるべきアホちんが受かってしまい、受かるべき人が落ちてしまうという悲劇につながります。
しかも、慶應から受験する人は大量(1学年260人)に存在するから、余計に影響が大きい。
■ 司法板以外の場所で本件の啓蒙スレを立てるときのテンプレ(要旨抜粋版)
試験問題漏洩で「ズル」をした受験生が合格?最難関国家試験でこんな事を許せますか?
あなたは、インチキで試験に通った人に、重要な事件の裁判を任せられますか?
<未報道の内容の一部>
(1)新司法試験の問題作成者である慶応大学の植村教授が、自分の教えた慶応の学生全員に対して、
憲法の択一試験に出題される判例を、新司法試験本番の一ヶ月前に、メールで教えていました。
(2)慶応大学司法研は、2月24日に、慶応大学ロースクールから教授を招いて、
慶応大学ロースクールの学生向けに、新司法試験の刑事訴訟法論文対策を目的とした、
答案練習会を開催しました。そして、練習会で出題された内容は、
5月中旬に行われた新司法試験の出題内容を、完全に含んでいました。
しかも、練習会の問題と新司法試験の問題は、どちらも(1)・(2)の二問構成になっており、
それぞれの出題内容が一致したのに加えて、出題の順序まで、見事に一致しています。
(3)慶応大学ロースクールには、民事模擬裁判の授業でも
新司法試験で出題される事例と同じものを使って、
模擬裁判の授業を行っていたのではないか、との疑惑が新たに持ち上がっています。
あなたが困った時に役に立てるのは、やり逃げや不正を許さない社会を守る司法です。
法務省・法科大学院協会・マスコミが真相究明に最善を尽くすよう、電話やメールで呼びかけましょう。
あなたの考えを新しい法曹教育の場に届けてください!
■ 司法板以外の場所で本件の啓蒙スレを立てるときのテンプレ(詳細版)
【司法崩壊】慶応大学が組織的カンニング【出題漏洩】
慶応大学ロースクールが、平成19年度(今年)の新司法試験において、
出題される事が決まっている試験の内容を、慶応の学生に対して、試験の直前に教えていました!
※ 新司法試験とは、将来の裁判官・検察官・弁護士を選抜するための国家試験です。
新司法試験の形式は、択一試験(マークシート)と論文試験(長時間の論述問題)で構成されています。
択一では、主に判例(過去に最高裁が下した判断)の知識を問う問題が出題されます。
論文では、主に論点(法律の解釈が複数あるところ)に対する自分の考えを書く問題が出題されます。
したがって、新司法試験の直前に、出題される判例や論点について教えてもらっていると、
試験本番を解答するさいに、非常に有利になります。
例えて言うなら、レースに挑むアスリートにドーピングをしたような効果を生むのです。
疑惑①:憲法択一試験における出題判例の漏洩疑惑(未報道)
新司法試験の問題作成者である慶応大学の植村教授が、自分の教えた慶応の学生全員に対して、
憲法の択一試験に出題される判例を、新司法試験本番の一ヶ月前に、メールで教えていました。
疑惑②:刑事訴訟法論文試験における新司法試験問題そのものの漏洩疑惑(未報道)
慶応大学には、司法研という組織があります。
これは、慶応大学ロースクールとは別の組織となっていますが、ロースクールと同じく慶応大学に所属する組織です。
慶応大学司法研は、2月24日に、慶応大学ロースクールから教授を招いて、
慶応大学ロースクールの学生向けに、新司法試験の刑事訴訟法論文対策を目的とした、答案練習会を開催しました。
そして、練習会で出題された内容は、5月中旬に行われた新司法試験の出題内容を、完全に含んでいました。
練習会の問題と新司法試験の問題は、どちらも(1)・(2)の二問構成になっており、各問の内容ばかりか、出題の順序まで、見事に一致しています。
疑惑③:憲法論文試験における出題論点の漏洩疑惑(報道済み)
疑惑④:行政法論文試験における出題論点・出題事例の漏洩疑惑(報道済み)
植村教授による答案練習会として問題視され、読売新聞などが記事に取り上げた疑惑は、
実は疑惑の③・④の2点をカバーしているに過ぎません。
法務省が大学調査を行っているのも、この範囲に限られています。
疑惑⑤:民事系論文試験における出題事例の漏洩疑惑(未報道)
慶応大学ロースクールには、民事模擬裁判の授業でも、新司法試験で出題される事例と同じものを使って、
模擬裁判の授業を行っていたのではないか、との疑惑が、新たに持ち上がっています。
※ 禁じ手のドーピングによる不正な合格を許すな!
慶応大学のロースクール生は、新司法試験を受験する直前に、
試験内容に関する①~⑤に挙げたような、膨大な漏洩情報を慶応大学から得て、新司法試験の問題を解答しました。
これに対して、慶応大学以外のロースクール生は、
2年・3年の在学期間に自分が学習して得た知識だけを武器として、新司法試験の問題に挑みました。
慶応大学ロースクール生と、それ以外のロースクール生を、運動競技に例えるなら、
禁じられたドーピングによって筋力を強化された選手と、正統な筋トレのみ行って来た選手が、
公式競技会で、同じ競技に挑戦するようなものです。
これではとうてい、公平かつ公正なレース(国家試験)が行われたとは言えませんし、
そこでの慶応生の記録は、正統な公式記録(合格)とはなりえないものです。
※ 法務省に抗議しよう!
この問題は、新司法試験受験生の間に限られるものではありません。
禁じ手を使って新司法試験に合格した慶応ロー出身者は、数年後には、
裁判官・検察官・弁護士となって、実際の仕事に関わるようになります。
あなたは、インチキで裁判官になった者が、死刑判決を下すことが許せますか?
あなたは、インチキで検察官になった者が、まともな捜査や取調べをできると思いますか?
あなたは、インチキで弁護士になった者を、事件にあった時に頼りにしようと思いますか?
しかし、法務省は、疑惑の①・②についてはその存在自体を認めず、何ら調査を行っていません。
また、疑惑の③・④についても、一月前から「調査中」と言うばかりで、
正統な手段で新司法試験を受験した、数千人の受験生を不安に陥れています。
既に、複数の新司法試験受験生から、事件の証拠が法務省宛てに送られています。
また、与野党の何人もの国会議員の方々が、この事件について法務省の及び腰を追及しています。
社会の中でこの事件をウヤムヤにする事に抗議する声が上がれば、法務省は事件と向き合わざるを得ません。
①~⑤のうち、どこまでを法務省が調査したのか。どんな事実がわかったのか。
法務省に電話をして、確かめてみて下さい。
■報道を見て初めてこのスレに来た人へ。
まずは「まとめサイト」を読んでから書き込みをしよう!
まだ報道されていない情報も沢山あります!
■ 抗議のメールや電話はこちらへどうぞ(テンプレ)
法科大学院の行政処分に向けての情報提供はこちらの直通電話が便利です。
文部科学省高等教育局専門教育課 専門職大学院室
電話: 03-6734-3349(直通)
▽ どの教科の試験が、リークの疑いがあるの?
疑いがあるのは、5月15日から実施された新司法試験の択一試験・論文試験のほぼ全分野です。
▽ リークはどのような形態で行なわれていたの?
正規のカリキュラムが終わったあとに行われた学内答練、学内予備校の答練、およびメールで行われました。
メールの文面・学内答練の問題文・これらの原本があるメーリングリストが、既に確認されています。
▽ リーク情報と試験本番問題はどの程度一致してたの?
新司法試験には、マークシートによる択一と論文試験の2種類があり、両方の合計で合否が決まります。
このうち、択一の方では、「読んでおけ」と1件の判例が指定され、まったく同じ判例が1題、実際に出題されました。
また、答練が終わった後に解説レジュメが配布された都市計画法は、
論文試験の憲法の方で、参考資料として実際に出題されました。
これを含めて、8件ほどの疑惑が現在のところ持ち上がっています。
▽ で、なんでそれが問題になるの?
本試験になにが出るのか、まったく知らない先生や予備校が、
偶然にも本試験の問題を的中させたら、それは素晴らしいことです。
しかし、今回の慶応答練では、本試験になにが出るのかを知っている司法試験考査委員の教授が、
本試験の問題を的中させたり、それに近い事をやっています。
これは、受験者全員にとって公平であるべき新司法試験を、
不公平な、アンフェアなものに歪めてしまう行為なんではなかろうか。
われわれ新司法試験受験生有志は、公平かつ公正な新司法試験を取り戻す事を目指しています。
■ 新司法試験受験生からの要望
① 慶応大学に関する出題漏洩疑惑の全貌を明らかにすること。
② 5種類の漏洩疑惑のそれぞれについて、責任者を明らかにするとともに、
その行為が司法試験の出題漏洩と言えるのか否かの判断を行うこと。
③ 漏洩が認められた全ての科目について、得点調整などの是正措置を行うこと。
④ 再発防止のため、現行法において可能な範囲内で適切な措置を講じること。
⑤ 最終的には、司法試験法を改正し、出題者側による不正行為を取り締まること。
要するに、事件の全てをオープンにした上で、できる限りクリーンな決着を付けましょう、ということです。
慶応ローの学生も、不正な試験で形だけの合格を手に入れて、司法研修所や実務で地獄を見るより、
全ての疑惑を解明したあとの公正な試験で合格する方が、後ろめたさもなくスッキリすると思うのです。
あなたは、どう思われますか?
最終更新:2007年07月26日 23:37