ID:q6Gnvx20氏:井戸端会議は続く。~こな☆かが

「体っていうのはね、とても正直なんだよかがみん」
「何よアンタ。いつにも増してきもちわ類出だしね」
「いやぁ、例えばね‥‥かがみは結構照れ隠しで場を誤魔化したりすることがあると思うんだよね」
「そっ、そんなこと別に・・・!」
「ほぅら、今だって。心当たりが無い人なら、普通に「別に無いと思うけど」ってやんわりと否定するぢゃん。誤魔化すにしたって、「そんなことないよ」くらいは出てくる。
自覚ないかもしれないけど、かがみはほんっとぉ~に誤魔化したり嘘をつくのが下手な方なんだよ?」
「そんなことどうでもいいわよ!ってゆーか何でいきなりそういう話が出てくるんだっ」
「かがみん、手を握ろっ!」
「手を握る前に話の流れを把握させろと言いたい」
「でもそんなの関係ねぇ!と言いたい」
「その人絶対に今年消えると言いたい」
「体っていうのはね、とても正直なんだよかがみん。大事なことなので二回言いました」
「で?それと私が誤魔化すのが下手だって話とどう結びつくんだ?自分が顔に出やすいタイプだーって言うのはさすがに自覚してるわよ」
「ここにトランプが二枚あります。はい、ジョーカーと遊戯王のカードだね。この中の一つを引き取って下さい」
「突っ込みどころは一つにしろ。はい、抜いたわよ」
「カードを見たね、かがみん?じゃあそれを右手に持って、左手は私と握手っ」
「結局するのかよ‥‥はい」
「では今から質問をするから、かがみんは何があっても『いいえ』って答えてちょーだい」
「わかったわ」
「‥‥‥かがみん」
「何よ?」
「こうやってさ、握手してると・・・やっぱりかがみんってあったかいね」
「はぁ?アンタ一体‥‥」
「何か、握手してる手からね、かがみんの‥‥何て言うんだろ、優しさとか、愛情みたいなものが伝わってくる気がするんだ」
「ばっ!何恥ずかしいこと言ってんのよっ!!人が見てたら‥‥!」
「だいじょーぶだいじょーぶ。何てったってここは秋葉原のど真ん中だからね。しかもアニメイトのまん前。さっきからソッチの趣味があり気な人にはちらほら見られてるし・・・
そりゃそーだよね~、女子高生が意味あり気にこんなとこで手を握ってたらさ。嫌でもそーいう風に見え」
「それを早く言いなさいよっ!!いいから早くここを‥‥」
「待ーった。離さないよ。これが終わるまではね」
「わっ、わかったわよっ!!さっさと続きを・・・!」
「んじゃあさっさといくよ。さっきの続きです。先ほど引いたのは遊戯王のカードですか?」
「いいえ」
「ケフィアか‥‥では次です。それはトランプのジョーカーですか?」
「いいえ」
「ではそれは何のカードですか?フルメタの同人誌にオマケで付いてたソースケとクルツの半裸で体を絡めあった‥‥」
「いいえ」
「‥‥かがみん、やっぱり分かりやすいねぇ。声は普通だったけどさ、『ソースケ』って名前が出た途端に握ってた手が少しだけどピクッてなってたよ。勿論見てるぶんには分かんない本当に僅かな動きだけど」
「てゆーか何でソースケのトレカが混ざってんのよ。突っ込むべきトコはそこじゃないか?」
「なんで?これはかがみんがいかに誤魔化すのが下手くそかということを証明するための実験なんだよ?」
「実験って・・・とにかくここから!」
「離さないよ。絶対にはなさないよ」
「何でよ‥‥分かったわよ。私はどーせ18にもなってロクに嘘もつけない不器用な人間よ」
「かがみん・・・」
「うっさい。もう帰るわよ。別に私はここに用事ないし」
「‥‥嘘」
「嘘じゃないわよ」
「手の動きなんてなくったって、私は、かがみんのことなら何だってわかるんだもん」
「何がよ。アンタなんて、私のことを1%だってわかってりゃしないわよ」
「否定されて、悲しかったんだよね。友達にそんな風に言われて、悲しかったんだよね」
「別に。アンタと友達だったつもりなんてないし」
「私は、かがみのことが好きだもん。かがみんのことならかがみん以上に分かるよ。例え握ってた手に皮膚の細胞が分裂するくらいの動きしかなくたって、私にはわかるよ」
「好きって‥‥そんなこと言われてもこま」
「分かってるんだ、かがみんを困らせちゃうことくらい‥‥でも私、たとえかがみんを困らせたって自分の気持ちを正直に伝えるって決めたから。かがみんが困ってるなら、それを私も一緒に悩んであげたいって思ったから」
「そっ、そんなの私は知らなっ・・・!」
「かがみんの手、すごく湿ってる。緊張してるんだよね。恥ずかしくてどうしたらいいかわかんなくて、焦ってるんだよね」
「勝手に決め付けないでよっ!!私は誤魔化すのが下手なの!!どう誤魔化したらいいかわかんないだけ!!」
「誤魔化す・・・ってことは、図星ってことなんだよね。かがみん自身も気付いてない‥‥ううん、気付いてるけど、隠してるのかな?
でも私を好きでいてくれてるのは確かだよね。かがみん‥‥」
「やめなさいよ!離してっ!」

 

「‥‥ね?人の体って面白いでしょ」
「・・・・は」

 

「‥‥ってわけ。質問する前、かがみんに「手があったかい」とか言ったのは、恥ずかしいことを言えば相手も恥ずかしがってくれるから。そうすることによって、相手の感情と体が結びつきやすくなった状態にして、改めて質問したんだよ」
「じ、じゃあ、あの好きとか嫌いとかは何だったのよ・・・?」
「ん?それはただの延長線だよ。ただかがみんの体がどんな反応を示すかな~と思って。面白いよね、人の体って」
「・・・・・私もたった今、人の体について調べたいことが出来たわ」
「‥‥ぁ」
「例えばここ。うーん、やっぱり骨の上っていうのは基本的に押されたら痛いのよねぇ~!」
「あぎゃっ!びゃあっ!か、かがみんやめ・・・」
「それからここっ!ここっ!そして・・・・ここっ!!!」
「いだっ!!いたいいたいいたいっ!!!弁慶の泣き所は死ぬってかがみん!!!」
「ん~?別に死にはしないと思うわよ。ただ『泣き所』っていうくらいだし、泣くまではやめないであげようかな~とは思ってるけど。泣いても止めるかどうかはわかんないけど・・・」
「そ・・・そこまで悔しい気持ちがあるのは、多分自分が弄ばれた悔しさだけじゃないよね。自分の中の密かな気持ちを踏みにじられたから‥‥ぎあああああああっ!!!」

 


井戸端会議は続く。

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