こなた「私の絵散々叩いてたけどかがみの絵ってどんなの?」
かがみ「い、いや~それは…」
つかさ「そういえば私もお姉ちゃんの絵見たこと無いかも」
こなた「ぜひ描いてみてくださいな」
かがみ「……」
かがみ「…描いたわよ」
つかさ「………え~っとこれは…」
こなた「見せて見せて~」
こなた「………ナス?」
かがみ「違う!!!」
こなた「かがみがまさか私より絵が下手だったとは…」
かがみ「あまり変わらないでしょ」
こなた「みゆきさんなんてかわいい絵描きそうじゃない?」
みゆき「わ、私ですか?お恥ずかしながら体を描くのが苦手でして…」
こなた「いいからいいから」
みゆき「で、出来ました」
こなた「…豆?」
かがみ「…カービィ?」
こなた「…オリゼー?」
みゆき「もやしもんじゃないですよ!」
かがみ「(えー!あえてこなたのセリフに反応ですかみゆきさん!)」
原作2巻ネタ。
かがみ「ほらこなた~、あんたこの絵好きでしょー?読んでみれって」
こなた「もぉ~~~わかったよぉ、うるさいなー」
じ~~~っ
じ~~~~~~っ
こなた「あの…何か?」
かがみ「ん?どこまで読んだかなーって。もう小竹乃って人でてきた?」
こなた「いやまだ…ってゆーか言わなくていいから」
かがみ「ね、ね、どこまで進んだ?」
こなた「気持ちは分かるケド落ちつこーよ、先に進まないよ…」
かがみ「‥‥な、何よ。アンタがやれって言ったからやったげたんでしょ!
じーっと見てないで何か言いなさいよ、ねぇ‥‥あっ、笑うなっ!!」
文章:ID:tb5F6y1M0氏
私は普段と異なる姿で、こなたと街を歩いていた。
服装をのぞけば特に変わったこともないのだが、その一つの差異が同じ街の印象を大きく変化させている。
いつもなら気にもとめない通行人が、好奇心に満ちた強い視線を送っているように感じて恥ずかしい。
こなたもそれをわかっているのか、先程から彼女が寄って行こうと言うのはどこも混雑した店だった。
「やっぱりその服、かがみに似合ってるね。苦労して選んだ甲斐があったよ」
「そう言われるのはちょっと複雑なんだけど……」
こなたの誕生日が近づいたある日。
プレゼントに何が欲しいかを尋ねると、彼女は自分の指定した服を一日着て欲しいと私に頼んだ。
「人前に出れないような格好じゃないだろうな?」
彼女の性格を考えれば十分にありえることで、私は当然ながら疑ってかかる。
「大丈夫だよ。私のお父さんに着て貰ったとしても、平気でみんなに会わせられる様な服だから」
その言葉は確かに間違いのないものだった。
ただ、私に失点があるとすれば、具体的な内容を尋ねずに約束してしまったことだろう。
「だけど服に合わせて髪型まで変えるなんて……本当はかがみも結構楽しんでたりして?」
「なに言ってるの。ここまで『男の人の格好』ってカンジの服を着るのは、やっぱり抵抗があるわよ」
「うぅ……友人に騙され、それでも約束したことは守るかがみ。律儀すぎて将来が少し心配だよ」
「私としては、その友人にこんな格好をさせて楽しむあんたの将来が不安だけどな」
せめてもの反撃の言葉だったが、こなたは気にせずニヤニヤと笑ったままだった。
私が諦めの気持ちでため息をつくと、不意にこなたは立ち止まった。一歩遅れて私も止まり振り返る。
すると、こなたは頬をわずかに赤く染めながら、私に抱きついてきた。
「男装は完璧だし。こんな風にしていると恋人同士に見えるかな?」
私は抱きつかれた驚きで、こなたがそんな行動に出た理由である、目撃者が現れたことに気づけなかった。
「こ、こなちゃん、それにお姉ちゃんも。……えっと、私は何も見てないから!」
「つかさ!? ち、違うの。これは、こなたが無理やり」
必死になって弁解を考えるが、つかさはそれ以上のスピードで走り、人ごみに紛れて消えてしまった。
私が呆然としながら隣を見ると、こなたはニヤニヤしながら、普段は持ち歩かない携帯電話を私に見せた。
「ほっ、やっ、とおっ!」
「何やってんのよこなた」
「あっ、お早うございます藍華先輩。私は今日も学校帰りの自分ルール実施中でして‥‥」
「待て待て待て、誰なのよ『藍華』って。てゆーかまた何かのアニメネタ?」
「お早うこなちゃん!」
「お早うございます、灯里先輩。今日もいい天気ですね」
「だから誰だっつーの」
「さしずめみゆきさんはアリシアさんってことで‥‥あっ、ととっ!」
「ってゆーかアンタはさっきから何やってるワケ??」
「はい、今日の自分ルールは『片足けんけんで家まで帰る』というものなのです」
「いやいや、今から学校でしょーが。何眠たいこと言ってるのよ。ってゆーか電車内でも片足でいるつもり?」
「‥‥自分ルールその2、乗り物の中での体勢は自由」
「‥‥‥‥‥あんたね」
「そーゆぅ設定なの。さぁ先輩方、今日も元気に出勤ですよ!」
「私らまだ学生だっつーの!!頼むから正しい日本語の使い方を覚えてくれ」
「むぅ‥‥でっかい難しいです」
「私はアンタのそのノリについていくことの方がよっぽど難しいと思うけどな」
「まぁ~」
「一人二役か。ってゆーか何よその限りなく生茶パンダに近い物体は」
「はいつかさ!ちょっと「はひぃ~」って言ってみて!!」
「えっ、はっ、はひぃ~」
「いいね~♪萌えだよ、モエ」
「もっ、もう付いていけん‥‥」
「次、かがみん!はい『恥ずかしいセリフ禁止!!』」
「恥ずかしいのはアンタだっつってんでしょーがっっっ!!」
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「これはアウトッスよ、先輩‥‥そもそもコスプレってゆーのは素材が第一であって私なんかがやっても全然‥‥ブツブツ」
「いーっじゃねぇかひよりん♪ウッキッキー!なーんてな☆」
そんな2人。
アニメでこの2人の動物コス版が出てこなかったのでついカッとなってやった。後悔はしてない。
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みさおとあやのがこなたのクラスに来て、
みさお「ちびっ子ー合体しねぇ?」
かがみ「お前は何を言って(ry」
こなた「んー?みさきちと?いいよー。」
みゆき「いいんでござるか!?」
つかさ「あははマッガーレ☆」
みさお「じゃあ早速・・・フュージョン!はっ!」
こなた「フュージョン!」
かがみ「まさかまたあんなのに?(まとめ参照)」
こなた&みさお「めんそーる!めんそーる!」
その場が光に包まれる。
煙の音とともに一人の戦士が生まれた。
こなみさお「ふうぅー。合体完了だZE!」
かがみ「何がしたかったんだ・・・?」
ひより「これはいいネタになるッス!!」
みゆき「貴様どこから!!」
あやの「だまれ」
かがみ「ほら、三秒ルールなんでしょお?例え教室の床に落ちてホコリやゴミがついてたとしても大丈夫なのよね~??」
みさお「そ、そんなわけねーじゃねぇかっ!!やめろよっ!」
かがみ「ほーれ、ほおおぉれっ!」
みさお「や、やめろってヴぁ!!みゅーんっ!!!」
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ゆたか「みなみちゃん何一生懸命見つめてるの?」
みなみ「髪型のカタログ……」
カタログ画像
『1 斬新かつオーソドックスな世紀末ヘアー!昨日までのキミとの違いを見せつけちゃえ!
2 全国の虫取り少年が夢中!昆虫の王者はキミだ!
3 侵略者気取りで最高にクール!額の☆もナイスデザイン!
4 スイーツなメロンヘッドで甘党の彼のハートをゲット!夕張ヘアーでキマリ!』
ひより「ビジュアル系だね」
パティ「……クレイジー……」
みゆき「私のキャラソンが飛ぶように売れる方法を思いつきました」
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みゆき「これをジャケットにすれば幽霊さんのCDみたく売れて……」
こなた「お゛がーざん゛ばかに゛ずる゛な゛あ゛あ゛あ゛」
かがみ「ダメよこなた!首絞めたら化けて出るわよ!」
みゆき「ぐぇあ」
ひより「今日は小早川さんの誕生日かぁ・・・これは祝ってあげたいところっス・・・
そうだ、ここはやっぱり絵でも描いてあげよう!」
ひより「ふんふふ~ん♪ よし、これならいけるっス!」
ひより「あ、小早川さーん!」
ゆたか「あ!田村さん」
みなみ「・・・・・」
ひより「おっ。岩崎さんもいたっスね! 丁度よかったっス」
みなみ「?」
ひより「小早川さん!誕生日おめでとうっ! これ、プレゼントっス!」
プレゼントの絵
ゆたか「えっ! あ・・・これって」
ひより「時間が無くって色までは塗れなかったけど・・・一描き一描きに心を込めたっスよ!」
ゆたか「うん・・ありがとう!田村さん。大事にするね♪」
ひより「いやいや!いつもお世話になってるっスから! 色んな意味で(ボソッ」
ゆたか「え?」
ひより「いや! 何でもないっス。。。あははは」
ゆたか・みなみ「??」
ーおっさんほいほいー
こなた「VといえばゴーグルVだよね?」
かがみ「テコンVじゃないの?」
つかさ「ふぉ…V○¥○V…ふぉっふぉっふぉっふぉっふぉ」
画像
みゆき「…ぶ、Vサイン等に使われるVとは、本来はvictory(ry」
みゆき「(ry…ひ、酷いです!」
つかさ「行っちゃった…」
こなた「追わなきゃ!ゴーグルゴー!」
かがつか「ゴーグルゴー!」
かがみ「あんたってさー」
こなた「なに?」
かがみ「ぶっちゃけ身長142もないんじゃない? ホントは130台でしょ」
こなた「なワケないよ、それじゃ発育不良じゃん」
かがみ「142でも充分発育不良ぎみな気がするけど」
みゆき「せっかくですし、保健室で測ってみましょうか」
つかさ「あ、私もー!」
つかさ「えへへ、ちょっとだけ伸びてたよ」
かがみ「さて、次はこなたの番ね」
こなた「はいよーっと」
みゆき「では測りますね……あ、ら?」
かがみ「何? 2人して漫才?」
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みゆき「と、飛び出ている髪が固くてこれ以上……」グイグイ
こなた「痛い痛い痛い! 背縮んじゃうよみゆきさん!」
かがみ「んなワケないでしょ……よっ」グイ
こなた「痛いってば!」
かがみ「ウソ、何このアホ毛……ていうかこれ含めて142cmかよ!」
「手首をこう……かな。うん」
鏡の前でかがみはなにやら怪しげなポーズを取っている。
よし、というとかがみは、携帯電話を操作し曲を流し始めた。
「~♪ こ~なたと行きたい♪」
「かがみ誕生日お――」
「キラッ☆」
瞬間。その場の空気が凍りつく。
部屋に入ってきたのはこなたとつかさ、そしてみゆきだった。
「なん、で……」
それは、なぜここに来たのか、という意味ではない。今日はかがみとつかさの誕生日、4人で集まることは決まっていた。
しかし、違う。時間が違うのだ。本来ならあと一時間、少なくとも30分は猶予があるはずだった。
「まだ……時間じゃ……」
「いや、驚かそうと、おも、ったんだけ、どね」
言葉が途切れ途切れになる。こらえているのだ。こなたもつかさも、みゆきさえも……。
「そう……」
「ごめ、ぶっ、んえいきなり、ブフゥ来ちゃってぇふぇ」
「……笑いたきゃ笑いなさいよ」
その時にかがみは小声で「覚悟はしてもらうけどな」と呟いたがこなたには聞こえなかった。
いや、聞こえていても同じであったであろうが。
「そっ、そっか、じゃあ……あひゃひゃ! いひひひひひひ! キラッ☆ だって、ひー死ぬ! 笑いしぬぅぅぅう」
「織姫と彦星の再会に、立ち会ってこぉぉぉぉぉぉい!!」
―こなた+かなた=究極―
コンコン
そうじろう「ん、こなたかー? 開いてるぞー」
ガチャ
そうじろう「どうし――!?」
こなた「お父さん……たまには一緒に寝ようか?」
そうじろう「が……ま……、…………」
こなた「あれ? お父さん? おーい」
そうじろう「…………」
こなた「あちゃー、萌え死んじゃったか……」
◎こなたの絵
泉家にて
こなた「ずーっと前さ、絵描いたじゃん?あたしの下手な」
かがみ「あー、あったわね。それがどうしたの?」
こなた「実はね、今パソコンで特訓中なんだ♪」
かがみ「へえ、頑張ってるのね」
こなた「うんほら、これペンタブ」
かがみ「へえー面白いわねー」
こなた「でしょー。それでさ、絵はこれね、pixiaってので描いたんだけど、どぉ?」
かがみ「・・・・・・・・・」
こなた「どぉかなー、ちょっとは上手くなったと思うんだけど・・・」
かがみ「その・・・なんで相変わらず火を噴いてんだ?私は」
こなた「だってかがみは・・・ほら、そんなキャラじゃん♪」
かがみ「あんたなー、人をからかうのも大概にしろよ!」
こなた「おぉー恐い、それよりどう?どう?上手くなったでしょ?」
かがみ「ええっと・・・」
かがみ(素直に下手と言うべきなのか、それともお世辞で褒めるべきなのか・・・)
最終更新:2009年06月21日 22:52