ID:ekqDKcSO氏:詰め込みすぎたバレンタイン

注意!
・この作品のこなたとかがみは相思相愛です!
・カオス過ぎる展開が嫌いな人は読まないことをオススメします。
・それでもおkな人だけ、お読み下さい。

 

 

 

 

 

 二月十四日、今日はバレンタインデー! 愛しのかがみんが私にチョコを持って来てくれる唯一の日! 早速、全裸で正座待機だ!!
「wktk」
「うにょ~ん、ってこなちゃん!? ここ教室だよ! まずいよ~」
「大丈夫、教室の男子には見えない仕組みだから」
「そ、そうなんだ……私ちょっとトイレ行ってくるね」
「ゆっくりブリb(ry」
 つかさが来たということは、かがみももうすぐ来るぞ! もうwktkが止まらない!! 早く食べたいチョコレート!
「こなたぁぁぁぁぁ!!」
「キタ―(゚∀゚)―ッ!!」
「待たせてごめんね? はい、チョコレート(はあと)」
「ありがとう、このお返しはホワイトデーに……」
「あん、こなたぁ……(///)」
「じゃ、早速いただくよ。もぐもぐ……ぐっ、これは……!?」
 急に眠気が……、まさか、かがみん!? なぜ……………………。

「ここは……」
「気付きましたか?」
「みゆきさん……んっ!」
「無駄なの」
 私はベットの様な物に寝かされていた。両手両足は鎖で縛り付けてあり、まったく身動きが取れない。因みにまだ全裸のままだ、ちょっと寒い。へくち!
「ここはミッキー軍団の秘密基地。ミッキーと言っても”やったぁ! ははっ”のミッキーではなく、私みゆきの愛称のミッキーです」
「そんな事どうでもいいよ。それより何で私ここにいるのさ。後、私にはかがみがいるから、みゆきさんとはヤらないよ」
「なに勘違いしてるんですか?」
 おもわず「ひょ?」と言いそうになってしまった。動画の見すぎだね、少し控えるか。
「ここに連れて来たのはかがみさんですよ。ですよねぇ? かがみさん」
「イエス、マイロード」
「か、かがみん……!」
 かがみの目は……光を失っていた、これがレイプ目というやつか。
「かがみんに何をした!?」
「ふふ、少しマインドコントールしただけですよ。今やかがみさんは私の手中にあります」
 そんな、かがみが……私のかがみんが……!?
「かがみ! 私が分からないの!?」
「イエス、ヒナミザワ」
「無駄ですよ、彼女は私の声しか聞こえません。悔しいでしょう? 怖いでしょう? あなたの愛しい恋人は私の物!!」
 うぅ……、かがみん……!! みゆきさん、一体何故こんなことを……!

「私をどうするつもり?」
「改造します。そして我がミッキー軍団最強の改造人間になるのです。やりなさいミッキー!」
「イーッ!」
 ミッキーと呼ばれた全身黒タイツの男達が私の周りに集まる。
「み、見るなー!」
「うるさいですね、ミュージックスタート!」

モザイクカケラ、一つ、一つ繋ぎ合わせて~♪

 曲と共に私の身体がモザイクに包まれる。なんだこの魔法。
「これで心置きなく改造できますね」
「イーッ!」
「かがみん! 助けて! ……助けてかがみん!!」
「……」
「無駄だと言ったはずですよ、やりなさい!!」
 私は覚悟を決め、ぐっ、と目を閉じた。その時だった!
「待てい!!」
「何者ですか!?」
「イーッ?」
「誰……?」
 パリーンと、窓ガラスを割り、颯爽と飛び降りてくる謎の仮面。状況から見て味方に見えた。
「彩りましょう食卓を、皆で防ごうつまみ食い。常温保存を包み込むカレーなる愛のミコロッター! 柊つかさちゃん! 只今参上!!」
「つかささん!?」
 正体ばらしちゃ仮面の意味ないよつかさ……。でもカッコイイ!!
「ゆきちゃん、少しオイタが過ぎるよ」
「うふふ、飛んで火に入る夏の虫とはまさにこの事。つかささん、あなたもミッキー軍団の仲間に入れて差し上げます。行きなさいミッキー!」
「イーッ!」
「つかさ! 逃げて!」

「大丈夫だよ。ミコロット、転送!!」

<ミコロット>それは、テクノロジーが生み出した全く新しいロボットである。TNTNと呼ばれた基本フレームに、人工知能バルサミコ酢を搭載。更に様々なお酢と組み合わせることによって、無限の力を引き出せるのだ!

「いっけー! バルスー、お酢マシンガンだ!」
「イーッ!?」
 つかさの操る兵器、ミコロットの『バルスー』によってミッキー達は溶けていった。恐ろしい兵器だね。

バシュ、バシュ

「鎖が……!」
「大丈夫? こなちゃん」
「うん、ありがとうつかさ。後さ、この曲停めてくれない? 身体がモザイクだと変な感じなんだよ」
「任せて。バルスー、反応酢!」
 お酢がラジカセに向かって飛んで行く。そして当たると溶け、曲は停まった。
「ふぅ、すっきりした……ん?」
「寒いでしょ? このマントを羽織ってて」
「つ、つかさ……カッコイイ(///)」
「おのれ、あんなロボットは無視しなさい! 司令塔のつかささんを狙うのよ!」
「イーッ!」
 それは不意打ちだった。ミッキーが銃をつかさに向けていた。
「こなちゃんは離れて!」
「つかさ!?」
 私はつかさに突き飛ばされる。そんなつかさ!!
「……!」
 私の横を物凄いスピードで誰かが走った。そのツインテールには見覚えが……!

「イーッ!」
 パンッ! 渇いた音が鳴り響く。同時にドサッと崩れ落ちる音。
「お、お姉ちゃん……!」
「かがみ!!」
 私はかがみを抱き起こす。かがみの瞳には光が戻っていた。
「ごめんね、つかさ……こなた。迷惑かけて……」
「かがみは悪くない!」
「そうだよ! 悪いのはゆきちゃんだけ!」
「違うわ、みゆきも悪くないのよ……」
「どういうこと?」
「みゆきも操られているの……あの眼鏡に」
「眼鏡……」
 私はみゆきさんを見る。確かにいつもと違う眼鏡、あれはパーティ等でよく使われる『鼻眼鏡』じゃん! なんで今まで気付かなかったんだろう……。
「お喋りは終わりましたか? かがみさんの行動は予想GUYでしたが、もう死んでしまうのですから意味は無かったですね」
「許さない。こなちゃんを……お姉ちゃんを……ゆきちゃんさえも!! 魔神鼻眼鏡、お前は私が倒す!!」
 魔神鼻眼鏡? いつの間にそんな名前付けたんだ……。
「ミコフォース、一斉射撃! バルスー、鼻眼鏡に撃ってぇ!」
「はい! マスター!」
 バルスーの穴という穴からお酢が噴き出し、みゆきさんの鼻眼鏡に向かって発射される。凄い光景だね。
「ちっ、ミッキーバリア!」
「イーッ!?」
 ミッキーの半数をみゆきさん自らの前に集結させ身代わりにする。魔神鼻眼鏡、味方でさえも道具と思っているのか!
「でも、これでミッキーは残り二匹だよ」
「くっ」
「つかさカッコイイ」
「当たり前よ、私の妹なんだから」
「あ、まだ生きてたんだ」
「生きてるわよ!」
 それぐらいの元気があれば大丈夫だね! でも念のために隠し持っていたトマトを……。
「おい、今どこから出した?」
「気にしないで口移し♪」
「んっ……」

 これで完全回復だね。さすがマキシムトマト、かがみの傷も消えちゃったよ。
「これで勝ったと思わないでください。私は二匹のミッキーを生贄に、『日下部魔神らヴぁゴーレム』を召喚!」
「みゅーん」
「「「でかっ!?」」」
 『日下部魔神らヴぁゴーレム』は天井を突き破ってしまった。その衝撃でミッキー軍団秘密基地は崩壊した。私たちは外に逃げ出す。
「ここは……!?」
「体育館!?」
「どんだけ~!?」
 なんと、今まで居た場所は体育館だったのだ! どこが秘密基地だよ、まったく。
「日下部魔神さん? 先ずはその目障りなロボットを破壊してください」
「おーし、任せろ! ヴぁヴぁヴぁヴぁヴぁヴぁヴぁヴぁ!!」
「のぅわ!?」
「バルスー!!」
 日下部魔神から発せられた『ヴぁ弾幕』によって、つかさのバルスーは破壊されてしまった。
「しょ……しょんな、バルスー……うぅ……」
「つかさ……よっぽど大事だったんだね」
「つかさにとってバルスーは、産まれたときから一緒にいる最初の友達なのよ……」
「私の……非常食が……」
「「なんですとー!?」」
 非常食かよ!? どこまでお酢が好きなんだつかさは……。
「うふふふふ、もう観念されてはいかがですか? やがて世界はミッキー軍団に支配されるのです。今のうちに仲間になれば色々と優遇して差し上げますよ?」
「うるさいよ、せっかくのバレンタインデーをめちゃくちゃにして……私怒ってるんだからね! かがみのチョコにまで細工しちゃってさ! かがみがどんな気持ちで作ったと思ってるんだよ!」
「こなた……(///)」

「バレンタインバレンタインバレンタインバレンタイン……馬鹿ですか? そんなものに浮かれている奴を見ると虫酸が走る! バレンタインなど無くなってしまえ!」
 言っても分からぬ馬鹿眼鏡……。
「かがみ、やろうか?」
「こなた……うん、やるわよ!」
「「合体攻撃!!」」
 かがみと手を繋ぎ、意識を集中する。長きにわたり封印していた技が、まさかこんな形で使われるとはね……。
「ならば私も……真の姿で決着を付けよう! フュージョン!」
 みゆきさんから鼻眼鏡が離れ、日下部魔神と融合する。あれがあいつの正体……!
「みっみっみらくる♪ みーのるんるん!! 誕生! デビル白石!!」
「なるほど、だいたい分かったわよ。あんたチョコが貰えないからってこんな事したのね!!」
「そうだ! バレンタインなんぞ消えてしまえ! 俺は高良を操り、ミッキー軍団を作り、世界を征服しバレンタインを無くそうとした!! そのためにお前達を利用しようとしたのに!!」
 モテない男は可哀相だね……。でも……!
「そんな勝手な野望に私達が協力する訳無いでしょ! 仮に洗脳されても、かがみみたいに自力で解かれるもんね!」
「おのれー!」
「行くよ、かがみん。準備は良い?」
「いつでもオーケーよ!」
 これで、終わる。終わらせるんだ!

「「二人のこの手が真っ赤に萌える!」」
「幸せ掴めと!」
「轟叫ぶ!」
「こなた!」
「かがみ!」
「「ラーブラブ、天驚けぇぇぇん!!」」
「馬鹿な……! ありえないぃぃぃぃっ!!」

「大丈夫? つかさ。落ち着いた?」
「うん、非常食はまた作れば良いもんね……」
 そーゆー問題なのか……? でもそれで済むなら良いよね。バルスーも分かってくれるさ!
「すみません、私が迷惑かけたようで……」
「みゆきは悪くないわよ、悪いのは全部白石みのるなんだから」
 白石みのるは仰向けに倒れていた。まったく、ただの脇役と思ってたのに……まさかボスキャラになるとはね。
「う~ん……はっ」
「目が覚めましたか?」
「さぁ~て、覚悟は良いでしょうね?」
「あはは、バルサミコ酢~♪」
「私の裸を見てタダで済むと思ってないよね?」
「い……いや、実は僕も操られ……」

「「「「嘘だッ!!」」」」

「ヒィィィ! ごめんなさぁい!!」


 こうして、長い長いバレンタインデーは終わった。その後、私は風邪を引いてしまったんだけど……かがみがチョコを持ってお見舞いに来てくれたから良しとしよう。……でも、次からは全裸でwktk待機はやめておこう。もうあんなことはないと思うけどね。


Fin

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