ID:rn3b2Crx0氏:井戸端会議は続く。 ~小悪魔youちゃん

「ねぇお姉ちゃんっ」
「おー、ゆーちゃんどうしたの?」
「うぅん、宿題も終わってちょっと暇だったから遊びに来ただけだよー。あっ、急にお邪魔しちゃって大丈夫だった?」
「うん、全然かまわんよ~ゆっくりしていってくれたまえ」
「ありがとっ!ところでお姉ちゃん何してたの??」
「んん?今は仲間内でチャットしてたんだよ。相手は関西の人なんだー」
「へぇー、さすがはお姉ちゃんだね、色んな人と知り合いなんだー‥‥あれ、このリモコンみたいなのって、えっと‥‥ipod、だっけ?」
「そーだよゆーちゃん。正しくはipodnano、だけどね。ただ何年か前に買ったやつだから電池切れも早くって」
「ふーん、何年も使ってるケータイ電話みたいな感じなのかなぁ?」
「それに近いね。でも最近は本当に電池なくなるの早いんだよ・・・3日ほど使わずに充電するの忘れてて、いざ使おう!って時に全く反応してくれなかったりとかね‥‥。
でもたまに「電池切れ?!」と思ったら単にキーロックかけてあっただけだったりしてね、難儀な子だよ全く‥‥」
「そ、そうなんだぁ・・・これってパソコンに繋いであるけど、普通のコンセントからは充電できないの?」
「勿論出来るよー。むしろそっちの方が早いし」
「じゃあ何でわざわざパソコンで充電してるの?」
「ん、今はipodの中の曲の入れ替えをしてたんだー。ゆーちゃんの好きな曲とかも入れてみる?」
「え‥‥いいの?私が使うわけじゃないのに‥‥」
「うん、ゆーちゃんの曲の好みとかも知りたいしね~」
「でもCDとか借りてこないとダメなんだよね・・・また今度でも全然いいよ?」
「その辺は大丈夫、お姉さんにまっかしときなさいっ!」
「ぇ、今からCD借りてきてくれるの?そんな、私が借りてくるから‥‥」
「大丈夫だって、無料で曲をダウンロードできるとこなんて今どき山ほどあるから」
「えぇっ?!お金払わなくても大丈夫なの?!」
「‥‥まぁ著作権法違反とかそこら辺のことを気にしなければ、ね」
「それってつまり犯罪ってことじゃ・・・いいよお姉ちゃん、私今度借りてくるから‥‥」
「ちっ‥‥そんなんだからいつまでたっても背が伸びずに子供のままなんだよ‥‥」
「ぉ、お姉ちゃんもあんまり変わらないでしょー!それに私はお姉ちゃんみたいに悪いことしようとしないもん!ちゃんと行動をわきまえてる“大人”だもん!!」
「むふふ、“大人”ならば自分の為に多少冒険してでも道を切り開いていくもんなんだよ~。まっ、まだまだ“子供”なゆーちゃんには分からないかもしれないけどね~」
「むぅう~~~!!私子供じゃないもん!大人だもん!お姉ちゃんの方がよっぽど子供なんだもん!!」
「そうやって大人大人って背伸びしてるとことか、まさに子供って感じだよ、ゆーちゃん」
「そんなことないもん!!背伸びして大人になろうとしてるだけまだマシだもん!何もしてないお姉ちゃんと一緒にしないでよっ!!」
「‥‥え」
「あっ・・・」
「………」
「………」
「‥‥ゆーちゃん、今の本気で言ったの?」
「あ、あぅ‥‥」
「本気で言ったんだとしたら、幾らゆーちゃんだとしてもちょっと許せないんだけど」
「えっ、えっと‥‥」
「今の言い方だと、まるで私何も努力してないみたいじゃん。私だってゆーちゃんと同じように背が低いから昔から子供子供って言われることも多かったし、今だってよく言われる。
私もそれなりに悩んで、でも努力しても叶わなかったからこのまんまなんだよ。ゆーちゃんだって自分で悩んで、それなりに努力してきたんじゃないの?
それでも何も変わんなかったっていう悲しい気持ち、ゆーちゃんが一番よく分かってるんじゃないの??」
「う、ううぅ‥‥」
「・・・・もぅいいや、とりあえず今日は帰ってよ、ゆーちゃん。私もちょっと悪乗りしちゃってたみたい。別に根に持ったりしないし、明日になったらキレイさっぱり忘れてるからさ」
「うぅうう・・・さぃ‥‥っ」
「‥‥え?」
「ひっく、ごめ‥‥‥っ、ごめんなさい・・・、ごめんなさい‥‥っ、ひっく、ふぇっ」
「ゆ、ゆーちゃん‥‥」
「ふ、ふぇっ、ごめ、ひっく、なさ‥‥っ!ふああああぁあぁぁん・・・!!」
「ちょ、落ち着いてゆーちゃん、私もう怒ってないから、ホラ‥‥!」
「ひっ、ひっ、ごめっ、ひっく、ふええぇっ!ごめ・・・っ!ふっ、えっ、ぐずっ、ふあぁっ、ひっ」
「どうしたんだ、こんな夜遅くに‥‥ってゆーちゃん?」
「ぁ、おとーさん‥‥」
「こなた‥‥まさか、こなたがゆーちゃんを泣かしたのか・・・?」
「ち、ちがっ‥‥」
「ひっく、お、おねーちゃんがっ、おねーちゃんがっ・・・!」
「ちょ、ゆーちゃんっ?!」
「‥‥‥こなた!ちょっとこっちに来なさい!!」
「違うんだってば!私が泣かしたんじゃ‥‥!」
「お父さんはそんなことを聞いてるんじゃない!何でこうなったかを聞かせてもらおうと思ってるだけだから、とりあえず来なさい!!」
「ぇ、あ‥‥うん・・・」
「‥‥ひっ、ぐすっ‥‥ふふっ・・・やっぱり、女の最大の武器は、涙、だよね、おねーちゃん‥‥それを使いこなせてこそ、“大人”、なんだ、よ‥‥?」
「ちょ‥‥ゆ、ゆーちゃん・・・!!?」
「こなたっ!ほら!」
「だ‥‥だって今、ゆーちゃんが‥‥‥!!」
「こなたッ!!!」
「あ、あうううぅ~~~!!」



「‥‥はぁ、はぁ、はぁっ・・・・。夢‥‥そうだよね、ゆーちゃんが‥‥ビックリした・・・昨日の夜、何かヘンなものでも食べたっけな‥‥」
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