ID:LHthUSMEO氏:俺とかなたと夏の日と

海は俺を解放的にしちまう魔のエリアだ。
ビキニのオネーサンやらスク水のかわいこちゃんがいるならなおのこと。
俺の肩にはビーチパラソル、左手はかなたとつながっている。うらやましいぞ俺の左手。今すぐ唇と代わってくれよ。
おっと、どっちも俺の体か。
私にできた初めての彼女、それはヴェルターズオリジナル…じゃなかった、かなただ。
俺がビーチパラソルを砂浜におっ立ててる間にあいつは水うち際で波とじゃれていた。波が足下に来る度にぴょこぴょこはねるかなたはもうかわいいのなんのって。
俺最高に幸せ。焼けるように熱い砂を蹴ってかなたの近くにゴーウェイだ。かなたがゴールにいるなら俺はビーチフラッグで石川県ナンバーワンになれるぜ!多分。

「そーら、かなた!冷たくて気持ちいいぞ!」
膝まで海に浸かって太陽光に煌めく白いワンピースの彼女にしょっぱい水をかけてみた。

「きゃっ!やめてよ!私そう君みたいに水着着てないよ?」
あーそりゃ悪かった。
「う、うわわわわ」
砂に足をとられてわたわたしてるかなたもかわいいな~まったく!
「きゃーっ!」
………あ、やべ。
かなたは豪快に水しぶきを上げて転んだ。
……俺水かける かなたバランス崩す 俺見てただけ
完璧に俺が悪いコンボです。本当にありがとうございました。
「………………」
やべえやべえ、かなた本気で怒ってる。
「…すまんかった」
男らしく謝ろう。それがいい。
「………あはははははっ」
えっちょっなんでそこで満面の笑みで笑いだすの?
「あははおっかしい!私が怒ってると思ったの?」
うん。かなり。
「服も髪も洗って乾かせばいいんだよ?せっかく海に来たんだし、そう君もっと遊ぼうよ」
そうかそうか。なら思う存分遊ぼうじゃないかぁ!

遥かかなた水平線の向こうまで続く空の下、俺達は日が橙色になるまで、海と戯れた。

あの海は、かなたと行ったあの海は今もまだキレイなんだろうか。
ただ、どんなに海が変わっても変わらないこともある。かなたとの一日、そして
遥かかなたまで続く青い空だ。

俺とかなたと夏の日と

おしまい
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