ID:dFYzeyry0氏:タイトル不明

ID:C9lymNNm0氏:盲目つかさの派生です


みゆき「ですから、時間がなくてもできる視力回復トレーニングはたくさんあるんです」
つかさ「へぇ~。やっぱり、ゆきちゃんは物知りだね。ところで、そのメガネかけさせてもらってもいい?」
みゆき「かまいませんが……目の悪くない人は、あまり眼鏡を使って物を見ないほうがよいそうですよ」
つかさ「いいからいいから。どんな感じか、試しにかけてみたいだけだから。ね?」

こなた「最近つかさって、みゆきさんとよく話してるよね」
つかさ「え? う、うん。そうかな」
かがみ「共通の趣味とかないと思ってたから、ちょっと意外よね」
つかさ「……そんな事ないよ。共通点がなくたって、友達だから普通に話くらいするよ!」
かがみ「? どうしたのよ。そんな大声出して」
つかさ「…………なんでもない」
こなた「いや、なんでもない風には見えないんだけど。何かあったなら相談に乗るよ?」
つかさ「本当に大丈夫だから。ほら、信号が変わらないうちに行こうよ」
かがみ「あ、ちょっとつかさー」
こなた(信号? 近くには道路標識しかないよね。言い間違えたのか、それとも……)


みゆき「ただいま戻りましたー」
ゆかり「おかえりなさい。……なにかあったの?」
みゆき「えっと、何かおかしなところでもありましたか?」
ゆかり「そりゃあ、娘が泣いて帰宅すれば問い質したくもなるわよ」
みゆき「…………ああ、本当だ。私泣いていたんですね」
ゆかり「誰かとケンカ? それとも怪我でもしているのかしら」
みゆき「いえ、どちらでもないです。……友達に、嘘をついてしまいました」
ゆかり「なるほど、それは痛いでしょうね。涙が出るくらいに」
みゆき「友達の様子がおかしいのを、別の友達に何か知らないかと尋ねられたときに……教えませんでした」
ゆかり「みゆきがそうするべきだと思ったのでしょう?」
みゆき「はい……。本人が隠したがっているようだったので」
ゆかり「なら、気に病むことはないじゃない」
みゆき「だけど、二人ともすごく心配して必死で。それに私に尋ねてきた内の一人はその友達の姉なんです」
ゆかり「あのね。みゆき……」
みゆき「私は気づいていたのに、それを話すことで本人から嫌われるんじゃないかと怖くて」
ゆかり「みゆき。お母さんは詳しい事情はわからないけれど、あなたは間違った事はしてないわ」
みゆき「そうでしょうか。私にはそうは思えません」
ゆかり「あなたは一人で背負いすぎるから悩んでしまうの。誰にも責めることの出来ない事までね」
みゆき「自分から背負うしかないじゃないですか。友達だと思っていたのに。相談してもらえない以上は!」
ゆかり「じゃあ、こうしなさい。本当のことは言えなくても、手がかりを得るための助言をしてあげること」
みゆき「……助言?」
ゆかり「それなら、隠したがっている子と、知りたがっている子の両方の意志を尊重してあげられるわよ」
みゆき「両方を、ですか……。やはり、お母さんはすごいですね」
ゆかり「自分の娘のためだからよ。あなたも友達のために、頑張りなさい」
みゆき「はい!」

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