ID:iSDdLdHp0氏:タイトル不明

「ねえねえ、ゆーちゃん」
「なあに?」
日曜日の夕食後、こなたはなんでもないようにゆたかに尋ねた。
「もしねえ、みなみちゃんに好きだって言われたらどうする?」
「えっ、えっとわっ私もみなみちゃんのこと好きだよ、大事なお友達だし」
「いや、そういう意味じゃなくて……本当にゆーちゃんは歩く萌え要素だねえ」
「えっ?」


深夜。こなたは深夜アニメを見ながら今日の……もう十二時をまわったのだから、
正しくは昨日の夕食後のことを思い出した。
(なんであんなことを聞いてのかなあ。まあ普通はそういう風に取るよね……常識的に考えて)
友達だから好き……きっと彼女も私のことをそう思ってくれているのだろう、
以前はそれで良かった、それが嬉しかった。
同じように私も彼女ことを好きだった、否、私は初めから……
初めて出会った時から今と同じような感情を抱いていたのかもしれない。
そんな禅問答を断ち切るように、こなたはテレビと部屋の電気を消して布団に潜り込んだ。
ずっと心待ちにしていたアニメの、第二期の第一話でもあるに関わらず。

「かがみ……」
布団に潜り込み、暗闇の中にそっと消え入りそうな声で彼女の名を呟いた。
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