ID:ZBht3AXR0氏:タイトル不明

こなたのクラスにて。
相も変わらずかがみを加えた四人で、いつもの昼食タイムとなっていた。

こなた「ところでかがみんや」

かがみ「ああ? なによ?」

こなた「君は暗示というものを知っているかね?」

つかさ「あ~、私知ってる~。催眠術とかで使うやつだよね!」

こなた「そのと~り!」

みゆき「他にも暗示は自己啓発の手段としても用いられていますね」

こなた「さっすがみゆきさ~ん」

かがみ「で……それがなによ?」

『うっふっふ~』と、ヲタ特有の笑い声を上げるこなたが取り出したのは水筒。
そこから中身をコップに注ぐと、かがみの前にコトリと置く。

こなた「ここで取り出だしたりますは冷たいお水。
    これを暗示にて熱いお茶にしてさしあげましょう~!」

かがみ「はぁ? また何かのアニメに影響されたのかよ?」

そんなかがみの毒舌を気にも留めず、
こなたはコップに注いだ液体をにらみつけると、叫ぶ。


こなた「あ茶! お茶! ほあ茶~!」


つかさ「……」
みゆき「……」
かがみ「……」


こなた「ほらほら~、みんなノリ悪いよ~! ちゃんと叫んで~」

みゆき「は、はい! え、え~っと……、お、お茶~!」

つかさ「ふ、ふぇ? あ~っと……ば、バルサミコ酢~!」

かがみ(こいつら……馬鹿?)

こなた「ふい~、お疲れ様。
    これにより冷たい水は熱いお茶になりました~」

かがみ「そんなわけあるか!」

的確な突込みがこなたを襲う。
しかし、それを十分予期していたかのように、
こなたはニヤニヤとしながらかがみに詰め寄る。

こなた「あらあら~w 信じてないんだったら飲んでみてよ~」

かがみ「わ、わかったわよ! 飲めばいいんでしょ!」

そしてかがみが勢いよくコップの中身を口に注いだそのときであった。


かがみ「ブ―――――――ッ!」


見事にその中身を吐き出した。

かがみ「ちょ、ちょっと! これ本当に熱いじゃない!
    あんたいったい何をしたの!?」

こなた「だから~、暗示の力ですよ~」

かがみ「んなわけあるか! 正直に白状しなさい!」

かがみに胸倉をつかまれたこなたは仕方なく種明かしをする。

こなた「ふふ~、簡単なトリックですよ。
    これははじめからただの熱いお茶だったのだよ」

かがみ「う、うそでしょ!? だって湯気出てなかったじゃない」

こなた「知らないのかがみ~ん?
    油で膜を作ってやると、湯気って立ちにくいんだよ~」

その一言でかがみから血の気が引く。

かがみ「ちょっと待て。じゃあ、あのお茶には……」

こなた「うん! 油たっ~ぷり!」

かがみ「いやあああああああああああああああああああああ!!」

その後、家に帰って体重計に乗ったところ、
かがみの体重は見事に増えていましたとさ。おしまい
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