ID:QdRClM3R氏:ひよりの業

 泉先輩の家に皆で集まってあれこれお喋りしてたら、BGMがわりに点けていたテレビから妙な笛の音が聞こえてきた。
テレビ「はいッ、お客さまにお辞儀を。はいッ、グッド・アイデア、スロー・ダウン」
 アラビア風の衣装を身につけた男性が笛を適当に鳴らすと手前に置いた箱から三色の蛇が出入りし、巧みな話術とともにクネクネ動いたり蓋を開け閉めしている。

かがみ「あはは、この前つかさが笛の練習してたけどこんな感じだったわよねー」
つかさ「ここまで滅茶苦茶じゃないよ~」
ひより(きゅぴーん)
 つかさ先輩があんな衣装を着て笛鳴らして…いいかも。

こなた「学園祭でコレやってみよっか」
つかさ「わたしが蛇使いさんやるとしたら、箱の中の人はお姉ちゃんかな~」
テレビ「はい、お客さまにお辞儀を。(ヘビが手に噛みつく)あッイテテ、イテテ、イテテ……(腋毛を摘んでヘビの口に入れる)はい、よく噛んで。(緑のヘビ、引っ込む)」
ひより「!?」

妄想内つかさ『えっと台本だと腋毛を……あうう、私ツルツルだから無いよ~』
妄想内かがみ『ちょっ! 演技だけでいいんだってば!』
ひより「いかんいかん……!! 先輩をこんな目で見るようになってはーー!!」

かがみ「……? でもさ、このコント、話術もそうだけど相方の蛇も結構難しいわよ? このクネクネとした動きとかテンポのいい出し入れとか、一匹ならともかく二匹を両手で扱うなんて無理無理」
みゆき「でしたら三人で箱に入ってそれぞれが一匹づつ担当してはどうでしょう? 位置を工夫して二人はうまく隠れては」
ひより「!?」
妄想内かがみ『ちょっ! こなた、どこ触ってるのよ!』
妄想内みゆき『狭いんですから仕方ありませんよ』
妄想内こなた『ほらほらもっとくっついて、観客にバレちゃうよかがみ』
ひより「うあああーっ自重しろ自重しろ私ーっ!!!」

かがみ「……? でもさ、分担するのもそれはそれで難しそう。こうやって二匹がくっくのはうまく呼吸とか合わせないとダメじゃない?」
テレビ「なに、腰使うんじゃあねえ。それは千葉の栄町でやってきたばかりだろ。(大口を開けた赤と緑、噛み合う)キッス・オブ・ファイア、ニャニャニャニャーン」
ひより「!?」

妄想内みゆき『い、泉さん何を…!?』
妄想内かがみ『ちょっ!? こなた、ここじゃダメ……いやいや、するのは蛇のほうだってば!』
妄想内こなた『役になりきらないと呼吸とか合わないよ。ほらほら騒いだら観客にバレちゃうよかがみ~ん♪』
ひより「やめて!! これ以上私をオカシくさせないでっ!!」

こなた「……? ところで、レッドスネークとグリーンスネーク、どっちが攻めでどっちが受けなんだろう?」
かがみ「……あんたは」
ゆたか「あれ? 田村さんどうしたの? ちょ、ちょっと、どうしようお姉ちゃん! 田村さん気絶しちゃった!」





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  • 面白いww -- 名無しさん (2012-12-09 10:23:17)
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