一巻表紙撮影風景想像図
―――じゃ、そろそろ撮りますね
つかさ「は～い。でもどんなポーズとればいいのかなぁ」
―――特に気にせず普段どおりをお願いします
こなた「そゆことそゆこと。それじゃあ張り切っていってみよー」
かがみ「で、なんで私たちは格ゲーをしなきゃならないわけ？」
こなた「ん～、この仕事もらう前にスタッフさんに『普段何してますか？』
って聞かれたんだよね。それで」
かがみ「ゲームって答えたんかい！」
こなた「ビンゴ～」
つかさ「お姉ちゃ～ん。カメラこっち向いてるよ～。変な顔で写っちゃうよ～」
かがみ「うﾞ」
こなた「隙あり～」（ﾋﾞｼﾋﾞｼﾋﾞｼ）
かがみ「あ！こいつ！」
―――パシャッ
二巻表紙撮影風景想像図
―――じゃ、そろそろ撮りますね
つかさ「うう～。緊張するよ～」
かがみ「・・・」
―――力入れなくてもいいですよ。リラックスリラックス
つかさ「は～い」
かがみ「・・・」
つかさ「お姉ちゃんどうしたの？」
かがみ「ねえつかさ。私の目の前のこの大量のおかしについて説明してくれる？」
つかさ「えっとね。スタッフの人に『幸せに感じる時間ってなんですか？』
って聞かれたからね。『おかしを食べてるとき』って答えたらね」
かがみ「こうなった、と」
つかさ「そうみたい。エヘヘ」
かがみ「私が今ダイエット中なのを知っての所業かー！」
つかさ「･･･え？そうだったの？」
かがみ「うう～。悪魔達が私の欲望を刺激する･･･」
―――どうします？やめますか？
かがみ「いや･･･引き受けたんでやります･･･ほらつかさ。さっさと終わらせ･･･ってもう食べてるし！」
つかさ「あ、ごめんお姉ちゃん」
―――かがみさん、ここでこう･･･お願いします
かがみ「あ、は～い。ほらつかさ。あ～ん」
つかさ「あ～ん」
―――パシャッ
―――その頃楽屋裏
ななこ「成美さん時代は（ｒｙ」
三巻表紙撮影風景想像図
―――じゃ、そろそろ撮りますね
みゆき「よろしくお願いします」
こなた「･･･で今回はどんなシチュを再現すればいいわけ？」
―――『いい人にじゃれる悪友』って感じをお願いします
こなた「何気にひどい事言われてない？私」
みゆき「ところで、それはどうやったら再現できるのでしょうか？」
―――ええと、具体的にはですね
こなた「お～っと待った。キミキミ。ちょっと耳を貸したまへ」
―――え？
こなた「たとえば×××みたいなことはどうかね？」
―――ふむ。じゃそちらの方にも主旨を伝えて･･･
こなた「ダメダメ。そんなことしたら萌える絵はとれないよ～？急に襲い来るアクシデントに戸惑うみゆきさん。最高のシチュだとは思わんかね」
―――しかし･･･いいんですか？
こなた「みゆきさんは文字通り人がいいからノープロブレム」
みゆき「あの。どうかしましたか？」
こなた「ん～。ポーズについての打ち合わせをちょっと。みゆきさん、私の後ろでお嬢様っぽいポーズをお願い」
みゆき「え？と言いますと？」
こなた「そうだね～。じゃ、手を頬にそえてにっこりと笑って」
みゆき「ええ、と。こうですか？」
こなた「おお～！いいね。やっぱ素材が違うとポーズ一つとっても萌えのレベルが高いヨ」
みゆき「そ、素材がいいなんて、そんなことは」
こなた「じゃ私は前に待機して、と」
―――じゃ、カウントダウン入りますね
こなた「よしこい！」 みゆき「は、はい」
―――５，４，３，２，１
こなた「てりゃ～。胸枕だ～」（と言いながら後ろに倒れるこなた）
みゆき「ひああ？」
―――パシャッ
四巻表紙撮影風景想像図
―――じゃ、そろそろ撮りますね
ゆたか「うう･･･緊張するよ～」
みなみ「･･･そんなに力を入れなくてもいい･･･普段通りで大丈夫」
ゆたか「うん、わかった。ってあれ？お姉ちゃんそんな後ろで何してるの？」
こなた「いや～。今回はお二人さんがメインってことで自粛してるよ
私のことは背景と思いたまへ～」
ゆたか「う～ん。よくわからないけど」
みなみ「ところで･･･今から何をすればいい？」
―――ずばり『日常』を再現していただきたい
みなみ「ゆたか･･･何か思い当たるもの･･･ある？」
ゆたか「う～んと、登校の時とか、どうかな？」
みなみ「･･･私はそれで構わない･･･」
―――じゃあ岩崎さんは手前で軽く手を振って、小早川さんは奥から元気よく手を振ってください
待ち合わせの光景、といった感じをお願いします
こなた「う～む、何か一味足りないな～」
―――じゃ、スタンバイお願いします
ゆたか「は～い」
みなみ「･･･わかりました」
―――じゃ、カウントダウン入ります
こなた「お、そうだ。グダイディーア！」
―――５，４，３，２，１
こなた「ゆーちゃん！足元気をつけて！」
ゆたか「え？なになに？ってきゃぁ～！」
みなみ「！ゆたか」
―――パシャッ
最終更新：2007年06月24日 13:50
