ID:oLIFfx.0氏:かがみがダイエットを始めるそうです。

トン、カタカタ・・・
かがみ「!!」

うっそ!この前より2kg増えてる・・・

かがみ「はぁあ~・・・」

2kgって・・・さすがにショックだわ・・・
今までこんな急に増えたことなかったのに・・・

(部屋に戻る)

何が悪かったんだろ。別に、いつも通りにしてただけなんだけど・・・
・・・だって、食事は普通だったし、
睡眠もいつも通りにとってたし、
運動は・・・

かがみ「・・・」

そっか・・・いつも通りにしてるからか・・・
何かしないとダメよね・・・


・・・よし。決めた!ダイエット始めよ!
いっつもリバウンドばっかだから、今回は本気で行くわよ!
今は夜だから、明日の朝から勝負ね。

食事は制限して、特に間食は厳禁。
運動も毎日やる。
他には・・・まあこんなところかしら。
何か良さそうなのが見つかったらそれも試してみよ。

んー・・・そうだ、ノート・・・あったあった。
まだ何も書いてないノートね。
これに体重の記録つけとこ。

「○月○日 59.8kg」

まず今日は59.8kgっと・・・
とりあえずはこんなもんね。
さて、今日はお休みなさい。


1日目・朝

トントントン・・・

まな板を叩く音・・・
今日はつかさがお弁当当番ね・・・よし。

かがみ「おはよ」
つかさ「お姉ちゃんおはよう~」
かがみ「あ、つかさ、ちょっとお願いなんだけど、
     今日私の弁当ちょっと少なめにしてくれる?」
つかさ「えっいいよー何で?」
かがみ「いやー大したことじゃないんだけどさ、ちょっとダイエットでも始めようかなって」
つかさ「なるほどねー。お姉ちゃん体重気にしてるもんね」
かがみ「まあね・・・」
つかさ「目標どのくらい?」
かがみ「うーん、5kgぐらいかな」
つかさ「ええっすごーい。長くかかりそうだねー」
かがみ「そうなのよねー」
つかさ「それじゃ少なめにするから、頑張ってね」
かがみ「うん、ありがと」

よし、減量への第一歩ね。つかさも協力、というか応援してくれそうだし。
頑張らなきゃ。


学校にて、お昼休み

かがみ「おーっす来たわよー」
こなた「お、来た来た。ダイエット中のかがみーん」
かがみ「む!つかさから聞いたのか?それは」
つかさ「あ、えっと・・・」
こなた「そーそー。さて、早速どんな弁当か見せていただきますか」
かがみ「そんな気になるかー?はいどうぞ、これね」
パカッ
こなた「おおーかがみん少食ー」
かがみ「うるさい!」
つかさ「こんな感じでちょっと少なめなんだー」
みゆき「足りるんですか?」
かがみ「まあちょっと満足できないかもしんないけど、
     このくらいにしないとダイエットにならないし」
こなた「その分あとでお菓子でも食べるんじゃないの?」
かがみ「食べないわよ!本気でダイエット中なんだから!」
みゆき「あと、ダイエットでしたら、ゆっくり食べるのも重要ですよ」
つかさ「あ、聞いたことあるかもー」
かがみ「へえーそうなんだ?」
みゆき「はい、普通人間が食べ物を吸収してから脳の満腹中枢が刺激されるまで
     20分はかかるそうです。つまり食事を始めてから20分はいくら食べても
     満腹感を感じられないので、早食いをすると余計に沢山食べてしまい、
     太ることにつながるんです。」
こなた「へえーへえーへえー」
かがみ「ネタ古いわね!ありがとみゆき、参考にしとくわ」
みゆき「いえいえ、どうも」


放課後・自宅

かがみ「ちょっと外出てくるわー」
つかさ「うん、いtt・・・あれ、ジャージ?」
かがみ「うん、ちょっと運動でもってね」
つかさ「そっかー、何するの?」
かがみ「公園行ってジョギングかな」
つかさ「なるほどねー。うん、行ってらっしゃーい」
かがみ「はーい行ってきまーす」

公園

着いた。よし、始めるか!
・・・っとその前に簡単に準備運動しとこ。

かがみ「1、2、3、4、・・・」

よし、完了。さて、よーいスタート!

タッタッタッタッ・・・
かがみ「~♪」

10分後

かがみ「ふぅ、はぁ、ふぅ、はぁ、・・・」

んー・・・息が上がってきたわね・・・
あと10分くらいにしとこっかな・・・

5分後

かがみ「はぁ、はぁ、はぁ、・・・ふはぁ、・・・」

きっつ!私こんなもんだっけ?いいや、もう切り上げよ・・・

かがみ「ふぅ、ふぅ、・・・」

座りたい・・・ここでいいや。よいしょ・・・
息が落ち着くのを待とう。
・・・
うーん、思ったよりきつかったわ・・・
まあ毎日続ければ、ちょっとは走れるようになるわよね・・・
明日も頑張ろう。


夕飯

みき「晩御飯できたわよー」
かがみ「はーい」

運動したおかげでもんのすごくお腹すいてるわ。
グーグー言ってる。
でも食べ過ぎないように・・・みゆきの言うとおりゆっくり食べればいいのよね。

一家「いただきまーす」
つかさ「わあ、このハンバーグおいしい!」
みき「そーお、ありがとう」
いのり「あ、かがみ、つかさから聞いたんだけど、ダイエット始めたの?」
かがみ「あーうん、今日からね」
まつり「もう何回目かしら、どうせまた失敗するんじゃないの?」
かがみ「もうまた・・・今度こそ本気なのよ、私は」
まつり「ふーん・・・おおっ、人参が甘くておいしー!」
みき「ふふ、テレビで紹介してた方法をやってみたのよ」
つかさ「なるほどぉーグラスだっけ?」
みき「グラッセね」
かがみ「ほんと、おいしいわねー」

ガツガツ。ゴクン。

・・・はっ!いかんいかん。おいしくてついゆっくり食べるのを忘れてたわ・・・

あむ。もぐもぐ。もぐもぐ。もぐもぐ。

・・・うーん、何だかずっと口の中に食べ物入れとくのも不快感があるわね・・・
慣れないからかな・・・

もぐもぐ。・・・

ただお「ん?かがみ、どうかしたか?」
つかさ「ほえ?」
かがみ「え!?いや、別に?」
ただお「そうか?ちょっと曇った表情をした気がしたんだがな。すまんな」
かがみ「はあ、まあ別にいいわよ」
まつり「はーん、さては何か喧嘩でもしてきたんじゃないのー?」
かがみ「してないっつーの!」

むう・・・油断すると顔に出るわね・・・気をつけなきゃ。
こういうの、ちょっと辛いわね。


風呂上がり

カタカタ・・・

うーん、さすがに一日じゃ変わらないわね。
さて、部屋に戻って・・・

「○月○日 59.8kg」

っと。

宿題もやったし・・・よし、今日はお休みなさい。


2日目・朝

今日は土曜日。学校も休みな分ダイエットをする時間があるわね。
今日も昨日ぐらい・・・いや、効果上げようと思ったらそれ以上にやんないと!
うん、いい感じ。朝からやる気じゃん私。

・・・ま、午前中はとりあえず宿題をやっとかないと。
勉強って結構カロリー消費するのよね、確か。


夕方

さあてと。今日も行きますか。
準備運動も終わったし・・・よーい、スタート!

・・・

10分後

かがみ「はっ、ふっ、はっ、・・・」

む・・・ちょっときつくなってきたかな・・・

5分後

かがみ「ふ、はぁ、ふぅ、・・・」

きつー・・・でももうちょっと・・・

3分後

かがみ「ふぅ、はぁ、ふぅ、はふぅ、・・・ふぁ!」

あーだめ!もう無理・・・
今日はこの辺で・・・
これじゃ昨日とあんま変わってないじゃない・・・
もっと頑張らないとダメだなー・・・


夕飯

一家「いただきまーす」
もぐもぐ・・・
まつり「かがみ、今度はホント頑張ってるみたいね」
かがみ「まあね、今回は本気だし」
つかさ「すごいなあかがみお姉ちゃんは・・・」
いのり「つかさも何か頑張ってみれば?」
つかさ「え!?私はえっと・・・料理?」
かがみ「それが悪いとは言わんが、どっちかと言うと早起きとか勉強にしてほしいわね」
つかさ「う・・・そうだね、このままじゃダメだよね~・・・」
みき「まあ確かに、もうちょっとしっかりしてほしいとは思うけどね」
つかさ「うぅ・・・そうだよね・・・」
ただお「うーん、この辺にしとかないと、つかさが可哀想だな」
みき「あなたはつかさに甘いわね」
ただお「まあこの中で一番素直で繊細というか・・・叱り辛いというか」
みき「それじゃ躾ができないわよ」
ただお「うーむ・・・」
かがみ「何か、とりあえず色んな人が何かを頑張った方がいいみたいね」
つかさ「あははー確かにー」


夜、風呂上がり

かがみ「さて・・・」

カタカタ・・・

かがみ「おっ」

微妙に減ってる?って言っても0.1kgくらいけど・・・
やっぱ効果が表れてるのかな。
ちょっとだけ体重計が好きになったかも。なんて。


グウゥ・・・

むっ。こんな時にお腹が鳴りますか。
そういえば、夕食かなり少なめに押さえてたもんなあ・・・

でも、間食は厳禁。夜食は論外よね。
我慢して寝よう・・・

「○月○日 59.7kg」


こんな感じで、私はずっとダイエットを頑張っていた。
日に日に、ちょっとずつだけど体重が減ってくのが嬉しくて、もうはまり込んじゃって。
10日目にはなんと58.6kgにまでなってたのよね。
気がついたら、わくわくしながら体重計に乗るようになってたっけ。

この期間、私は常にダイエットのことばかり考えてた。
どんな時もお菓子は絶対ダメ、運動もしなきゃダメ、
生活習慣をちょっとでも乱しちゃダメ、って。
他の娯楽など全く見向きもせずにね。
努力は苦しいものって思ってたし、楽しいことなんかしたらだらけると思ったし。

今思えば、それが悪かったんだろうなあ・・・


12日目・朝

8時。つかさはまだ起きてないの?
今日がお弁当当番じゃないからって・・・
怠けすぎだっつーの。

かがみ「つかさ、起きなさい!」
つかさ「ふぁ・・・今何時・・・あ」
かがみ「遅すぎよ!早く支度しなさい!」
つかさ「あわ、ごめんお姉ちゃん、急ぐよぉ~」
かがみ「ほら、だらけてないで!」
つかさ「うぅ・・・ごめ~ん」
かがみ「いいから早く!!」

ったく、ちょっとはしっかりしなさいよ。


お昼休み

んー・・・何かだる・・・
何だろ、なんかやる気しないわ・・・

かがみ「おっす」
こなた「こんちゃーかがみん」
みゆき「ダイエットは順調ですか?」
かがみ「んー、まあね」
つかさ「この前もすごく疲れて帰ってきたよねー」
かがみ「・・・」
こなた「ふふ、気のせいかもしんないけど、かがみん細くなったねえ」
かがみ「あー、そうかもね」
みゆき「・・・?かがみさん、どうかされましたか?」
かがみ「え?」
みゆき「・・・いえ、何だかいつもより素っ気無いような気がしたので・・・」
こなた「んー、そうかなあ」
かがみ「私は普通よ?運動してるお陰で健康的な気がするし」
みゆき「そうですね・・・おかしな事を言ってすみません」
こなた「いやいやいいって」
かがみ「まあね」
こなた(ん?「あんたが許可してどうすんのよ!」みたいなツッコミは無し?)
つかさ「そういえば・・・何か今朝のお姉ちゃん、恐かったような・・・」
かがみ「何よつかさまで・・・普通だってば」
つかさ「何か・・・さっきから笑ってないよ?」
こなた「んー、そういや」
かがみ「・・・」

・・・そうなのか?
・・・言われてみれば、確かに。
さっきから、妙にイライラしてる気がする。
そういえば今朝も・・・

かがみ「そうね・・・そうかもね」
こなた「お腹すいてるからじゃない?お弁当食べよーよ。私コロネだけど」
みゆき「そうですね、いただきましょう」
つかさ「今日お弁当の当番がお姉ちゃんで良かったー・・・」
こなた「何で?」
つかさ「今日私すごく寝坊しちゃって・・・
     まあそれも私がお弁当の当番じゃなかったからかもしれないけど」
こなた「なるほどー」
みゆき「良かったですねー」
かがみ「・・・」
つかさ「それで、8時頃になってお姉ちゃんに起こされたんだけど・・・
     いつもより大声で怒鳴られちゃって、ちょっと恐くて・・・」
こなた「やっぱかがみんって凶暴だねー」
かがみ「・・・うるさい」
こなた「んー?ツッコミに元気がないよぉ?」
かがみ「黙れば」
こなた「う・・・」
みゆき(やはり・・・かがみさんの様子が変ですね)


放課後

はあ・・・昼のこなた達との会話は疲れたわ。
これからジョギングか・・・何か気ノリしないわ。
まあでも行かないと・・・

・・・
足が動かない。というか動きたくない。
なんか昼間からだるかったけど・・・
もういいや、ジョギング今日は休もう・・・


夜・風呂上がり

カタカタ・・・

かがみ「え・・・」

うわ・・・ちょっと増えてんじゃないの・・・
食事制限はしたのに・・・
やっぱ運動しなきゃダメなわけ?


「○月○日 58.8kg」

何で増えたの?
運動はしなかったけど・・・だからといってそれだけで増えるか?
普通プラマイ0ぐらいじゃない?
くそー腹立つなあ・・・

・・・もしかしてストレス太りとか・・・ないか・・・


13日目・朝

チュンチュン・・・

朝か・・・時計・・・え?
5時36分?
・・・
えっと、短針が5と6の間、で長針が・・・7より少し先・・・
どう見ても5時36分だわ。
なんでこんな早く目が覚めたんだろ?

まあいいや・・・テキトーにラノベでも読むか・・・


お昼休み

こなた「・・・今日かがみ休み?」
つかさ「いや、ちゃんと来てるよー。・・・遅いね」
みゆき「どうされたんでしょうか」
こなた「まーいいや。たまにこういうことあったし。3人で食べようよ」
つかさ「うーん・・・そうだね。ちょっと残念だけど・・・。じゃ、いただきまーす」
みゆき(昨日からおかしいですね・・・本当に、どうしたんでしょうか)


みさお「珍しいなー柊、向こうのクラス行かないなんてさー」
かがみ「勝手でしょ、そんなの」
あやの「じゃあ、3人で食べよっかー」
かがみ「・・・そうね、そうさせてもらうわ」
みさお「ヒュウー!柊と一緒だぜぇ!」
あやの「嬉しそうねー」
みさお「まあだってそりゃー、久々だし」
かがみ「そうね」
パカッ
みさお「みぅ?柊、おかず少ねぇなー。そんな少食だっけ?」
かがみ「ダイエット中だから」
みさお「おぇ!?初めて聞いたぞ、そんなん!何で話してくんなかったんだよー」
かがみ「別に」
みさお「んー?何だよ柊、いいじゃんよー話してくれてもさー」
かがみ「どうでもいいでしょ」
みさお「そんなぁ~」
あやの「・・・もしかして柊ちゃん、今日、あの日・・・とか?」
かがみ「へ?違うわよ」
みさお「あの日ってアレのことか?」
あやの「うん、多分そのこと」
みさお「何で?」
あやの「何か、その・・・柊ちゃん、不機嫌みたいだから」
かがみ「・・・」

・・・やっぱり、そうなんだ。
やっと自覚した。
周りがこうも私に違和感を覚えることからはっきりした。

今、交友関係が煩わしくなってる。
昨日のこなた達との会話も、鬱陶しくて冷たく返すばかりだった。
今も、日下部が鬱陶しい・・・絡んでくるたびにキレそうになる。

かがみ「うん・・・まあ」
みさお「そしたら何だ、ま・さ・か男関係かぁ?」
かがみ「んなワケないでしょ」
みさお「じゃーアレ?チビっこ?」
かがみ「は?うるさい。黙って」
みさお「うお怖え・・・あやのぉ、柊なんか怖えよぉ」
あやの「うーん・・・」
かがみ「・・・」

私、どうなってんだろ。どう見えてんだろ。
今日下部も峰岸も私が何かおかしいって思ってるんだろうか。
思ってるんだろうけど。


放課後・自分の部屋

嫌だな・・・
ここ最近、何か変。友達との会話が面白くないなんて・・・
ジョギングにも行きたくないし・・・
でも昨日、体重が増えてた・・・
行かなきゃなあ・・・でもなあ・・・

バタンッ

ベッドに倒れこむ。

うー・・・そして全くやる気が出ない・・・勉強もやりたくない。
宿題あるのに・・・英語も国語も数学も結構多いのに・・・

・・・
何で、何もやる気でないんだろ?
そういえば今日の授業も、なんか楽しくなかったような・・・
ただ何も考えずに板書を写すだけで、意味もわかんなくて・・・
普段は、ほんのちょっとだけど知的好奇心みたいなのを感じてるんだけどな。
やっぱりおかしい・・・

そもそも「楽しい」って何だっけ・・・
・・・
あ、今私すごく病んだこと言った気がする・・・
うつ病を患った人間が言うセリフだわ、それ・・・

もう駄目だわ・・・どうしよう・・・


クンクン

ん、この匂いは・・・

つかさ「まつりお姉ちゃん、クッキー食べるー?」
まつり「おおサンキュ!もちろん食べるわよー」

つかさがクッキー焼いたのね・・・ふーん・・・

・・・

グゥー

・・・

まずい。お腹が鳴ってる。
クッキーか・・・でも食べたらいけないのよね。
最初に決めたし。間食は厳禁って。
だから私は食べない。食べたら台無しになる・・・

まつり「そんじゃいただきまーす」
「サクッ ポリ・・・ポリ・・・」

く・・・あーもう!美味しそうな音立てて頬張りやがって・・・
でも誘惑に負けちゃだめ!
間食は厳禁、間食は厳禁、間食は・・・

まつり「んー!やっぱ超ウマいわ!」
つかさ「えへへ、今回ホワイトチョコとバニラエッセンスも入れてみたんだー」
まつり「へー、やるわねー」

ぐぐ・・・!またしても食欲を増すような・・・でも間食は・・・
・・・

(脳内再生音)
『サクッ ザクッ・・・ザクッ・・・
 サクッ サクッ・・・フワッ・・・』

もぐもぐ・・・(口だけ動かしてる)


・・・えい!もうダメ!限界!
本能が理性を下したわ!

ダン!ガラガラ、ダッダッダッ・・・

かがみ「つかさ、・・・私もいい?」
つかさ「え?ダイエット中じゃあ・・・」
かがみ「いやもう色々と限界だわ。ちょっと頂戴?」
つかさ「あうん、いいよー」

サクッ!ボリ・・・ボリ・・・

かがみ「おお・・・ほんと美味しい」
つかさ「えへ、ありがとー」
まつり「ふふーん、やっぱかがみにダイエットは無理だったね」
かがみ「もーどうでもいいでしょ、クッキーが美味しいんだから」
つかさ「えへへー・・・」
まつり「でも本当にいいのー?そんな食べたらいまに太るわよー?」
かがみ「もーうるさいな!今まで我慢してたんだから仕方ないじゃん!」ボリボリ
つかさ「よく食べるねー」
まつり「あ!ちょっと!今取ったの!それ食べたかったやつ!」
かがみ「はあ?知らないわよ」パクッ
まつり「ああああああああああ!!」
つかさ「どんだけー」

あーほんっと美味しい。何で今までこんなのを我慢してたんでしょうねー。
もう、ちょっとぐらい太ったっていいわ。
今まで少しずつ痩せてたし、問題ないわよね?


次の日・お昼休み

かがみ「おーっす」
こなた「お、かがみ!昨日は寂しかったぞぉー!」
かがみ「あー悪い悪い、ちょっと不機嫌でさ」
みゆき「今日はお元気そうですね」
かがみ「うーん、というか昨日一昨日がちょっとおかしかったわ」
つかさ「あははー」
こなた「ところで一昨日から痩せた?」
かがみ「んーそれが・・・」
つかさ「んっとね、昨日でダイエットやめちゃったんだ」
こなた「ほぇ!?何で?」
かがみ「つかさがクッキー焼いてたんだけど、それがおいしそうでついに食べちゃった」
こなた「ふふーん、誘惑に弱いなー」
かがみ「うるさい!っていうかあんたに言われたくない」
みゆき「・・・何か本当に、精神的な苦痛から解放された感じですね」
かがみ「ほんと、昨日の私が嘘みたいよね!」
つかさ「ダイエットってそんなきついんだ・・・」
かがみ「あー、少なくとも私にはね。世間には本当に成功させる人もいるんだろうけど」
こなた「ま、とにかくも元通りのかがみが帰ってきたわけさ。
     今日の成功を祝って、乾杯!」
かがみ「何だそりゃ、っていうかダイエット的には失敗だし!」
つかさ「でもお姉ちゃんが元に戻って良かったー」
みゆき「本当、良かったです」
かがみ「いやまあまあ・・・さて、お弁当でも食べましょーよ」
パカッ
こなた「あ!量も普通になってる」
かがみ「まあそりゃ、もうやめたんだし」
こなた「そしたらさー、いっそのこと太っちゃいなよ。[ピザ]にも一応需要はあるし」
かがみ「あるか!大体痩せるのをやめたからといって必ず太るわけじゃないでしょうが!」
こなた「うーん、やっぱかがみんはこうじゃないと。凶暴かがみん♪」
かがみ「うるさいわ!」


この日はもう、家に帰り着くとともにお菓子を思う存分食べましたよ。
今まで心を覆っていた抑制という堤防が崩れ落ち、欲望が洪水のごとくあふれ出し・・・
ってちょっとかっこつけて表現したらそんな感じ?
なんかこなたっぽいこと言ってるような気がするけど。

努力って、続けるの難しいのね。
私の場合、楽しみを一切殺してきついことだけやろうとしてたから、
ストレスがたまってたのよね。
だから、何かを頑張るのって、「楽しいこと」も一緒にやって、
ストレスを軽減しながらの方がいいんじゃないかなって思った。
今回の一件で、私が学習したこと。

さあ、これからはお菓子もたまには食べながら頑張るわよー!


夜・風呂上がり

かがみ「さて・・・」

カタカタ・・・

かがみ「!!」

59.8!一気に元に戻りやがった!
昨日・今日でお菓子を食べすぎたせい・・・?
キー!私の2週間は何だったのよ!
元の木阿弥じゃない!

やっぱり、体重計なんて大っ嫌い!!


fin
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。