らき☆すたSSスレまとめ@ ウィキ内検索 / 「ID:z」で検索した結果

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  • ID:Z93qXBA0氏:悪霊かなた
    こんにちは。かなたです。 死んでからもずっと家族を見守ってきた私ですが、それも今日で終わりのようです。 あまりにも長い間成仏できずにいたため、レベルアップして悪霊に進化しました。 今までは触れたくても何も出来なかったけれど、これでようやく――。 「わっ。なに? 同人誌がいきなりゴミ箱に!?」 説明台詞をどうもありがとう。さすがあの人の娘ね。 でも、こんな本を読んでいるなんて、悪い子。 悪い子にはお仕置きが必要よね? 次はパソコンを使えないようにしてあげる。 「お父さん。助けに来て! よくわかんないけど、なんかヤバいのが!」 あら、行っちゃった。 親の愛情は子供に理解されないって言うし、仕方ないのかな。 こなたがいない間に部屋の掃除をしてあげるのも良いけれど、どうしようかしら。 そうだ。そう君に会っておこうかな。 「ふむ。そりゃあ、ポルターガイストって奴だな」 「なにそれ。パンツァ...
  • ID:Z1BA/slaO氏:タイトル不明
    夏の夕暮れ、石川県のとある砂浜。 赤く染まった空には、カモメたちがゆっくりと舞っている。 こなた「お父さん、あれはカモメじゃなくて海猫だよ。鳴き声が猫みたいだもん」 冷静な突っ込みをありがとう娘よ。 オレンジ色に染まった海と、空を行き交うカ…海猫たちを眺めながら、俺ことそうじろうとこなたは、 ふらふらと砂浜を歩いていた。 風は砂浜から沖へ優しく吹いていて、時々二人の髪をなびかせた。 歩きながら、そうじろうは20年近く前に、こなたによく似た女性とこの砂浜に来た時のことを思い出していた。 180センチの長身の男と、140数センチの小柄な女性。 端から見るとかなり不釣り合いな、一見すると親子にも見えかねない、印象的なカップルだった。 子供のようにはしゃぐ長身の男を見つめる小柄な女性の笑顔は、心底嬉しそうだった。 夕暮れの砂浜を二人で手を繋ぎながら歩いて、海鳥たちに挨拶...
  • ID:Z1diyS60氏:哀しき操り人形
    ……月明かりの下、私は静かに佇んでいる。 まるで糸が切れた操り人形みたいに虚ろな瞳をしながら身じろぎもせずに。 私の身体はすっかり冷え切ってる。…なのに何も感じない…。 一体、いつからこうなってしまったのだろう…。 そうだ、あれは一週間前だった。 確かあの日私は友人の家に呼ばれていたのだった。その友人の名は…。 「柊かがみ」。 私はいつものようにかがみと遊んでいたっけ。 私の話にノリツッコミなんかしちゃって可愛いヤツだなと思っていた。 でも…ある日のかがみは様子が変だった。 まるで全てを飲み込むかのようにどす黒い瞳で私を見つめて薄ら笑いを浮かべていた。 まるで見てるこっちが気持ち悪くなるぐらいに…。 「かがみ…どうしたの?なんか変だよ…」 私は思わず聞いた。しかしかがみは何事もなかったかのように切り返してくる。 「別に変じゃないわよ?それよりもこなた、今日私の家に来ない?」 「かがみん家に...
  • ID:z/P/2Xdf0氏:タイトル不明
    「や、やめて!」 ゆたかは言った。彼女は今レイプされている。 下校途中後ろから襲われて、路地裏に引きこまれた。 男はゆたかの口を塞ぎ、体をおさえながらゆたかの服をぬがす。 「んぅーんぃーう」 ゆたかは口に布をかまされて声が出せない。 男はゆたかの体をつかった。 男はゆたかの体をもてあそんだ。 ゆたかは泣いた、叫んだ、助けを求めた。 でも誰も助けてくれない。 男はゆたかをレイプし終わるとゆたかを車に乗せ、男の家に向かった。 ゆたかの体はしばられており、みうごきがとれなかった。 男の家につくと、男は部屋からノコギリを持ってきてゆたかの体をバラバラにした。 血が飛び、ゆたかは死んだ。 「ゆーちゃん遅いねー」 二時間後… 「警察に連絡しよう」 そして、ゆいがやって来る。 「ゆたかまだ帰ってないんですか?」 「うん。さっきみなみちゃんにも電話したんだけど知らないって」 「まさか…ゆうかい!?...
  • ID:Z6GiMHAo氏:ただでは起きない
     ただでは起きない  トイレから戻る途中、バタバタ走る音が聞こえた。 「え、う、れ、かぁあああああああ!」 「田村さん、白石君もいるんですから」 「男が怖くて腐女子やってられないっス!」  田村……趣味が合うのかこなたとよく話していたな。ひよりって名前だったっけ。  今は女子の入浴時間、そしてみゆきさんの発言から察するに、いつぞやのみさおと同様、いや、それ以上に物凄い格好と思われる。  見るまいと声とは反対側を向く。  さてどうしたものかと考えていたら足音は接近してきた。 「どけどけどけ~!」  衝撃が襲い掛かり、一瞬だが意識が飛んだ。  身を起こすと、すぐそばのドアが開き形のよい尻と長髪が駆け込んでゆくのが見えてしまった。  どうやら、やり過ごそうとしていた俺は彼女の進行ルートを妨害していたらしい。  もう手遅れになったと判断したみゆきさんにため息混じりに...
  • ID:z3/+gxEMO氏:第四回コンクール作品紹介
    みのる「さーて、今回も良作揃いのコンクール!作品を微力ながら紹介させていただきますよ!」 「私達の文化祭」 柊つかさの視点で進行するチア練習。 つかさの頑張りは……どう出るのか? 「小早川ゆいの一番長い夜」 人には人それぞれの文化祭があります。 ちょっと昔のとある文化祭前日のお話。 「ふれんず」 遠い日の思い出は輝いています。 友情って…いいね。 「stere」 文化祭の近づいたある日、柊かがみに届く驚きの……続きはまとめで! 「パトリシア マーティンの失敗と成功」 みんなで一つのことをやり遂げるって素晴らしいですよね。 とある留学生のお話。 「タイムリミットは24時間」 チアダンスに人数制限はありますか? いいえ、ありません。 「夢で踊れ」 柊かがみの身に降りかかった災難。 そして彼女のとった行動は…… 「みんなの為のヒロイン...
  • ID:z.dYQ6Y0氏:ダメな子ってなんですか?
    「お姉ちゃんとこなちゃんの分からず屋っ!」 「もうあんた達とはつきあってらんないわ!」 「それはこっちのセリフだよっ!」  なんということでしょう。  放課後の委員会の集まりを終えて教室に戻ってくると、泉さん達3人が教室で言い争いをしていました。  私達以外は誰も教室に残っていないからでしょうか、お互いに遠慮なしといった雰囲気が感じられます。  手こそ出していないものの、この様子を10人が見たらおそらく10人ともが本気の喧嘩だと判断するでしょう。  いつもはおとなしいつかささんまでもが顔を真っ赤にして怒っているだなんて、これは非常事態です。  普段と違う雰囲気に戸惑い、私が教室の入口で立ち竦んでいると、3人はそれぞれ声を掛けてきました。 「ゆきちゃん。ゆきちゃんは私の味方だよね?こんな乱暴な人達とは違うよね?」 「みゆき。こんなバカ達はほっといて帰りましょ。一緒にいるとこっちまでバカになっ...
  • ID:ZT5mEr9L0氏:怨霊
    怨霊 「……線は、○○駅において人身事故が発生したため、運転を見合わせております」  駅舎内にアナウンスが繰り返されていた。  こなたは、携帯電話を取り出して、かがみに連絡をとった。 「かがみ。事故で電車止まってるから、自転車で行くよ。ちょっと遅れるから」 『分かったわ。気をつけて来なさいよ』 「ほーい」  事故の原因は、高校生の飛び込み自殺だった。  残された遺書からいじめを苦にした自殺だと判明した。  警察が学校関係者などに事情を聞き取り、捜査を進めてるところで、事態は思わぬ展開を見せた。  飛び込み自殺があったのと同じ駅で、人身事故が連日三度も発生したのだ。  特に、三度目は、死亡者が四人にのぼった。さらに、事故があった電車の運転手は「ブレーキをかけたのに全く効かなかった」と証言し、検証の結果そのとおりであることが判明した。 ...
  • ID:Z9t7Zeko氏:blessing of conclusion
    「二人ともおっはよ~ぅ♪」 「おはよう、こなちゃん」 「こなた、何か用」 「何か用って朝の挨拶じゃ~ん。あ、もしかしてまたダイエット失敗した?」 「うるさいな」 「そうやって怒るかがみ萌え♪」 「あっそ。行くよ。つかさ」 「! 待ってお姉ちゃん」 「かがみ……?」 「ね、つかさー」 「こ、こなちゃん」 「かがみ、なんかあったの? いつになく機嫌悪いみたいだけど」 「さあ、どう…かな」 「さあって…」 「あ、ほらチャイム鳴ったよ。早く席に着かないと」 「…うん」 ―昼休み― 「さぁ! お昼だ! コロネだ!」 「実は黒井先生に用事を頼まれてまして…お昼休みの間、戻ってこれなさそうなんです」 「え~」 「申し訳ありません」 「ああ、いいよいいよ。別にみゆきさんのせいじゃないし。頑張ってね~」 「ええ、では失礼します」 「んじゃつかさ。かがみが来る前に用意しとこ」 「あ、あの私も用事があって...
  • ID:zSZd+C1n氏:良き日
    「ほい、みゆきさんおまたせ」  そう言いながら泉こなたは最後の皿をテーブルに置き、椅子に座って待機していた高良みゆきの正面に座った。 「いえ…」 「おせちの余りくらいしかなかったけど、良かったかな?すぐに食べれそうなのってこれくらいだったからさ」 「あ、はい。十分です」  みゆきはテーブルに並べられた皿を見た。ピザやスパゲッティにローストチキン。以前こなたから聞いたことあるとおりの、洋風おせちだ。ナイフやフォークではなくお箸が付いている辺りが日本人なんだなと、みゆきはおかしなことを考えてしまっていた。 「あ、あの…泉さんは、食べないのですか?」 「わたし?…んー、さっき食べたばかりだからねー」 「そうですか…」  食べづらそうにしているみゆきにこなたは少し困った顔をすると、手近にあった小皿に料理を少し取り分けた。 「ま、折角だし少し食べるよ」 「...
  • ID:ZrpTEW60氏:デジ☆セイ
    かがみ「コロネソウルチャージ!」 こなた「こなたん進化!( =ω=.)            ジオこなたん!」(ΦДΦ.)デストローイ つかさ「コロネソウルチャージ!」 みwiki「みwiki様進化!           wakamemon!」 みなみ「コロネソウルチャージ!」 ゆたか「ゆたか進化!       サンゆたかモソ!」 あやの「コロネソウルチャージ!」 みさお「みさお進化!      ヴぁックモン!」   デジ☆セイ 54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/20(日) 16 32 54.04 ID ZrpTEW60 かがみ「コロネソウルフルチャージ!」 こなた「こなたん進化!( =ω=.)      ライズこなたん!」(Φ皿Φ.)デストローイデストローイ つかさ「コロネソウルフルチャージ!」 みwiki「みwiki様進化...
  • ID:ZQEonp6o氏:星の導き
     星は見えなくてもそこに在る。  地上の強すぎる光で見えなくても、空を雲が覆っていても確かに在る。  だから、見えなくなってしまっても、またいつか見える日が来る。  昔、そういった奴がいた。  そいつは普段からいい加減で、まぁいつもの気まぐれか、アニメが好きな奴だったから何かのセリフ程度にしか思っていなかった。  夜空を見上げながらそのセリフを思い浮かべ、翌日も変わらぬ日々が続くことに何の疑いもなく、その日も眠りについた。  けれど、それは思いもしない形で裏切られてしまった。  引越し。  ホームルームが始まってすぐ、隣のクラスから駆け込んできた双子の妹に告げられたのは、そんな言葉だった。  意味がわからなかった。引越しした? あいつが? 昨日まで普通に、いつも通りだったのに?  私は、教師のいる目の前で携帯電話を取り出し、あいつに電話をかけた。  すぐには出ないかもしれない“いつも...
  • ID:ZxiMmk.0氏人間の証明
    「それじゃぁゆたか、行ってくるねー」 いつものように仕事に出て行くゆいお姉ちゃん。 といっても最近は高速機動隊の仕事が忙しくて、帰ってくるのは大体3日に一度くらいなんですが。 「いってらっしゃーい!」 元気に手を振り返す私。ゆいお姉ちゃん、頑張ってね。 さて、私はというと。 まずはお腹のハッチを開けてコンディションチェック。 この前はハサミが刺さって体を壊しちゃったから、周りにものがないか確かめて。 …うん、今日も問題ないみたい。ハッチを閉じて、着替え着替えっと。 今日は晴れ。絶好のお出かけ日和です。 お気に入りのバッグをさげて、元気よく飛び出す私。 この体になってから、遠出するのも平気になりました。 そんなある日のこと、道端で倒れている子供を見つけました。 「…!大丈夫!?しっかりして!」 「うぅ…」 すぐに身体を起こしてあげました。どうやら転んですりむいてしまったようです。 私はバッグ...
  • ID:ZHlr7Us0氏:祝ってやる
    薄い雲から幽かな日差しが漏れていた。 虫の羽の音と小鳥の囀りが涼やかな秋の朝を告げている。 しかし、時折車の走る音がその合唱を台無しにしてしまう。 そんなある日の、ゆたかの部屋 「……ゆたか、朝だよ?起きて?遅れちゃうよ?」 声の主は紛れもなかった。 「……ゆたか、朝だよ?」 布団の中に顔をうずくませ、ゆたかは声にもならない声で彼女に答える。 「んんん…みなみ…ひゃ~ん……zzz」 ゆたかの意識はこの世とは別の所にあるようだった。 それでも声の主はゆたかへの声かけを止めない。 「……ゆたか、起きて……ゆたか……」 5分が経過しようとしていた。 そしてその健気な声かけも、遂に尽きようとしていた。 「…どうしても起きてくれない……そう……そんなゆたかなんて、もう知らない。  ゆたかなんて……だいきら」 「ごめんね!みなみちゃん!」 ゆたかはガバッと身を越すと、枕元の携帯を手に取り、縋るよ...
  • ID:ZuZQueW5O氏:旅立ちの日
    大きな病室に一つだけのベッド。 数人の人が、それを囲むように、ベッドに横たわる少女を見つめる。 その視線には、悲しみと、重く残酷な運命に対する哀しみがあった。 「………皆さん、いままでお世話になりました」 横たわっている少女が、微笑みながら言った。 表情からは病にかかっているようには見えないが、 その身体は、見るに堪えない程痩せ細っており、顔色も悪い。 「みゆきさんッ!何弱音吐いてるんだよ!」 青色の髪の少女が、バンッと両手をサイドテーブルに叩きつけた。 一瞬、びくっと周囲にいた人たちが肩を揺らす。 「こなた!」 それを、薄紫色の髪をツインテールで結んだ少女が咎めた。 「何……弱音吐いてるんだよ…っ、みゆきさんっ…………」 重力に従って、涙がテーブルに散っていく。 その様子に、みゆきさん、と呼ばれた少女はハッとして 困ったように笑みを浮かべた。 「ご...
  • ID:z6.qAfUo氏:彼方より、此方のしあわせを願うあなたへ
       でも、なんで急にかなたのことを?  わたし、おかあさんのこと、よく知らないし。   「……こなた、おかあさんいなくて、さびしいか?」 「いやいや、そんなしんみりされても困るよ。おかあさんの話題出したことに深い意味ないから。  おとうさんもゆーちゃんもいるしね、さびしいと思ったことはないよ」  おとうさんの静かな問いに明るく答える。「そうか」と、ひとこと、おとうさんは笑った。  やや、沈黙。それは重くもない、気まずくもない、言葉が不要な静かな空気。おとうさんが、こころのなかでおかあさんに笑いかけているのが容易く見てとれる。 「まあこんな言い方するのもアレだけど、知らないひとにさびしいもなにもないっていうのが本音なんだけどね~」  そんな雰囲気がむずがゆくて、わたしはそれをぶち壊した。 「えぇ~!?」  空気読めよこなたぁ~、とさめざめ涙を流しながら、おとうさんはわたしにすり寄って...
  • ID:zqnOFmoo氏:サムデイ イン ザ スノウ
    こなた「ねえみゆきさん、この問題は?」 みゆき「これですね。この場合ですと――あ、」 つかさ「ゆきちゃん? 外に何か……あぁ!」 こなた「おおっ、雪だー!」 つかさ「あ」 こなた「ん?」 つかさ「こなちゃんとゆきちゃん、二人あわせて粉雪ー。なんちゃって」 こなた「……まぁつかさにしては上手いんじゃない? うん」 つかさ「私に『しては』……」 みゆき「ま、まあまあお二人とも……」 つかさ「そういえば粉雪で思い出したけど、雪っていろいろ呼び方あるよね」 こなた「あー、あるね。ぼたん雪とか。どう違うの?」 みゆき「簡単に説明しますと、雪は大気の状態によって様々な形状、性質になります。      暖かくて湿度が高ければぼたん雪。寒くて湿度が低ければ粉雪といった具合ですね。      雪の性質はどちらかと言うと湿度によって決まるところが大きいですが、      基本的に気温と湿度は比例しているので...
  • ID:zlujjwYV0氏:タイトル不明
    「・・・で、なんですよ。怖いですね。」 「わーちょっとぞくっとしたかもー」 「確かにちょっと怖かったわね。」 今は昼休み、お弁当を食べて少し長めのお話タイムだ。 いつものようにこなちゃんと私とお姉ちゃんとゆきちゃんで食後の会話を楽しんでいた。 それで私が今お手洗いに行って戻って来たところでさっきから続いていた会話は終わって、 また別の話をしているようだった。 「何が怖いの?」 「あ、つかさ。みゆきさんが七不思議について教えてくれたんだよ~。」 「つかさが聞いたら夜寝れなくなっちゃうかもね。」 いつものようにお姉ちゃんががひひひと笑う。 「べ、別にこわくないよぅ。」 「え?じゃあみゆきつかさにも教えてあげてよ。」 思わず張ってしまった虚勢で墓穴を掘ってしまった。全く気が晴れない。 「では・・・コホン」 ゆきちゃんが語り口調についた時にはもう遅かった。 「・・・というわけなんですよ。」 「怖...
  • ID:Zb9BOGkL0氏:タイトル不明
    こなた「あーん…」 生徒1「いただき!」 生徒2「俺は牛乳!んごく」 こなた「ちょ、ちょっと!あたしのお昼取らないでよぉ!」 生徒1「こんなんばっかじゃ背、伸びないぜ?おちびちゃん。もぐ」 生徒2「んごく…んごく…少しはまともなもん食えなwww行こうぜwwwひゃひゃひゃwww」 こなた「…また、買いに行かなきゃ…。あ、お金、ない。…水飲んでこよう」 こなた「んぐ…んぐ…ふぅ…」 ななこ「泉、ちょっとええか?」 こなた「ん?先生」 ななこ「泉、お前、お昼食い損ねたんやって?」 こなた「…」 ななこ「水なんか飲んでも美味しくないやろ?」 こなた「…何の用、ですか?」 ななこ「ある生徒に聞いてな。誰がやったのかも聞いとる」 こなた「…」 ななこ「いじめられとるんやろ?うちはあんたの担任やで。何でも話ぃや」 こなた「あたし、いじめられてなんかないです」 なな...
  • ID:zJJmrC+TO氏:タイトル不明
    タイトル「努力と意地と卓球と」 ―きっかけは一つのケンカだった― 「つかさのくせに~」 「こなちゃんのくせに~」 お互いがつかみ掛かろうとするのを私とみゆきで全力で止める。 こなたの方はわからないが、つかさからは普段からは想像出来ない程の力で私を振りほどこうとしている。 気を抜くとすぐにでもこなたに飛びかかりそうだ。 私は即つかさをなだめにかかるが、私の言葉はつかさには届いていない様だった。 肩で息をする両者。みゆきはこなたを押さえながらも、この事態に戸惑っているのか、目をしきりにキョロキョロと動かす。 こなたはというと、いつもの眠たそうな目が嘘の様にしっかりと開いていて、つかさをキッと睨んでいる。 不意につかさが口を開いた。 「勝負……私と卓球で勝負だ!」 勝負は一週間後の日曜、学校の体育館に決まった。 それから二人は顔も合わさず、別々に行動する様になっていた。 私はというと、そ...
  • ID:zbDiRbDUO氏:クサイ台詞選手権
    あきら「突然だけど歯の浮きまくるようなクサイ台詞選手権を開催しま~す!」 あきら「それではまず白石クンからスタート!」 みのる「歯の浮きまくるようなクサイ台詞 はい言った」 あきら「帰れ」 あきら「続いて泉こなたさんどうぞ!」 こなた「私ね……『俺』君のこと、小さなムネのずーっと奥から愛してるの」 あきら「流石は萌えを知り尽くした泉さん、素晴らしいですね!次は柊つかささん」 つかさ「えーっと………その……好き!」 あきら「純情さの表れてるところがかわいい!お次は柊かがみさん!」 かがみ「命をかけて きみのものになりたいわ」 あきら「ラノベからね引用ですね。ステキ!ネクストは高良みゆきさん!」 みゆき「ちょっと整髪料をつけすぎではないでしょうか…?あまりに香りがきついのはかえって印象が悪くなりますよ?」 あきら「クサイの意味が違いますよ。それでもあなたらしい!次...
  • ID:ZBht3AXR0氏:タイトル不明
    こなたのクラスにて。 相も変わらずかがみを加えた四人で、いつもの昼食タイムとなっていた。 こなた「ところでかがみんや」 かがみ「ああ? なによ?」 こなた「君は暗示というものを知っているかね?」 つかさ「あ~、私知ってる~。催眠術とかで使うやつだよね!」 こなた「そのと~り!」 みゆき「他にも暗示は自己啓発の手段としても用いられていますね」 こなた「さっすがみゆきさ~ん」 かがみ「で……それがなによ?」 『うっふっふ~』と、ヲタ特有の笑い声を上げるこなたが取り出したのは水筒。 そこから中身をコップに注ぐと、かがみの前にコトリと置く。 こなた「ここで取り出だしたりますは冷たいお水。     これを暗示にて熱いお茶にしてさしあげましょう~!」 かがみ「はぁ? また何かのアニメに影響されたのかよ?」 そんなかがみの毒舌を気にも留めず、 こなたはコップに注いだ液体をにらみつ...
  • ID:ZF3Y6saPO氏;タイトル不明
    ある日常、噂が流れていた。 「学校の裏山には化け物がいる」 まあ学生兼アシスタントの一般人のぼくには関係無い話なわけで、本来なら全く関わりなく過ごせるはずだった。本来なら。 しかしぼくは今胸を貫かれている。 なぜだ。息ができない。苦しい。助けて。あきらさまはどう説明しよう?死にたくない。 様々な思念がぼくの頭で渦巻いた。 「馬鹿だな、無茶してかばうからだ。」 絶望の中、声が聞こえた。 その声はとってもぶっきらぼうで、なにもかもがめんどくさい。そんな感じだった。 「まあええわ。…たしか一つ余っていたような…っとこれを心臓の代わりにすればよし…っと」 その人が取り出した六角形の異質物がぼくの胸に押し込まれる。 熱い熱いあちゃちゃー。胸がとっても熱いですよ。別の意味で目覚めちゃいますよ。 胸がとっても熱く、暖かかった。全身に血が巡る。ぼくの意識はそこで途絶えた。 ガバっと目が覚めた...
  • ID:zrCcHljn0氏:タイトル不明
    読む前の事前補足:おそらく初代1の作品の続きという位置づけだと思われますのでそちらを先にどうぞ。 こなた「そうなんだ・・・写真か・・ちっぽけな願いだねまったく」 つかさ「あははは・・・うん」 こなた「・・どこでとりたいの?」 つかさ「海、大きい海!!あそこで・・・その・・・みんなと一緒に・・・うっうっ・・・!」 こなた「つかさ・・?!」 限界だった。つかさの涙腺はついに崩れた こなたはただそこに立ちすくんでいることしかできなかった 無力、あまりにも無力、こなたは自分の力をのろった かがみ「つかさ!!何ないてるのよ・・・まさかこなた!!」 こなたの胸倉をつかむかがみ こなた「ちょ・・・かがみ!」 つかさ「やめておねぇちゃん!!」 かがみ「つ・・か・・・さ?」 つかさ「やめて・・・私は泣いてなんかいないよ・・」 かがみ「嘘おっしゃい!こんなに目を赤くして・・!!」 ...
  • 「格ゲースランプ」ID:ZmpcWws0氏
    ゲーセン内の格ゲーで連勝している少女が一人 しかしその表情は険しかった なんでだろう?勝ってるのに楽しくない・・・ そのような事を考えながら少女泉こなたはゲームをやっていた 考えてるうちにコンボミスをしてしまい相手の反撃が始まる あぁもうなんで変なミスするかな? 苛立ちを抱えたままレバーを動かす 苛々しながらやっても状況が良くなるはずはなく、そのままコンボを喰らって 負けてしまった そのままゲーセンを出る こなたの最近の悩みは格ゲーが楽しくなくなったことであった 勝っていてもただやってるだけな感じで コンボをミスしたり負けたりするといつも以上に苛々してしまう 長年やってたけどもう引退の時期なのかな? そんな事を考えるほどにまで悩んでいた ふと時計を見てみると時間は7時を過ぎていた もう遅かったので家に帰える事にした 帰ってネットサーフィンをしていると格ゲーの総合掲示板を見つ...
  • ID:ZpMhSBlm0氏:私が氷姫だった頃
    十二月二十日――この日、小早川ゆたかは生まれてきた。 ゆたかと、ゆたかを愛するすべての人間にとって最も大切な日である。 ただ、母親のゆきが語るところによれば、予定日より幾分早かったとのことだ。 それゆえゆきは、ゆたかに持てる限りの愛情を注いだ。「ゆたか」という名前からも察することができる。 おかげでゆたかは体が弱かったが、明るく優しい性格に育った。 学校は休みがちになるが、幸い友達もできた。 ゆたかが休んだ日は友達がプリントを持ってきたりしてくれる。 最初はゆたかもうれしく思い、部屋にも呼んでいた。 だが、いつの頃からか、ゆたかの中には病弱な自分に対する憎悪が芽生えた。 自分とは違って元気な周りの人間に対する嫉妬が生まれつつあった。 友達が自分を気遣ってくれているのも、自分に対して優越感を示したい、善人であることを見せ付けたいだけではないか、そうした歪んだ感情がゆたかを...
  • ID:Ztakjww0氏:お正月のひとコマ
     元旦の鷹宮神社。柊かがみが、お正月の恒例となっている神社の手伝いでおみくじの販売をしていると、見知った顔が列に並んでいるのを見つけた。 「こなた?一人なのかしら」  その友人…泉こなたは眠たそうにあくびをしながら、列の先頭を眺めていた。 「かがみー、あけおめー」  順番が回ってきて、何ともしまらない新年の挨拶をしてきたこなたを、かがみは苦笑しながら迎えた。 「あけましておめでとう。眠そうね、今年はあんた一人?」 「うん、みんな別口で用事あるってさ。流石に徹夜明けは眠いよー」  再度あくびをしながら答えるこなたに、かがみも再度苦笑し、こなたの後ろの長蛇の列を思い出した。 「っと、今混んでるから、おみくじ引くならはやくすませちゃいましょ。話するなら後でね。もうすぐ休憩取れると思うから、裏手でまってて」 「おっけー…十番だよ」 「十番っと…はいこれ。良いのあたるといいわね」...
  • ID:zRaQUVAr0氏:高良生物研究所
    「皆さん元気ですね♪こら!そんなに暴れると打ち首ですよ!」 白衣に包まれた少女、みゆきの激が飛ぶ。 あらゆる生体の生態を徹底的に調べ、そこから新たなモノを造り出す、闇の研究所。 これが高良~の正体であった。ちなみに表向きはみゆきの親戚が経営するペットショップである。 「ろち丸、元気ですか?」 最近海外から密輸されてきた大ゴキブリを、優しく手に乗せる。体長約15cm、そいつはみゆきに抱かれ寝息を立てていた。 「可愛い♪」 グロテスクなそれを籠に戻し、みゆきはある一室に入って行った。 こなたと柊姉妹、3人は夏休みの最後を共に過ごしていた。 言わば宿題会である。無論かがみはとっくに宿題なんて終していた。 今日の役目は、実質2人のお目付けであった。そんな今はちょっとした休息時間。 コンビニタイム。それぞれの会計を済まし、外に出てきた。 「さて、うちに帰って続きでも始め...
  • ID:Zf9UWQSO氏:HELP ME FUYUKI !!
    「いやぁーな季節だなぁー」 「そうですねぇ、お洗濯も乾き難いですし」  梅雨。蛙の為に鐘が鳴ったりするこの季節は、雨は多いし乾燥してるし暑いしと、何かとテンションが下がる時期である。そんな時期でもこの地球上には必要な季節であり、尚且つ自然現象なので、文句を言ったところで誰かが梅雨を無くしてくれるわけも無いのだ。  そんなじめじめした熱い季節の放課後の職員室。ひかるは下敷きを団扇代わりに、熱い熱いと歎きながら扇いでいた。  職員会議も終わり、各教職員達は帰ったり部活に指導しに行ったりする時間帯である。 「では、私もそろそろ……」  ひかるとふゆきもそれは例外ではなく、ふゆきは既に日誌を書き終え、自らが受け持つ茶道部へと今にも行こうとしていた。  その矢先。 「なぁ、少し相談があるんだが」  パタパタと扇いでいた手を休めて、ひかるは隣に座っていたふゆきに、そう切り出した。 ...
  • ID:zgfhbEbX0氏:シェルブールの雨傘
     ”雨降りて、待ち人来たらず”  まったく、よく当たる占いだと思う。 それこそ、悔しいくらいに。  おととい本州に上陸した台風が、昨日の夜から暴風雨を関東にもたらしていた。 電車は軒並みストップ、とはいかないまでもダイヤは狂い放題。 おかげで今日のみなみちゃんとの予定はキャンセル。 せっかくの早起きも無駄になって、退屈しのぎの雑誌も本もまるで頭に入ってこない。 いつもは嫌いじゃない土曜お昼ののんびりしたテレビ番組も、とても見る気にはならなかった。  お姉ちゃんは12時過ぎに起きて軽く食事をしたら、すぐにかがみ先輩のとこに遊びに行ってしまった。 私には、それが羨ましくてしょうがない。 私とみなみちゃんの距離、物理的な距離と心の距離、それがもどかしい。 それは遠慮だったり自重だったり、引け目を感じて大雨の日に彼女を家に呼べないことだ...
  • ID:zJJmrC+TO氏:努力と意地と卓球と
    ―きっかけは一つのケンカだった― 「つかさのくせに~」 「こなちゃんのくせに~」 お互いがつかみ掛かろうとするのを私とみゆきで全力で止める。 こなたの方はわからないが、つかさからは普段からは想像出来ない程の力で私を振りほどこうとしている。 気を抜くとすぐにでもこなたに飛びかかりそうだ。 私は即つかさをなだめにかかるが、私の言葉はつかさには届いていない様だった。 肩で息をする両者。みゆきはこなたを押さえながらも、この事態に戸惑っているのか、目をしきりにキョロキョロと動かす。 こなたはというと、いつもの眠たそうな目が嘘の様にしっかりと開いていて、つかさをキッと睨んでいる。 不意につかさが口を開いた。 「勝負……私と卓球で勝負だ!」 勝負は一週間後の日曜、学校の体育館に決まった。 それから二人は顔も合わさず、別々に行動する様になっていた。 私はというと、そんな二人の間に行くのが、気まずかった...
  • ID:ZT2Mmiw0氏:青い髪の天使が見守る父娘
    あるところに一組の父娘(おやこ)がおりました。  父は妻を早くに亡くしていました。  父はとても悲しみました。それこそ死んでしまおうかと考えてしまうほどに。  しかし、そうはしませんでした。  なぜなら、妻が残した宝を守るため、妻が残した命を育てるため、死ぬわけにはいかなかったのです。  これはそんな父娘の物語。                                       青い髪の天使が見守る父娘 「お父さ~ん、早く早く。」 「こら、走っちゃだめだぞ。」  妻が亡くなってから5年後、父娘は石川県の寺にある妻の墓に墓参りに来ていた。娘は少々はしゃいでいるようだった。娘からすれば、墓参りというより遠出のお出かけといった感じのようだ。埼玉県から来たのだから当然といえば当然かもしれない。その娘は死んだ妻によく似ていた。違う所といえば、髪型と左目下の泣...
  • ID:ZaQK0Ws0氏:みゆきさん誕生日記念SS
    委員会の仕事を終えて帰ろうと廊下に出ると、同じクラスの女の子が歩いていました。 「委員長、お疲れ様~」 「柊さん、今お帰りですか?」 「そうだよ~。ちょっと調べものしてたら遅くなっちゃった」 「じゃあ駅までご一緒しませんか?ご迷惑でなかったら」 「全然迷惑なんかじゃないよ。一緒に帰ろ!」 「柊さんは、双子のお姉さんがいるんですね」 双子と言っても、外見や雰囲気が違うな、と感じたので柊さんは印象に残っていました。 「え?なんで知ってるの?」 「お姉さんのかがみさんが学級委員なのでこの前お会いしたんです」 「そっか~、お姉ちゃんも学級委員だもんね。今日も仕事があるみたいだよ」 「それでね~、こなちゃんがね…」 柊さんはすでに同じクラスの泉こなたさんとかなり仲良くなったようでした。 柊さんが泉さんのことをすでにこなちゃん、と呼んでいることからもそれはうかがえました。 「あの…お嫌でなければ...
  • ID:ZvTOLfs0氏:チョココロネは食べられない
     ばれるわけが無い。そう自分に言い聞かせて、少女はそれに近づいた。  ばれてしまっても、ちょっとした悪戯で済むはずだ。そういった軽い気持ちで事を実行に移す。  それが、あの惨事への幕開けとも知らずに…。 - チョココロネは食べられない 出題編 - 「ふ~んふふ~ふふ~ふん♪」 「朝からえらくご機嫌ね」  ある日の登校時。かがみは先程から鼻歌を歌いながら歩くこなたにそう聞いた。 「そりゃあ、機嫌も最高潮になるよ…ほら、これ見てよ」  そう言ってこなたが鞄から取り出したのは、なにかの店の名前が書かれた紙袋だった。 「ベーカリーってことはパン?どこのお店の?」 「あ、こなちゃんそれって駅前のパン屋さんの!?買えたんだ、すっごーい」  それを見たつかさが歓声を上げた。 「ホントですか!?わたしもあのお店のパンは凄く好きなんですよ」  珍しいことにみゆきまでもが食いつく。 「えっ…二人とも知...
  • ID:zbQv1AQ0氏:高校生・泉そうじろうの失敗
     むかしむかし、あるところに男と女がおりました。むかしむかしといっても、そんなに昔ではなく、泉こなたが生まれる少し前のお話し。  男の名はそうじろう。幼きころからオタク人生を歩んできた、胸のランクはヒ・ミ・ツの人。  女の名はかなた。そうじろうの幼なじみで体系だけ見たら小学生にしか見えない、胸のランクは極少の人。  これはそんな二人の学生時代の話し。 そうじろう「なぁ、かなた。」 かなた「・・・」 そうじろう「かなた…」  そうじろうはかなたを怒らしていた。なぜそのようになったのか、話しはさらに巻き戻る。                         高校生・泉そうじろうの失敗 ゆき「ただいま…。」  ある秋の日の午後9時過ぎ、ゆきが家に帰ってきた。少々お疲れのご様子だ。 そうじろう「おかえり。」 ゆき「あ、お兄ちゃん!かなたさんから聞いたよ。文化祭の準備放っぽって帰っちゃったんだって?...
  • ID:ZHyyjTo0氏:激突!こなた争奪戦2011
    ゆたか「こなたお姉ちゃん、遊びにきたよー」 こなた「やぁゆーちゃん、ちょうどこっちも仕事終わったとこだよー。早速格ゲーやろっかー」 ゆたか「うん☆」 かがみ「……」 ☆ こなた「ゆーちゃん、今日のお昼はね~自信作だよ~」 ゆたか「えー?何~?」 こなた「みんな大好きチキンカレー☆」 ゆたか「わぁ、美味しそう~。いただきまーす!」 かがみ「……」 ☆ ゆたか「でねー、お姉ちゃん」 こなた「うん、それはひどいねwwww」 バターン! かがみ「ちょっと!ゆたかちゃんはいる!?」 こなた「かがみん!?血相変えてどうしたの!?」 かがみ「あ、いた…話があるわ!ちょっとこっち来なさい」 ゆたか「痛い!ちょっと、いきなり何を…」 ☆ かがみ「あんた、さっきから見てたら私のこなたにベタベタベタベタ……ふっざけんじゃないわよ!」 ゆたか「ふぇ!?そ、そんなことを言われても、こなたお姉ちゃんは私の…」 かが...
  • ID:zWaLEko0氏:タイムリミット~泉こなたの隠し事~
    …ある日の学校からの帰り道。 泉こなた、柊かがみ、柊つかさの3人はいつものように話をしながら歩いていた。 「それで、次々に強い敵が出てきてさぁ…もう大変大変」 「アンタは…ゲームにはまるのもいいけどちったぁ勉強したらどうなのよ」 「わかっちゃいるんだけどね…実際やる気でなくってさ」 「あはは、こなちゃんらしいな~」 「やれやれ…」 こなたは相変わらずのオタクで、それにやや呆れがちのかがみ。 そしてこんなときでもひたすらマイペースに振舞うつかさ。 そんないつもの光景。 しかし、次の瞬間……それは思わぬ形で起きた。 「ところで、こなた…」 かがみがこなたに顔を向けて話題を振ろうとする。しかし、こなたは呼びかけられても何も反応しない…。 「こなた?どうしたのよこなた!こなた!!」 かがみがこなたの肩を掴み揺さぶる。ハッとした様子のこなた。 「ご、ごめんごめん、ついボーっとしちゃってさ…」...
  • ID:ayPLMOk0氏 肉
    『肉』  柊かがみは最近自身の腹に余った肉について悩んでいた。  原因は明確である。趣味である読書の合間にばりばりと摘んでいた菓子のせいであろう。  読書量と比例して摘む菓子の量は増える。無心で読んでいると、大量の菓子を食べてしまっていた。  かがみは浴槽で下着姿になり、かがみの前で腹を摘んだ。見事に伸びる。 「ちょっとやばいわよね……」  ちょっと、とは言うが、体重計の数値はちょっとどころではなく、思わず悲鳴を上げた。 「ど、どうしたの?」  妹のつかさが浴槽に駆けつけてきたので慌てた。「な、何でもないわよ」 「ひょっとして、太った? わかるー」 「わかるって何よ!」  思わず怒鳴った。つかさはびくついて、手を振った。 「い、いや、体重計乗ったら悲鳴上げちゃうよね、っていう意味で……」 「あ、ああ、そっか」 「別に最近お姉ちゃんが目に見えて太ってきたって意味じゃないんだよ?」 「うるさい...
  • ID:ayPLMOk0氏 猫
    『猫』  柊つかさは最近家の中に幽霊がいるのではないかと悩んでいた。  廊下から気配がしたので、振り返ると誰もおらず、ほっとしているとぺたぺたと足音がきこえた。ふとしたときに視界の端に白いものが映った。  堪らず姉であるかがみに相談すると、「気のせいでしょう」とにべもない答えが返ってきた。 「気のせいなことないよ。実際に見たんだよ」 「何を見たの?」 「白い影を」 「白いのか黒いのかどっちかにしろよ」  思わず姉の頭を叩きかけた。 「そんなこと言わないで、今日一緒に寝ようよ」 「んー」  姉は難色を示した。不安で指を揉んでいると、台所から母が言った。 「駄目よつかさ。お姉ちゃんは年頃なんだから、夜は一人にさせてあげなきゃ」 「そういうことじゃないわよ!」  かがみの怒声をきっかけに、つかさは堰を切ったようにこれまでの恐怖を涙と共に漏らした。 「お願いだよ、お姉ちゃん。怖いんだよぅ」  か...
  • ID:czZuiDl70氏:宝探し
    『宝の方角は己こそが指し示すであろう』 ゆたか「・・・わかんないね」 みなみ「自分の勘を信じろ、ということかもしれない」 ゆたか「でもそれだとあまりに信憑性に欠けると思わない?」 みなみ「‥‥思う」 ゆたか「うーん・・・己こそが指し示す‥‥この地図を拾ったのはみなみちゃんだから、要するにみなみちゃんが答えを握ってるってことで間違いは‥‥あ!」 みなみ「どうしたの、ゆたか?」 ゆたか「わかった!!『みなみちゃん』ってことだよ!『みなみ』‥‥つまり南の方角に宝が眠ってる、ってことじゃない!?」 みなみ「‥‥‥あっ」 ゆたか「行こっ、みなみちゃん!」 みなみ「うん」 みゆき「‥‥‥人が気持ちよく惰眠を貪っている時に堂々と不法侵入とは、中々いい度胸してますね‥‥うふふふふ」 みなみ「ち、ちが‥‥私達はただ、宝の眠っている場所を‥‥」 みゆき「あら?ここは紛れも無く高良家ですけど?」 ゆ...
  • ID:fCQCsIY0氏の作品集
    11作品 一般作品   1 ID fCQCsIY0氏 Goodbye with our BEST SMILE   2 ID lQYV2Mg0氏 時をかける青い髪の少女   3 ID bJKdBdI0氏 カチューシャと八重歯   4 ID Kk2sBJs0氏 それぞれのMerry Christmas   5 ID mpoK4UtS0氏 泉こなたの消失 ←未完成です   6 らき☆すた ことわざ辞典   7 ID wbcH1rY0氏 黙っと休み時間 コンクール作品   7回 「アラシノヨルニ」ID BKsIVdQ0氏   7回 「鬼の目にも涙、そして…」ID qR1VCFM0氏  10回 ID /Q7NuTQ0氏 贈る言葉  12回 ID s0WQ8.g0氏:THE MANZAI コメント・感想フ...
  • ID:oLIFfx.0氏の作品集
    全部で24作品のようです。 ページ名のIDは初の長編(コンクール参加作)であるID oLIFfx.0氏 かがみがダイエットを始めるそうです。のものを代表として使うことにしました。 短編(2,3レス程度のもの) 感動 ID S9LUt6c0氏:写真 パロディ ID XTkA1F20氏:アンラッキースター ギャグ ID /DPAwg20氏:どうしますか?天使が信じる呪いの死亡フラグでゆめがたりを回避ってばさぁ☆後が怖いデス ID WBp6xVQ0氏:やまとなでしこ ID HxL.XOY0氏:やまとなでしこ コント『化学』 ID PCE0cr.0氏:あい その他 ID G9EM/xaY氏:ラムール・エ・ブル 長編 感動 ID oH6wpqQ0氏:カモメの飛んだ空 ID IsnPOI.0 氏:大人になる 鬱・悲劇 ID B5.DXFE0...
  • ID:qwqf32.0氏の作品集
    75作品 一般作品   1 ID qwqf32.0氏:雨宿り   2 ID V3ksVRc0氏:残影   3 ID A8kEFiM0氏:この花をあなたに   4 ID ugiLDNI0氏:その日娘は   5 ID .vzYLpo0氏:メッセージ ←これは鬱系に載っている作品です。苦手な方は注意して下さい。   6 ID I.ECl1o0氏 かなた いん ざ ふぉとぐらふぃ   7 ID R57PirI0氏 資料室は閉まらない      ID ZvTOLfs0氏:チョココロネは食べられない ↑の続編   8 ID E65jroE0氏:ぬくもり   9 ID S1bOV3I0氏:とある聖夜の一幕  10 ID pWVKjDQ0氏 お母さんが来た日  11 ID 7yaOWPU0氏 - かなた あ...
  • ID:bz0WGlY0氏の作品集
    42作品   続編は前作の続きなので1作品と数えました。   1 ID bz0WGlY0氏:道草     ID ly1Xbwo0氏:道草 つかさの忘れ物 ↑の続編   2 ID nd1fPHA0氏:祈り   3 ID AuHZhxI0氏:夏   4 ID mVgT44I0氏:ラブレター   5 ID YhhBapTN氏:選択(ページ1)   6 ID hgTk2rc0氏:つかさのネタノート(ページ1)   7 ID FlLeMTo0 氏:卒業   8 ID Sy24YXA0氏:呪縛(みゆき編) 18回コンクール「呪縛」のみゆき視点   9 ID pwji7lQ0氏:偶然  10 ID Sk9cJtA0氏:蒲公英  11 ID NoWwNjQ0氏:まつり姉さん  12 ID sSqYs...
  • ID:X5J4Qjc0氏 10C2 
       「…ここみたいだね」  「こなちゃん…やっぱりやめようよ」  「お姉ちゃん…やっぱり私も…やめたいよ」  「つかさ、ノリノリの奴がそこにいるから覚悟したほうがいいみたいよ」  「ゆたか…大丈夫?無理しなくていいよ」  「ひより、目がクサッてマス」  「…おっと」  「みさちゃん、さっきから何もしゃべってないけど…怖いの?」  「そ、そんなわけねーじゃん」  「それにしても……まさにお化け屋敷という感じの建物ですね」  学園祭でチアをやったメンバーが遊園地の中にあるお化け屋敷の前に集まっている。  数日前にゆたかの両親がゆたかに遊園地のチケットをくれたのだ。しかも遊園地の中にある有料のお化け屋敷のチケット付きで。  当初ゆたかはお化け屋敷のチケットは使わないでおこうと思っていたのだが、運悪くこなたの目にチケットがとまり、  こうしてお化け屋敷の前に皆で集まっているのである。  ちなみに...
  • ID:ztbe7uc0氏:柊かがみ法律事務所──専門家同士のぶっちゃけトーク
     日本弁護士連合会会議室。  日本弁護士連合会刑事法制委員会柊かがみ委員と日本医師会医事法関係検討委員会高良みゆき委員が、意見交換という名目で打ち合わせをしていた。  議題は政府で現在検討中の「触法精神病患者にかかる刑事訴訟制度等の改正」。過去何度も改正された制度であるが、とある事件をきっかけにまた改正が議論されていたのだった。  政府の審議会には、日弁連も日本医師会も審議委員を送り込んでる。その審議委員の意見を決めるのが、かがみとみゆきが属するそれぞれの委員会なわけで、そういう意味で二人はかなり重要なポジションを占めていた。  数時間かけての打ち合わせが終わり、残りは雑談となった。 「こういう形でお会いするとは思ってもみなかったですね」 「そうね。お互い厄介事を押し付けられるような歳になったってことね」  お互い、既に50代後半だ(ただし、遺伝的な形質からか、二人とも30代といっても...
  • ID:nR74Vo2U0氏+ID:n0Wi3n5IO:タイトル不明
    あやの「うふふ・・・」 みさお「あ、あやの?」 あやの「うふふふ・・・」 みさお「ひぃらぎぃ~、あやのが~!」 かがみ「な、なによ?どうかしたのか!?」 あやの「うふふふふ・・・」 みさお「おかしくなっちゃったんだってヴぁ~」 かがみ「峰岸~! おい!峰岸~!!」 あやの「コンクールは11月4日から、そう!私の生まれた日!      愚劣なる民衆どもよ!私のためだけに私を讃える詩を書き続けるがいい!      ふふふふ、ははは、ハァーッハッハッハッハー!」 かがみさ「「まじでやべぇー!!!」」 あやの「ハーッハッハッ!」 男(どうやらあやのの彼氏)「あっあや?」 あやの「ッハ!?…なっなんでここに?」 男「あや、実はキミのために詩を書いたんだよ聞いてくれるかい?」 あやの「え?ほんと?うれしい聞かせて」 男「…なっなんかあらたまって読もうとすると恥ずか...
  • ID:U3q1gM+P0氏&ID:fVZ8nX0yO氏:クリスマス
    編注)前半部はID U3q1gM+P0。後半部はID fVZ8nX0yO 小さな頃、微かだけど記憶にある お父さんと、お母さんと私で祝ったクリスマス 私の右手はお父さんが、左手はお母さんと繋いで3人で歌ったジングルベル… サンタさん、もしいるんなら、私は何も要らない。だから―― 12月24日 23時 パティ「コナタ?」 こなた「あぁ、ごめん、なんだっけ?」 パティ「サンタクロースでスヨ。コナタはいつまで信じてマシタカ?」 こなた「物心ついたころから、お父さんがサンタだって気付いてたからなぁ…」 パティ「夢が無いデスネ…ながもんはどうデシタカ?」 ながもん「………三年前…」 こなた「ながもんらしいねぇ~。パティはどうだったの?」 パティ「ワタシは勿論今デモ信じてマスヨ~」 こなた「ロマンチストだねぇ…」 パティ「違いマースよ!サンタを信ジル人ノところダケ、...
  • ID:VYV4Fws0氏:
    削除待ち
  • ID:ID9qmcs0氏:月見酒
    深く蒼い海のような夜空中に光の欠片が限りを知らず散らばっている。田舎と都会の違いというのはそこかしこで感じることができるが、この夜空ほど違いが明確に表れるものはないだろう。もちろんこれだけでも自然の芸術と呼ぶには充分だ。だがこの作品にはもう一つ見所がある。言わずともわかるはずだ。 広い海の中心にぽっかりと純白の月。 完璧としかいいようのない小さな円は朧気な光で群青の夜空に白さを足し込む。自然の芸術はこの主役をもって完成させられるのだ。こいつを見るとどうしても思い出してしまう。昔寄り添った唯一無二の相方を。だから、こんな夜は少し苦い思いをしたくなる。素面でいるとどうにもいたたまれなくなるんだ。   こんな夜は酒に限る。 『月見酒』 「隣、よろしいですか?」 一人の男が私に話し掛けてくる。……おお、まだ若いじゃないかお主。まあ私ももう少しここ...
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