ID:ZF3Y6saPO氏;タイトル不明

ある日常、噂が流れていた。

「学校の裏山には化け物がいる」

まあ学生兼アシスタントの一般人のぼくには関係無い話なわけで、本来なら全く関わりなく過ごせるはずだった。本来なら。
しかしぼくは今胸を貫かれている。
なぜだ。息ができない。苦しい。助けて。あきらさまはどう説明しよう?死にたくない。
様々な思念がぼくの頭で渦巻いた。

「馬鹿だな、無茶してかばうからだ。」
絶望の中、声が聞こえた。

その声はとってもぶっきらぼうで、なにもかもがめんどくさい。そんな感じだった。
「まあええわ。…たしか一つ余っていたような…っとこれを心臓の代わりにすればよし…っと」

その人が取り出した六角形の異質物がぼくの胸に押し込まれる。
熱い熱いあちゃちゃー。胸がとっても熱いですよ。別の意味で目覚めちゃいますよ。
胸がとっても熱く、暖かかった。全身に血が巡る。ぼくの意識はそこで途絶えた。


ガバっと目が覚めた。
「…ぼくの部屋?」
夢だったのか…?いや、現実的すぎた。そういえば胸を貫かれたような気がする…。恐る恐るぼくはつなぎのホックをはずし、自分の胸を見た。
「うほっ この艶やかな肉付き…傷なんてないじゃないか…」
やっぱりあれは夢だったんだ。ぼくは勝手に結論を出した。
「それにしてもあの人綺麗だったなー。年上だろうなー…。おっと、あきらさまに怒られる!収録に行かなきゃ!」
今日は土曜日、らっきーちゃんねるの収録に行かねば。
「おはらっきー!なんちゃってね…うわ急がなきゃ」
ぼくは家を出た。

「おはらっきー!さあ今回も始まりましたらっきーちゃんねる!最近はもう暑くて…」

あきらさまの声は今はノリノリである。まあ後々ぼくがなにかしら失言して怒らせちゃうんだけどね。まあ視聴者には内緒ですが台本にはほとんどなにも書いてないんですよ。時間とおおまかな流れのみ。あとはあきらさまとぼくのアドリブ。
おっと突っ込みを入れないと。
「ってそりゃあきらさま、人気がないから…ってぬぉあ!?」
こちらを睨めつけてくるあきらさま。まあこれはいつものパターン。もう慣れっこだ。
そんなこんなで収録は無事に終了し、帰りにとらのあなに寄って帰路についた。


今日は月曜日、朝から憂鬱ですよ。まあ収録のときにヘコヘコしてるときよりマシだ、学校に行こう。ていうかぼく友達いるんですかね?いつも一人っていうか…そんなことはまあいいです。
今日は新しい先生が来るらしいです。嗚呼、できることなら先日夢に出てきた人みたいに美人な人がいいなー…「ってぬぉあ!?」
「えー今日からこのクラスの担任をさせていただくー黒井いいますー。みんなよろしゅうなー。」

夢に出てきたあの人のまんまだった。忘れるはずのない金色のロングヘアー、どこかやる気のない関西弁。
黒井先生か…。何者だ?
そんなことを考えていると、黒井先生がぼくに笑いかけた、そんな気がした。


補足:未完
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