「格ゲースランプ」ID:ZmpcWws0氏

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ゲーセン内の格ゲーで連勝している少女が一人 しかしその表情は険しかった なんでだろう?勝ってるのに楽しくない・・・ そのような事を考えながら少女泉こなたはゲームをやっていた 考えてるうちにコンボミスをしてしまい相手の反撃が始まる あぁもうなんで変なミスするかな? 苛立ちを抱えたままレバーを動かす 苛々しながらやっても状況が良くなるはずはなく、そのままコンボを喰らって 負けてしまった そのままゲーセンを出る こなたの最近の悩みは格ゲーが楽しくなくなったことであった 勝っていてもただやってるだけな感じで コンボをミスしたり負けたりするといつも以上に苛々してしまう 長年やってたけどもう引退の時期なのかな? そんな事を考えるほどにまで悩んでいた ふと時計を見てみると時間は7時を過ぎていた もう遅かったので家に帰える事にした 帰ってネットサーフィンをしていると格ゲーの総合掲示板を見つけた しばらく行ってなくて誤ってブックマークから消してしまったもののアドバイス を受けなくても強くなったので忘れていた所だ 「・・・久しぶりに書き込んでみようかな」 そう思いキーボードに打ち込む 発言者konakona 題名 お久し振りです 本文 久し振りですもう私の事を忘れてしまった方や始めましてな方がいると思うので 改めて自己紹介します 始めましてkonakonaと申します いろんな格ゲーをやっています 最近格ゲーがつまらなく感じてしまったのです 勝っても喜べなくてなってしまい 負けたりコンボをミスしたりしたらいつも以上に苛々するようになってしまった のです 私も長年やって来たのですがもう引退時期なのでしょうか? 意見をお願いしますm(__)m というスレを立ててこのサイトをブックマークしてしばらくネトゲをやっていた ネトゲのミッションが終わった後さっきの掲示板を見る 実にいろんな意見があったたとえばやり方を変えてみてはどうでしょうとかまだ もう少しやってまだ悩むようなら辞めたほうがいいなどだ ふと見てみると一つ気になった返答があった それは 発言者MT・PM 始めましてMT・PMと申します 僕もkonakonaさんのような悩みを抱えていたことがあります。 失敗するとイライラしたりもう引退かなとか思っていたあたりなんかそっくりでした。 その時僕は掲示板の過去ログを見て同じように悩んでいた人に対するレスが心に 残りました それは初心に帰って楽しむという事でした。 多分そのような状態のときは楽しむことをとか忘れてると思います 現に僕がそうでした。 所で格ゲーにハマったきっかけはなんですか? きっかけがないと長年やるなんて無理ですから ハマリ始めた時の気持ちを思い出しながらやってみるとなにか違うかもしれませんよ? では健闘を祈ります その書き込みを見て 楽しむことを忘れてた確かにそうかもしれない 最近はコンボを決めたり勝ったりする事しか考えてなかった節があった こなた「でもいきなり楽しめとか言われてもどうすればいいか分からないよ~でも始めたきっかけか・・・」 あれ?そういえばどうして始めたんだっけ? 始めた頃を思い出してみる ~~回想~~ それはこなたが小学校に入ったときだった こなた「お父さんそのゲーム何?」 そうじろう「このゲームはストリートファイターⅡというソフトだよ一緒に出来 るからやろう!」 こなた「うん♪」 とやってみたはいいが操作がわからずガチャコンだった それでも普段は家事や仕事に追われて構ってくれないお父さんが構ってくれたか ら楽しんでやれた そして操作も慣れて来て実力もつけて KO! とうとうお父さんに勝てた! そうじろう「とうとう俺に勝てたか!偉いぞ~」 と頭を撫でてくれた それが嬉しくてますます格ゲーにハマっていった そうじろうもただでは引き下がらず練習してこなたに勝った そうじろう「どうだ!こなたまだまだ俺も負けてはいないぞ!」 こなた「むぅ・・・くやしいまた鍛えて勝ってやる!」 それが悔しくて一生懸命練習してまた勝てた そしてお互い勝ち負けを繰り返してこなたは今の実力にたどり着いたのだ ~~回想~~ そうだ今の自分がいるのはお父さんのおかげだった・・・ 格ゲーだけではない幼い頃は忙しくても構う時間作って一緒に遊んでくれたし 少しでも浮かない顔をするとすぐに気づいて相談にのってくれた いつからだろう?一緒にやる機会が減ってしまったのは・・・ そうだ今日お父さんと格ゲーをやろう、あの時の気持ちを思い出すんだ! 掲示板にお礼のレスをするとパソコンの電源をきり父のいる居間へ行く こなた「お父さん格ゲーやろう!」 そうじろう「珍しいなこなたから誘うなんて、お父さん嬉しいぞ~」 といいながら抱き着いてほお擦りをする こなた「お父さん痛いってば~早くやろう?」 とゲームを開始する そうじろうはまた強くなっていた こなた「お父さんまた強くなった?」 そうじろう「おう!いつこなたが誘ってもいいように鍛えてるんだ!」 こなた「そうなの?」 そうじろう「ああ!家では俺くらいしか本気で戦える奴いないだろ?」 その言葉を聞いて凄く嬉しくなった まだお父さんは一緒に遊んでくれるんだと思うと少しのミスも気にならなかった 遊び終えて こなた「お父さんありがとう!私最近格ゲーが楽しくなくてお父さんと戦えば楽 しめるかなと思って誘ったんだおかげでまだ格ゲーを続けられそうだよ!」 そうじろう「それは良かったまた暇なときにやろうか♪」 こなた「うん♪」 次の日あるゲームセンターで勝ち続けている少女がいた その少女の表情はまるで向日葵のような笑顔だった おしまい

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