ID:kiMn.UE0氏:井戸端会議は続く。 ~正しい学級崩壊の起こし方

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<p>「よっ、こなた」<br> 「お~かがみ、今日は早いねぇ」<br> 「うん。ホームルーム中に桜庭先生が「今行くぞ!ふゆき!!」って教室飛び出して、結局戻ってこずに何だかんだで早く終わったのよ」<br> 「お姉ちゃん、ふゆき‥‥ってだあれ?」<br> 「あぁ、確か保健室の先生よ。一粒で痩せられる薬とか、時間を戻せる薬だとか、他にも色々怪しい薬を開発してるって噂になってるでしょ」<br> 「そうだっけ・・・?でも男の先生にいっつも声かけられてモテモテだから、媚薬を作ってる‥‥っていうのは聞いたことあるよ」<br> 「私は保健室の薬自体が中国産だって聞いたんだけど‥‥それってかなりヤバいよね?あの虫も殺さないような顔で裏社会に精通してるなんて考えたくも無いけど、それも新たな萌え要素と言えばそうなのかもしれないしね。<br> とにかく私が言いたいのは、チートいくない!ってことだけかな」<br> 「相変わらず支離滅裂な説明ありがとう。てゆーかアンタ達の話を聞く限りではやっぱり天原先生の噂はデマとしか思えないわね」<br> 「お前ら‥‥まだウチのクラスは授業中やねんけどなぁ?」<br> 「まぁまぁセンセーいいじゃないですか。どーせチャイムは鳴ってるんですから。先生も早く帰りたいでしょ?」<br> 「帰りとうても帰られへんのや・・・この話し合いに決着がつかん限りはなぁ」<br> 「話し合い‥‥って、何のことなのよ?」<br> 「あぁ、ウチのクラスで財布が盗まれたんだよね」<br> 「で、犯人がいないか話し合い中───・・・っちゅうことやねんけど」<br> 「うふふ、そうですね。小学生じゃありませんし、クラスによってホームルームの終了時間はバラバラだということが分からない年じゃありませんよね。うふふふふ」<br> 「高翌良ぁー、落ち着けー?」<br> 「うふふ。うふふ。私も今日は早く帰宅したいところなんです。久しぶりに親戚の兄が遊びに来るので色々と準備したいものもありますし。うふふふふ」<br> 「み、みゆきさん?」<br> 「うふふ。何ですか泉さん。何か心当たりでもおありですか?それとも自首でしょうか?うふふふふ」<br> 「ゆきちゃん、怖い…」<br> 「こりゃ相当キてるわね・・・」<br> 「まぁまぁ、とりあえずかがみんも座りなって。私の隣、今日休みだからさ」<br> 「いやそこみゆきの席だろ。幾らなんでもさすがにそれは失礼すぎるぞ」<br> 「せやなぁ‥‥確かに泉の言うことも一理ある。こうして証拠もない状態でどうこう言っても時間の無駄やし、しゃあないことや。今日は解散にするかぁ。<br> ・・・実を言うとな、センセも今日は早よ帰って9時からゆっくりとビール飲みながらデスノート見たいんや。この日の為に遅番も断ったことやし‥‥よし、解散や解散」<br> 「先生、その理由はあんまりだと思います!!」<br> 「細かいこと言うなや泉ー、お前やって今日はフルメタ見たいって言っとったやろー??」<br> 「えぇっ?!今フルメタやってるんですか先生っ?!」<br> 「おぉ、さすがかがみん食いつきがいいな」<br> 「おぉやっとるでー。ただし深夜やけどな。一期は地上波初放映やそうや」<br> 「先生も意外と詳しいんですね~。もしかして小説とかも持ってたりとか?」<br> 「んなもんあらへん。あんな文章ばっかり並んでるようなん読めるわけないやんけ~なぁ泉」<br> 「ですよね先生っ。GJ!」<br> 「なんだ‥‥黒井先生もこなたと同じか」<br> 「おい柊、こいつと一緒にすんなこいつと!それは失礼っちゅーもんやぞ!!」<br> 「それどーゆう意味ですか先生!失礼なのはこっちの方ですっ!!」<br> 「何やと泉っ!教師に向かって今の発言はどーゆうことやっ!!」<br> 「‥‥ねぇゆきちゃん、話についていけてる?」<br> 「正直さっぱりです。一つだけ断言できるとしたら‥‥もうこの場に留まる理由は全く存在しない、ということくらいですね。では皆さん、起立、礼」<br> 「ちょっ、こら高翌良あっ!勝手に授業終わらすなぁっ!!」<br> 「‥‥了承ならば先程先生が直々にされたじゃないですか。今の私には一分一秒とて時間を無駄に出来ない状態にあるんです。早く家に帰って兄のためにケーキを焼いたり色々としなければならないことが残ってるので。<br> それとも先生はまだ話し足りないんでしょうか?ならば私と一対一でお話をしましょう。ボディランゲージや拳で会話をする、という言葉もあるくらいですし。それでご不満ですか?」<br> 「ひ、ひぃいいぃっ!!?」<br> 「ご理解いただいて恐縮です。では」</p> <p>「‥‥今日のゆきちゃん、どうしたのかなぁ?もの凄く機嫌悪かったよね。お昼に食べた餃子でも当たったのかなぁ」<br> 「つかさは相変わらずのアホの子っぷりだねぇ。この状況でよくそういう発言が出来るよ‥‥さすがペンキ」<br> 「意味が分からん。私は、あのみゆきがこの騒ぎになってる時にどうして平然と餃子なんかお弁当に入れてくるのかが理解出来ないんだけど。匂いも臭いだろうし」<br> 「あぁ、何でも今日はお母さんが間違って入れちゃったらしいよ。某国産だったりしたらホントシャレにならないけど」<br> 「うんうん、臭いよね~。ニンニク系は納豆、キムチと並んでお弁当に入れたくないものベスト3に入るよね」<br> 「臭いものには蓋をしろっていうけど、開けた時は地獄よね。一ヶ月くらい出すの忘れてたお弁当箱とか」<br> 「えぇ~、お姉ちゃんどんだけ~」<br> 「いやあんただろ。遠足の時に使った鞄の中に入れたまま鞄ごと放置してて、しかもちょうど6月のじめじめした時期だったから‥‥あぁもう言いたくない」<br> 「かがみん、ご愁傷様」<br> 「災難だったね、お姉ちゃん」<br> 「いやあんたのせいだろっっ!!!」</p> <p> </p> <p><br> 井戸端会議は続く。<br></p>
<p>「よっ、こなた」<br> 「お~かがみ、今日は早いねぇ」<br> 「うん。ホームルーム中に桜庭先生が「今行くぞ!ふゆき!!」って教室飛び出して、結局戻ってこずに何だかんだで早く終わったのよ」<br> 「お姉ちゃん、ふゆき‥‥ってだあれ?」<br> 「あぁ、確か保健室の先生よ。一粒で痩せられる薬とか、時間を戻せる薬だとか、他にも色々怪しい薬を開発してるって噂になってるでしょ」<br> 「そうだっけ・・・?でも男の先生にいっつも声かけられてモテモテだから、媚薬を作ってる‥‥っていうのは聞いたことあるよ」<br> 「私は保健室の薬自体が中国産だって聞いたんだけど‥‥それってかなりヤバいよね?あの虫も殺さないような顔で裏社会に精通してるなんて考えたくも無いけど、それも新たな萌え要素と言えばそうなのかもしれないしね。<br> とにかく私が言いたいのは、チートいくない!ってことだけかな」<br> 「相変わらず支離滅裂な説明ありがとう。てゆーかアンタ達の話を聞く限りではやっぱり天原先生の噂はデマとしか思えないわね」<br> 「お前ら‥‥まだウチのクラスは授業中やねんけどなぁ?」<br> 「まぁまぁセンセーいいじゃないですか。どーせチャイムは鳴ってるんですから。先生も早く帰りたいでしょ?」<br> 「帰りとうても帰られへんのや・・・この話し合いに決着がつかん限りはなぁ」<br> 「話し合い‥‥って、何のことなのよ?」<br> 「あぁ、ウチのクラスで財布が盗まれたんだよね」<br> 「で、犯人がいないか話し合い中───・・・っちゅうことやねんけど」<br> 「うふふ、そうですね。小学生じゃありませんし、クラスによってホームルームの終了時間はバラバラだということが分からない年じゃありませんよね。うふふふふ」<br> 「高良ぁー、落ち着けー?」<br> 「うふふ。うふふ。私も今日は早く帰宅したいところなんです。久しぶりに親戚の兄が遊びに来るので色々と準備したいものもありますし。うふふふふ」<br> 「み、みゆきさん?」<br> 「うふふ。何ですか泉さん。何か心当たりでもおありですか?それとも自首でしょうか?うふふふふ」<br> 「ゆきちゃん、怖い…」<br> 「こりゃ相当キてるわね・・・」<br> 「まぁまぁ、とりあえずかがみんも座りなって。私の隣、今日休みだからさ」<br> 「いやそこみゆきの席だろ。幾らなんでもさすがにそれは失礼すぎるぞ」<br> 「せやなぁ‥‥確かに泉の言うことも一理ある。こうして証拠もない状態でどうこう言っても時間の無駄やし、しゃあないことや。今日は解散にするかぁ。<br> ・・・実を言うとな、センセも今日は早よ帰って9時からゆっくりとビール飲みながらデスノート見たいんや。この日の為に遅番も断ったことやし‥‥よし、解散や解散」<br> 「先生、その理由はあんまりだと思います!!」<br> 「細かいこと言うなや泉ー、お前やって今日はフルメタ見たいって言っとったやろー??」<br> 「えぇっ?!今フルメタやってるんですか先生っ?!」<br> 「おぉ、さすがかがみん食いつきがいいな」<br> 「おぉやっとるでー。ただし深夜やけどな。一期は地上波初放映やそうや」<br> 「先生も意外と詳しいんですね~。もしかして小説とかも持ってたりとか?」<br> 「んなもんあらへん。あんな文章ばっかり並んでるようなん読めるわけないやんけ~なぁ泉」<br> 「ですよね先生っ。GJ!」<br> 「なんだ‥‥黒井先生もこなたと同じか」<br> 「おい柊、こいつと一緒にすんなこいつと!それは失礼っちゅーもんやぞ!!」<br> 「それどーゆう意味ですか先生!失礼なのはこっちの方ですっ!!」<br> 「何やと泉っ!教師に向かって今の発言はどーゆうことやっ!!」<br> 「‥‥ねぇゆきちゃん、話についていけてる?」<br> 「正直さっぱりです。一つだけ断言できるとしたら‥‥もうこの場に留まる理由は全く存在しない、ということくらいですね。では皆さん、起立、礼」<br> 「ちょっ、こら高良あっ!勝手に授業終わらすなぁっ!!」<br> 「‥‥了承ならば先程先生が直々にされたじゃないですか。今の私には一分一秒とて時間を無駄に出来ない状態にあるんです。早く家に帰って兄のためにケーキを焼いたり色々としなければならないことが残ってるので。<br> それとも先生はまだ話し足りないんでしょうか?ならば私と一対一でお話をしましょう。ボディランゲージや拳で会話をする、という言葉もあるくらいですし。それでご不満ですか?」<br> 「ひ、ひぃいいぃっ!!?」<br> 「ご理解いただいて恐縮です。では」</p> <p>「‥‥今日のゆきちゃん、どうしたのかなぁ?もの凄く機嫌悪かったよね。お昼に食べた餃子でも当たったのかなぁ」<br> 「つかさは相変わらずのアホの子っぷりだねぇ。この状況でよくそういう発言が出来るよ‥‥さすがペンキ」<br> 「意味が分からん。私は、あのみゆきがこの騒ぎになってる時にどうして平然と餃子なんかお弁当に入れてくるのかが理解出来ないんだけど。匂いも臭いだろうし」<br> 「あぁ、何でも今日はお母さんが間違って入れちゃったらしいよ。某国産だったりしたらホントシャレにならないけど」<br> 「うんうん、臭いよね~。ニンニク系は納豆、キムチと並んでお弁当に入れたくないものベスト3に入るよね」<br> 「臭いものには蓋をしろっていうけど、開けた時は地獄よね。一ヶ月くらい出すの忘れてたお弁当箱とか」<br> 「えぇ~、お姉ちゃんどんだけ~」<br> 「いやあんただろ。遠足の時に使った鞄の中に入れたまま鞄ごと放置してて、しかもちょうど6月のじめじめした時期だったから‥‥あぁもう言いたくない」<br> 「かがみん、ご愁傷様」<br> 「災難だったね、お姉ちゃん」<br> 「いやあんたのせいだろっっ!!!」</p> <p> </p> <p><br> 井戸端会議は続く。<br></p>

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