ID:2pvH7CcoO氏:柊さんちの婿養子

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柊さんちの婿養子~婿養子はマスオさん<br>       <br>       <br> 僕が同僚の柊いのりと結婚してから半年、婿養子となった僕は柊家に厄介になっている<br> それだけなら良いのだが、僕と義父のただおさん以外女性だけという事、そしてその女性陣が美人揃いである事が最近の悩みである<br>       <br> 「お義兄ちゃ~ん。朝ご飯だよ~」<br>       <br> 義妹のつかさちゃんの声が聞こえる。今日も自分の貞操を守り抜き、朝を迎えられた事を感謝しながら台所へと向かう<br> だが、この道のりも注意しなければならない<br> この朝早い時間帯はみんな寝ぼけているもの。まだお義母さんであるみきさんやかがみちゃんに遭遇するなら問題ない<br> 仮に寝ぼけていても、愛すべき妻であるいのりなら遭遇しても問題ないが…大学生の義妹であるまつりちゃんと、今日みたいな日じゃない時のつかさちゃんと遭遇した日にはもう<br> 気付いているのかいないのか、彼女達の『コミュニケーション』は少々…激しいのだ。肉体的な意味の時もあれば、性的な意味の時もある<br> ある日寝ぼけたまつりちゃんにキスされたのをいのりに見つかった時にはもう駄目かと思った<br> 奇跡的に誰とも遭遇せずに台所に到着する<br>       <br> 「おはよう。つかさちゃん」<br> 「お義兄ちゃんおはよう~」<br>       <br> 台所にはもうお義母さんとお義父さんが食事を始めており、いのりも食べる直前である。さて、僕も早めに朝食を食べて、会社へ行くとしようか<br> <br> <hr> 柊さんちの婿養子~それなんてエロゲ?<br>       <br>       <br> 「御馳走様でした」<br>       <br> そう言うとすぐさま出社の準備をする。僕は基本、ねぼすけなので前日の晩に用意すると言う事が出来ない<br> いや、高校生からの習慣だしね<br> 準備をしているといのりが、<br>       <br> 「全く…いつも夜の内に用意しときなさいって言ったでしょ? あなた」<br>       <br> と文句を言うけど常にスルー<br> 習慣だから仕方ないじゃないか。そうこうしている内に、準備を整えて身嗜みをきちんとし、出社準備完了。この間5分<br> 悠々と自宅を出る僕達であった<br>       <br> 「二人共、お弁当忘れてってるわよ」<br>       <br> が、お義母さんが僕達目掛けて走って来て、弁当を届けてくれた。いつも美味しい弁当をありがとうございます<br> 受け取るものを受け取り、改めて駅まで歩く。築5分で最寄り駅まで徒歩5年のマンションがあるらしいが、残念ながら柊家はそんな物件ではない為、何事もなかったかの様に到着<br> ちなみに僕もいのりもSuica派じゃなく回数券派だったりする。そろそろ回数券買わないとな…<br>       <br> 「あなた、今日の予定は?」<br> 「特に何も入ってないけど…どうしたんだい?」<br> 「ならば買い物に付き合ってくれないかな?」<br>       <br> 愛すべき妻にそう言われて断る夫はいないけどね。今日は貧血で金欠になる事を覚悟するとしよう  <hr> 柊さんちの婿養子~アナゴ、覚えてますか<br>       <br>       <br> 何ごともなく、僕達の勤め先に到着<br> 僕といのりは課が違うのでここでお別れである<br> 別れてからいつもの自分のデスクに向かうと、そこにはいつも変わらない若本ボイスで話しかけて来る同僚<br> 若本ボイスと僕と同い年だと言うのに妙な渋さを醸し出している事から、社内で彼は『穴子君』と呼ばれており、ちょっとした有名人である<br> 勿論彼もこの事を承知しており、専ら僕は『フグ田くん』と彼に呼ばれている。僕は柊だっちゅうに<br> さて、ここからは通常業務の始まりだ。僕も穴子君も、勤務態度は基本的に真面目なので、某殺人鬼の様に目立たず、そして何事もなく仕事を終わらせていく<br> 昼休みは昼休みで屋上へ向かう。屋上で待っているのは勿論いのり<br> 僕達夫婦は基本的に屋上で昼食をとっており、今日も特に変わる事なく二人で食事をしている。これは高校3年生からの習慣だ<br> 食事も済み、食休みをしている時に、いのりはとんでもない事を口にする<br>       <br> 「ねぇ…あなたは子供、欲しい?」 <hr> 柊さんちの婿養子~拙者、フラグびんびん丸と申す<br>       <br>       <br> 子供ねぇ…確かに欲しいけど…今言うべき事でもないと思うなぁ<br>       <br> 「えっと…家に帰るまでに返事してね……?」<br>       <br> そう言うとそそくさと自分の課に戻るいのり。子供…ねぇ…<br> 確かに欲しいけど…今の僕達にちゃんと育てられる自信あるかな? そこが心配なんだよなぁ…<br> まぁ先の話…多分そう先じゃないけど、子供が生まれたら…禊(みそぎ)って名前にしようかなバランスを考えると<br>       <br>       <br>       <br> さて、それではいのりと一緒に買い物にでも行くとしよう。貧血で金欠を覚悟して…<br>       <br> 「ねぇ、これどうかな?」<br> 「んー…僕としてはこっちかな?」<br>       <br> 「あ、今週の範馬刃牙はどうなったかなー?」<br> 「好きねぇ…」<br>       <br> 只今の時刻は20:46…そろそろ帰らないと、お義父さんやお義母さんに心配かけちゃうな<br>       <br> 「ねぇ…あなた…」<br>       <br> いのりがばつの悪そうな顔で訪ねる。内容は大方、今日の昼の事だろうね<br> さて、どうやら僕も男としての覚悟を決めなくてはならないらしい。どう考えても妊娠フラグ確定の僕は、敢えて茨の道へと向かう事にした<br> <hr> 柊さんちの婿養子~風呂でFlowを感じるべし<br>       <br>       <br> 「「ただいま」」<br>       <br> さて、今夜は難攻不落の要塞を攻め落とす事になってしまったので体力を削る事は許されなくなった<br> 食事を終えた後に、お義父さんからお酒と囲碁を誘われたが華麗に断り、入浴を始める<br> うん。風呂ってどうしてこう考え事に適しているんだろうね<br> 会社の事、家族の事、いのりの事、様々な事を考えながら風呂に入っているのが一番好きだね<br>       <br> 「あなたー、私も入るわねー」<br>       <br> そんな声が聞こえた気がしたが、僕はこの難攻不落の要塞(いのりの身体)をどうするかを考えていたので、そのままスルー<br> そりゃあ驚いたよ。振り向いたら裸のいのりがいたんだから。風呂だから当たり前だけどね<br>       <br> そしてここはいのりと僕の寝室。さて…ここからが漢の魅せ所。下手したら告白したとき以上に勇気が要るかもしれない<br> 布団の中には僕といのりだけ。僕はいのりの身体を十分に堪能する事にした <hr> 柊さんちの婿養子~すいへいリーベわしのフネ<br>       <br>       <br> んー…あれ? 何で僕はいのりと同じ布団で…あ、そうだった。確か昨晩…<br>       <br> 「きのう は おたのしみ でしたね」<br> 「ウヒャァイッ!」<br>       <br> ちょっ、まつりちゃん。いきなり出てこないで。真面目にビビったから<br>       <br> 「いやー、やっと義兄さんが姉さんに手を出したって訳で…」<br> 「………で、何の用なんだい?」<br>       <br> このままじゃ完全にまつりちゃんのペースに乗せられてしまう。それだけは阻止しなくてはならない<br> 最優先事項はまずそれである。そして、その事を他の家族に知られてはならないと言う事。気を使わせちゃ悪いしね<br>       <br> 「ん…よく寝……………た……まつりぃぃぃぃぃぃぃ!」<br>       <br> 目が覚めたいのりの怒号で、今日も騒がしい一日が始まる<br>       <br> 柊さんちの婿養子(僕といのりのある日の出来事編)おわり <hr> 柊さんちの婿養子~登場人物紹介…柊家と穴子君編<br>         <br> 主人公…柊いのりの夫で、リアルマスオさん状態の人。ちょっと押しが弱いところがある。一応25歳らしい<br>       <br> いのり…主人公の妻。一応メインヒロイン。ショートカットの髪型が特長<br>       <br> ただお…柊家の大黒柱。よく主人公と酒を飲んだりする<br>       <br> みき…ただおの妻。とても若く見える美人さん<br>       <br> まつり…二女。柊家のトラブルメーカー<br>       <br> かがみ…三女。双子の姉でしっかりもの<br>       <br> つかさ…四女。双子の妹でおっとり<br>       <br> 穴子君…会社で主人公の隣りに座っている同僚。魅力的な若本ボイスのファンは社内でも多いらしい<br> <hr> 柊さんちの婿養子~これがひっぷほっぷなの?<br>       <br>       <br> どうも。毎度お馴染みの僕です。今日は休日という事なので、自宅にてゴロゴロしております<br> 目が覚めたら体が重くてね…うん。つまり風邪ひいたんだ<br> 家族にうつしてはいけないので、自室にてゴロゴロしてて今に至る訳だけど…かなり暇だ<br>       <br> 「入るわよー。風邪大丈夫?」<br>      <br> 入って来たのは義母であるみきさん。僕以外の家族は全員出かけているらしく、今柊家にいるのは僕と義母さんだけ<br> こういう状態だと、多分誰かが『これなんてエロゲ?』とか言いそうなんだよな。穴子君とか穴子君とか穴子君とか<br>       <br> 「はい。御迷惑をおかけしています」<br> 「なら良いんだけど…無理しないでね?」<br>       <br> いやーお義母さん、貴女は何でそんなに若々しく見えるんですか? 風邪でまともな思考が出来ないから、ちょっと脳内では大変なことになってるよ<br>       <br> その時、額に冷たい感触<br> どうやらお義母さんが僕の額に手を当てているみたいだ<br> 僕はその心地よさを噛み締めながら、意識を手放す事にした<br> <hr>
<p>柊さんちの婿養子~婿養子はマスオさん<br>       <br>       <br> 僕が同僚の柊いのりと結婚してから半年、婿養子となった僕は柊家に厄介になっている<br> それだけなら良いのだが、僕と義父のただおさん以外女性だけという事、そしてその女性陣が美人揃いである事が最近の悩みである<br>       <br> 「お義兄ちゃ~ん。朝ご飯だよ~」<br>       <br> 義妹のつかさちゃんの声が聞こえる。今日も自分の貞操を守り抜き、朝を迎えられた事を感謝しながら台所へと向かう<br> だが、この道のりも注意しなければならない<br> この朝早い時間帯はみんな寝ぼけているもの。まだお義母さんであるみきさんやかがみちゃんに遭遇するなら問題ない<br> 仮に寝ぼけていても、愛すべき妻であるいのりなら遭遇しても問題ないが…大学生の義妹であるまつりちゃんと、今日みたいな日じゃない時のつかさちゃんと遭遇した日にはもう<br> 気付いているのかいないのか、彼女達の『コミュニケーション』は少々…激しいのだ。肉体的な意味の時もあれば、性的な意味の時もある<br> ある日寝ぼけたまつりちゃんにキスされたのをいのりに見つかった時にはもう駄目かと思った<br> 奇跡的に誰とも遭遇せずに台所に到着する<br>       <br> 「おはよう。つかさちゃん」<br> 「お義兄ちゃんおはよう~」<br>       <br> 台所にはもうお義母さんとお義父さんが食事を始めており、いのりも食べる直前である。さて、僕も早めに朝食を食べて、会社へ行くとしようか<br> <br></p> <hr> 柊さんちの婿養子~それなんてエロゲ?<br>       <br>       <br> 「御馳走様でした」<br>       <br> そう言うとすぐさま出社の準備をする。僕は基本、ねぼすけなので前日の晩に用意すると言う事が出来ない<br> いや、高校生からの習慣だしね<br> 準備をしているといのりが、<br>       <br> 「全く…いつも夜の内に用意しときなさいって言ったでしょ? あなた」<br>       <br> と文句を言うけど常にスルー<br> 習慣だから仕方ないじゃないか。そうこうしている内に、準備を整えて身嗜みをきちんとし、出社準備完了。この間5分<br> 悠々と自宅を出る僕達であった<br>       <br> 「二人共、お弁当忘れてってるわよ」<br>       <br> が、お義母さんが僕達目掛けて走って来て、弁当を届けてくれた。いつも美味しい弁当をありがとうございます<br> 受け取るものを受け取り、改めて駅まで歩く。築5分で最寄り駅まで徒歩5年のマンションがあるらしいが、残念ながら柊家はそんな物件ではない為、何事もなかったかの様に到着<br> ちなみに僕もいのりもSuica派じゃなく回数券派だったりする。そろそろ回数券買わないとな…<br>       <br> 「あなた、今日の予定は?」<br> 「特に何も入ってないけど…どうしたんだい?」<br> 「ならば買い物に付き合ってくれないかな?」<br>       <br> 愛すべき妻にそう言われて断る夫はいないけどね。今日は貧血で金欠になる事を覚悟するとしよう  <hr> 柊さんちの婿養子~アナゴ、覚えてますか<br>       <br>       <br> 何ごともなく、僕達の勤め先に到着<br> 僕といのりは課が違うのでここでお別れである<br> 別れてからいつもの自分のデスクに向かうと、そこにはいつも変わらない若本ボイスで話しかけて来る同僚<br> 若本ボイスと僕と同い年だと言うのに妙な渋さを醸し出している事から、社内で彼は『穴子君』と呼ばれており、ちょっとした有名人である<br> 勿論彼もこの事を承知しており、専ら僕は『フグ田くん』と彼に呼ばれている。僕は柊だっちゅうに<br> さて、ここからは通常業務の始まりだ。僕も穴子君も、勤務態度は基本的に真面目なので、某殺人鬼の様に目立たず、そして何事もなく仕事を終わらせていく<br> 昼休みは昼休みで屋上へ向かう。屋上で待っているのは勿論いのり<br> 僕達夫婦は基本的に屋上で昼食をとっており、今日も特に変わる事なく二人で食事をしている。これは高校3年生からの習慣だ<br> 食事も済み、食休みをしている時に、いのりはとんでもない事を口にする<br>       <br> 「ねぇ…あなたは子供、欲しい?」 <hr> 柊さんちの婿養子~拙者、フラグびんびん丸と申す<br>       <br>       <br> 子供ねぇ…確かに欲しいけど…今言うべき事でもないと思うなぁ<br>       <br> 「えっと…家に帰るまでに返事してね……?」<br>       <br> そう言うとそそくさと自分の課に戻るいのり。子供…ねぇ…<br> 確かに欲しいけど…今の僕達にちゃんと育てられる自信あるかな? そこが心配なんだよなぁ…<br> まぁ先の話…多分そう先じゃないけど、子供が生まれたら…禊(みそぎ)って名前にしようかなバランスを考えると<br>       <br>       <br>       <br> さて、それではいのりと一緒に買い物にでも行くとしよう。貧血で金欠を覚悟して…<br>       <br> 「ねぇ、これどうかな?」<br> 「んー…僕としてはこっちかな?」<br>       <br> 「あ、今週の範馬刃牙はどうなったかなー?」<br> 「好きねぇ…」<br>       <br> 只今の時刻は20:46…そろそろ帰らないと、お義父さんやお義母さんに心配かけちゃうな<br>       <br> 「ねぇ…あなた…」<br>       <br> いのりがばつの悪そうな顔で訪ねる。内容は大方、今日の昼の事だろうね<br> さて、どうやら僕も男としての覚悟を決めなくてはならないらしい。どう考えても妊娠フラグ確定の僕は、敢えて茨の道へと向かう事にした<br> <hr> 柊さんちの婿養子~風呂でFlowを感じるべし<br>       <br>       <br> 「「ただいま」」<br>       <br> さて、今夜は難攻不落の要塞を攻め落とす事になってしまったので体力を削る事は許されなくなった<br> 食事を終えた後に、お義父さんからお酒と囲碁を誘われたが華麗に断り、入浴を始める<br> うん。風呂ってどうしてこう考え事に適しているんだろうね<br> 会社の事、家族の事、いのりの事、様々な事を考えながら風呂に入っているのが一番好きだね<br>       <br> 「あなたー、私も入るわねー」<br>       <br> そんな声が聞こえた気がしたが、僕はこの難攻不落の要塞(いのりの身体)をどうするかを考えていたので、そのままスルー<br> そりゃあ驚いたよ。振り向いたら裸のいのりがいたんだから。風呂だから当たり前だけどね<br>       <br> そしてここはいのりと僕の寝室。さて…ここからが漢の魅せ所。下手したら告白したとき以上に勇気が要るかもしれない<br> 布団の中には僕といのりだけ。僕はいのりの身体を十分に堪能する事にした <hr> 柊さんちの婿養子~すいへいリーベわしのフネ<br>       <br>       <br> んー…あれ? 何で僕はいのりと同じ布団で…あ、そうだった。確か昨晩…<br>       <br> 「きのう は おたのしみ でしたね」<br> 「ウヒャァイッ!」<br>       <br> ちょっ、まつりちゃん。いきなり出てこないで。真面目にビビったから<br>       <br> 「いやー、やっと義兄さんが姉さんに手を出したって訳で…」<br> 「………で、何の用なんだい?」<br>       <br> このままじゃ完全にまつりちゃんのペースに乗せられてしまう。それだけは阻止しなくてはならない<br> 最優先事項はまずそれである。そして、その事を他の家族に知られてはならないと言う事。気を使わせちゃ悪いしね<br>       <br> 「ん…よく寝……………た……まつりぃぃぃぃぃぃぃ!」<br>       <br> 目が覚めたいのりの怒号で、今日も騒がしい一日が始まる<br>       <br> 柊さんちの婿養子(僕といのりのある日の出来事編)おわり <hr> 柊さんちの婿養子~登場人物紹介…柊家と穴子君編<br>         <br> 主人公…柊いのりの夫で、リアルマスオさん状態の人。ちょっと押しが弱いところがある。一応25歳らしい<br>       <br> いのり…主人公の妻。一応メインヒロイン。ショートカットの髪型が特長<br>       <br> ただお…柊家の大黒柱。よく主人公と酒を飲んだりする<br>       <br> みき…ただおの妻。とても若く見える美人さん<br>       <br> まつり…二女。柊家のトラブルメーカー<br>       <br> かがみ…三女。双子の姉でしっかりもの<br>       <br> つかさ…四女。双子の妹でおっとり<br>       <br> 穴子君…会社で主人公の隣りに座っている同僚。魅力的な若本ボイスのファンは社内でも多いらしい<br> <hr> 柊さんちの婿養子~これがひっぷほっぷなの?<br>       <br>       <br> どうも。毎度お馴染みの僕です。今日は休日という事なので、自宅にてゴロゴロしております<br> 目が覚めたら体が重くてね…うん。つまり風邪ひいたんだ<br> 家族にうつしてはいけないので、自室にてゴロゴロしてて今に至る訳だけど…かなり暇だ<br>       <br> 「入るわよー。風邪大丈夫?」<br>      <br> 入って来たのは義母であるみきさん。僕以外の家族は全員出かけているらしく、今柊家にいるのは僕と義母さんだけ<br> こういう状態だと、多分誰かが『これなんてエロゲ?』とか言いそうなんだよな。穴子君とか穴子君とか穴子君とか<br>       <br> 「はい。御迷惑をおかけしています」<br> 「なら良いんだけど…無理しないでね?」<br>       <br> いやーお義母さん、貴女は何でそんなに若々しく見えるんですか? 風邪でまともな思考が出来ないから、ちょっと脳内では大変なことになってるよ<br>       <br> その時、額に冷たい感触<br> どうやらお義母さんが僕の額に手を当てているみたいだ<br> 僕はその心地よさを噛み締めながら、意識を手放す事にした<br> <hr> 柊さんちの婿養子~一万年と二千年前から春休み <p>「……」</p> <p>えー、只今何気に大変な状態です。目が覚めたら隣にお義母さんが寝ているわけです。なんというエロゲフラグ…この状態は間違いなく死亡フラグ…</p> <p>「すー…すー…」</p> <p>規則正しい寝息をたててお義母さんは寝ている。しかし若いな…たしかいのりは僕と同年の24歳だから…最低でも… <br> いや、考えるのはやめておこう。レディの年齢を詮索するなんて紳士じゃないし</p> <p>「すー…すー…」</p> <p>しかし起きる気配がしないな…このままじゃあ風邪移しちゃいそうだし、はやく起きて貰わないとなぁ…</p> <hr> 柊さんちの婿養子~おかゆ おいしいです。 それは ヨーグルト です <p><br> お義母さんが眠ってもう数時間がたとうとしている。そろそろお昼だし、僕も少々やばいかもしれんね。何故なら僕の料理スキルがかなり低いからだ <br> おかゆがカスピ海ヨーグルトになることなどザラ。三合のお米に五合の水をぶっこむからね</p> <p>「ただいまー」</p> <p>その時、この状況を打破する(?)人材が現れる <br> まつりちゃんだ。この際だ。お義母さんを起こすのも忍びないし、まつりちゃんに料理をしてもらおう <br> 僕はwktkしながら彼女の登場を待つのだった</p> <hr> 柊さんちの婿養子~アナゴはわしが育てた <p><br> 「ただいまー」 <br> 「まつりちゃん…Help…」 <br> 「I need…じゃなくて、義兄さん。どうしたの!?」</p> <p>さて、ここから説明を始めようか。うん。義母さんが寝ちゃったから昼食を用意できる人がいないんだよね <br> 起こすの忍びないし…僕のスキルは低いし…</p> <p>「義兄さん…私が言うのも何だけど…料理くらいは出来た方がいいよ…お姉ちゃん家事苦手だから」</p> <p>待っててねー。と言うとまつりちゃんは台所へと向かって行った。ここで部屋に残されたのは僕と義母さんだけ <br> やっぱり…起こした方がいいのかな?</p> <hr>

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