ID:YfIE2epe0氏:タイトル不明

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ある晴れた日の泉家 ゆたか「おねぇちゃん。」 こなた「ゆーちゃん、どうした?」 ゆたか「ちょっと、調子が悪くて・・・・・」 こなた「そっか、じゃあ、安静にしてなよ」 ゆたか「・・・・うん」 ゆたかは自室に戻って横になる ゆたか「これから、みなみちゃんと約束だっていうのに・・・どうしよう」 そのとき携帯の着信音が鳴った みなみ「・・・・ゆたか・・・」 ゆたか「みなみちゃん。ごめんね・・・今日は遊園地行く約束だったんだけどいけなくなっちゃった」 みなみ「・・・・・そっか・・・しょうがないよ」 ゆたか「ごめんね・・」 こなた「ゆーちゃん。おかゆできたよ。食べる?」 ゆたか「ありがとう、おねぇちゃん。」 こなた「誰と話してたの?友達」 聞かれていた ゆたか「うん。みなみちゃん。クラスメイトなんだけど・・・」 こなた「へぇ、ゆーちゃんもそんな友達いたんだね」 ゆたか「もう、おねぇちゃん!!私だって友達くらいいるよ!!」 ぷくーと膨れ顔になるゆたか こなた「あはは、ごめんごめん。違いないね。じゃあ。私は出て行くから、ゆーちゃんしっかり寝てるんだよ」 ゆたか「うん・・・分かった」 柊家 こなたが遊びに来ていた こなた「でさぁ、その漫画が・・・・」 かがみ「その話はもういいって、所でゆたか、あの娘どうしたのよ。いつもアンタについてくるのに」 つかさ「私あの娘好きだなー、かわいい妹さんだね。」 こなた「ああ・・・ゆたかなら、なんか今日は寝込んでるよ」 つかさ「え・・・大丈夫なの?」 こなた「大丈夫だと思うよ。あの娘なれてるから、昔から病弱だったからね。その分強いんだ」 かがみ「へぇ、だったら、今日は早く帰ってあげなさいよ。心配でしょアンタ」 つかさ「そうだねおねぇちゃん。早く帰ってあげたほうがいいと思うよこなちゃん」 こなた「・・・・そうだね。今日はお世話になったよ。じゃね!」 軽い足取りで、柊家を後にするこなた。夕日が綺麗だった こなた「今日もいい一日だったなぁ・・・こんな日がずっと続けばいいのにな」 こなたの思いは、この後すぐに崩されることとなる。運命とは時に優しく 時に残酷である・・・・そのことを思い知ることになるとは、今のこなたには考えられなかったかも知れない こなた「帰ったよ。お父さんーゆーちゃんー」 ふと、見ると、食卓のテーブルにうずくまって、頭を抱えているそうじろうが居た こなた「お父さん・・・・?」 そうじろう「こなた・・・よく聞け・・・落ち着いて聞くんだ」 こなた「どうしたの、お父さん?」 そうじろう「ゆたかが・・・・誘拐された・・・」 こなた「な・・・!!なんだって!!!お父さん!!!!」 そうじろう「落ち着けといっているだろ・・・・・誘拐犯は・・・私に、1000万の身代金を要求してきた・・」 こなた「1000・・・・」 そうじろう「警察に言えば・・・ゆたかは殺されるだろう・・・私は・・・どうすればいいんだ・・!!」 こなた「お父さん!!ゆーちゃんの命には変えられないよ!!1000万・・・用意してよ!!お願いだよ!」 そうじろう「・・・・・そうだな・・・ゆたかは大事な家族だ・・・・金は用意しよう」 こなた「お父さん・・・」 こなたは自室に戻った。ひどく放心状態が続いた ゆたかが・・・私の大事な妹・・・ゆたかが・・・もし殺されたら・・・・ そう思うと、大好きなゲームさえも、手につかなかった こなた「なんとかしなきゃ・・・私がなんとかしなきゃ・・・」 こなたは動き出す。ゆたかを救うために!! こなた「かがみ。つかさ、良く来てくれたね。」 かがみ「何よ急に呼び出して」 こなた「冷静に聞いて欲しい、ゆたかが・・・誘拐された」 かがみ「え・・・?!」 つかさ「そんな・・・」 こなた「既に、みなみさんには伝えてある。協力してくれるそうだ・・・」 かがみ「ても・・・それは警察に任せたほうが・・・ こなた「警察に連絡したら、ゆたかが、殺されてしまうよ。」 かがみ「そうだけど・・・」 つかさ「私・・・怖い・・」 こなた「頼む・・・このとおり・・協力してくれないかな・・」 土下座した かがみ「アンタらしくないわよ・・・でも、一大事みたいね。一応協力するわ・・・      ただ。つかさには、手を引いてもらうわよ。つかさにこんな危ないことさせられないから」 こなた「そうだね・・・ここは、私たちでなんとかしよう・・」 つかさ「こなちゃん・・・ごめんね役に立てなくて」 こなた「いいんだよ。私たちだけでなんとかするつもり・・・身代金はお父さんがもっていくからね期限までは一週間ある。じっくり作戦を練ろう」 かがみ「了解、こなた・・・いざとなったら、守ってよね。アンタ格闘技できるんでしょ」 こなた「うん。わかってるよ。この格闘技も、ついに役立つ時がきたようだ 一週間が過ぎた。 そうじろう「金は、このトランクに入っている。取引先は、町外れの港だ」 こなた「分かった。かがみとみなみさん、二人と落ち合うので、ひとまず喫茶店にいこう」 カランカラン、喫茶店につくと、既に、みなみとかがみが居た かがみ「こなた。来たわね・・」 みなみ「・・・よろしく・・」 みなみは落ち着いているように見えるが、かなり動揺している 親友のゆたかを誘拐されたんだ。無理も無かった こなた「作戦を説明するね・・・」 ーーーーーーーーーー かがみ「ちょっと、無茶じゃない?さすがにそれは・・」 みなみ「分かったなんとかする・・・」 そうじろう「私も、覚悟はできている。ゆたかを死なせてしまったら、あの娘の親に申し訳がたたない」 こなた「絶対、助けるよ・・・そう、私が絶対助ける!!」 かがみ「こなた・・・」 こなたの覚悟は並大抵のものではなかった。ゆたかとは血を分けてはいないとはいえ 家族である。失いたくはなかった・・ 取引先、港。 そうじろう「金は持ってきた。ゆたかを早く返してもらおうか」 トランクから金を見せるそうじろう 「その金は、本物なんだろうな?先に金を渡せ」 そうじろう「それは、出来ない、ゆたかを出すのが先だ!!」 一喝する 「ちっ・・・」 ゆたか「んんんんんん!!」 口をしばられていて、声が出せないゆたか こなた「ゆたか!!んんんん!!」 かがみ「(大声だすんじゃないわよ!!犯人に気づかれるでしょ!)」 みなみ「・・・・・ゆたか・・!!!」 かがみ「見たところ相手は二人のようね・・・」 こなた「作戦通りいくよ。私は裏に回るから」 みなみ「了解・・・」 かがみ「・・・・(コク)・・・」 こなたは、港のコンテナに隠れて、犯人の後ろに回った そうじろう「受け取れ!」 金を渡すそうじろう 「なるほど・・・偽札じゃねーな」 そうじろう「分かっただろ。ゆたかを返せ」 「それはできんな」 そうじろう「な・・・!!」 「この娘が人じちなら、もう少し金をしぼれとれそうだからな、ははは!!まんまと騙されやがって」 そうじろう「しょうがない・・・はぁ!!」 バクチクを、床にたたきつけた。犯人の目線はそうじろうの方に向く 「なんのつもりだてめぇ!!そんなにこの小娘を殺して欲しいか!」 ゆたか「んんんん!!!!」 そうじろう「(こなた・・・頼むぞ・・)」 そのときだった。こなたがコンテナの影から出てきて、犯人に襲い掛かった こなた「ゆーちゃんはなせぇぇぇぇぇぇ!!!!」 ドガ!!!犯人1の頭部に、こなたの強烈な回し蹴りが決まる 「あぐ・・・!!!」 「貴様!!」銃を構える犯人2 しかし こなたは、恐ろしいほどのスピードで接近すると、銃を手とうで叩き落した 「あ・・・!!!」 間髪居れず、懇親の拳を腹部に叩き込む。犯人に、その場に崩れ落ちた・・・ こなた「ふぅ・・・なんとかなってよかった・・ゆーちゃん大丈夫」 ゆたか「んんん!!」 口のテープを取った ゆたか「はぁはぁ・・・・こ・・怖かった・・・おねぇちゃん・・・怖かったよ・・」 こなた「もう大丈夫だからね・・・」 ゆたかを抱きしめる。ゆたかはその瞬間泣き出した。 かがみ「なんとかなったみたいねぇ・・・いやぁヒヤヒヤしたわよ・・アンタがあんなに強いなんて」 みなみ「ゆたか・・・」

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