「ID:wpfqzOgk0氏:Blood of maid」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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こなた「いやー、今日も秋葉原で散歩しちゃいました~」
かがみ「散歩って・・・その荷物の量はなによ。まっ、あんたにとっちゃ、庭みたいな所よね。」
いつものようにこなたに付き合わされたつかかが姉妹、帰りかけようとしたその時。
つかさ「ねえコナちゃん、メイドさんがいるよ。」
こなた「えっ?」
つかさが視る先にはメイド服に身を包んだ女性が道端で通行人に声を掛けていた。
こなた「おー、あれはまさしくメイドさん!」
つかさ「やっぱりメイドさんって可愛いね。」
かがみ「メイド喫茶の勧誘かしら。」
こなた「ちょっと見にいってやろうよ~」
3人が女性の前を通りかかるとこなたはビラを渡された
「お嬢様方、お願いしま~す」
こなた「ん、どうもっ。」
つかさ「お嬢様だって、うふふ。」
こなた「かがみでないことは確かだよねぇ。」
かがみ「やかましいっ!・・・で、なんて書いてあるの?」
つかさ「えーと、秋葉原けんけ・・・」
ビラには『献血求む!秋葉原献血ルーム』と書かれていた。
かがみ「献血ルーム?」
こなた「おおっ!ここが秋葉原の献血ルームだったのかぁ!」
つかさ「コナちゃん、知ってるの?」
こなた「もっちろん!献血をした人は、お菓子に飲み物が飲み食い自由、マンガが読み放題、おまけにメイドさんにマッサージを受けることができるんだよ~」
こなた、ここで会心の親指バッチグー(ピーッ
つかさ「へえ、すご~い!」
かがみ「サービス過剰じゃないかしら・・・」
こなた「いやいやかがみ・・・献血・つまり血を抜くと言うと物騒なイメージが付きまとう中で、少しでも親しみを持ってもらおうという厚○労働省の粋な計らいなんだよぅ~」
かがみ「まぁ確かに、道端のバスよりはいいかもね。」
つかさ「あれ近寄りがたいよね。それにあたし、注射とかイヤだな・・・」
こなた「むふふ・・・ここではお釣りがくるくらいの待遇を受けられるんだよ。これを利用しない手はないっ!」
こなたは勇み足で施設に入ろうとする、が・・・
かがみ「待ちなさいよこなた、あんた献血できる歳なの?」
こなた「えっ。」
つかさ「そういえば確か献血ができるのって、18歳以上(※)じゃなかったっけ?」
こなた「そっ、そんな・・・!お、お姉さんそうなんですかぁ・・・?」
「は、はい・・・親戚の方にでも教えてあげてくださいね。」
こなた「∫(=ω=.;)ガーン!!」
かがみ「だそうよ、あんたじゃムリ。さ、帰りましょ。」
こなた「うがー、厚生○働省許すまじ~!!」
こうしてこなたは、あっさり門前払いを受けたのだった。
こなた「あぁあああ、あいるびーばーっく!」
かがみ「はいはい、また次回ね。」
こなた「うわあああ、おどりゃくそもりいぃぃ!!」
(※)全血200Mlは16歳からできますが、まずいい顔をされないので除外しました。
みゆき「現在全国では、あらゆる血液が不足しています。みなさまの協力をおねがいしますね。」