ID:dL5tqvxwO氏:(神)聖なる(小)さな光(あきら)

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「え?それマジ?あはは」 あたしは冗談だと思ってプロデューサーに聞いてみた 「ああ、マジだよ。君は降板だ」 目の前が真っ暗になった 確かにあたしの態度は悪かったかも知んないよ? だけど降板って 「そんなの冗談じゃないわよ!」 あたしはプロデューサーの首根っこを掴んでそう言い放った しかしプロデューサーは 「あきらちゃん」 悲しそうな目であたしの名前を呼んで 「上からの指示なんだよ。ごめんね」 そう言って帰ってしまった。 あたしはもう何も考えられなかった あたしが愕然としていると白石のやつがやって来た 「あきら様!なにがあったんですか!」 あたしは答えられなかった 白石さんは全国放送のドラマ(本編)に出たりして密かに人気があったのを知っていた 「どうしたんですか!あきら様!」 うるさいなあ もうあたしは終わりなのよ 「あきら様!」 だからしつこいって 「しつこいって言ってんでしょ!」 思わず怒鳴り散らしてしまった でも白石さんはいつもの様に怯まず、真剣にあたしの顔を見つめていた 白石さんはあたしの降板を先にプロデューサーに聞かされていたらしい 「あきら様、大丈夫ですよ。僕がプロデューサーさんを説得してみせます!」 そりゃありがたいけど、無理ね。あたしが何年この世界にいると思ってんの? 人気のないやつは、捨てられるのよ すぐに、ね。 あたしはトボトボと家に歩いて帰った するとママがまた知らない男とイチャついていた。 (だからパパが生活費送ってくんないのよ!ママのバカ!) あたしは家を飛び出した 行く宛なんてなかったけど、家には居たくなかった あたしがなんで降板なわけ? なんで白石だけ残るわけ? 悔し涙が出てきた 街中に入っても誰もあたしがテレビに出てるって知らないみたい (あたしって、こんなもんなんだ) 大型電気店やアニメショップが並ぶ地域じゃいざ知らず、こんな大都市じゃ、あたしただの女の子ってことか (そっか、あたしは勘違いしてたんだなあ) あたしがフラフラと歩いているとお巡りさんに声を掛けられた 「君、どうしたんだい?」 (うるさいなあ~) 「えっと、ママと買い物です、そこのデパートにいます」 嘘をついた するとお巡りさんは去って行った。 話かけるんじゃないわよ 鬱陶しい あ、もう夜の11時かあ あたしは歩きながら、まだ、なんで自分が降板になったのか、考えていた なんであたし降板なのよ! ホントはわかってる あたしの態度は確かに悪かったわよ 暴言、批判、誹謗中傷、挙げ句の果てには喫煙疑惑。 これじゃあいつ降板でもおかしくなかった 白石さんがいなかったらあたしはもっと早く降板だったんだろうな あたしは歩き疲れたので目の前の公園に入って行った 夜の公園なら誰もいないでしょ これでゆっくりできる そう思って入ったんだけど タイミングが悪かった。不良グループが集会みたいなのをやっていた。 (怖いなあ、関わりたくないわね) あたしはそそくさと公園の奥へ入って行った でも 「おい!姉ちゃん待てよ!」 ヤバい! 「こんな時間になにしてんの?」 「俺達と遊ぼうぜ」 こ、怖い!どうしよ! (こういう時は、、嫌な時は嫌って言えばいいのよね?) 「なんでもないわよ!あっちに行って!」 あたしはそう言って逃げようとした でも 「待てよ!」 「なんだこいつ、生意気だな」 「へぇ、可愛い姉ちゃんじゃねえか」 囲まれてしまった! どうしよ、怖い、怖いよ! こんな事なら、お巡りさんに補導されてでも、家に帰ればよかった! そうよ あたしがバカだったのよ いつもいつも 番組だって好き勝手にやって、白石さんに迷惑かけて 番組を降ろされたら、あたしには、なんにも残らないってわかってたのに! バチが当たったんだ (白石さん、白石さん!助けてよ!いつもみたいに!あたしを助けてよ!) 「ほら、連れてこいよ」 やだ!やめてぇ! あたしは泣きながら逃げようとしたけど、男の人の力には勝てなかった 「白石さん!助けて!」 あたしは泣き叫んだ すると 「あきら様?」 聞き慣れた優しい声が後ろの方から聞こえた 「あ、あきら様!?」 うそ、白石さん、ホントに来てくれた 「お、おまえら!あきら様に近づくな!」 白石さんは叫んで、不良たちに殴りかかった 「いてっ!なんだこいつ?」 「この娘の男か?」 「構わねえ、やっちまうか!」 だめ!三対一じゃ敵わない! 白石さんは不良たちに蹴られ、殴られ、ぼろぼろになってしまった やめてぇ!白石さんが死んじゃう!
「え?それマジ?あはは」 あたしは冗談だと思ってプロデューサーに聞いてみた 「ああ、マジだよ。君は降板だ」 目の前が真っ暗になった 確かにあたしの態度は悪かったかも知んないよ? だけど降板って 「そんなの冗談じゃないわよ!」 あたしはプロデューサーの首根っこを掴んでそう言い放った しかしプロデューサーは 「あきらちゃん」 悲しそうな目であたしの名前を呼んで 「上からの指示なんだよ。ごめんね」 そう言って帰ってしまった。 あたしはもう何も考えられなかった あたしが愕然としていると白石のやつがやって来た 「あきら様!なにがあったんですか!」 あたしは答えられなかった 白石さんは全国放送のドラマ(本編)に出たりして密かに人気があったのを知っていた 「どうしたんですか!あきら様!」 うるさいなあ もうあたしは終わりなのよ 「あきら様!」 だからしつこいって 「しつこいって言ってんでしょ!」 思わず怒鳴り散らしてしまった でも白石さんはいつもの様に怯まず、真剣にあたしの顔を見つめていた 白石さんはあたしの降板を先にプロデューサーに聞かされていたらしい 「あきら様、大丈夫ですよ。僕がプロデューサーさんを説得してみせます!」 そりゃありがたいけど、無理ね。あたしが何年この世界にいると思ってんの? 人気のないやつは、捨てられるのよ すぐに、ね。 あたしはトボトボと家に歩いて帰った するとママがまた知らない男とイチャついていた。 (だからパパが生活費送ってくんないのよ!ママのバカ!) あたしは家を飛び出した 行く宛なんてなかったけど、家には居たくなかった あたしがなんで降板なわけ? なんで白石だけ残るわけ? 悔し涙が出てきた 街中に入っても誰もあたしがテレビに出てるって知らないみたい (あたしって、こんなもんなんだ) 大型電気店やアニメショップが並ぶ地域じゃいざ知らず、こんな大都市じゃ、あたしただの女の子ってことか (そっか、あたしは勘違いしてたんだなあ) あたしがフラフラと歩いているとお巡りさんに声を掛けられた 「君、どうしたんだい?」 (うるさいなあ~) 「えっと、ママと買い物です、そこのデパートにいます」 嘘をついた するとお巡りさんは去って行った。 話かけるんじゃないわよ 鬱陶しい あ、もう夜の11時かあ あたしは歩きながら、まだ、なんで自分が降板になったのか、考えていた なんであたし降板なのよ! ホントはわかってる あたしの態度は確かに悪かったわよ 暴言、批判、誹謗中傷、挙げ句の果てには喫煙疑惑。 これじゃあいつ降板でもおかしくなかった 白石さんがいなかったらあたしはもっと早く降板だったんだろうな あたしは歩き疲れたので目の前の公園に入って行った 夜の公園なら誰もいないでしょ これでゆっくりできる そう思って入ったんだけど タイミングが悪かった。不良グループが集会みたいなのをやっていた。 (怖いなあ、関わりたくないわね) あたしはそそくさと公園の奥へ入って行った でも 「おい!姉ちゃん待てよ!」 ヤバい! 「こんな時間になにしてんの?」 「俺達と遊ぼうぜ」 こ、怖い!どうしよ! (こういう時は、、嫌な時は嫌って言えばいいのよね?) 「なんでもないわよ!あっちに行って!」 あたしはそう言って逃げようとした でも 「待てよ!」 「なんだこいつ、生意気だな」 「へぇ、可愛い姉ちゃんじゃねえか」 囲まれてしまった! どうしよ、怖い、怖いよ! こんな事なら、お巡りさんに補導されてでも、家に帰ればよかった! そうよ あたしがバカだったのよ いつもいつも 番組だって好き勝手にやって、白石さんに迷惑かけて 番組を降ろされたら、あたしには、なんにも残らないってわかってたのに! バチが当たったんだ (白石さん、白石さん!助けてよ!いつもみたいに!あたしを助けてよ!) 「ほら、連れてこいよ」 やだ!やめてぇ! あたしは泣きながら逃げようとしたけど、男の人の力には勝てなかった 「白石さん!助けて!」 あたしは泣き叫んだ すると 「あきら様?」 聞き慣れた優しい声が後ろの方から聞こえた 「あ、あきら様!?」 うそ、白石さん、ホントに来てくれた 「お、おまえら!あきら様に近づくな!」 白石さんは叫んで、不良たちに殴りかかった 「いてっ!なんだこいつ?」 「この娘の男か?」 「構わねえ、やっちまうか!」 だめ!三対一じゃ敵わない! 白石さんは不良たちに蹴られ、殴られ、ぼろぼろになってしまった やめてぇ!白石さんが死んじゃう! それでも、白石さんはあたしを守ろうと、何度も何度も立ち上がった 「あ、あきら様は、僕が守る!」 すると、不良たちが驚て、駆け足で逃げて行った 後ろを振り向くと、、さっきのお巡りさんだった! 「ママとじゃなくて、彼氏とデートの約束だったのかい?」 そう言うと白石さんを手当てしてくれた 「いててて」 「おうおう、大丈夫かい!王子様!」 ケガはたいした事はなかったらしいけど、一応、明日、病院に行くように言われた 「家まで送って行こうかい?」 お巡りさんはそう言ってくれたけど、 「先輩!」 「それは野暮ってもんですよ!まあ、その、不良グループも捕まったことですし、ね?」 メガネを掛けた可愛い婦警さんがそう言った 「成美、そういうもんかな?」 「ええ!」 なにかの気を使ってくれてるみたい、でもあたし達は、別に、 「じゃあ、あんまり遅くなるなよ!」 そう言うと、お巡りさん達は帰って行った

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