補助金申請【コスプレ地域振興研究会】の活動内容が違法になる可能性

以下寄せられた情報------------------------------------
はじめまして。
自分はコスプレの方からアニカルまつりのことを調べていた者です。
このwikiに書かれていたことで、「コス服製作チーム・弥勒会」という記事を見て疑問に思ったことがあったので調べていました。

各版権元に許可を得ない状況でコスプレ服を受注制作することは個人でもグレーゾーンです。
このコス服製作チーム・弥勒会のように、事業としてやっている場合確実に違法行為になるみたいです。
団体なので、サークルだからとか、地域活動だからという言い訳は通らないです。
さらに、鳥取県はこれに補助金を出していますから、著作権法違反をおおっぴらに推奨しているという、幇助行為にも当たると見なされます。
これはまんが博やアニカルまつりどころの話ではなく、完全にまずいです。

ネットでもすでに数多く指摘する声があふれています。
先日も違法業者が逮捕されたばかりです。
違法コスプレ販売容疑で社長逮捕 ネット販売3億円か
http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013092501001287.html

まとめも出来ているようです。(やや2chよりな表現ですが)
http://matome.naver.jp/odai/2137998544997118301

コスプレで地域振興を推進するという目的は立派だと思いますが、だからといってその目的のために違法行為をしていいというわけではないと思います。
以前もショッカーの名称を無断使用して怒られたのに、自浄作用が働いていないのは明らかです。
怒られたら謝っとけばいいやくらいの気持ちなんでしょう。
鳥取県も審査が甘すぎます。
逮捕者が出ないと理解できない人達なのかもしれません。

寄せられた情報ここまで------------------------------------
注 お寄せいただいた情報は確認の上掲載させていただきました。
上記ニュースの魚拓はこちら
http://megalodon.jp/2013-0928-2008-30/www.47news.jp/CN/201309/CN2013092501001287.html
http://www.peeep.us/8e05bb76

念のためコスプレ服の受注作成について調べてみた。

同人・アニメ・萌えを斬る! 第4回 その1 より引用
http://animeanime.sakura.ne.jp/law/moe4-1.html
ある企業が自社イベントその他で利用するためにコスプレの衣装を作成するような場合(外注する場合も含みます。)には、
(たとえそれを販売しなくても)当然ながら著作物の私的利用とはなりません。
したがって、このような場合には著作権の侵害が認められることになります。

コスプレ衣装の無版権商品の販売について
http://togetter.com/li/525036


著作権法違反については、確かに現時点で訴えられていないだけであり、【コスプレ地域振興研究会】は十分違法行為と認定されそうである。
(著作権侵害は親告罪のため)
鳥取県はその手助けをしたということになるだろう。
行政がこの体たらくは呆れるほかない。
鳥取県は著作権的には問題ないと言っていたが(注1)十分問題がある。 
権利者が訴えないだけであり、取り締まりがあれば規制対象である。

県民の声
痛車にからみ著作権法違反で逮捕されたというニュースを見ました。「とっとりアニカルまつり」では痛車カーニバルを
今年もするようですが、違法行為を行っていいのでしょうか。そもそも同人誌やコスプレ自体、著作権法違反ではないでしょうか。
鳥取県回答
本県では、国際マンガサミットが開催される平成24年を「まんが王国とっとり」建国イヤーと位置づけ、まんがやアニメを
活用した様々な取組を進めており、「とっとりアニカルまつり」についても、「まんが王国とっとり」の気運醸成に資する
ものとして、法令遵守を前提に支援しているところです。
とっとりアニカルまつり実行委員会では、イベント内での不適切又は違法な行為等がないよう参加者に注意喚起した上で
当該事業を実施しており、著作権についても、権利者からの疑義には対応可能な体制をとっています。
県では、不適切又は違法な行為等を確認しておらず、今後も適正に事業が実施されるものと考えています。
【6月11日掲載】

"著作権についても、権利者からの疑義には対応可能な体制をとっています。"
"不適切又は違法な行為等を確認しておらず"
と記載されているが、違法な展示後に抗議があったところで何ができるわけでもない。
それとも数千万単位の賠償請求を起こされたら全部支払うつもり、ということだろうか。
第一、アニカルまつりは違法行為だらけであるにも関わらず逃げて何も対応していない時点で、どこが対応可能なのか。
鳥取県職員はいったいどの国の法律のもとに職務を果たしておられるのか、疑問に思う。

なお【コスプレ地域振興研究会】は【こすけん】を経て今は【Shooting☆Star】と改名し、境港シンフォニーガーデンやガイナックスシアターでコスプレ撮影会を開催、春紫穏氏は神原リカと名前を変え【神亀怪談会】【米子怪談闇語り】【日曜日の怪談会】という怪談話イベントも開催している

最終更新:2019年06月22日 08:06