イラク3邦人人質事件


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あんたらはどんだけ迷惑かけてんだよw政府が勝手に決めたとかウソをつくなよ!あんたらは日本の代表なんだから、現地の人間やムジャヒディンの連中にも、自衛隊派遣で日本の印象が悪くなったと思うんなら、なおさら今回の日本の考え方を伝えてこいよ!例えば 自衛隊派遣は国内で反対と賛成が拮抗していたこと、日本の首相や賛成派は、非戦闘員であるパンピーを不意打ちにするテロを行う武装勢力が存在してはイラクのためにならないと考えて決断したこと などちゃんと伝えてこい!また、自衛隊の目的についても 憲法9条があるから日本は侵略戦争は絶対しないこと、憲法により専守防衛に徹するからイラクの人を絶対虐殺しないこと、アメリカと異なり占領軍としてではなく治安のために来たこと、雇用拡大のためではないがインフラ整備をしに来たこと など待遇が良かったんだから犯行グループにちゃんと伝えてくれよ!あんたらのおかげで、日本人は武装勢力以外には確実に悪いイメージを持たれただろうな~

 ホント、今イラクにいるみなさん、彼らに日本の立場をちゃんと理解できるよう、折に触れ説明しといてください。



1 事件経過


3月5日 高遠氏のもとへ今井氏が訪問する。翌日、「いずれイラクへ行くつもりなので、行き方を教えて欲しい」のメール

3月15日 今井氏、市民団体「NO!!小型核兵器(DU)サッポロ・プロジェクト」の報告会に高遠氏を呼び、そこで今井母から「覚悟はできている」

3月19日 外務省、イラク全土を対象とした退避勧告を出す~イラクへの渡航については、如何なる目的であれ、情勢が安定するまでの間延期して下さい~

3月29日 郡山氏、「週刊朝日」を訪問し、イラク行きの意思を示す

4月1日 高遠氏出国

4月? 今井氏、出発前日の二日に劣化ウラン弾使用を禁止する議員連盟の設立要請を中村敦夫参院議員にする

4月5日 アンマンのファラホテルで高遠氏と今井氏と合流

4月6日 今井・高遠両氏に郡山氏が合流

① 事件発生

4月7日 午前11時過ぎ フリーカメラマン・郡山総一郎氏、ボランティア・高遠菜穂子氏、市民運動家・今井紀明氏が「サラヤ・ムジャヒディン(聖戦士旅団)」を名乗る武装グループに人質に取られる。

4月8日午後6時 この事件が外務省に知られる。

4月8日 午後9時 カタールの衛星放送アルジャジーラにより「3日以内に自衛隊を撤退させなければ、3人を焼き殺す」などと犯行声明その1&映像が放映される。その映像には目隠しされた3人に銃を持った覆面の男数人が取り囲んでいる内容だった。ちなみに、郡山氏はこの時「NO koizumi」のTシャツを持参していたという。

② 政府の対応


4月8日 急遽緊急対策本部を設置、福田康夫官房長官が記者会見をした。事件に対して、「無辜(むこ)の民間人が人質に取られているのなら、許し難く強い怒りを覚える。直ちに解放を求める」と批判したが「自衛隊はイラクの人々のために人道復興支援を行っている。撤退する理由はない」と明言

4月9日朝 一晩五反田の仮公邸にいた小泉純一郎総理も9日朝の記者会見で「テロリストの卑怯な脅しには乗ってはいけない」と、同じく自衛隊撤退を突っぱねる

③ 自己責任論噴出


4月9日 人質の家族8人は上京し、川口順子外相に救出を訴える。また総理に面会を求めたが拒絶された。家族は永田町の北海道東京事務所で待機し、記者会見に臨んだ。そこで「自衛隊の撤退を選択肢に入れてほしいと首相に直談判したい」。「自衛隊の撤退しかない」と報道を通して訴えた。

高遠弟:我々身内の身勝手な行動が原因と言われればそうかもしれません。しかし見捨てないで手を差し伸べてほしいんです。我々の要求はまず、首相に面会することです。自衛隊の撤回を、選択肢に入れていただけないかと直談判したいと思っています。外務省を通じてなのですが返事がないんです。同じ最悪の状況を迎えるにしても、やることをやってほしいいくら(政府が)全力でやれと言われても、我々との温度差があって話にならない!

高遠弟氏は外務省を訪れた際「本当にそれでいいと思っているのか!」と怒ったという。それらの感想が「自己責任=3人が悪い」という批判である。

小池百合子環境相:無謀ではないか。一般的に危ないといわれているところに敢えて行くのは自己責任の部分が多い

細田博之官房副長官:外務省は何度も(注:13度)もイラクからの退避勧告を出していたのに

福田長官も9日の時点ですでにオフレコで自己責任だと明言&早々と総理との面会は必要ないと語ったという(週刊現代)。少なくとも自民党・公明党の与党側では「自己責任だろ」と意見が一致していた。

退避勧告を無視して行ったはずなのに、家族が「助けて&自衛隊の撤退」を訴えた。それに対する第三者の感想が「自己責任」であり、この時点で3人とその家族への非難がはじまった。


④ 家族の対応への非難


4月9日 逢沢一郎外務副大臣を首相特使としてアンマンに派遣し対策本部を設置。一方、総理に会えない家族はアルジャジーラやBBCなどのインタビューも受け、国際世論に訴えかけた。

4月10日午前、家族は午前、小泉純一郎首相との面会を求めていた家族に対し「首相は会うつもりはない」と連絡した。これを受け家族側は記者会見し、面会拒否の理由として外務省が「会っても話すことは何もないだろう」と説明したことを明らかにした。また、面会拒否の方針は今後も変わらない、との説明も受けたという。夜、家族は外務省職員に「総理が自衛隊を撤回しない」という発言の撤回を求めたが「同省としては懸命に取り組んでいる」、「交渉手段は具体的に言えない」、「(どこにいるか分からないため)救出作戦は考えられない」との回答にいらだったという。

今井母:衛星放送を見る限り自分の息子ではないかと思う。御迷惑をかけて申し訳ない。自衛隊とアメリカ軍にはイラクから撤退して欲しい。命を大切にして欲しい JNNの取材

今井父:撤退しないということは、見殺しにする。交渉の余地はないということ。首相は「イラクの人命尊重のために」と言ったが、(3人の)人命尊重しない人道支援はあり得るのだろうか

高遠弟:政府は全力を尽くすと言っているが、我々の考える全力からは程遠い!

4月11日 川口外相が犯行グループに向けて収録したメッセージを送信しようとしたが結局頓挫している。なぜならこのメッセージの中に「自衛隊もイラク復興のために派遣されている」という部分を家族側は削除するように要求した。また、彼らは事件発覚以来、連日官邸を取り巻き自衛隊撤退のデモに参加した。
 この日、武装グループからアルジャジーラにあてて、「イラク・ムスリム・ウラマー協会の求めに応えて3人の日本人を24時間以内に解放する」との内容のファックスによる犯行声明その2が届いたが、期限内の解放は実現されなかった。
 人質解放に尽力したといわれるイスラム聖職者協会のクバイシ氏は「日本の(小泉純一郎)首相が彼らを『テロリスト』と呼んだことが人質解放にかかわる事態を複雑にしたと思う。彼らはテロリストでなく抵抗組織だ」と語ったと言われているが真偽不明

高遠弟:首相が会わない、今後もこの方針は変わらないということだった。イラクをここまで追い込んだ責任を1ミリでも政府にあるのかと問いかけたが、返事もない。けさはニュースで米国の特殊部隊が現地入りしたと聞いたが、私たち家族としては『冗談じゃない』という思いだ。米国離れしなければ、事態の解決は望めない。火に油を注ぐようなことはやめてほしい

今井父:首相発言は人の命より国を重視した信じられないものだ。その一方で、国会がない土日にも家族に会えないなど、許せない


4月12日 竹内行夫事務次官は「邦人保護には限界がある、自己責任の原則を自覚していただきたい」

4月13日 政府の対策本部(本部長・福田康夫官房長官)は、「今後、人質事件の取材に応じない」との決定を下した。家族が自民・公明・民主・共産・社民5党に送った要望書の中には「自衛隊撤退」の文言は消え、政治家との面会では低姿勢になったという。3人のもとへは「死ね」、「謝罪しろ」、「税金返せ」、などと、ありとあらゆる非難を浴びたといい、事実、報道陣が3人の実家に取材に押し寄せた結果、近所のJリーグチームの練習に支障が出たことがきっかけで、住所をさらされた人もいた。

4月13日 イタリア国籍の4人が別の武装グループに拘束され、自衛隊に続いてイタリア軍に対してイラクから撤退が要求された。イタリアのシルヴィオ・ベルルスコーニ首相は日本の小泉首相と同様に撤兵を断固として拒否する声明を出していたが、翌日イタリア人人質の1人の殺害が公表された

4月14日 外国人特派員用記者会見、高遠弟氏ダウンで欠席、高遠妹氏は姉のストリートチルドレン保護活動について、通訳に「今あの15,6歳の男の子と女の子っていう風な紹介しました?男の子だけです」と訂正。

4月14日 ジャーナリスト安田純平氏・渡辺修孝氏が人質になる。17日解放

このような家族の発言が、政治家や一般人の不信感に「火に油を注ぐ」結果となった。また、犯行声明や3人のVTRの分析、事件発覚後に家族が自衛隊撤退(=全く犯人の要求通り)を訴える+国際世論に訴えるなどの手際良さが、「自衛隊撤退を目的とした」自作自演説の根拠となった。3人の家族は米英の特殊部隊の救出作戦を拒否


④ 3人の帰国


4月15日 北海道の高遠氏実家では、両親が「娘の実像を知ってもらうため」に、自宅で報道陣に本を配る。
午後8時30分 ようやく解放、これにはイスラム聖職者協会の仲介があった。その時、通訳のキディル・ディア氏の兄が日テレのカメラを回していたため、郡山氏は「日テレが自分を撮るなら、自分は撮りかえすぞ。俺は撮るのが仕事なんだ」とキレだし、高遠氏は氷をモグモグしていた。

4月16日 小泉首相、マスコミから人質の中に残りたいと言っている人がいること聞かれる。それと同時に与党側から出てきたのが「救出費用を出せ」という意見である。

小泉総理:これだけの目にあって、多くの人達が救出に寝食を忘れて努力しているのになおかつそういうことを言うんですかね。やはり自覚を持っていただきたいですね

冬柴鉄三幹事長「救出にかかった費用は膨大。一部、請求できるものは(人質)本人に請求することにより、自由の裏返しに責任が求められることを知ってもらう必要がある」とコメント。

 3人はドバイでメディカルチェックを受けた際、医者からなぜか「PTSDの恐れがある」と言われたので、帰国直後の会見は家族だけになった。家族はバッシングに耐えきれなくなったのか?一気にトーンダウンする。しかし、解放直後の映像を見た者の多くが、会見できるのでは(=仮病)という見方があった。
 イラクの日本大使館では郡山氏は1時間くらい、高遠・今井氏は2時間半くらい日本の公安警察から事情聴取された。3人とも「自分達はストックホルム症候群じゃない」、「犯人を逮捕する気はない」、「勝手に病人にするな!」と「自己責任?」などと訴え、確かに別の意味で会見が出来なかったといえる・・・。

4月18日 人質3人の帰国記者会見が都内で開かれるはずだったが、ここで弁護士が「3人はPTSD」と言って、人質本人の会見をキャンセル

そのころヤフー掲示板では


HBCアナウンサーがスタジオから日本人人質家族にインタビュー中、突然高遠弟の携帯に姉菜穂子から入電。高遠弟「俺に、あやまってもしょうがないから。もう俺らだけの、問題じゃないから…あんたは、世界中の人達に百回回って謝る事。これからいろいろと、受け入れなければいけない事が沢山あるから…」
 ここで菜穂子が、なにか反論したようで高遠弟顔を強ばらせて「いいか、言動に十分考えて慎重に。言動は慎重に!そこのほかの2人にも伝えろ!今井君、郡山君にも伝える事!」と凄んだ。

かなり動揺していて、番組本番中である事を忘れ、
アナウンサーの「お姉さん、菜穂子さんからですよね?なんて言ってましたか?」の問いかけに携帯の送話口を手で隠し、しばらく沈黙。
開き直ったように、でも明らかに動揺した口調で
「大丈夫だから…大丈夫だから…とても焦っているようでした」と回答。

⑤ 会見


4月30日 今井・郡山氏による記者会見。高遠氏は「イラクでの困難は予想できていたが、日本での反発は覚悟できていなかった」と体調不良で欠席。じつは質問の事前検閲があり、生放送も許可されないという異常な記者会見で、今井氏は事前に「練習」して決められた内容だけ喋っていたという。
 2人は「謝罪と反省」を述べなかった。また犯人達を「不器用な人達」などと終始敬語で言った。事件当初から怪しまれており、政府も直ちに確認した(が敢えて家族には伝えなかった)という演出について、郡山氏は「あのビデオは、演出というより命令。あのような状況で否定できますか、みなさん。命の保証はされてましたが、言うことを聞くしかない」と答えている。

 自らの責任について問われると、郡山さんは「ジャーナリストは危険だからこそ現場に立って伝えるものがある。リスクを背負っているのだから、僕らには当てはまらない」と話した。さらに、午後8時から日本外国特派員協会で開かれた2回目の会見では、「信念、自信、誇りを持っており、自己責任とか自業自得とか言われるのは心外」としたうえで、「今回、取材は何もできなかった。準備ができ次第、また(イラクに)行きたい」と述べた。
 今井さんは「国内の反応に驚いている」としたうえで、「今回の体験や、劣化ウラン弾の被ばく、イラク戦争の悲惨さを語るのが、自分に生じた責任と思う」と話した。(4月30日 読売新聞)

 今井氏は会見途中で去る。その際、「これだけ話せるんだったら、もっと話せ」との記者の怒号が後ろのほうでした。その1時間半後に、外国特派員協会の記者会見に臨みましたとさ

最後に郡山氏の著書『人質』から

僕等は日本政府が動かなくても、解放される手はずになっていた。それはかなり早い段階からわかっていたことだった。だから政府が助けに来る必要なんてなかった。誰も助けてくれなんて言ってないのに勝手に押しかけてきて、しまいには莫大な経費まで請求された。あまりにも理不尽じゃないですか。
しかも、政府はいかにも自分達が手を尽くして救出したかのように振舞っている。僕にはそれがどうしても許せない。だから絶対に謝ったりしないと決めていた。

 3人に求められたのは「自己責任」だけでなく、「自作自演」(=自衛隊撤退のためにわざと仕組んだ可能性)に対しての合理的説明もである。ところがこれらに満足に答えず、「イラクのことを語るのが自己責任」などと答えたために、ついに3人はマスコミからも批判を浴びた。
 その後彼らはさっそく自分たちの主張の正当性を訴え、講演や出版を行ったので、いつしか「イラクの3バカ」という言葉が定着した(安田・渡辺氏を含む場合もあり)

おまけ

外務省が邦人人質事件の経費を公表 1800万円朝日(06/25 16:58)


それにしても、広末早大入学騒動とこの事件は作っていてマジで萎えますな~



2-確認


① ここで扱う3人


  • 高遠菜穂子(34)・・・ボランティア活動家、麗澤大学卒、千歳市出身。アラビア語はある程度喋れるらしい。支援対象者も10代男子のストリートチルドレン(ジャンキー)に限定されていたことなどで波紋を呼んだ。ストリートチルドレンの中に自身の過去を見ているのかも知れない。弟は拓殖大中退後ステンドグラス職人を経て、現在はテレクラ経営、社団法人千歳青年会議所専務理事。妹は「イラクの声を届ける会」実行委員長、嫁ぎ先はスーパー銭湯

  • 今井紀明(18)・・・「NO!!小型核兵器 サッポロ・プロジェクト」代表・フリーライター、札幌市出身。父は小学校の教師、母は看護師で共産党系。 彼の所属(実は自分が代表である)する市民団体「NO!!小型核兵器(DU)サッポロ・プロジェクト」で、劣化ウラン弾の被害を伝える絵本を作ろうという企画が動き出していて、イラクの風土や文化が記憶された映像や写真をもとに、本の中に使う絵を描こうと考えていて、メンバーの中でも「現地の人に頼んだものを送ってもらうべきだという考えが主流だったが、どうしても自分の目でイラクの被害の現状を確かめたかった。
 兄、父は反対したが、母が「やらせてあげたい。イラクが危険なのは確かだけど紀明は将来、ジャーナリストになりたいと言っているんだから、その第一歩として行ってきてもいいんじゃないかしら」と語ったため決行したという。早稲田大学のAO入試に挑んだが落ちて、進路未定のままだった。当然大学入試の勉強は出来てないだろうから英語も喋れない。ましてアラビア語が喋れるわけでも、出版経験もない。

  • 郡山総一郎(32)・・・フォトジャーナリスト、元自衛官、宮崎県出身。高校卒業後、陸上自衛隊入隊。美容師の女性と結婚、二児の父となるも自衛隊除隊後に離婚。30近くになってジャーナリスト志願をし、週刊朝日などに写真を寄稿。写真はともかく、この時点でジャーナリストとしてのキャリアは限りなくゼロといえる。
事件当時「ノーコイズミ」Tシャツを持参しており、VTRでの「ノーコイズミ」の合唱もこれに由来していた。


② 戦争とテロ


定義が定かでない部分があるのをいいことに、ブッシュ大統領を叩きたい連中が混同しているようなので、定義は漏れがしとくw

テロ―特定の者や団体が、非合法な暴力的行為で恐怖に訴える形で、政治的目的を果たすのを容認する主義。そのため時間や場所を対象を選ばない=直接的な当事者(国・組織)に限らず、目的上必要となれば民間人も攻撃対象になり、必要となれば殺す。

戦争―国家間の外交の最終手段。一応宣戦布告などの手続きを踏み、国際法に則って行われ、相手国の兵士が攻撃対象で、民間人は非対象。戦争の巻き添えを食って一般人が死ぬことはある(基本的には)。


③ この事件が与えた悪影響


  • 勧告が出ているところにわざわざ行って、誘拐されて迷惑かけた。謝罪なし、無駄な救出費用がかかった
  • 誘拐犯も3人も家族も「自衛隊撤退」を政府に要求した=政府の方針を根本から否定する行為を要求した
  • アメリカとの関係を悪くさせ、日本の国際的な立場を危うくさせ、日本が武装勢力の仲間であるかのような誤解の種を播いた 
  • 真面目なボランティアやNGOへのイメージが誤解されやすくなる、現地での活動が理解されにくくなる
  • 真面目な平和主義者や、まともな反米主義者へのあらぬイメージ低下を与えた
  • 他の同種の事件での雛型を作ってしまった(郡山自身が認めている)

これだけでも「単に勝手な人が迷惑をかけた」以上の多大な迷惑をかけたと断言できる。だから邦人保護で3人を救出した後、本人が望んでないのに帰国させたというのも当然だろう。あれ以上滞在していれば、もっと武装勢力に悪用され、友達になり、↑にあげた悪影響がさらにひどくなっただろう。

④ 北朝鮮による拉致被害者との違い


人質は自分の意思で、拉致被害者は騙されたケースでも、本人が望んでいないで北に入国した点が異なる

人質―外務省から退避勧告が出ているのにもかかわらず、自分の意思でイラクへ行って人質になった
拉致被害者―本人が望んでないのに工作員が強制的に北朝鮮へ拉致したor本人を騙して工作員が強制的に北朝鮮に入国させた


3-犯行グループらの政治的背景


犯行声明など順次見て行こう。なお、自作自演や旧日本赤軍の関与が指摘されたが、決定的な証拠はない。でも、どうして疑われたかの過程を知るのには参考になると思う。

政府の対応


 3人&家族&犯行グループの要求は「自衛隊撤退」で奇妙なまでに一致しており、家族が「自衛隊を撤退しろ」と叫ぶ姿は普通の感覚では異様なものだった。そして4月8日(日本時間)に届いた犯行声明その1での脅迫VTRも、政府やテレビのコメンテーターらが不自然さを指摘していた。3人も、「もっと怖がれ」などと言われ、また監視役の人達(民家の一般人らしい)より良い待遇だったことを述べている。それ故、事件を政府が知った時に少しの迷いもなく、早々と「テロに屈せず」、家族の相手せずの方針で統一した。

① 政府が一番最初にしたこと


「公安による調査=つまり反政府活動を行っている特定の思想の持ち主かどうかのチェック」であったという。映像を見て演技だと確信。犯行声明その1(後述)に関して「日本の過激派が描いたような文章」だと思ったから「過激派が政府の方針に反してわざと自衛隊を撤退させてやろうという自作自演」を疑っていたのである。今回の福田長官の判断は正しかったと思う。

福田長官の事件発生の会見直後4月8日午後10時付近から、いかにも反戦・反政府的な人達が連動して動きだし政府へ「抗議のメール作戦」を開始した。署名3日で15万集まった!

寺尾光身名古屋工業大学名誉教授の抗議呼び掛けメール
マリオン前行動の告知メール
京都・自民党前での行動の告知メール
政党・政府機関・マスコミ各社の連絡先が書かれているメール
WORLD PEACE NOWの家族と連動した運動のメール
法律家の自衛隊撤退呼び掛けメール
地球村の呼び掛けメール自由法曹団の抗議メール

② 今井・高遠氏周辺


調べてみると・・・

チェルノブイリへのかけはし今井氏出入り、政府発表より前に知っていた疑惑
NO DU サッポロプロジェクト今井氏代表
JanJan今井氏が記者だった
MOSメルマガ今井氏も執筆
CLUB Wee !高遠氏主宰
森沢典子今井・高遠氏の友人+重信メイとも友人
中村敦夫参議院議員、今井氏陳情&出発前の挨拶の際引き留めず
浅井久仁臣ジャーナリスト、NGO『パレスチナに車椅子を』主宰
森住卓日本ビジュアルジャーナリスト協会所属、今井・高遠氏の友人で今井氏の目標
グローバルピース・ジャパン今井氏に劣化ウラン弾について教えたというきくちゆみ主宰
ピースオン相沢恭行主宰、NGO団体 
日本ビジュアルジャーナリスト協会信濃毎日新聞のコラムを独占

日本革命的共産主義同盟第75回メーデーアピールで自衛隊撤退を要求(革共同・革マル派)
中核派「前進」デモを年金改悪・有事法案反対、自衛隊即時撤退、小泉・石原打倒の集会とデモを行う

3人拘束時に官邸周辺等で「自衛隊撤退」のデモを家族と共にした団体
WORLD PEACE NOWいち早く自衛隊撤退運動を開始したという(プロ青同・旧共労党)
AASJA京都4月9日の官邸行動、10日の衆議院議面集会・首相官邸行動に続き、WORLD PEACE NOW呼びかけで自衛隊撤退デモを起こす(米軍撤退、アジアとの連帯、憲法改正阻止等北朝鮮の代弁者)

CreativeSpace今井氏の所属団体で救出メッセージを友人足立正生氏(JAPAC)が水面下で動いてくれて、レバノンの新聞「アルアッサフィーレ」の一面トップに寄稿したなどとある

注:JAPAC(日本-パレスチナプロジェクトセンター)―日本赤軍の公然面での後継組織「ムーブメント連帯」が作った、足立氏というのも元日本赤軍メンバー

公安調査庁 平成15年2月作成


2人の周辺では正真正銘のテロリストである旧日本赤軍が出入りしているようだ


今井・高遠両氏の周辺がこのような人達では、公安が怪しむのも当然であろう。そして3人が犯行グループを責めないのもまた当然であろう。そして、小泉政権が最初から家族との面会をしなかったのも、これまた当然の結果だった。


③ 今井氏と見られる物騒な書き込みを発見


[208] ヒミツの大計画!(笑) 投稿者:今井です 投稿日:2004/04/07(Wed)09:57

今日は週刊朝日の記者さんと知り合いになりましたよ!
アンマンで取材されているフリーライターなんだって。

とりあえず仲良くなったところで、郡山さん(記者さんね!)が、
あるとっておきの計画を持ち出したよ!
これってサイコーかも?(笑)

歴史に名前を残す大偉業のような気がする!
一緒に聞いていた高遠さんも乗り気みたいだし、
これはやってみる価値アリだとおもうね。

そのうち日本でもニュースになると思うから、チェックしてね

細田官房副長官も気にしていたやつだが、ところがこれはこんな時間帯に出せるのは無理だということ、本物の今井氏の文体と違いすぎるために今日では捏造と見なされている。

④ 警察も動いてます


発覚4日目に詳細証言得る 高遠さんら人質事件 京都新聞04年04月24日

 イラクで高遠菜穂子さん(34)ら3人が拘束された日本人人質事件で、警察庁が現地に派遣した国際テロ緊急展開チーム(TRT)が事件発覚4日目の今月11日に、拉致現場を目撃した現地のタクシー運転手2人から、犯人グループの特徴や現場の状況の詳細な証言を得ていたことが23日、分かった。

女性の顔には恐怖の色が浮かび、目撃者の車に同乗していた客も、それにつられておびえるほどだった。旅券を検査していることなどから、単なる強盗でないことが分かったという。
http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2004apr/24/CN2004042301005292B1Z10.html

警察も自作自演説を否定してるぞ。弟氏の考えている努力からはほど多いのだろうが・・・


犯行声明文への疑問


 日本の民間人がテロ組織によって拘束された。犯人側はサラヤ・ムジャヒディーン(聖戦士の部隊)を名乗り、日本が3日以内にイラクから自衛隊を撤退させなければ3人を殺害するとしたアラビア語の声明と3人のビデオテープをカタールの衛星テレビ、アルジャジーラに送ってきた。
 識者達によるとこれは誤字などの初歩的ミスの多さ、米軍ではなく自衛隊に固執する点、武器や衣装が不自然などと指摘された。そして政府も「これは演出=つまり今回は殺されないだろう」と端から見なしたようである。(日本語訳は共同通信が配信したもの)

① 犯行グループ

   戦士旅団(サラヤ・ムジャヒディン)
 イラク日本人人質事件の実行犯グループ。「イスラム戦士」を意味する「ムジャヒディン」はイラクでイスラム教スンニ派がよく使う用語で、スンニ派系との見方が強い。イタリア人を拉致し、同国軍の撤退を求めるグループ「カタイバ・ムジャヒディン」(戦士大隊)と、要求や名称の類似性が指摘されている。戦士旅団と同名の組織が14日、アラビア語のウェブサイトに声明を送り、15日からのバグダッド攻撃開始を宣言した。しかし、これまでリストアップされていなかった。


② 犯行声明その1


 4月8日にアルジャジーラに届いた、アラビア語の手紙(犯行声明文)。これと3人を脅迫する映像のビデオテープをわずか1日でCD-Rに落として送ったという。政府筋によると、犯行グループは旧イラク軍が使用しない高価なイタリア製の自動小銃を所持しており、アディダス製の靴をはき、映像はソニー製の比較的新しいビデオカメラで撮影、編集作業はアップルコンピュータ製のノートパソコンで行われた可能性があるなどの疑問点があった(産経新聞 04年4月21日)

とにかくアラビア文字でなく、算用数字で「2004.4.8」と書いてあったことから識者らが首をかしげた。

 われわれは、あなたたちに友情と尊敬、愛情を抱いてきた。だが不幸なことに、あなたたちはそれに対して恩知らずにも敵意を返してきた。米国の不信心で堕落した軍隊に武器と兵士を提供した。それにより、われわれのプライバシーに干渉し、神聖な場所と土地を汚し、われわれの血を流し、われわれの名誉を損ね、われわれの子供たちを殺した。
 そこで、われわれはあなたたちに同じ方法で応えなければならない。あなたたちに告げる。殺りくにかかわったあなたたちを歓迎しない。われわれに戦争を宣言したあなたたちを歓迎しない。われわれはあなたたちの子供3人を人質として捕まえたことを告げる。
 あなたたちに2つの選択肢を提供する。われわれの国からあなたたちの軍隊を撤退させ帰国するか、あるいは、3人を生きたまま焼き、血に飢えた戦士たちの食物とするかだ。ファルージャでユダヤ人に対してやった以上のことを3人にもやるだろう。このビデオテープが放映された後、あなたたちに3日間の猶予を与える。

大野元裕中東調査会上席研究員:アルカイダなどのイスラム原理主義過激派の犯行声明によくある、コーランの引用がなく、日付が西暦のみで書かれていることなど不自然さが目立つ(04年4月8日放送 NHKニュース)

政府関係者:犯行声明文はまるで日本人が描いたかのような違和感(週刊現代04月12日号)

内藤正典教授:まるで日本の反戦活動家のセリフのようだ(産経新聞04年4月10日)

③ 犯行声明その2


 4月11日に届いたという。解放することを示す、アラビア語のFAX。さすがに今回の原文は算用数字ではない

 拘束した日本人3人についての日本政府のコメントを聞いたが、日本国民の気持ちを尊重する意図が全く感じられない。これら政治家は、日本国民の意思を代表しておらず、ブッシュ(米大統領)とブレア(英首相)という2人の犯罪者の代理人となっているのが真実だ。
 日本の市中での声も聞いた。日本の市民に訴えたいのは、米国が広島と長崎への原爆投下によってあなたがたを傷付けたということだ。ファルージャでも国際的に禁止された爆弾によって同じことが起きている。世界に知らしめたいのは、イラク抵抗勢力は外国市民を標的にする考えはないということだ。われわれが信頼し、勇気あり英雄的なイスラム教聖職者団体が、今日の夕方、日本人人質の釈放を求めた。われわれは、独自の情報源から3人が占領軍には協力しておらず、イラク市民を助けていることを確認した。家族の苦しみに配慮し、日本人の(事件への)姿勢についても尊重することにした。よって以下のことを決めた。

 (1)われわれは、イスラム教聖職者団体の日本人人質を即時解放せよとの呼び掛けに応じ、24時間以内に解放する。神のご意志のままに。

 (2)米国の圧迫に苦しむ日本の友人に要求する。イラクから日本の部隊を撤退させるように日本政府に圧力をかけること。なぜなら駐留は違法だからだ。

 神は偉大で聖戦は勝利まで続く。

2004年4月10日、サラヤ・アル・ムジャヒディン
首藤信彦衆院議員:犯人達の銃について銃弾の互換性が無い。ほとんど使われてない新品の武器を持っている、犯人達は未熟だ(04年4月11日放送 テレビ朝日「サンデープロジェクト」)

和田圭解説委員:(ヒロシマ・ナガサキ云々について)本当にイラク人がこんな事を言うのか、と政府内でも皆あきれている

大野元裕研究員:↑教養のあるイラク人は広島、長崎のことはよく知っている。実は、手紙では『ヒロシマ、ナガサキ』は『ホロシマ、ナザキ』と書いてあり、イスラム暦と西暦の日付のずれ(訂正ミス)や単語の綴りなどの間違いが5~6か所もあるなど文が雑で、自分自身の名前まで間違えている。教養のない人が書いたのではないか?(04年 4月11日放送 フジテレビ「EZTV」) 

④ VTRの分析


人質にナイフの脅迫映像は演出 政府分析、早期に認識 産経新聞04年4月18日

 犯行グループは旧イラク軍が使用しない高価なイタリア製の自動小銃を所持しており、アディダス製の靴をはき、映像はソニー製の比較的新しいビデオカメラで撮影、編集作業はアップルコンピュータ製のノートパソコンで行われた可能性がある


3邦人人質ビデオ未放映映像を解析 内藤正典・一橋大大学院教授 日本語話す人物存在 「言って、言って」発言促す 産経新聞04年4月21日

 イラク邦人人質事件で犯行グループがカタールの衛星テレビ局アル  ジャジーラに送り付けたビデオの未放映映像の中で、人質の一人がナイフを突き付けられ、「ノー・コイズミ」と叫ぶ前に、何者かが「言って、言って」と、日本語で発言を促すような音が録音されていたこと  が一橋大学大学院の内藤正典教授の研究室の解析で二十日、明らかになった。イラクからの自衛隊撤退を要求するビデオの“演出”に、少なくとも日本語を話せる人物が加わっていた可能性が出てきた。


ところが、この「言って言って」はかの地域では「おまえ、おまえ」に当たると指摘され、こうして自作自演はまた苦しくなった


⑤ 家族の声明


言葉にできないほどの安堵感を感じています。
我々の家族の解放に尽力いただいたアルジャジーラと
イラク・ムスリム・ウラマー協会をはじめとする、世界中の仲間に対して
心からの感謝をささげますと同時に、改めてこのような混乱を
招いたことをお詫びいたします。
引き続き、我々は自衛隊の即時の撤退と、イラクからの
全ての武力の廃絶を訴え続けます。
即刻の停戦を求めます。
同時に我々は、継続してイラクを初めとするアラブ諸国の皆様と共に、
平和な社会を目指したいと考えております。

2004年4月11日 AM4:43
家族一同

3人の命より、「自衛隊の撤退」の主張に異常な執念を燃やす理由を一般の人は理解できないから、自作自演疑惑が出るんですよ


犯行グループと高遠氏との接点


犯行グループは先月設立の連合体か 中日新聞 04年4月11日

【カイロ=嶋田昭浩】
 イラク邦人人質事件で、「サラヤ・ムジャヒディン(戦士旅団)」を名乗る犯人グループと、人質となった北海道千歳市のボランティア高遠菜穂子さん(34)との間に接点があった可能性が浮上した。
 中東バーレーンの有力紙「アハバル・アルハリージ」は先月、「イラク解放国民戦線」とされる抵抗組織の連合体が発足したと報道。同紙が入手したコピーによると、設立趣意書は「バグダッド、バクバ、キルクーク、バスラなど(イラク各地)のサラヤ・ムジャヒディンは、一つの組織のもとに結集し、米英の占領からのイラク解放という一つの目標に向け活動する」としていた。高遠さんは事件前、本紙記者らに、自ら「ムハンマド軍」の名を挙げて、同軍のメンバーに極めて近い人物と接触したと語っていた。バグダッドなどで地元住民と支援活動をしてきた高遠さんが、偶然にそうした人物と出会ったとみられる。ムハンマド軍は、米軍襲撃が多発しているバグダッド西方のファルージャを拠点とするイスラム系の抵抗組織。


3人が帰ってきても、高遠氏は「PTSD」のために記者会見をしておらず、その後この事件への関心が低下したので結局よくわかってない



4-今井・郡山・高遠氏の話による事件のようす


不公平があってはいけないので、3人の著書から一応まとめてみたw


5-パウエル長官発言歪曲問題


 イラク人質事件で、「自己責任」を中心とする3人に対する批判が高まる中、TBSの金平茂紀記者とのインタビューに対して、パウエル米国務次官が「日本人は自ら行動した国民がいることを誇りに思うべきだ」と3人を称賛する発言をしたという趣旨の報道があった。ところがこれが、3人や家族の反政府的スタンスなどに触れないで、自分達に都合のいいように長官の答えを掻い摘んだ歪曲であることがすぐにバレた。




7-当人の語るこの事件への思い


引用は『イラク人質事件と自己責任論 私たちはこう動いた・こう考える』より、
この本はある意味で彼らとその支持者を知ることができるんで、図書館か中古で読みましょう。

① 今井氏の場合


a.周辺にいた大人達

イラク邦人人質事件 大人はなぜは止められなかった 産経 04年4月11日
こちら

b.「サンプロ」で語る親の責任 サンデープロジェクト04年4月9日

田原総一郎:帰って来た子供さん達がまたイラクへ行きたいと言ったらどうしますか?
今井両親:本人の意思を尊重します


c.ご本人の見解

「子供の目から教えられて」p80~82より

 政府は「イラクの人々のために」自衛隊を送ったが、どうやらそれは勘違いだったらしい。その証拠が「人質」と言う、生きた証拠として、日本全国へ提出されてしまった。日本政府は証拠隠滅のため、私たちに「自己責任」や「税金の無駄遣い国民」のレッテルという「札」を重ね合わせ、隠してしまった。
 自己責任を問う政府は、NGOの活動を今まで推奨し「日本の外務省も四月下旬、フランスのNGOに給水車のレンタル料として約3800万円の無償支援を決めた」(『北海道新聞』5月3日)事は事実だ。政府はNGOの活動をつぶしてよいのかと問いたい。また、「自己責任」を問う一部マスコミも自らの報道がこれからの日本を左右する「表示」になったことを考えていただきたい。戦争報道は、フリージャーナリストや現地NGO職員が命を張らなければできないことではないだろうか。もし、今回のように政府べったりの自己責任の論調を張るならば、戦争報道や、危険地帯での事実や情景は伝えられなくなるだろう。

 漏れは自国の立場を理解する気も能力もないNGOなら、無駄遣いだと思うので潰しても一向に構わないと思う。


② 郡山氏の場合


「自己責任」とは?p83~87より

「自己責任」とは?
帰国後、幾度となく質問された言葉である。(略)

 帰国した私たちは、「血税を返せ」、「とにかく謝罪しろ」、「自業自得」、「死ね」、「殺すぞ」等と、一般の人からの手紙、ある政治家からは「反日分子」と言われ、あげてはきりがないぐらいの、ありとあらゆるバッシングを受けた。しかし、待ってほしい、いま問われなければならないのはそんなことなのだろうか?正直、くだらなさすぎる。今は「自己責任などと言う、政治家が作った言葉なんかに振り回されている場合ではないのではないか?本当に考え、伝えなければならないことは、イラクの現状であり、それに対して日本はどうすればいいのか、と考えていかなければならないのではないか?と思っている。
 私は、自己責任の弁会や謝罪なんかを言いたいのではない。イラクで私たちが見てきた、聞いてきたことを言いたいし伝えたい。そうは思っても日本のマスコミは聞いてくれないどころか、その話にまで行きつくこともなかった。記者会見やテレビ出演等でそう感じた。すべての質問や疑問は「自己責任」であり、それ以外の話には興味がないみたいだった。そして自分の伝えたいことを話そうとすればするほど、バッシングはひどくなった。(略)
 ここで謝罪をすると自分たちの非を認めることになり、これから活動するジャーナリストやボランティア、NGOの活動を制限することになりやしないか」、「危険な地域だからこそは言っていき、真実を聞く。そのことを伝えるのが見た、知った者の責任ではないか」。これが自分の責任であると思った。(略)日本は政府はマスコミは一体何を考え、何を見ているのだろうか?というより、見ようとも考えようともしてないだけであろう。
 今回の誘拐や自爆テロなど、それだけを見ればテロリストだとムジャヒディンは呼ばれても仕方がないのかもしれない。そう考えると彼らは加害者で、私たちが被害者であるという図式である。だが、こういう見方もできないだろうか?彼らの多くはアメリカの空爆により、兄弟や家族を亡くしている。そのことを世界へ訴えるすべがそういう形でしか表わせないのだとしたらどうであろう。私が接してきた彼らは、テロリストとは考えにくかったし、純朴な青年ばかりであり、ただの不器用なレジスタンス・自警団ではないかと私は思っている。伝えるべきはそういうことではないだろうか。本当の被害者は彼らなのである。(略)

 私はこれからも信念を持って取材していこうと思う。もちろん再びイラクを訪れるつもりであるし、多くの人が見落としていることや出来ないこと、そしてイラクの住民の声を聞いてみて日本の人々に伝えていこうと思っている。それが私の「自己責任」である。

イラクの人の声が聞きたいのなら、自衛隊云々など言わずに黙って撮って来いよ!ただ、北朝鮮問題同様、テロリストの言い分の垂れ流しは国民の判断を誤らせるため、ホントにやめてもらいたい。

③ 高遠氏の場合


「イラクの人の声が聞こえる」の自筆メッセージ

私はずっと「戦争を恨むより、人間を愛する」それが自分にできる最少で最大のことだと信じてきました。今はそう信じていた日常生活を取り戻していくことだけを考えています。1人1人の穏やかな日常生活を送ろうとする心こそが「平和」だと私は信じています。

だったらブッシュのことも愛してやれよ!
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