「ちょっと困らせて甘えてみたりなんてして…」


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【桃缶】幼馴染と絶賛交際中 Part109【やさしい夕暮れ】



517 名前:桃缶 ◆MOMOLu6F7A[] 投稿日:2007/08/23(木) 02:16:02 ID:mmyrYOIoO
最近はついてくのがやっとだな……オレ、参上。


報告なんかも引越しの日のやつ投下してないし…いま大丈夫かな…かな?

523 名前:桃缶 ◆MOMOLu6F7A[] 投稿日:2007/08/23(木) 02:18:16 ID:mmyrYOIoO
引越しの始まりから…


俺「んじゃまぁ…始めるか」
母「慌てなくても良いわよ?重い物はどうせタンスとかくらいだし」
亜梨沙「すみません、お手数おかけして」
母「いいのよ~♪これから一緒に暮らす事になるんだから、遠慮はなしよ?」
俺「まぁ…そういう事だ」
亜梨沙「先輩もありがとうございます♪終わったら美味しいコーヒーを入れますからね♪」
手拭いを首に巻いて順々に荷物を運んでいく。
俺「確かに…重い物は少ないけど……荷物が多いな」
細々とした荷物が多く、照り付ける太陽の下と蒸した屋内を運んでは降り、運んでは降りの作業が暑くてたまらない。
俺「ふー…このタンス、どの位置に置けばいいんだ?」
亜梨沙「じゃあ、扉の傍のこの辺りに……あっ」
俺「どうした…?」
亜梨沙「このタンス、下着が入ってますから…中を見ちゃダメですよ?w」
俺「…言われなくても、人のタンスを覗く趣味はねーよ」
亜梨沙「んー、先輩に下着の場所を教えて置いて差し上げただけなんですけど…」
俺「必要ない」
亜梨沙「またまたー♪今にも中が気になって作業が手につかなくなーる…つかなくなーる…」



続く

525 名前:桃缶 ◆MOMOLu6F7A[] 投稿日:2007/08/23(木) 02:18:59 ID:mmyrYOIoO
妙な催眠術でもかけるかの様にヒラヒラと手を揺らす。
俺「中身はどうでもいいけど、作業が手につかなくはなった…じゃあ」
亜梨沙「ウソウソ!今のは冗談!ウソです!催眠術なんか使えませんよ~」
まぁ、誰も亜梨沙が本気で催眠術を使えるなんて端から思っちゃいないけど…
亜梨沙「それから先輩…鍵、つけなかったんですね?」
俺「あぁ…鍵なら、明日には付くぜ?」
亜梨沙「えぇ~?付いちゃうんですか…?」
俺「同居が決まった時に取り決めただろ…お互い、気を許した間柄でもけじめは必要だからって」
亜梨沙「……信用ないですね、私って…」
俺「あ、いや…信用云々とかってんじゃなくて…こういうのは心がけみたいなもんだから…」
亜梨沙「いいんです。仕方ないですもんね…なんの関係もない女の子と一緒に暮らすんですから……」
俺「いや、だから…」
優梨佳「タカアキさーん、ちょっと本を運ぶの手伝って貰っていいですかー?」
俺「あぁ、今行くよ…」
階下から優梨佳が呼ぶ声がして、正直ホッとしたオレがいる…
優梨佳「すいません…私の本って、薄くて数が多いので…」
どうみてもBL同人誌の山です、本当にありがとうございました。


続く

526 名前:桃缶 ◆MOMOLu6F7A[] 投稿日:2007/08/23(木) 02:19:37 ID:mmyrYOIoO
俺「こ、こんなにあったのか…!」
優梨佳「今日からタカアキさんをこちらに引き込める事が出来ると思うと……楽しみです♪」
真夏の陽気に当てられてる筈なのに、何故か背筋がゾッとした…
母「お疲れさま、これで最後よー」
一際大きな洋服ダンスを運び入れ、亜梨沙達の引越しは完了した…
俺「お疲れ…」
亜梨沙「お疲れさまです♪」
優梨佳「お疲れさまでした」
母「さぁさ、今日は遅めのお昼ご飯よー♪」
母が持ってきたのは見た目にも涼しい大量の素麺だった…
母「引越しソバならぬ、引越し素麺よ♪」
俺「にしても多いな…」
母「久しぶりに茹でたから量の加減が利かなくて…あはは」
俺「いやいや、加減が利かないってレベルじゃねーよ…」
そう、例えるなら…500ミリリットルのペットボトルを購入したつもりが1.5リットルのペットボトルを買っちゃいました♪と言わんばかりの。三倍って言うと…某赤い人の機体みたいな感じだよね。
母「そうだ♪玲奈ちゃん呼んできたら?それなら…」
俺「それでも、足りないと思うけど…ネコの手ならぬ、玲奈の手も借りたい状況だしな」
ネコと一緒くたにされたと聞けば、多分喜ぶだろうな…玲奈は。


続く

527 名前:桃缶 ◆MOMOLu6F7A[] 投稿日:2007/08/23(木) 02:20:23 ID:mmyrYOIoO
ピンポーン♪
玲奈宅のインターホンを鳴らす…別に鳴らさなくても構わないと、ここの家族は言ってくれてるが……まぁ、一応。
玲奈母「あらタカ君♪どうしたの?」
俺「実は……」


俺「……って、訳で玲奈を誘いに」
玲奈母「いかにもタカ君のママらしいわね♪玲奈ー♪タカ君来てくれたわよー♪」
玲奈「わ、分かってるけど…いま着替えてる最中なの~…あれ?スカートがないなぁ…」
俺「……//」
玲奈母「ごめんね~、ちょっと待ってて貰えるかしら?」
俺「うん…分かった//」
少しすると玲奈は足早に玄関まで駆けてきた。
玲奈「玲奈選手、やりました!金メダルです!」
いきなりすっ飛んできたと思えば…なんなんだwまぁ、ここは玲奈に合わせてやる事に。
俺「あーっと、残念…線を踏んでいた様です。金メダルは幻に終わってしまった~」
玲奈「む~…」
玲奈母「楽しそうねwでも、早く行かなくていいの?」
俺「おっとそうだった…早く行かなきゃ素麺が冷めちまう」
玲奈「大丈夫よ、今日は暑いからw」
うん、最近ますます息が合ってきた…まぁ、腹も減ってきたのでさっさと帰る事に。


続く

528 名前:桃缶 ◆MOMOLu6F7A[] 投稿日:2007/08/23(木) 02:21:29 ID:mmyrYOIoO
俺「悪い、待たせた」
玲奈「こんにちは~…うわっ∑(゜_゜)」
母「いらっしゃい♪役者が揃ったわね♪」
俺「役者が揃ったなら…後は演じるだけだ」
目の前には心なしか少し量を増した様な気がする素麺が…
母「タイトルは『夏のそうめん~2007~』とかどうかしら?」
俺「いただきます」
母者の話を受け流し、素麺に箸を伸ばす。やはり多いな…
俺「おっ…赤いの見付けた」
素麺に何本か入ってる色付き素麺が混じっていた…この量の中から偶然手元に来たのは何かの運命かもしれないw
亜梨沙「知ってます?赤いのと緑のを一緒に食べながら念じると恋の願いが叶うんですって♪」
母「へぇ、そうなの…面白いわね」
俺「まぁ、オレには無用のおまじないだけどな…」
もちろん玲奈にも……と言いそうになってやめた。必死にちゅるちゅる赤と緑の素麺をすする玲奈を見てたら、必要ないとは言えないよ…
亜梨沙「何処までホントかわかりませんけどね~♪」
優梨佳「他人の恋でもいいのかな…?あの人とこの人がくっつきます様に…とか」
二人もそれぞれ二色の色付き素麺をいっぺんにすする…ってか、優梨佳は一体何を願ったんだ?なんとなく想像出来るけど…


続く

529 名前:桃缶 ◆MOMOLu6F7A[] 投稿日:2007/08/23(木) 02:21:49 ID:mmyrYOIoO
俺「ごちそうさま……うぷ」
山の様にあった素麺も容器を残すのみまで食べ尽した…ある意味、引越しの作業より辛かったかもしれない。
母「よく食べたわね~」
俺「次からは分量を量って茹でる事をお勧めするよ…」
母「男があんまり細かい事ばかり言ってると、女の子にモテないわよ~?」
俺「モテなくても、分別のついた男にオレはなりたい…」
玲奈「さっすが~、モテる人は言う事が違う~」
俺「茶化すな、結構マジなんだけど…」
亜梨沙「もう動けないです~><」
俺「良かったじゃないか、部屋がすぐそこで」
亜梨沙「そうですね…いざとなったら、先輩におぶって貰えますし…」
俺「そ、そんな事しないからな…!絶対に…!」
すぐさま否定し、恐る恐る玲奈の様子を伺う…正直ちょっと怖い。
玲奈「どうしたの、タカアキ?」
あれ…意外に普通だな。てっきり頬を膨らませてそっぽを向くんじゃないかと思ってたのに…
玲奈「そんなトコに立ってないで上に行こ?」
玲奈に手を引かれ、階段を上がりオレの部屋へ…
俺「なんだって急に部屋に…」
玲奈「だってこうすれば、亜梨沙をおんぶ出来ないもん…♪」
……気にはしてたんだな。


続く

530 名前:桃缶 ◆MOMOLu6F7A[] 投稿日:2007/08/23(木) 02:22:15 ID:mmyrYOIoO
俺「だから…しないって言ったろ?」
玲奈「うぅん、タカアキはする……タカアキは…そういう人だもん」
俺「……そうか?」
玲奈「亜梨沙が泣きそうな顔でお願いしてきたら…聞いてあげちゃうよ…タカアキは」
俺「……」
玲奈「タカアキは女の子の涙にはからきし弱いもんね、昔から」
俺「記憶にございません」
玲奈「小学校5年生の時、ひよりちゃんの試合で…」
~回想~


玲奈「ひよりちゃん惜しかったね…もうちょっとで勝てたのに。控え室行こう?ひよりちゃんいるよ…」
俺「後で行くよ…」
玲奈「なんで?」
俺「だって…ひより、泣いてるだろ…?」
玲奈「ひよりちゃんが?試合で負けたって泣かないよ~」
俺「とにかく…あとで…な」
玲奈「?」


~回想終了~
玲奈「元気そうだったけど、ひよりちゃん目が真っ赤だったんだよ…」
俺「あったっけ…そんなの」
それ以来、オレが無意識の内に女の子が泣いてる場面を避けていたのを玲奈は気付いていたらしい…
玲奈「昔、私が泣いてた時のタカアキの慌てぶり尋常じゃなかったしね…♪タカアキの事だから、誰が泣いてても同じ…苦手だけどほっとけないのがタカアキだもん。妬けちゃうけど…」


続く

531 名前:桃缶 ◆MOMOLu6F7A[] 投稿日:2007/08/23(木) 02:22:31 ID:mmyrYOIoO
俺「下手な凶器なんかより、よっぽど強いと思う…女の涙ってのは」
これはホントにそう思う…涙を見せられると、変に気が高ぶってどうにも冷静でいられなくなる。
玲奈「多分、亜梨沙も分かってる…」
俺「そんなに分かり易かったか…?」
玲奈「そうじゃないよ。亜梨沙がタカアキの弱いところを知ってるって事は…その…」
俺「事は?」
玲奈「だから…わざと涙を見せて…色々と…タカアキに要求……」
俺「待て待て…いくらなんでも考え過ぎじゃ…」
玲奈「亜梨沙を疑いたくないけど…私が亜梨沙と同じ立場だったら……チャンスに思うな…きっと」
俺「けど、オレが油断しなけりゃそれはチャンスにはならないよな?」
玲奈「そう…だけど…」
俺「そんな顔するなって…笑顔でいろよ。オレがそういう顔、苦手なの知ってるんだろ…?な?」
玲奈「ちょっと困らせて甘えてみたりなんてして…」
俺「それでも玲奈だったら、構わない…」
玲奈「ぎゅー」
俺「擬音を口で言うか?w」
玲奈「もっとぎゅー」
俺「はいはい…w」
甘ったるくてたまらない…練乳にチョコレートとガムシロップとバニラエッセンスを混ぜた様な……うぷ。先日の報告、これにて終了!

537 名前:桃缶 ◆MOMOLu6F7A[] 投稿日:2007/08/23(木) 02:26:05 ID:mmyrYOIoO
~先日のおまけ~


優梨佳のタンスを運ぶ最中…
優梨佳「あ、タカアキさん…私のタンス覗いちゃダメですよ?」
俺「ん?どうせ下着が入ってるとかだろ?亜梨沙にも同じ事……」
優梨佳「違いますよ。もしかしたら下着を見付けるより刺激が強いかも…」
俺「下着…よりも…?」
優梨佳「はい、ふわふわしてるのとか…ヒラヒラしてるのがたくさんあって…」
俺「ふわふわ…ヒラヒラ?」
白くてふわふわなのがカリフラワー、緑なのがブロッコリー…じゃなかった。中に何が?と、聞こうとした矢先だった。
亜梨沙「こらー!先輩を誘惑しないのっ!優梨佳が邪魔してすみませ~ん」
そそくさと優梨佳を連れて下に降りる優梨佳達…結局、中には何が?未だに謎だったりする…

543 名前:桃缶 ◆MOMOLu6F7A[] 投稿日:2007/08/23(木) 02:29:15 ID:mmyrYOIoO
ぎゅー、って普通なんだなwwタンスの中身については……まぁ、後で尋ねてみようかなw

549 名前:バカ兄貴 ◆TRAINYulns[] 投稿日:2007/08/23(木) 02:32:49 ID:NY1IlXggO
いや、桃缶報告の「素麺が冷める」のくだりにちょっとなw
にゅうめんにして食ったことねぇなぁ、俺はw

551 名前:桃缶 ◆MOMOLu6F7A[] 投稿日:2007/08/23(木) 02:35:41 ID:mmyrYOIoO
 >>549兄貴
ごめんwあれは単なるジョークさw言うなればアイスが冷めるって言ってる様なもんだからww


来て早々だけど寝ます…明日も報告する事がありそうだから、また明日。おやすみ!

562 名前:桃缶 ◆MOMOLu6F7A[] 投稿日:2007/08/23(木) 02:43:53 ID:mmyrYOIoO
寝ようと思ったら、玲奈から電話があってビックリした…


玲奈「まだ部屋の電気ついてるけど…亜梨沙、そこにいるの…?」
だって……合コン?まぁ、オレなら必要最低限しか絶対に喋らないなw
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