人物紹介

リヴィアのゲラルト(Geralt of Rivia)

主人公。リヴィアのゲラルトの数々の冒険譚は、吟遊詩人ダンディリオンによって詠み伝えられている。
別称「白き狼(White Wolf)」。吟遊詩人の物語には、さまざまな周知の出来事、
例えばThanedd島(Thanedd Island)での魔術師の暴動事件等が登場するが、
それらの中でもリヴィアのゲラルトは最も有名なウィッチャーである。
なお、ダンディリオンは、ゲラルトのモンスターとの格闘劇や空想小説的な活躍、
あるいはゲラルトとある魔法使いとの恋愛物語などを詠うのが得意なようだ。

注:Rivia(リヴィア)は出身地。自己紹介のときに「どこそこの何がし」という意味で言うだけのこと。
ゲラルトは身に着けている服飾品と口調のアクセントから、すぐにリヴィア人であると分かるらしい
(短編集"The Last Wish"の"The Witcher"より)。

ヴェセミル(Vesemir)

最年長の熟練ウィッチャー。毎年他の仲間達とともにケィア・モルヘンで冬期を過ごし、
春になると放浪の旅に出る。高齢にも関わらずたくましく活発である。
また、剣術に熟達しており、ゲラルトにその剣さばきを伝授した。

トリス・メリゴールド(Triss Merigold)

もともと顔見知りの魔法使いだったが、ケィア・モルヘンでゲラルトと特に仲良くなった友人。
本来、魔法使いはウィッチャーにとっては部外者だが、彼女はケィア・モルヘンへの秘密の抜け道を
知っていたため、砦と人里との往来の道案内役を任されている。そのため、ケィア・モルヘンの
ウィッチャーたちとも友達である。

ベレラッド(Velerad)

ヴィジマを治める市長。フォルテスト王の気づかないところで、国中の様々な権力を握っている。
以前、アダ王女(Princess Adda)にかけられた呪いを解くためにゲラルトが交渉した人物である。
そしてベレラッドは、あの時のゲラルトが再び自分の前に現れたということに気づいている。

アダ(Adda)

アダ王女はフォルテスト王の娘である。彼女は近親相姦によって生まれた。彼女の母親に対する
強い嫉妬を抱いた者の呪いにより、彼女は怪物ストリガの姿で生まれてきた。生まれてすぐ、
彼女は怪物ストリガの姿のままヴィジマ旧市街に棲み着いて人々を襲い、市民を震え上がらせた。
彼女の呪いを解き、あるいは殺すことができる者はいなかった。
これが、ゲラルトが過去にアダ王女の呪いを解くためにやってきた頃の話である。

ダンディリオン(Dandelion)

ダンディリオンはゲラルトの親友だが、穿った見方をすればうわさ話が大好きなただの怠け者の
遊び人だ。どんな女性も口説き落とせる色男であり、色恋沙汰のトラブルも多い。
だが、琴線に触れるような彼の詩を聞けば、まぎれもなく芸術家肌の人物だと感じるだろう。

シャニ(Shani)

シャニとゲラルトはかなり以前に、ダンディリオンを通じてOxenfurt(地名)で出会った。
彼女は医療学校の卒業生で、今は医師として働いている。年齢が若い割にしっかりしており、
Brenna戦場(Battle of Brenna)の医療キャンプで兵士たちの治療・看護に従事した。

ゾルタン・シヴェイ(Zoltan Chivay)

ゲラルトの古くからの友人。ゾルタン・シヴェイの証言によれば、ゲラルトはリヴィアで起こった
非人間(nonhumans;エルフやドワーフ等のhuman以外を指す)の虐殺事件のさなかで
殺されたのだという。
ゾルタンは、理性的かつ実践的な人物のようだ。偏った見方をすることなく世界全体を眺めては、
世の中のいろいろな出来事に対して皮肉を込めた意見を口にする。
また彼は、他の非人間(nonhumans)と同様に、近年テメリア国内で人種差別が強まって
きていることを憂慮している。