地名解説

ケィア・モルヘン(Kaer Morhen)

エルフの言葉で「太古の海の要塞」の意。この砦は人里離れた山奥にあり、数世紀に渡って
ウィッチャー達の拠点だった。全盛期には多くの若者がここで厳しい訓練を受けていたが、今では
数名のウィッチャーが細々と暮らしているだけである。かつては賑わっていた大広間にも、
冷たい風が吹き抜けているような有様だ。

テメリア(Temeria)

フォルテスト王に統治された王国。戦後その勢力を持ち直した大国。通貨単位はオレン(oren)。
多様な文化が混在しており、人間、ドワーフ、エルフ、ノーム、ドライアドが暮らしている。
国が概して復興を遂げたとはいえ、モンスターの襲撃も頻繁に発生している。
モンスター退治を生業とするウィッチャーは、一般市民から恐れられ、あるいは軽蔑されている
存在ではあるが、一方では、生活の安全を守るために必要とされているという実情もある。

ヴィジマ

テメリアの首都。Vizima湖(Lake Vizima)に隣接し、交易の要所である。
街には3つの地区(寺院地区, 商業地区, Royal Quarter)がある。
寺院区画は比較的貧しい市民の地区、商業区画は富裕層の地区である。
Royal Quarterには国王の城があり、限られた者しか入場が認められていない。

郊外

ヴィジマを囲む城壁の外側に広がる下町。ヴィジマで暮らせるほどの稼ぎがない者や
ヴィジマ市内の下水道の臭いに耐えられない者たちが暮らしている。畑や牧草地の中に農家が
点在しているが、戦争やモンスターの襲撃,病気等によって住む人がいなくなった空き家も多い。

“ふさふさの熊”亭

荒くれ者の集うでたらめな酒場。店主はポーションや水を出すのもけちるほど愛想が悪く、
部屋の敷物にはノミがたかっている。だが、拳闘やギャンブルで稼いだり、大酒を食らったり
する分にはとても楽しい場所だ。

下水道

ヴィジマの地下下水道。ヴィジマの場所にはかつて古代エルフの街があった。地下下水道は
その名残だが、インフラとしての機能は健在である。街中の汚水がここを通って外へ
運び出されているため、臭気が充満している。なお、寺院区画と商業区画とは
この地下下水道で繋がっている。

堤防

ヴィジマを訪れる商人や旅行者たちの船着き場。近くの沼地(the swamp)への連絡船は、
ここから出ている。市場へ向かう前の商人から物を買うこともできるかもしれない。また、
ヴィジマ旧市街への入り口もここにあるが、その城門は長らく閉鎖されたままである。

The Cloister of the Order

寺院区画で唯一の安息の場所であり、炎の薔薇の騎士団(the Order of
the Flaming Rose)に守られた修道院である。入り口には薔薇の刺繍入りの
赤い垂れ幕が掲げられている。限られた人しか中へ入ることはできない。

沼地

ヴィジマから見て湖の対岸にある広漠とした湿地帯。ここに暮らす人々の集落もあるが、
大型モンスターの生息地でもあり、昼間であってもうろつくのは危険である。

ニュー・ナラコート・イン

ヴィジマの富裕層の社交場となっている高級な酒場。ワインを嗜みつつ会話を楽しんだり、
上品にダイスを楽しむのにうってつけの場所。あるいは、小粋に拳闘勝負を試すにも。
夜には、招待者限定のパーティが開催されている。

ヴィジマ旧市街

旧領主邸(the Old Manor)の所在地であり、木造の町並みが残る旧市街地である。フォルテスト王は、
旧領主邸から現在の城(Royal Castle)へと王座を移転することで、石造りの新しいヴィジマを
建設したのだった。戦後、旧領主邸に隣接するこの地区は、人間以外の者たちの貧民街となった。
エルフやドワーフたちは、極貧の人間でさえ住みたがらないこの地区に問答無用で押しやられ、
ヴィジマから隔離された生活を余儀なくされた。

The Swamp Cemetery

古代エルフ時代に墓場があった地域。かつて旧領主邸(the Old Manor)に廷臣が集結した
とき、周辺の沼地が一様に水抜きされ、モンスターも一掃された。そのとき、この墓場周辺が
街の建設に適した場所だった。そこで、このSwamp Cemeteryに隣接してヴィジマ旧市街が建設
されたのだった。
現在のヴィジマの共同墓地は、ここではなく街の中の石壁に囲まれた一角に設けられている。
このSwamp Cemeteryは危険な場所だと噂されている。実際のところ、穴蔵からは泥水が
噴き出し、湯気の中で無数の生き物が蠢いている。とはいえ、ヴィジマ旧市街からの流れ者たちに
とっては、そんな穴蔵が格好の隠れ家となっている。