《空虚「インフレーションスクウェア」》
No.201 Spell <
第三弾>
NODE(5)/COST(1) 術者:十六夜 咲夜
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:持続
ターン終了時まで、〔全てのプレイヤー〕の手札のコマンドカード、及びプレイされているコマンドカードのテキストは以下に変更される。但し、この効果では「装備」、「呪符」、「装備/場」のいずれかを持つカードのテキストを変更することは出来ない。
「〔このカード〕をスリープ状態でノードに加える。」
圧倒的な物量の前に、もはや細工は意味を成さない。
コメント
十六夜 咲夜の
スペルカード。
コマンドカードのテキストを別のものに置き換える。
テキストしか変わっていないため、変更されたその効果を使うにはカード本来のノードとコストを支払わなければならない。
つまり実質的に「このターン、コマンドカードは使用できない」と言っているに等しい。
言わば
流出のコマンド限定版である。
またスペルカードであるため、
魔法研究のサーチ対象であるという利点もある。
基本的に他のカードの存在があって初めて意味を成すタイプのカードである為、確実に手札に加えられる手段があるのは美味しいと言えるだろう。
また、スペルカードであるせいでメインフェイズまで使えず、アクティブフェイズ・メンテナンスフェイズなどに使用されたコマンドカードには手も足も出ない。逆に
逆転『リバースヒエラルキー』をメインに据えたデッキでは貴重なカウンタースペルとなる。
作戦阻止より2ノードも多いが該当デッキではコマンドカウンターは採用しづらいのでこのカードに頼らざるを得なくなる。リバースヒエラルキーが見えてる限り相手もカウンターに対する警戒は薄れるので意外なところで刺さるかもしれない。
特にこのカードの存在がバレてしまうと何でもないようなコマンドカードでもそれ以前に使われてしまうので注意が必要。
- 低コストの不要なコマンドによって相手側にノードを増やされる可能性があることにも一応注意。
- 奇術『エターナルミーク』と共に咲夜を術者に持つ事が、一時期は非常に大きな意味を持っていた(いぬさくやの項)。
- テキストでは「装備」、「呪符」、「装備/場」となっており、【】が使われていないので想起『うろおぼえの金閣寺』によるサイドボードからのプレイが可能。
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最終更新:2014年03月21日 18:16