《アガルタの風》

No.1431 Command <第十五弾
NODE(0)/COST(0)
効果範囲:目標を取らず、複数のカードに及ぶ効果
発動期間:瞬間

【相手ターン制限】 抵抗(2)

 相手プレイヤーがこのターン最初にプレイしたカードがコマンドカードだった場合、〔そのプレイされたコマンドカード1枚〕のプレイを無効とし、破棄する。

「ねえ蓮子。私がサナトリウムにいたとき、何か起きてなかった?」

Illustration:たくずぃー

コメント

作戦阻止の亜種であるコマンド専用のカウンターコマンド。

必要ノード、コストとも0と軽さを極め、十王の激怒と同じく相手に先攻を取られたゲーム開始直後でもプレイすることが出来るというのが大きなウリ。抵抗(2)を持ち、1ターン目のカウンターとしては信頼性が非常に高いところも同じ。
十王の激怒と比較するとプレイに制限があり、また釣瓶『飛んで井の中』のような1ターン目からプレイされうるスペルカードの対策にこそならないものの、代わりにいつでも0コストでプレイできるためノード管理に優しく、さらに目標を取らないために抵抗の影響を受けず、また「目標を取らず、複数のカードに及ぶ効果」の効果範囲を持つことで永江 衣玖/9弾などのサポートをすることも出来る。
また、この効果は相手プレイヤーにむけて発生しターン終了時まで残る。1枚目のコマンドカードを無効にした場合IR-5.2.5により、プレイした回数として数えないため、次にプレイするカードも「ターンの最初にプレイしたカード」になるので続けてコマンドカードをプレイすると打ち消されてしまう。仮に手札にマナの生成が2枚あってもノード1のキャラまたはスペルがないとプレイできなくなると最序盤の拘束力はかなり強い。

その反面プレイ条件が厳しいという側面があり、汎用性では劣ることも事実。
【相手ターン制限】であり、また最初にキャラクターカードやスペルカードをプレイされると腐るため、一度見せてしまった後は警戒され、こちらのターンにプレイされたり、先にキャラクターを展開してきたりとプレイングで対策されてしまう。

必要ノード0である以上、主な仕事は初手のマナの生成を止めることではあるが、他にもノード3に到達した直後の霞網、ノード4での孤高の監視者といったカードをまとめて対策出来るのは、最序盤に仕事をしない作戦阻止にも、中盤では腐る十王の激怒にもない、このカード独自の強みである。
コマンンドカウンターとしては基本的な作戦阻止、抵抗持ちという点では破邪顕正、序盤対策の意味では十王の激怒と、非常に比較対象が多いカードなので、採用を検討する場合はメリットとデメリットを把握した上で、目的を持って選択したいところ。


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最終更新:2014年04月22日 01:10