番外編、父を探して日本→イタリア→日本


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イタリアのとある下町、その安い酒場にまったく持って不釣り合いな女性が入ってくる。

髪の色は黒、どうやら日本人のようだが服装が異常だ。

なぜなら試合中でもないのに道着に額当てという出で立ちなのだ。

彼女の名は藤堂香澄。藤堂流古武術の使い手である藤堂竜白を父に持ち、自信もまた藤堂竜の使い手である。

あるのだが…この竜白、物凄く頻繁に失踪する。NEOGEO会議室に娘共々親子会議と称して参加したのはいいが

その後第二弾において失踪したのか竜白のみ不参加。それはもう凄まじい頻度で失踪するのだ。

おそらくまたもや失踪したのであろう。店の周辺には柄の悪い連中がたむろしているにもかかわらず堂々と店に入っていくと

「この近くで道着を着た日本人男性を見なかったか!?」

と、イタリア人に日本語で、それも大声で聞いた。

当然、彼らにとっては騒音に過ぎず、文句を言うが当然これも通じてない。

当然ここにいる連中は血の気が多い物ばかりであり、乱闘騒ぎになるのも当然の成り行きなワケで―

「な、何だ!?やるというなら相手になるぞ!」

たちまち一対十数人の大乱闘に発展した。

それを店外から見ている青年がいた。

髪の色は金、青い瞳で店内を覗き込む彼に気付かずに香澄は「重ね当て!超重ね当て!」と、乱闘のど真ん中で暴れ回る。

と、一度張り倒された男が拳銃を抜いた。香澄がそれに気付かないうちに男の指が引き金に乗る。

そして引き金を引こうとした瞬間、青年が動いた。店のガラスをたたき割り、店内に躍り込むと拳銃を弾き飛ばす。

「大丈夫ですか?」

青年の流暢な日本語に香澄がきょとんとしているとその間に青年は店から出て行った。

しばらくぼうっと突っ立っていた香澄はやがて頬を染めてつぶやいた。

「格好いい…」

どうやら香澄は青年―ボンゴレ門外顧問機関のバジル―に惚れてしまったようだ。






バジルが日本にやってきたのはそれから数日後、ツナの要請で駆けつけた彼がボンゴレアジトに入った。

「お久しぶりです沢田殿」

「うん、久しぶりだねバジル君。」

旧交を温める二人の耳に管制室に常駐するメカニックマン、ジャンニーニの声が入ってきた。

『Ⅹ代目!侵入者です!』

「俺の携帯にデータを移してくれ!」

『了解です!』

そしてその液晶に映った侵入者を見たバジルは物凄く驚いた。

「ええええええええええ!?」






「う~む…やっぱり迷ったかなあ…」

香澄は不法侵入の自覚も一切ないままボンゴレアジトを歩いていた。

一目惚れしたバジルを追ってやってきた彼女はここがどこか分かっていないのに侵入。

そして迷子。と言うわけだ。

「構造がよく分からない…むつかしいなあ…」

そんなこんなでうろうろしていると例の青年を見つけた。

「ああああああ!あなたは!」

「なぜここにあなたが!?」

バジルの隣にいるツナの不審がる視線にも気付かずバジルに駆け寄った香澄は手を握ってぶんぶんと振り回した。

「うわわわわわわ!!!!おっ、落ちっ、落ち着いて下さいっ!痛い痛い痛い!」

「す…済みません…嬉しかったのでつい…」

「嬉しかった?どういう事ですか?」

「あのとき助けて頂いたお礼がしたいと追いかけてきました!もう一つ言わせてもらえば、私はあなたに惚れてしまった模様です!」

「「はっ、はあ!?」」

思わずガクッとずっこけるツナと赤面してびっくりするバジルの声がシンクロした。

ツナが(なんかややこしいことになりそーだなあ)と立ち去っていく。その後ろでは顔を真っ赤にしてバジルが

「いやいやいやいや!無理無理無理無理!拙者はまだまだ未熟者ですから!やめて!痛い痛い痛い痛い!」

と騒いでいた。しかしその様子は満更でもなさそうだった。

カップリングいい加減にしろオレ。
次回はいよいよ開戦。
開戦!アデスクローン隊来る!おっ楽しみに~。
ああ、そうそう。アットノベルスで最初から書き直しているのでそっちもよろしくお願いします。
では真吾と獄寺さん、お願いします。
真吾「それじゃあ次回も!」
獄寺「死ぬ気で見やがれ。」
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