一回戦第四試合 真っ黒X真っ黒


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いよいよ第四試合。
ネスツ編の主役、K'が登場しました。原作よりK'の協調性はあげてあります。
理由は…見りゃわかりますよ。じゃあマキシマさん、お願いします。
あれ?どうしたんですか~?なんで無視するんですか~?マーキシーマさーん!
マキシマ「五月蝿いんだよ!俺は静かにしろっていいたいんだ!今度やったらM2型マキシマキャノンを
ぶち込むぞ!」
いいから誰かコールして下さい。
クーラ「じゃあ私がやるよ!一回戦第四試合、真っ黒X真っ黒!」
K'「始まるぜ。」
骸「前回めんどくさがってやらないっていいませんでしたっけ?」


レザースーツの青年が気怠そうに呟く。

「めんどくせえ…なんだって俺がこんなトコに来なきゃなんねエんだ?」

それに対して明らかに普通ではない格好の大男が

「まあそう言うな、一種のデモンストレーションだ。」

と言い、続けて軍服に身を包んだ少女も

「そうそう、下手に私たちに手を出すとえらい目に遭うよ…って大々的に見せつけてやらなきゃ。」

とフォローする。しかし当の青年は

「うざってえ…」
と愚痴るのをやめない。そこへ大きな少女の声が割って入った。

「ねえねえK'!この人凄いんだよ!セーラもおじさんも見てよこの人!」

栗色の髪のレザースーツを纏った少女が頭一つ分背の高いレザースーツの青年、K'の手をつかんで言う。

サングラスをかけた顔からは一見これといった感情が見受けられないがよく見ると顔がほんの少し赤くなっていることがわかる。

「登録はウィップなんだからセーラは無し、お願い。」

軍服の少女ーウィップが訂正し、おじさんと呼ばれた大男が少し悲しそうに

「あのなあ、クーラ、俺のことはマキシマって言ってくれよ。頼むから、もう本当に30過ぎたからおじさんはくるモンがあるんだ。

で?そのガキは?」

「ああ、この人?この人は犬って言ってね、変身するの!」

クーラがK'の腕をつかんだまま手をぶんぶんと振り回し、はしゃぐが、どこか連れてこられた犬という青年は所在なさげに呟く。

「オレ、どうすりゃいいんれすか?」

「あ、そうだそうだ!犬!あれやってよ!あの、サッとやってガオ~ッてなるヤツ!」

「なあ!?じゃあ、しょーがねえけど…じゃあ…そこのおっさんにかけて…これ!」

犬が歯の形をした何かを歯に重ねると犬の体が変化し、まるでゴリラのようになった。

「ね?凄いでしょ!?この人、変身するし…おじさんみたい!」

ごついマキシマとゴリラ風の犬、二人のシルエットがよく似ているのでクーラがはしゃいでいるがウィップは

「そうかしら?」

と首を捻り、マキシマは

「どこがだあ!全然似てねえだろうが!M2型ぶっ放してやろうか!」

と叫ぶがK'に比べればマシである。K'など右手から今にも炎を出しそうになっているのだ。

「テメエ…いっぺん焼いてやろうか…」

「ん゛あ゛あ゛っ!?無駄にこええ!分かったよ!ササッともう一つだけ使って消えるぜ!カンガルーチャンネル!」

脚力が上がった犬が大きく万里の長城の遙か彼方に飛んでいった。

「もう!何でいつもこうなのよ!」

クーラに叱られたK'は

「す…すまん…」

と小さくなった。

一方の犬はと言うと

「あっれえ~…?骸さ~ん!かーきピー!バカフラーン!どこ~!?」

チーム黒曜のメンバーの彼は他のメンバーを探し始めた。数秒後、放送で呼びつけられた犬はそこへ行く途中で迷うのであった。


「で?あの犬とか言う野郎…対戦相手だって知ってたのか?」

「知らないよ。」

「そうか…」

クーラとK'がボソボソと対戦相手をチラ見しながら話している。

その対戦相手も

「犬…どういうつもり…?」

「全く…手間がかかりますね…」

「らってしょーがないれしょ!?こんな広い上に人もいっぱいいるんれすもん!」

「犬ニーサン、つくづく落ち着きのない人ですねー」

『さあ、両チームいろいろ揉めていますがメンバー紹介に移りましょう!まずはK'チーム!』

「あっ!K'!始まったよ!」

「分かってる…」

『まずはサイボーグのあの方!ご存じ鋼のヒューマンウエポン!80%機械のモミアゲゴリラ!マキシマ選手!』

「M2型ぶち込むぞゴラァ!」

『続いて紹介するのは氷の美少女、クーラ・ダイアモンド!』

「やったあ!私ほめられちゃった!」

「良かったな。」

『次はストライカーのムチもといウィップ!』

「大佐かアンタは!」

『最後は先鋒にしてリーダー!Kを超える者!孤高の狼、K'ッ!』

「俺一人で十分だ…」

「カッコイイよK'!」

「そ、そうか?」

『続いてチーム黒曜!先鋒はダウナーなヨーヨー使い、柿元千種!』

「…‥」

「千種、何かコメントしなさい。」

「ハイ…がんばります…」

『次鋒、ワイルドビースト、城島犬!』

「ヒャッホー!」

『ストライカー、イタリア産青森リンゴ、フラン!』

「ミーはリンゴですかー?」

『リーダーは冥界からの使者、幻惑のパイナッ…幻惑のオッドアイ、六道骸!』

「犬、貴方のせいですよ。」

「へ?」

ドギャアアアッ!

「キャキョーン!」

『それではラウンド1!チクサ!バーサス!ケイダッシュ!READY…』

『FIGHT!』

「俺一人で十分だ…」

「すぐ壊す…」

千種がヨーヨーを取り出した、しかしその時にはK'がすでに懐に滑り込んでいる。

「シャラアアアッ!」

「ぐ…」

蹴り飛ばされた千種に向けて右手を突き出し、K'が全力で突撃をかける。

「ヒートドライブ!」

「がッ…」

圧倒的戦闘力を持ってしてK'が千種を秒殺した。

「さあ、次はテメエだ…焼き殺してやるから覚悟しな…」

「何か怖いんれすけど!?」

「そりゃそうだ、怖く見えるように言ってんだからな…」

そう言いながらK'はサングラスを犬に向けて投げつける。

「イテッ!あにすんれす…」

「終わりにしようぜ…オラオラオラアアアアアアアアッ!」

サングラスが当たって少したじろいだ犬に向けて恐ろしい程の気迫と右手の炎を乗せた連打が襲いかかる。

「じゃあな…ヒートドライブ!」

「んぎゃあああああああ!」

犬を思い切り吹き飛ばすがK'はこの程度で済まさない。

よろめきながらも立ち上がった犬に向けて歩いて行き、すれ違ったところで止まる。

「黒だよ…」

「んあ?何か熱い…」

犬のモスグリーンのジャケットから少しずつ炎が漏れる。次の瞬間

「真っ黒ォ!」

大爆発。犬は声もなく気を失った。

「やりますね、あの犬がここまでさくっと…というか貴方から半端じゃない殺気を感じるのですが…」

「テメエら…戦って気付いたが俺らと同類だろ。」

「と、申しますと?」

「とぼけんじゃねえ、人体実験の被検体さんよォ、気付かねえとでも思ったか?俺と同じ臭いがするんだよ…」

ほう。と骸の目が細められる。右目が漢数字の刻まれた紅、左目が吸い込まれそうな青のオッドアイ。

その持ち主の青年が訝しむように尋ねる。

「では貴方もエストラーネオに?おかしいですね、僕の知る限り貴方のような人間はいませんでしたが…」

んだそりゃ?K'はそう呟くと

「俺らを改造したのは3年前に世界を騒がせた組織さ。ネスツだよ、ネ・ス・ツ。分かるか?」

「ほう…エストラーネオ以外にもそんな腐った組織が存在するとは…腹が立ちますね。」

「だろう…?さて、ご託はもう良いだろう、かかってきな。」

「ええ、では最初から…」

骸はそう言うとイヤリングから藍色の炎を纏ったフクロウを呼び出した。

「本気で行きますよ!ムクロウ!形態変化!」

骸の握った三叉槍にフクロウが同化して錫杖のような武器になる。

「まずは幻覚抜きの格闘戦といきましょう。」

「こっちも炎は無しだ。」

骸の右目に刻まれた漢数字が四になり、右目に紫の炎を宿す。そして凄まじい速さでK'に肉薄し、錫杖を振り下ろす。

右手のグローブでそれを受け流し、左のワンインチを放つ。

それを体を少しずらしてかわす。いなし、打ち込み、躱し、受け流し、叩き付け、蹴り上げ、突き、横に薙ぐ。数分間

の均衡を経て骸が少し距離をとった。

「では今度は幻覚有りでいきます。」

言うやすぐに錫杖を地面に突き刺し、暗闇に無数の一から六までの漢数字を刻んだ瞳が浮かぶ空間が形成された。

<幻覚を見せられると言うことは知覚のコントロール権を剥奪されたことを示す。>

「何ッ!?」

つまり…という声が響き、暗闇に六人の骸が現れる。

「「「「「「為す術もなく遊ばれるのみ…ですが、6対1で戦うだけに留めましょう、

ただし、本体は一人。貴方に見つけ出し、一撃で沈めることができますか?」」」」」」

そう言って躍りかかる骸。しかしK'は表情を崩さずに左手に赤い指輪をはめて不敵な笑みを浮かべた。

「ああ、見つけられるワケねえ、だが、一掃なら出来る。ちょっと前に相手したヤツからの戦利品のお陰でな。」

そして右手にネスツに移植された草薙の炎を、左手に指輪から迸る紅蓮の炎を宿し、一気に地面に叩き付けた。

「「「「「「何ッ!?」」」」」」

六人の骸がまとめて吹き飛び、一人を残して消え失せる。

「やりますね…まさか僕に…」

そう言って残った骸が右手を目の前にかざす。

「このスキルを使わせるとは!」

手を下ろすと骸の右目には五の文字が浮かんでおり、体に黒い斑点が現れる。

「なッ!?…一撃だけだぜ」

「分かっていますよ。どのみち人間道は長時間の使用に向かない。一撃で終わらせましょう。」

そして二人が駆け出す。

ちょうど中間のあたりでぶつかり、二人が離れる。

「黒だよ…」

とK'が呟き、骸が顔色を悪くしながら

「ふ…やりますね…僕が…」

と呟いた。

次の瞬間K'の「真っ黒ォ!」の声と共に骸の胸元で爆発が起こった。そしてその一瞬後K'の左肩から血が噴き出した。

しかし骸は倒れ、K'は倒れなかった。

『勝者、K'チーム!』


「いつつつつ…おい、マキシマ!何でもねえっつったろうが!」

左肩への処置を終えたK'はそれでも心配そうになにくれと様子を聞くマキシマに向けて怒鳴り声を上げ、そして痛そうに

顔をしかめた。

「そら見ろ。お前は前から無茶しすぎるんだよ。傷口を焼いて止血して包帯巻いて…それで済むわけ無いだろうが!」

「何もしねえよかマシじゃねえか!フザケてんのか!?」

喧嘩し始める二人にクーラが

「まあまあ、落ち着いてよ二人とも!K'も大ケガしなかったし、勝てたし良かったじゃん!」

わずかに頬を染めたK'はバツが悪そうに首肯した。

(ああ、なるほど…協調性が上がった原因はこれか。)

K'がクーラに恋心を抱いているのを見抜いたマキシマは二人の兄貴分として見守ってやることに決めた。



ちょっとした出来心とにじファンの読み専常連だったところからいくつかカップリングさせてみました。
今回出たのはK'Xクーラです。どうやら二人とも関係は良好なようですね。
幕間でも仲の良さを発揮してくれるはずです。台詞ないけどね。
それでは次回予告!
ヴァリアーチームVS炎の一匹狼チーム!
一回戦第五試合 KOFの顔、八神庵、手のかかる連中と共に来る!ご期待下さい!では!
スクアーロ「それじゃあ次回も死ぬ気で見ろお!見ねえと三枚におろすぞお!…って…ボオオオオオオス!っつーか
俺以外誰もいねえのかよ!」
ご愁傷様です。
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