第一放送


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このような殺戮の場にも太陽は昇る。
そう、遥か天空より……次元を切り裂いて…………否!あれは太陽ではないッ!
神々しき輝きを放ちながらも、球体ではなく人型……菩薩であった。

悪魔召喚プログラムの応用として、天空に召喚された菩薩……G・ガラン。
だが、なんという事だろうか、慈悲溢れる微笑みを浮かべたG・ガランは、
内部操縦者により、参加者全員に定時放送を伝えるげに恐ろしき、放送魔人<マジーン>と化していたのだ。

嗚呼!おぞましかろうとも耳を塞いではいけない!

聴き逃してしまえば、待ち受けるは禁止エリアによる死!!

そして狂気の第一放送が始まった。

「……死者の名を読み上げる。
オザワ
アリシア
記憶喪失の赤髪の男
ミカエル
アスラ王
ガルシア
恵魅
モズグス
血髑郎
ワイアルド
葉隠覚悟
キャスカ
ロウヒーロー
セエレ
ベン
イウヴァルト
アリオーシュ
ストレイボウ、以上18名」

「禁止エリアは、
A-1,A-2,A-3,A-4,A-5,A-6,A-7,A-8,A-9
B-1,E-1,F-1,F-2,F-3,F-4,F-5,F-6,F-7,F-8,F-9
B-2,E-2,B-8,C-8,D-8,E-8,B-9,C-9,D-9,E-9 以上」

嗚呼!必要事項だけを述べると、G・ガランは速攻で沈黙、なんと業務的かつ無機質なのだろうか!





殺し合いの開催が告げられた人面空間、G・ガランの内部はその地獄めいた様相によく似ていた。
足取り軽く、何者かが歩けば、踏まれた顔が嘆き怒り、そして呪詛を吐く。
だが、今歩いた彼は気にしない。
負け犬など、彼にとってはどうでもいいことなのだ。

「天空城……エクスダイダロス……母艦ザウルス……ブリキ大王……隠呼大仏…………」
軽い足取りと共に彼が呟くは呪詛めいた5つの単語。
独り言になるかと思われたその呟きに、
「全て、用意しております」
突如彼の後ろへと現れた神の使い──会場に存在した者と同じ形のそれが答えた。

「……ハンターオフィスに手配書を貼っておけ……そうだな、二人以上殺した奴を賞金首にするんだ。
情報を与えるかどうか、賞金首を殺した奴への報酬はお前に任せる」
「御意」
「……後は、何か面白いことを思いついたら、また頼む」
「御意」

提案とそれに対する機械的な返答、会話とも言い難いそれを終えた神の使いは再びどこかへと消え、
そして、この場には再び彼だけが残される。

「……"神"の思惑なんて知ったこっちゃねぇが、まぁ、やれる範囲で愉しませてもらうことにするか」

彼の名はロキ、神話のトリックスター。
この殺し合いの観客。

そして、未だ尚、神の正体は闇のまま。





【備考】
会場上空にG・ガランが浮いています。
放送はG・ガランによって行われます。
二人以上殺した参加者は、賞金首としてハンターオフィスに手配書が貼られます。
主催者側のキャラクターとして、ロキ@真・女神転生Ⅰが存在します。

054:愛を取り戻せ 投下順 :[[]]
053:螺!! 螺螺螺螺螺螺螺螺螺螺旋因果 大復活ッッッ!! 時系列順 :[[]]
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