やってしまいましたなあ


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「むう……」
全裸の男、ライは海辺にて悩む。
銀髪の男の情報を受け、散様を探しに南へ一直線に超速で駆けていた。
だが目当ての散様はおろか、おぞましき人間にすら出会うことなく、最南端の海岸へとたどり着いてしまった。
こうしている間にも、散様はこの場で醜い人間達に囲まれている。
ただでさえ汚い空気が、人間達の吐く息によって汚れていくというのに。
傷ついた散様の体が、この大気によって蝕まれる前になんとかしなくてはならないというのに。
一発、腰を据えて地面を殴りつける。
まるで特撮の爆発のように、砂が舞い上がる。
それを背にするように、ライは振り返る。

あの男が、嘘をついていた。
確かに考えられる可能性だ。
だが、あの男は散様の特徴を言うだけではなく、自分が散様の部下であるということを見抜いていたようだった。
初めの場所で全員の顔を記憶していたとしても、自分と散様に関連があるということは察することは出来ないだろう。
あるいは、そういう道具があったか。
それを使う余裕があったとすれば、あの雷鳴の時だ。
「不覚……!」
道具の力とはいえ、愚かな人間に騙され、踊らされた。
やはり人間など信用するべき存在ではなかったのだ。
散様を思う余り、正しいことが見抜けなかった自分に苛立ちが止まらない。
だが、過去の過ちを悔やんでいる場合ではない。
あのような醜い人間がいると分かれば、より早く散様にお会いしなければいけない。
あり得ないとは分かっている、分かっている。
だが奇妙な道具や、未知の存在が多数いるこのおぞましき空間で。
万が一のことも十分に考えられる。
何より、散様は覚悟との戦いで弱っているのだ。
悪しき考えの人間につけ込まれないとは言い切れない。
人間の悪の手に散様が犯されてしまう前に。
このライが、散様のお側に駆けつけなくてはならない。
「今、参ります」
その一言とともに、ライは駆け出す。
仕えるべき主君を、悪しき魔の手から救い出すために。

【F-4/海岸/早朝】
【ライ@覚悟のススメ】
[状態]:健康、全裸形態
[装備]:なし
[道具]: 基本支給品、不明支給品1~3
[思考・状況]
基本行動方針:散さまの夢の成就、および覚悟との決闘に早く向かうために人類抹殺!
1:葉隠散の無事をより早く確かめる
2:銀髪の男は再び会えば即刻抹殺!
[参戦時期]:新東京番外地で覚悟を待っていた時点

048:・・・の祈 上空 投下順 050:Himmlisch Seele
047:heat beat 時系列順 050:Himmlisch Seele
016:やってしまいましたなあ ライ [[]]
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