救いの手


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外見から発せられる強者の威風そのままに、ベンは強い。
その爪は鎧を斬り裂き、その厚き毛皮は炎をも耐え、動けば風の様に疾い。
装備した防弾チョッキは銃弾を防ぎ、猟銃は瞬きの間もなく相手の生命を狩り取る。
それに加え、彼はあらゆる者を凍てつかせる術を持っている。
獣の暴力と人間の技術力、そして魔族の魔力が一つとなったベンは、
この殺戮の場に於いて、恐れられるべき者の一つであろう。

──デストレイル

相手がオルステッドでさえなければ。

【ベン(バズズ)@ドラゴンクエストV 天空の花嫁 死亡確認】

──Vシャイン

相手がオルステッドでさえなければ。

【ベン3(カラクリ丸)@LIVE A LIVE 死亡確認】




むかしッから そうだ!
俺がどんなに どりょくしても!
てめぇは いつも そのひとつ 上を行っちまうッ!!
あの決勝大会の時もなあッ!





オルステッドは強い。


強いから、誰もが彼を羨んだ。
強いから、誰もが彼を誇りに思った。
強いから、誰かが彼を憎んだ。
強いから。誰かが彼を貶めた。
強いから、誰もが彼を恐れた。

かつての勇者が死んだ今となっては彼がルクレチアで一番強い。
真の魔王──彼を貶めた黒幕よりも彼の方が強い。

では、この強さは何の役に立った?

オルステッドの主観から言えば、哀れな被害者であるベンを魔獣になった苦しみからは救うことが出来た。
――だが、彼らが魔獣になる事を防ぐことは出来なかった。

――ベンに襲われる男を救うことは出来なかった。

――何の抵抗もできずに、この殺し合いへと巻き込まれた。

――元の世界では姫をみすみす攫われ、勇者を喪い、親友を喪い、
   姫の救出には失敗し、自らの手で王を殺し、投獄され、僧侶を喪い、ただの罪人へと成り果てた。


オルステッドは、ただただ強いだけ。



どんな敵でも討ち倒せる程の力で救える者は無く、
むしろその力こそが、彼の視点では解る由も無いが悲劇の引き金となり、

だからこそ守るべきゆりこを置き去りにしてまで、彼は駆けたのではないのか?
得ることも与えることも出来なかった眼の前にある救いのために。

元の世界にいた時の様に、希望を求めざるを得なかったのではないか?

その答えを知る者は本人以外には誰もいない、
唯一つ言えることは――彼もまた、天秤を揺らし続ける者。

左の皿に乗るは勇者オルステッドとしての彼
右の皿に乗るは不確定の未来に存在する魔王オディオとしての彼

全てに裏切られたからこそ、彼は魔王オディオと化した。
だが、この世界において彼を絶望の底の底に叩き落とした姫は既に死んでいる。
そして、ストレイボウ以外に元世界の彼を知る者がいないこの世界で、未だ彼は勇者として振る舞える余地を残している。

天秤は揺れている。

彼はこの世界の情報を一切得ていない。
そして彼に情報を与えしは、彼を傀儡にせんとする原始の妻。
結果として、彼が魔王と呼ばれる存在になる可能性は十二分に存在している。


太陽が昇る。

天秤は揺れ続けている。



【エリアB-3/市街地/1日目/早朝】

【オルステッド@LIVE A LIVE】
[状態]:健康
[装備]:はがねのつるぎ@ドラゴンクエストⅤ
[道具]:基本支給品*2、不明支給品1~2、防弾ベスト@現実*2、猟銃@現実*2
[思考・状況]
基本行動方針:一刻も早く魔王を倒し、アリシアを救出する
1:魔王が関与しているのかを見極める。いるのならば打倒、いないのならば速やかな帰還を目指す
2:悪魔となった参加者に引導を渡す

[備考]
参戦時期は中世編フェミノフォビア戦より。OPの間は気絶していました。
聞き逃していたルールについて、ゆりこから聞きました。
ただし一部に嘘があり、オルステッド、ゆりこ、ザ・ヒーロー以外の参加者の大半が悪魔と合体させられたと聞かされています。
そのほかにもゆりこの話には嘘や漏れがある可能性があります。





横たわる男と怪物の死体、そして立ち尽くすオルステッド。
駈け出したオルステッドを追い、この場所へと辿り着いたゆりこは大体を悟る。
つまり、彼は間に合わなかった――――と。
もしかしたら、余分な情報を得ているのかもしれないのでオルステッドに改めて確認する必要があるが、
だが、これは好機だ。と、ゆりこは考える。

彼は私の説明にも関わらず、声の方に駆けるほどのお人好し。
では、そんな彼が目の前でむざむざと救えなかった者を見てしまったら?
正直なところ、この様な結果になってくれたのだから……あの声の男に感謝せざるを得ない。

正気な者もいる、だけど目の前で死んだ。
だから今度こそは死なせてなるものか、あるいは僕にはもう戦う自信が無い。

どちらにしても心に隙は生まれる、後は私がその心の隙間を埋めてあげるだけ。
大丈夫……私が貴方を救ってあげるわ。


さて――まずは彼になんて声を掛けようか。

【ゆりこ@真・女神転生Ⅰ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、不明支給品1~3
[思考・状況]
基本行動方針:ザ・ヒーローを殺そうとするものの排除
0:さて、何て声を掛けようか
1:利用できるものは利用し、参加者を減らす
2:ザ・ヒーローはこの手で……?

[備考]
参戦時期はカオスヒーローのパートナーとなったよりも後

045:イッツァソ○○アタック! 投下順 047:heat beat
045:イッツァソ○○アタック! 時系列順 047:heat beat
034:速さがたりない ベン(バズズ) GAME OVER
034:速さがたりない ベン3(カラクリ丸) GAME OVER
034:速さがたりない オルステッド 052:わがまま
005:Hurry Up To Exit ゆりこ 052:わがまま
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