カウントダウンの意味


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「ふあ~よく寝た」

焔は深夜だったためか着いた街の一軒家で仮眠を取っていたが5時間くらい寝てしまった。外を出ればもうすぐ夜明けである

『こんなときに寝るなんてのんきだな~。あれ?だれか来るよ』

レッド・ドラの示す方を見ると短い茶髪をした少年がこちらに気付いたのか近付いて来た

「オレは双葉 海堂って言うんだがお前は?あとその頭の縫いぐるみは何だ?」

「え?僕は遊神 焔。それでこっちはレッド・ドラ」

『宜しく!』

「縫いぐるみが喋った!!」

『縫いぐるみじゃない!僕はレッド・ドラ!デュエルモンスターだよ!』

「そうなのか、悪かったな」

海堂は色々ツッコミたかったが疲れるので敢えてスルーした何より彼には時間がなかった

「合って早々に聞きたいんだがお前エントリーカード持ってるか?」

「エントリーカード?それなら有るけど」

「ならわりーがそいつを賭けてデュエルだ!!」

「はっ!?」

唐突のデュエルに焔は眠気がぶっ飛び戸惑うがD・パッドがデュエルモードに強制起動した

「否応なしに起動する仕掛けになってるのか!」

「こっちはエントリーカードが速くも無くなっちまったから後が無いんだ!覚悟を決めな!」

海堂は何より蓮からデッキを受け取ってから作動したこのタイマーが気になっていた。残り時間があまり残っていないので彼も必死なのだ

「どうやらやるしかないみたいだね。でもちょうどいいや。眠気覚ましも兼ねて僕もこのデッキを試したかったんだ!」
焔はD・パッドを構える

「「デュエル!!」」

「さっきの発言からしてまだデュエルしてないみたいだな。オレは一度デュエルしてるからよ、先攻は譲るぜ」

「なら遠慮なく。僕のターン、ドロー!モンスターをセット、カードを1枚伏せてターンエンド!」
焔LP4000
手札4
伏せモン1
魔罠セット1

「よっしオレのターン、ドロー!オレは……なんじゃこりゃあああ!?」

海堂がすっとんきょうな声を上げる

「ど、どうしたの海堂?」

「さっき使ってたデッキじゃねぇ!蓮の奴渡すデッキ間違えやがったな!」

どうやら前にデュエルで負かされた人からデッキを借りたらしくそのデッキをデュエルで使ったのと違うデッキと間違えて渡されたらしい

「とはいえ後には退けねぇしやるしかねぇ!とは言えこいつは手札がわりぃな。オレはスピード・ウォリアーを召喚!」
A900

「スピードウォリアーは召喚ターンのバトルフェイズのみ攻撃力を倍にするぜ!セットモンスターに攻撃だ!」

スピードウォリアーの回し蹴りが炸裂するがセットモンスター、ガード・オブ・フレムベルの炎のバリアに弾かれる

「ガード・オブ・フレムベルの守備力は2000よって200の反射ダメージだ!」

「ちくしょー、幸先わりぃな!カードを1枚伏せてターンエンド!」

「エンドフェイズに速攻魔法、サイクロン発動!伏せカードを破壊!」

「げっ!」

海堂の屑鉄のかかしが破壊された
海堂LP4000
手札4
スピードウォリアー

「僕のターン、ドロー!僕はファイヤードラゴンを召喚!レベル4のファイヤードラゴンにレベル1のガード・オブ・フレムベルをチューニング!」

★4+★1=★5

「シンクロ召喚!出でよ、ヴァルカンドラゴン!」
A2300
腕にヴァルカン砲を装備したドラゴンが現れる

「攻撃力2300か!」

「ヴァルカンの効果発動!シンクロ召喚に成功した時、攻撃力2000以下のモンスターを1体破壊する!」

ヴァルカンのヴァルカン砲がスピードウォリアーを蜂の巣にする

「ヴァルカンドラゴンでダイレクトアタック!」

「ぐああああ!!」
LP4000→1700

ヴァルカン砲の弾を海堂に容赦なく浴びせる

「いきなり2300も持ってかれたか!」

「カードを1枚伏せてターンエンド!」

焔LP4000
手札3
ヴァルカン
伏せ1

「オレのターン、ドロー!魔法カード、調和の宝札!手札の攻撃力1000以下のドラゴン族を捨てて2枚ドローする」

海堂はデブリ・ドラゴンを捨てた
「魔法カード、調律!デッキからシンクロンと名の付くモンスターを手札に加える。その後デッキトップを1枚墓地に送る」

海堂は入れ替わったデッキをしっかりと確認する

「オレは…デッキからジャンク・シンクロンを手札に加える!」

そして墓地に送られたのはボルト・ヘッジホッグ

「更に魔法カード、大嵐発動!」
嵐が吹き荒れ伏せてカードを吹き飛ばす

「僕は…」

焔は迷った。伏せカードの火霊術―紅をチェーンして発動すればこのデュエルに勝利出来るがまだこのデッキを使いこなしてはいない。ようはリスクを背負い使いこなす為にまだデュエルを続けるか、勝利を優先するかだ。
焔の選んだ選択は…

「なんだ?いや…チェーンするのか?」

「いや…通す」
焔は目の前の勝利捨ててデッキを使いこなす為に続行を選んだ

(まだまだ甘いな僕は…)

しかしこの選択が焔の首を締めた

「魔法カード、ワン・フォー・ワンを発動!手札のレベルスティーラーを墓地に送りデッキからレベル1モンスター、チューニングサポーターを特殊召喚!」
A100

「更に!ジャンクシンクロンを召喚!ジャンクシンクロンが召喚に成功した時、墓地からレベル2以下のモンスターを特殊召喚する!スピードウォリアー復活!」
D400

海堂の展開は止まらない

「自分の場にチューナーがいる時、手札のブースト・ウォリアー、墓地のボルト・ヘッジホッグは特殊召喚出来る!」

ブーストA300
ヘッジ・ホッグA800

「ブースト・ウォリアーは自分の場の戦士族モンスターの攻撃力を300アップさせるぜ!そしてレベル2のチューニングサポーターにレベル3のジャンクシンクロンをチューニング!」

★3+★2=★5

「シンクロ召喚!出でよ、ジャンクウォリアー!!」
A2300

「ジャンクウォリアー!しかも海堂のフィールドには…!」

「チューニングサポーターの効果でカードをドロー!ジャンクウォリアーは自分の場のレベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分アップする!」

仲間の力がジャンクウォリアーに注がれらる
A2300→5200

「攻撃力5200だって!?」

「更にジャンクウォリアーのレベルを1下げ、墓地のレベルスティーラーを特殊召喚!」
A600

(まずい!これで攻撃されれば!)

焔はさっきの選択を選んだのに後悔したがもう後の祭りである

「ジャンクウォリアーでヴァルカンドラゴンに攻撃!!」

「うああああ!!」
LP4000→1100

「続けてレベルスティーラーでダイレクトアタック!」

「ぐああ!!」
LP1100→500

「悪いな勝たせて貰うぜ!ボルトヘッジホッグでダイレクト…」

(負けた…!!)

焔は敗北を覚悟したが海堂が攻撃宣言する直前海堂のD・パッドから

ピピピピピピピピピピピピ

と鳴り出した

「な、なんだ!?」

海堂も焔も戸惑うがD・パッドに電子文字が映し出され

[双葉 海堂様のデッキのレンタル時間が終了致しました。このデッキは前の所有者、滝山 遊大様の元に自動的に返却されます。ご利用ありがとうございました]

と書かれた同時にD・パッドのデッキが消滅した

「……な、なん…だと!!?」
e―3、5:30
遊神 焔『PERSONA』
【時間軸】NBC直前
【状態】何が起こったか解らず困惑
【デッキ】炎属性ドラゴン@紅 赤也(遊戯王スペシャル Spirit)
【思考、状況】
1何が起こったんだ?
2勝ったの?負けたの?
3自分の選択に反省
※備考
取り敢えずデュエルは無効試合になりました

e―5、5:30
双葉 海堂
[時間軸]不明
[状態]勝利寸前でタイムアップにより意気消沈
[デッキ]タイムアップにより消失
[思考・状況]
1コンボと展開に時間を掛けすぎた!
2せめてあと2秒あったら!
3カウントダウンの意味が分かったがどうでもよくなった
※備考
デッキを間違えた蓮に対してはんの僅かなで若干の憤りを抱く