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251 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/06/04(月) 22:59:10 0
 うぬぬ、と俺とのレベルの差に唸っているゾーマ。前に突き出した形で両手を重ね、
光線状のお得意のマヒャドを放ってきた。
 ポケットモンスターのれいとうビームに似たこの技は、俺の体を足から頭まで一瞬で
凍らせる。だが俺の滾る闘気が氷を水に変えてしまい、マヒャドの効果は無いに等しかった。
 ヤケクソかわからないが、ゾーマは俺の顔面を殴ってきた。頬に青白いゾーマのバカでかい
拳が突き刺さる。今更ゾーマの攻撃にビクともしない俺はその腕を掴み、単純な握力で
握りつぶした。
「ぐわあああああああ!!」
 悲鳴をあげるバカゾーマ。アホか。
 仮にも大魔王と呼ばれる野郎とあまりの力の差に呆れた俺は甚振る気が失せた。
「バカ野郎が。テメェがサボってるせいで、地上の奴らとんでもねぇ力身に付けてるぞ」
「なんだと…」
 腕を押さえながら俺の話を素直に聞いている。
「ゾーマ、もうお前じゃ敵う相手じゃねーよ。俺ですら危なかったんだからな」
「何故…何故わしを知っている。何故わしの城を知っている」
「さあな」
 俺がそっぽを向いた途端、ゾーマは丈夫な片手で俺に爪を立ててきた。
「はぁーっ!」
「何だよ!」
 裏拳で反射的にゾーマに殴りつけた。壁に突き刺さって死んでるオルテガの横に、ゾーマも
ぶつかって壁に穴が空いた。
 爪が、ほんの僅かだが俺の胸に突き刺さり、一滴、二滴ほど血が垂れ落ちてきた。
「欲望に染まっている人間には、この毒爪は効き易い」
「何バカなことを…」
 どくん。
 心臓が一度、大きく響いた。
「何、を…」
 どくん、どくん。
 高鳴る鼓動。あの時と似ていた。アリアハン海に毒をたっぷり流して、急激にレベルアップした時と同じ感覚だ。
 体中の毛が逆立つ。血が全身を駆け巡り、理性が段々失いつつある。
「ぐ、が、がががが…」
「さあ、我が僕となるがいい」
 歯が尖り、獣じみた顔つきになってくる。
 体を動かさずにはいられなくなり、激しい運動を体は求めていた。
 ペニスが固く勃起し、性衝動も求めていた。
 筋肉がお化けみたいに盛り上がり、全身が黒い毛で覆われ、原人、否、モンスターと化した。


256 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/06/04(月) 23:47:05 0
「さあ! 我が僕よ! 地上」 俺に加減なしにブン殴られ、言葉が途切れた。
 壁に大穴が空いている。その中心にめり込んだゾーマは意識を失い、手をだらりと垂らした。
「ぐううぅうっ! がうっ!」
 王座に隠れて震えているバラモスゾンビを抱きしめて、バラバラにした。
 雄たけびをあげながら、天井を突き破って4Fに登った。
 刀を振り回してトレーニングをしていたソードイドと、肉を食ってたトロルキングがいた。
「があああああああ!!!」
 やたらめったらにイオラを打った。逃げ惑うモンスターたち。トロルキングが俺の背後から
抱きついてきた。
「やっ、やめてくれ~」
 腹部にエネルギーを溜める。そのエネルギーは全身に回り、他の人間が見てもわかるほどに
膨大な熱量だった。カッ、と俺の体から閃光が弾けたと思うや否や、4Fフロアから上を全て
焼き尽くしてしまった。
 ゾーマ城の地下が外界に剥き出しになり、闇の世界が、俺の視界に移る。
 大量のエネルギーを発したため、いささか落ち着いて理性を取り戻してきた。
 金髪の髪が脳裏を掠める。思い出した。あいつを、ぶっ殺さなきゃなんねぇ。

 視界に入っているラダトームの町に行き、気弱そうな少女を物色した。
 町人たちは見たことの無い不審な来訪者を警戒するように眺めている。
「なんだよ」
 俺がそういった途端、みんな顔を伏せた。
 人の家に勝手に入り、テーブルで夕食を取っていた家族を見渡して、手ごろの可愛い女の子を
発見した。
 その女の子の首を掴み、「貰っていくぞ」と声をかえて外を出た。
 当然のように父親と母親が俺を追いかけてきた。
「何するんだ貴様!」
「誘拐だよ」
 父親の首をへし折り、母親の胸を揉んでニタニタ笑う。その揉んだ手を鼻に持っていき
「はぁ~。いい香りだぁ~」と変態じみた言動をした。
 空に飛んだ。きめんどうしのオッサンから教えてもらった、ラダトームの半分を飲み込むほどの特大メラゾーマをラダトームに放った。
 メラゾーマはでかすぎるが故にゆっくり下降し、町に衝突する。ちょうどその図は惑星が衝突したのに等しかった。
 既に町が消滅したのに飽きたらず、炎はその土地さえも執拗に全てを消そうとしている。
 ラダトームの女の子は、泣きじゃくっていた。
 涙を舐めながら、ルーラでポルトガへと戻る。


274 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/06/06(水) 23:02:26 0
 ガイとエドガーは、ポルトガ周辺の草原で勇者を待っていた。
「なぁ、ほんとにまた来るのか? 死んだんじゃねぇのか?」
 上の世界とアレフガルドを繋ぐほどの凄まじい一撃を放ったエドガーが
「また来るぜ、あの化け物は」と頑として言い切るガイにまた疑問を投げかけた。
 ガイはこくり、と頷いた。同じ答えだった。
 地獄のいかずちに飲み込まれたポルトガは中央に大穴が開き、禍々しい不吉な
雰囲気を醸し出していた。
 その穴から、泣きじゃくる少女と、勇者がゆっくり上昇してきた。
「おい、来たぞ!」
 寝転んで休憩しているエドガーに慌てて叫ぶように言った。
「くそっ、ほんとに来やがった」
 エドガーは予想以上にタフな勇者に舌打ちした。
「おい! 関係ない子供まで巻き込むな!」
 ガイは少女の頭を鷲掴みにしている勇者に叫んだ。すると勇者はガイの近くまでやってきて、
ニタ、と笑った瞬間、手に力を送り始めた。恐怖で泣き叫んでいた少女の顔が勇者の力に
比例してどんどん引き攣り始め、普段到底作れない固まった表情へと変化していき…
「やめ――」 バシュ、と少女の頭が砕け散った。脳漿が辺りにばら撒かれた。
 二人は勇者の獣染みた外見に構う思考の暇もなく、何ら罪のない少女が目の前で無残に
殺されたことについて激しいショックと怒りで体中をわなわなと震わせていた。
 二人して、意外にも単純な攻撃に踊り出た。勇者に殴りかかったのだ。
 勇者は予想通り、正義感の強い人間は時として感情のみで動いてしまうといった感じで
見透かしたように二人の背後に回り、両手でそれぞれにイオラの速射砲を放った。
 一発ダメージ300は堅いこのイオラは激憤に駈られて隙だらけの2人の背中に全て命中した。
二人で「人」の字に倒れ、この荒廃したポルトガ地方に似合ってる無音が待ち構えたようにやってきた。

 勇者は唾を吐き、ルーラでポルトガからまたニート城へと帰還した。


275 名前:('A`)  投稿日:2007/06/06(水) 23:05:33 0 
ちょっと二人がしょぼいなw 


276 名前:勇者ニート ◆.u3RuvgSYY    投稿日:2007/06/06(水) 23:15:24 0 
>>275 
確かに。でも二人とも書いててウザいんで近々殺します 


280 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/06/06(水) 23:29:05 0
ニート城に戻ると、皆俺の原人のような姿を見て驚いた。
カンダタは目を丸くして
「どうしたんですか、ニート君。イメチェンですか?」
「いくら悪趣味な俺でもこんなイメチェンはしねぇよ。
お前らの産みの親に、モンスターにされちまった」
「どういうことですか?」
状況を飲み込めてないカンダタに説明するのもめんどくさくなり、とりあえず起きたら
話すことを告げ、2階のベッドで深い眠りについた。久々の戦いで体力を消耗した。


282 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/06/07(木) 00:06:56 0
がやがや周りがうるさい。俺はどういうわけか暗闇の中にいる。
聞き耳を立てると、中間テストのことや、彼氏のこと、お笑いのことについての
話題が大半だった。体を起こすと、俺は机について一人寝ていたことに気付いた。
思い出した。これは高校時代の光景だった。
友達がいない俺は、毎回こうやって寝たふりをして終わらない休み時間を耐えている。
10分休みでも気が遠くなりそうなほど長く感じられた。
孤独、羨望、嫉妬という醜い感情が1秒1秒に込められ、時間を体感していくにつれストレスは
どんどん増加していく。人間は刺激が多いほどその時間は長く感じるという。
トランプをしてグループで遊んでいる集団、机の上に座って談笑している女子グループ、
果ては女子と男子でミニゲームをやっているという幸せの限界を超えた遊び。
周りを眺めて、毎日「俺も混じって遊びたい」と何度思ったことか。
そして、その連中の視線を俺は異常に気にした。視線は見えない糸で俺の心を縛りあげ、
きゅうきゅうに締め付けていく。楽しそうに教室で遊んでいる奴と目が合ったときは、その糸で
心臓を八つ裂きにされそうな痛みを覚えた。さっ、と目を反らし、周りを見渡してから
だるそうに寝る「夜型人間」を演じる。実際そこまで遅く起きてはいないが、学校で
よく寝る行動に出ている俺はそうやって役にでも演じなければ到底自分を納得出来る状況ではなかった。
役の詳細はこうだ。

夜遅くまで何かに熱中する物があり、その一般とはズレた個性故に友達がおらず、別に本人も
友達はいなくていいという一匹狼的な性分を持った俺。

全て、とんでもない嘘だった。俺は別に熱中するものなのど何もなく、孤独が怖くて極普通な人間だ。
なのに…友達がいなかった。中学までは小学校の頃の友達がいたから良かったが、高校になると
完全に一人だったので、社交性のない俺はそのまま一人で過ごすハメとなってしまったのだ。
初期は話し掛けられたこともあった。ピアスをして茶髪な同級生に話題を振られたが、どういうわけか
答えることが出来なかった。同調するだけで会話は終わる。それが続くと段々会話を振ってこなくなり、
完全孤立となってしまった。俺ももうそれを望んだ。俺のようなカスを相手に時間を潰しても、
何の得もないだろう。だったらこのまま誰にも迷惑を掛けず、一人のままがいい。
親には、中学時代に遊んだ友達との経験談を活かして捏造して、楽しく学園生活していることを
告げていた。180度違う虚構の俺を話してると、胸が凄く苦しかった。


284 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/06/07(木) 00:24:08 0
放課後、バイトもしていない俺は帰宅してすぐにパソコンをつけた。
同級生の奴らに唯一差をつけているものが入っている、この四角いパソコン。
Windows98が起動し、素早くマイコンピュータを開く。Dドライブ、そして

絶望~青い果実の散花~

のフォルダを開き、ゲームを起動した。
このゲームは亡霊となった主人公が人に乗り移って少女を監禁しまくって犯しまくる
という男の欲望を具現化したような内容だが、普段鬱屈した心情でいっぱいの俺は
このハードなゲームでストレス発散するにはもってこいだった。
素早くクリックして少女をどんどん地下室に監禁していく。
バーチャルの世界で、現実世界では寿命を超えても味わうことの出来ない征服感に
酔いしれていた。
クリックを連打していると、待ちに待ったターゲットの陵辱シーンが始まった。
待ってましたとばかりに柄パンを下ろし、ぺろんとペニスを出して卑猥な文字と画像を交互に見ながら
ピストンに耽る。左手でクリック、右手で手淫。エロゲーは1クリックが射精の良さを
左右する難易度の高いオナニーとなるのだが、そのスリルがかえって好きだった。
少女が陵辱され、絶頂に達しそうになっている。俺も金玉から上り詰める遺伝子から
絶頂を予告されていた。
クリック。
少女が絶頂に達した文字が表示され、俺も一緒に精液を吐き出した。
一日の中で、最も幸福感を味わえる瞬間だった。
いい変えるなら、オナニーにしか、幸福を見出せなかった。
ゲームを変えて次は夜勤病棟を起動した。
若いから3発は連続で可能だった。


287 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/06/07(木) 00:44:29 0
夜0時になって、布団に入ると明日の学校のことが頭に思い浮かぶ。
明日もまた、アクションが1つか2つに制限されたあの苦しい空間に行かなければ
ならないのか。寝るか、本を読むか。あと、トイレに行くかがあった。
苦痛で、俺がばくだんいわだったら砕け散りたいところだった。
このまま目を瞑れば、ストレスのこもった明日がやってくる。
闇の中目を開けて、明日が出来るだけやってこないように妄想した。
クラスの中で可愛い山中さんに首輪をつけて、ゲームの絶望と同じように
犯すのだ。
「いつも机でうつ伏せになって、何も見てないとでも思ってたのか」
山中さんは悲鳴にならない声をあげて、助けを乞う。クラスの中で人気者の男が
妄想の中で登場し、山中さんをガードしていた。俺は人気者の男の眼球を抉り出し、
指を脳に突っ込ませて殺した。いつまでも幸せが続くと思ったら大間違いだ。
世界で最も自由な空間に身を任せている俺はそんな台詞を吐く。
山中さんの陵辱を再開した。
ショートヘアの髪を引っ張り、くんくん匂う。頭で「女の髪の匂い」をフルスピードで
検索かけているが、そのデータは見つからなかった。仕方なく家のシャンプーの香りを
使って、満足した。胸を揉む。どんな感触か、想像がつかなかった。
ゴムボール、時速80キロで走っている車窓から手を出す、二の腕、噂されている
それに近い感触を脳の中で統合させ、自分の中で「おっぱい」を作り出した。
色々考えているうちに、本格的な睡魔が襲ってきた。
このまま眠っては地獄が訪れると思い聞かせても、抵抗が出来なかった。
絶頂の瞬間に訪れる駆け上がっていくような快感と共にそのまま意識を失ってしまった。


311 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/06/09(土) 23:57:44 0
夢の中で場面展開が起こった。約15年前、俺が小学生だった頃に戻る。
暑い日差しの中、帽子を被って友達と並んで自転車を漕いでいた。
田舎に一軒あるオモチャ屋で花火を買っての帰りだった。
ロケット花火、煙玉、かんしゃく玉、その他多数の彩りみどりの買った花火は
今日の9時に川の土手でクラスメートが集まった小さな花火大会で使う。
昼過ぎ俺の家に到着し、友達とラーメンを食べた後ファミコンを取り出して
ドラゴンクエスト3を差し込む。
「あの嫌な音楽鳴らないよね」
デロデロデロデロデンデロン、というセーブデータが消える呪いの音楽に俺たちは
心の底から恐怖を覚えていて、その音楽が鳴った瞬間耳を塞いで床に蹲る。
それか、物凄い速さで裸足のまま外に飛び出すのだ。
慎重にスイッチを入れる。何事もなく表示されるトップ画面を見て俺らは深い溜息のような
ものを吐いた。
「このルビスの塔っていうところから行き方がわからんのよね」
半年かけてここまで進んだ俺は、このダンジョンを終えたところで進み方が全く
わからなくなった。パーティーのレベルはあがっていくが、ここで一ヶ月は停滞していた。
「攻略本にも載ってないよねぇ…」
一緒に頭の悪い俺とドラクエを進めてくれた友達もここで行き詰まった。
ドムドーラの町で入手したオリハルコンをラダトームの王様の前で使ってみたり、
試行錯誤するが何も起こらなかった。攻略本はアレフガルドについて一切触れていない。
また今日もはぐれメタル狩りでレベルあげをして終わった。
そのあとくにお君を二人でしていると、5時の時間に差し掛かった。
友達は門限を守っているのでそこで切り上げ、「じゃあまた9時ね」とさっさと帰ってしまった。
正直に言うとあまり帰らないで欲しかった。
友達がここで帰ると、夏休みの宿題をドラゴンボールが始まる時間まで母親にさせられるからだ。
案の定、甲高い怒鳴り声がやってくる。しぶしぶ机につき、面白くも糞も無いドリルを広げた。


314 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/06/10(日) 00:17:41 0
今日は水曜日。7時から楽しみで仕方が無いドラゴンボールがあるのだ。
現在6時50分。もう気が気でなかった。ドリルの空白のページにセルの絵を描きながら
時計をしきりに眺める。6時55分になった。もう俺は耐え切れなくなった。
「ドラゴンボールがあるから!」と母に告げ、両親の寝室にある14型のテレビの前で
待ち構える。パーン、という開始音と共にOP曲が流れた。ぞく、と全身に電気のような
ものが走り、そこから完全に釘付けになった。
30分後、ドラゴンボールが終わって俺はこれ以上ない幸せを噛み締めたような緩んだ顔で
リビングに向かうとテーブルの上にカレーが置いてあった。父と母はもうカレーを食べ始めて
「早く食べなさい」と俺に促した。俺はまだ興奮が冷めやらぬといった感じでさっき見た
ドラゴンボールの感想をカレーを頬張りながら熱く語った。
「セルが、第二形態になったら、全員やられるかも知れん!」
「強いの? そのセルっていうの」
「強すぎるよ。みんなやられる」
「ふーん」
夕食が終わり、そして後1時間後に行われる花火大会を思い出した。またドラゴンボール鑑賞並に
心が躍り、そわそわしてたまらなくなった。部屋に戻って意味もなくソフトボール用の金属バットを
振り回す。まだかな、まだかな。時計を見ながら、ふと、「なんでこんなに時間が経つのって遅いんだろう」
「この4倍ぐらいの速さで進めばいいのに」と思った。
暇だからビンに貯金していた小銭を全部出し、硬貨別に分けて今幾らあるのか数え出した。
9時になったので、俺は虫除けスプレーをかけて虫の鳴き声がする暗闇に飛び出した。
自転車を漕ぎ、土手までフルスピードで行く。昼と夜とでは道が違ってくるんだなと思った。
やけに爽快で、心が落ち着くのだ。

既に土手に集まってる同級生達が、談笑したり追いかけっこしたりして早速遊んでいる。
自転車を乱暴に置き捨てて、追いかけっこに俺も混じって早速遊んだ。
クラスを仕切っている女子が、「花火しよー」と言ってきた。
それを聞かずに追いかけっこに没頭してるバカな男子達を叱り付ける様に「ちょっとー、聞いてー」
と注意する。やっと大人しくなった俺たちは、皆と同じように買ってきた花火に火をつける。


315 名前: 勇者ニート ◆.u3RuvgSYY 投稿日:2007/06/10(日) 00:32:35 0
しゅわわわ、と炭酸が弾けるような心地いい音がして、暗闇の中を照らした。
友達の花火と俺の花火をくっつけると派手になり、5人が集まって多種多様な花火を
重ねると何かの必殺技みたいに見えた。
俺の花火が切れたので、何でもいいから花火を取り出した。
1人減るとその分連携花火のインパクトが減る。しかし俺はロケット花火を取り出して
しまい、わからずそのまま火をつけてしまった。
「よし、補充してきた」
と5人の中に戻り、花火を重ねると俺の花火が勝手に動いてその場で爆発した。
「ぎゃあ!」
みんな絶叫をあげ、驚きのあまり女子が1人泣いていた。
女の子を宥め、皆に詫びた。
みんな俺を罵ることなく、何とか場は収まった。また皆で仲良く花火を再開した。

終わったのは10時半だった。
いつも10時には完全に寝入ってるのでもう眠くてたまらず、帰るとそのまま布団に入ってしまった。
目を開け、天井を見つめる。明日はどんな楽しいことがあるのかな。
今日先生に言われた記憶が蘇る。明日は確か植物の見学で、学校の裏道まで2時限かけて散歩するらしい。
友達とバカをやりながら歩く光景を想像してフフッ、と笑う。
目を閉じて早く明日にならないかなと思いながら明日は日直だったことを思い出す。
何かみんなを笑わせることいえるかな。意識が薄れてゆく。
俺は暗闇の世界へ消えていった。

652 名前:勇者ニート ◆.u3RuvgSYY   投稿日:2007/08/15(水) 18:57:32 0 
お久しぶり。 
勇者ニートは不調の為、今執筆できない状況です 
なので回復次第、スレがなければウィキに書くつもりなのでよろしくお願いします 

勇者ニート氏は現在休筆中です。