命名法則


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  • 航空機の機体名
ロシア機は基本的に「設計局名+番号」で構成されている。
このため西側、特にアメリカ機と異なり名前から機体の役割等が判別できないのが特徴である。

オーソドックスな設計局名としては
戦闘機が「Su(スホーイ)」「MiG/MIG(ミグ)」
輸送機が「Il(イリューシン)」(分かりにくいが大文字のIと小文字のL)「An(アントノフ)」
爆撃機が「Tu(ツポレフ)」(輸送機もあり)
ヘリコプターが「Mi(ミル)」「Ka(カモフ)」
が挙げられる。このほか、最近では見なくなったが「Yak(ヤコブレフ)」、飛行艇の「Be(ベリエフ)」などもある。
また、電子戦機・対潜哨戒機などは輸送機をベースに作られることが多い。

番号は基本的に開発された順に割り振られるが、余った番号に戻ったり、
逆にずいぶん先の番号になったりと厳密な決まりはないらしい。また奇数が好まれるようである。

機体によっては番号の後ろにアルファベットがつくことがあり、これはその機体のバリエーションを表している。
例えば、
改造型:「M」(改造が重なると「M2」などのように番号がつく)
訓練型:「U」
電子戦型:「P」
偵察型:「R」
など。また設計局によっても傾向などがあるので、参考機体の資料などを見てみると良いかもしれない。

例)Su-24MP (スホーイ社製の24番、改良型の電子戦機であることを示している)

  • 搭載兵装の名前
ミサイル・ロケットの類は「種類名+番号」になっている。
種類名は対空ミサイルの場合「R」、対地・対艦ミサイルは「Kh」、ロケットは「S」、ロケットポッドが「B」となっている。
ミサイルの場合、番号は戦闘機同様、基本的に開発順で一部変則的な番号をとる。
ロケットやロケットポッドの場合、番号はロケットの直径になっている。
直径と言っても厳密な直径ではなく、ある程度の規格に基づいた「クラス」のような概念である。
また、末尾にはバリエーションを示すアルファベットがつき、誘導方式や改造型であることなどが示されている。
レーダー誘導型なら「R」、赤外線誘導型なら「T」、電波源誘導なら「P」、距離延長型が「E」と言った具合だ。

例)R-73E (空対空ミサイルの73番、レーダー誘導式であることを示している)

爆弾の場合、「種類名+重量」になっている。
通常爆弾が「FAB」、貫通爆弾が「BetAB」、ナパーム弾が「ZAB」、クラスター爆弾が「RBK」、
燃料気化爆弾が「ODAB」、対戦車爆弾が「PTAB」である。
重量に関してはkg単位で、500kg爆弾なら「500」と表記する。
数字は普通250kg単位だが、これもロケットの直径同様厳密な数字ではなく「クラス」のようなもので、
250kg以下の場合はもっと細かい区分を設けることもあるようだ。
また、クラスター爆弾内部の小弾の種類についてもこれら名前を適用する。
つまり例として、「RBK-500の中にZAB-2.5が入っている」ということにもなる。
ちなみに誘導爆弾は少し特殊で、「KAB+重量+誘導方式+爆弾の種類」という表記を用いる。
誘導方式はテレビ誘導が「Kr」、レーザーが「L」、赤外線が「R」、GPSが「S」となっている。
爆弾の種類は燃料気化爆弾が「OD」、貫通爆弾が「E」といった具合になっている。
通常爆弾は特にそれであることを示すアルファベットはつけないらしい。

例)
FAB-500 (500kgクラスの通常爆弾あることを示している)
ZAB-2.5 (2.5kgクラスのナパーム弾あることを示している)
KAB-1500Kr-E (1500kgクラスのGPS誘導爆弾で、弾頭は貫通弾あることを示している)

ポッド類に関しては特に命名規則はないらしく、自由な名前がついているらしい

例)ミモザ (Su-24MP用の電子妨害ポッド)

  • NATOコードネーム
NATOが東側兵器を区別するためにつけた英語の名前である。
「フランカー(Flanker)」、「ブラックジャック(Black Jack)」などの名詞が用いられ、
それぞれの頭文字に法則性を持たせてある。
たとえば戦闘機("F"ighter)では"Foxbat""Flanker""Flatpack"など頭文字がFのものを用いる。
同様に爆撃機ではB、ヘリではHなどのようになっている。
ミサイルなども同様で、空対空ミサイルはA、対地・対艦ミサイルはK、対戦車ミサイルはSが頭文字となる。
そしてその後に発見されたバージョンの順にアルファベットを振る。

しかしながら、これらのNATOコードネームは「あまりかっこよくない・美しくない名前」を用いることになっているらしく、
かつて"Beauty"という名前をつけようとしたところ、名前が「美しすぎる」ために名称変更となった例も存在する。

また、発見地に基づくNATOコードネームもあるが、こちらは割愛する。

例)Flanker-B (Su-27初期型のNATOコードネーム。2番目に発見された型のため"B"を書き足す)

ミサイルは航空機同様の法則による名前の他に番号の方のNATOコードも一般的であり、
「種類+発見順の番号」がつけられている。
空対空ミサイルなら種類は「AA」、対地・対艦ミサイルなら「AS」、対戦車ミサイルなら「AT」と言った具合だ。

例)AA-12 Adder (R-77のNATOコードネーム。12番目の空対空ミサイルであることを示している)

こうしたNATOコードネームだが、Yak-130辺りを最後に振らない事が一般的になっているほか、
一部の航空機ではNATOコードネームの方が一般的であることを受け、ロシア側でも用いられることがあるようだ。
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