◎カガミンガルこなた「かがみん、何かしゃべって」かがみ「え?何、なんで?」こなた「いやいや、とにかく何でもいいからさー」かがみ「はあ・・・それじゃ、最近涼しくなったわねー」こなた「んー何々・・・『暖め合いたいな!』うわーかがみん、変態だー」かがみ「はあ!?何だそれ、っていうか何、その機械!?」こなた「本日新発売の『カガミンガル』だよー。これでかがみんの本音がわかるんだよね」かがみ「いや、有り得んだろ!つうかインチキか何かじゃないの、っていうか・・・」こなた「『突っ込みどころが多すぎて困るわ』」かがみ「ぐ・・・つうか、どこで売ってたのそんなの」こなた「あーこれは流石にネットでね・・・あ、『こなたバージョンのが欲しい』うわーお」かがみ「うわーおじゃねえよ!嘘っぱちだから!」こなた「ふふーん、でも本当に欲しいんじゃないの?こういうのさ」かがみ「要らないから!つうか、あんたよくこんなの探そうと思ったな!」こなた「『私も後で調べとこ』」かがみ「調べんわ!」
◎ツカリンガル
こなた「つかさ、何でもいいからしゃべってくれる?」つかさ「え、うんと・・・お饅頭っておいしいよねー」こなた「んーと?・・・『お饅頭っておいしいよねー』うん、そだねー」つかさ「あれ、それ何?バウリンガル?」こなた「まあそんな感じのやつ。つかさ専用だから、『ツカリンガル』ね」つかさ「ツカリンガル・・・」こなた「『ちょっと面白そう』ふふ、興味あるんだなー」つかさ「うん、こなちゃん面白い物いっぱい持ってるよねー」こなた「まあね~」つかさ「ちょっと使ってみてもいい?」こなた「『使いたいなー』はい、どぞ~って、自分の心の言葉しか出ないよ?」つかさ「あ、そっか・・・」こなた「『こなちゃんのをやってみたかった』うーん、ごめんねー。これつかさ専用だからさ」つかさ「うーん、残念」こなた「『残念だなー』まあ、そんなわけ。私のはもしかしたらかがみんが持ってるかもー」つかさ「うん、ありがと、家に帰ったら聞いてみるねー」こなた(つかさの場合言葉に表裏が無さ過ぎて、あんま意味ないな・・・)
◎コナリンガル
かがみ「おーっすこなた」つかさ「おはようこなちゃん」こなた「おーかがみんにつかさ、おっはー」かがみ「そうそう、あんた昨日つかさにもアレ見せたんでしょ?」こなた「ん?ツカリンガル?」かがみ「うん、それ。それでつかさがさ、コナリンガルを持ってないかなんて 聞いてきてさ、ほんと呆れたわよ」つかさ「えへへー・・・」こなた「ふふん、本当は持ってたりするんじゃないのー?」かがみ「持ってないっつーの。私はまともな会話がしたいわ」チラッこなた「ふーーん・・・ふぅーーーん・・・」かがみ「な・・・だから持ってないってば!ニヤニヤしながら近寄るな!」こなた「そーぉ、そりゃ残念だねー」
かがみ(くそー堂々と見ることが出来ない・・・ポケットに仕込んでるのに・・・)つかさ(『私を攻略してよー』かあ・・・。 こなちゃんやっぱりお姉ちゃんのこと好きなのかなあ?)
-踏んでけ!茨の道-
こなた「と、言うわけで、あえて作ってみました『ミユリンガル』!」かがみ「どういう訳か知らないけど、止めといた方がいいんじゃない?」こなた「じゃーじょぶ、じゃーじょぶ…さ、みゆきさん、これに向かって一言どうぞ!」みゆき「人気があるからって、調子に乗らないでくださいね?凡骨共」こなた「『ハラショー、アミーゴ』………えーっと…かがみんや、これはどこから突っ込めばよろしいので?」かがみ「…………知らん」
◎ヒヨリンガル
泉家にてこなた「ゆーちゃん、今日ひよりんと話すときこれ使ってみて」ゆたか「うん、でもこれ何?」こなた「ひよりんの本音がわかる器械だよー」ゆたか「そうなんだー、・・・って嘘ぉ!?そんなことできるの!?」こなた「まあまあ、物は試しだよ」
学校にてゆたか「あ、田村さんおはよう!」ひより「おいッス・・・あれ小早川さん、それ手に持ってるのは犬の通訳する器械じゃない?」ゆたか「あ、これ?こなたお姉ちゃんが学校に持っていけって」ひより「へえー」ジーゆたか「(えっと・・・?あ!『岩崎さん早く来ないかなー』?) みなみちゃんに用事があるの?」ひより「ひょえっ!?いや、無いッスけど・・・つか、今それ見て言ったよね!? それ何の器械ッスか!?」ゆたか「あ、これね、田村さんの本音がわかるらしいんだけど・・・」ひより「うげえ!マジッスかそれ・・・」ゆたか「ん・・・『普段すごい妄想してるのがバレたらやばい!』?」ひより「ぐがっ!」ゆたか「すごい妄想って、将来の夢とか?」ひより「ん、んー・・・まあー、そんなとこかな・・・(ああやばい、すんごく汗かいてきた)」ゆたか「『本当は二人の卑猥な妄想だけど』うーん、二人の・・・何て読むのかな・・・」ひより「(ぬおっ!そ、そっか、何か言い逃れできるかも?) えっと、何て書いてあ・・・」みなみ「『ひわい』と読む。ゆたか、この器械は・・・?」ひより「げっ!い、岩崎さんどうもッス・・・」ゆたか「あ、みなみちゃんいつの間に?えっとこれね、田村さんの・・・」ひより「あああああああ!言わないで!やめてえええええええ!!」
◎ユタリンガルこなた「やあそこの人ー」男子A「ん、何」こなた「このクラスの岩崎さんって人を呼んでくれないかなー。 3 年 の 泉が呼んでるって言って」男子A「は、はい。い、岩崎ー?泉先輩が呼んでるぞー」みなみ「・・・どうしたんですか、泉先輩」こなた「ほらみなみちゃん、ハッピーバースデーじゃん?これプレゼントー」みなみ「知ってくれてたんですか・・・ありがとうございます」こなた「いやー例には及ばんよ、それより早速それ使ってみよーよ」みなみ「これは何なんですか?」こなた「開けてからのお楽しみだよー。ささっ早く、ゆーちゃんが来ないうちに」みなみ「ゆーちゃん・・・ゆたかのことですね。・・・あ、出てきた」こなた「この前さあ、ひよひよの本音わかる器械をゆーちゃんが持ってきてたっしょ? これはそれのゆーちゃんバージョン」みなみ「え・・・ということは、ゆたかの本音が見える・・・」こなた「そういうこと。あ、ちょうどいいところにゆーちゃん」ゆたか「あ、おはようみなみちゃん。こなたお姉ちゃんも」こなた「おー、ゆーちゃんいきなりだけど、今日何の日か知ってる?」ゆたか「うん、みなみちゃんのお誕生日だよね?」こなた「うむ、そのとーり」みなみ「ゆたかも覚えててくれたんだ・・・」ゆたか「それはもう・・・もちろんだよー。それでね、私プレゼント用意したんだ」こなた「おおーさっすがぁ」ゆたか「そんなことないよー。はいみなみちゃん、これ。ハッピーバースデー!」みなみ「・・・ありがとう」ゆたか「中身は・・・家に帰ってから開けてほしいかな」みなみ「わかった・・・あ、『ブラジャーが入ってるんだ♪』?」ゆたか「!?」みなみ「・・・先輩」こなた「ん、んー、ごめんよぉみなみちゃん、んじゃお先!」ゆたか「中身、わかるなんてすごいね・・・ っていうか怖い顔してどうしたのみなみちゃん、あとこなたお姉ちゃんも?」
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