ネリー『決勝までは行ったよ? 手間賃貰うね』(赤文字)
京太郎『4位の大将がデカイ口利くな!』(青文字)
少女と少年の横にそんなセリフが記載してある、某麻雀雑誌の1ページ。
字面だけ追えばボケとツッコミの漫才?と思うだろう。
写真を見たなら一発で違うと分る。
少年が少女をお姫様抱っこして、少女は少年の首に両腕で抱きついているのだ。
どっからどう見ても、恋人?とかそういった類の単語が浮かぶ。
ちなみに掲載ページは雑誌のセンターカラー辺り。
インハイ出場校とはいえ、4位に関してなのでまあ順当、といったところか。
巻頭カラーや目次だけ流し読みして立ち読み終了、な人には無縁な箇所と言っていい。
なのに売れた。メジャーでもマイナーでもない中堅な出版社のこの雑誌は一部を除き大いに売れた。
調査によると購入者の多くが女性(団体若しくは個人でインハイに出場した選手、インハイ関係者)であったという。
尚、売れなかった一部の地域が4位の臨海所在地である東東京一帯であることは無関係ではなさそうだ。
最終更新:2018年05月02日 20:58