京太郎「悪いな皆突然呼び出したりなんかして」

誠「気にすんなって、どうせ暇だったからな」

一太「ところでハギヨシさんは居ないのかい?僕達を呼んだって事はハギヨシさん呼んでいるんだろう?」

京太郎「ハギヨシさんは来るのに遅れるそうで家に直接来てくれるように頼んでます」

誠「ところでお前が家に俺達を呼ぶなんてどんな用事なんだ?」

京太郎「あー…実は母が恋人は居ないのかとかうるさくてさ皆が家に来てくれたら助かるかなーって」

一太「なんだそんな事か、それくらいなら何時でも付き合うよ」

誠「しかしそれなら麻雀部の誰かにでも彼女のフリを頼めばよかったんじゃないか?咲ちゃんや優希ちゃん…だっけ?あの二人なら協力してくれるだろ?」

京太郎「咲はその手の演技が下手だからバレるし、優希は盾にもならんと思うから無理だ」

一太「それなら原村君や染谷君ならどうだろう?二人なら信じてくれるんじゃないかな?」

京太郎「和は断られそうで…染谷先輩には普段お世話になってるのでこういうの頼みづらいんですよ」

誠「なるほどなー…なら会長ならどうよ?」

一太「なるほど!確かに会長ならこの手の事は喜んでやりそうだし適任だね」

京太郎「あははーやだなー副会長。なにいってんすか…あの悪魔だけは絶対にありえませんよ」

久「へー須賀君って私の事そういう風に思ってたんだ」

京太郎「だぁ!部長何時からソコに!?」

久「確か須賀君が皆を呼び集めた辺りからかしら。それよりも凄く楽しそうな話をしてのに私をのけ者にしようだなんて酷いんじゃない?」

京太郎「…分かりましたよ。連れて行けばいいんでしょう?」

久「須賀君のそういうところ大好きよ」






須賀家
久「何…ここ?」

誠「知らなかったんすか?アイツの家って金持ちなんですよ」

一太「麻雀部の部費にと須賀君のご両親名義で寄付とかきてたじゃないですか…まさか確認してなかったんですか?」

久「あはははー…」

久(県大会突破で浮かれてて確認してなかったなんていえない)

カピー「キュー」トコトコ

京太郎「お~カピーいい子にしてたか?あ、部長紹介します。この子はカピバラのカピーです。リ○シルや○CNのCMに出てた奴です」

久「カピバラッ!あの動物園に居る!?」

??「あら私の可愛い京太郎さん帰ってきたのね」

京太郎「母さん!」

須賀母「あら誠ちゃん達もきてくださったのね。どうしましょう私ったら普段着で」

誠「どもっお邪魔してます、小母さん」

須賀母「ところで京太郎さん、あなたもいい年なんだからお友達と一緒にガールフレンドの一人も連れて来てるんでしょうねぇ?」

久「お母様~はじめまして♪私、京太郎さんの恋人の久でーす」

須賀母「んまぁ!確か貴女は始業式で挨拶をなさっていた学生議会長のお嬢さん」

京太郎「部長!!あんた一体何考えtry「写真部に和とヌード写真のアイコラ頼んでたの和にバラされたくなかったら黙ってなさい」

久「お母様よろしくお願いしまぁーす」

京太郎「畜生…見える!部長の後姿にまぶしい位の俺への悪戯と我が家の財産を狙ってる姿が…!!」

須賀母「京太郎がこんな素敵なお嬢さんとお付き合いしてたなんて私生きてたよかった」

京太郎(騙されないで母さん!)

須賀母「今日は盛大にお祝いしましょう」

久「いやーんパーティーだなんて久感激ですぅ♪」

京太郎「二人とも黙ってないで家の親と部長を止めてくれ!」

誠「すぐに助けるのは友達を甘やかしてよくないと俺は思うな!」

一太「その通りだ誠君!」

京太郎(…くそっ!こうなったらハギヨシさんしか希望が持てねぇ)

ハギヨシ「…遅れてすいません須賀君、それで私に用事があるとおっしゃってましたが」

京太郎「ハギヨシさん待ってたっす!あの悪魔の悪巧みに終止符を!!」

久「げっ」

久(まずいわね…ハギヨシさんは須賀君の味方をする筈なんとか手を打たないと)

京太郎「さぁハギヨシさん、早く俺の彼女を自称する部長になんか言ってやってくださいよ」

一太「ハギヨシさんがきたからこれでお開きかな」

誠「なんだつまんねーの」

ハギヨシ(…なるほど、そういうことですか)

ハギヨシ「まさか竹井さんとお付き合いしていたとは、おめでとうございます須賀君」ニッコリ

京太郎「はああああああああああああ!?」

一太「珍しいですね、ハギヨシさんなら須賀君の味方をすると思ったのに」

ハギヨシ「私も本来なら須賀君の味方をしたいのですが、最近透明お嬢様や衣様が須賀君の事を話題にするのを旦那様が快く思ってないようですので」

誠「なるほど…ハギヨシさんあんたも悪っすねぇ~」

京太郎「あはははは…翼のはえたカピーがお空を飛んでいるー…」

誠「お!訳の分からんことを口走り始めたぞ」

一太「すっごくいい感じだよ京太郎君」

久「頼みのハギヨシさんも私の味方みたいだし、そろそろ腹を括ったらどうかしら…須・賀・君?」

京太郎「」ダッシュ

一太「須賀君のあの走りは本気で逃げてるね」

誠「あいつハンド引退したはずなのに更に早くなってるな」

久「ふふふ…待ちなさい須賀君(ダーリン)絶対に逃がさないんだから」

ハギヨシ「須賀君の奥方様この際ですから婚約式とかいかがでしょうか?今なら龍門斑グループで~」

カン

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2018年04月30日 20:54