咲「京ちゃんはさー、どーしてそんなに大きな胸にだらしがないの?」(ぷすー

京太郎「なんだよフグみたいな顔しやがって、うりうり」

咲「もう、乙女の顔に対して失礼だよ!」(ぽかぽか

和(咲さん、顔がにやけています。感情がだだ洩れです)

京太郎「わりいわりい。で、なんだっけ? 何でおもちがそんなに好きかだったか?」

咲「そう、それ。そもそも『おもち』って単語自体が意味不明だよね」

京太郎「意味不明とか言うな。あれは俺がお前と出会うよりも昔、ある女性に会った時のことだ」

咲「ふーん、女性、ふーん?」

和(ああ咲さん、顔がまた風船のようになってます!)

京太郎「その人は旅行で長野に来てたんだけどな、カイロを買いに出かけたら宿までの道が分からなくなったらしくて」

咲「京ちゃんの迷子センサーはその頃から優秀だったんだ」

京太郎「その人は俺が宿まで案内する道中、女性のおもちについての魅力を強く語って……」

咲「あはははは、そんな女子がいるわけないよ京ちゃん。夢と間違えてるんじゃない?」

京太郎「実際にいたの! しかも俺と同年代の女の子でだな、『おもち』という言葉もその人から。今にしてみれば、初恋だったのかもなあ」

咲「京ちゃん、頭の病院に行こう? 妄想でおかしくなる前に治療した方がいいよ」(見下す目

京太郎「お前から聞いてきたくせにっ。もう知らん! 今日は一人で本を持って帰れ」

咲「あわわ、そんなひどいよ京ちゃ~ん」

和(日常的に本を持たせてる咲さんに付き合う須賀くんは何なんでしょうか?
  しかし、私達と同年代で胸をおもちと呼び執着する女性? 既視感が……いえ偶然ですね、そんなオカルトありえません)


カン

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最終更新:2018年04月30日 19:46