玄「長野に研修……おねーちゃん大丈夫?」

宥「う、うん……研修って言ってもいつも家でやってることしに行くだけだから……心配してくれてありがとう、玄ちゃん」

玄「当たり前ですのだ」

宥「ふふ……それじゃあ支度しなきゃ」

玄「手伝うよ、おねーちゃん」

宥「うん」

そして、信じて送り出した最愛の姉が、男の子を連れて帰ってきたのがつい昨日のこと。

金髪で背も高い、格好いい男の子。

これから一週間、研修の為に旅館で働いてくれるのだという。

けれど、それが私にとって、とても甘い地獄の始まりなのでした……

カン

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最終更新:2018年04月29日 23:06