和「もうすぐ卒業ですね…須賀君、私は父の希望もあって弁護士の道を進みますがしたいこといっぱいあったんですよ…」
和「出来るなら学校の教員になりたいと今でも思ってますし…咲さんと一緒にプロの道を歩みたいというのもあります…」
和「竹井先輩のようにインカレで今迄以上に腕を磨いた人たちとまた競い合ったり…染谷先輩のようにお店を開く、というのも惹かれた事もあります」
和「須賀君がよく高久田君と一緒に色々なお店のメニュー制覇したみたいに私もやってみたかったです」
京太郎「ひょっとして偶に部活をサボって誠と色々行ってたの…ばれてた?」
和「えぇばれてましたよ?須賀君は分かりやすいですから」
京太郎「ごめんごめん。和も色々忙しそうだったから邪魔しちゃ悪いと思ってさ」
和「だから偶に思うんです…また高校生活をやり直せたらなって」
和「そうしたら私も一緒に遊びに行ったりできましたし」
和「もしかしたら長野に引っ越さずにずっと奈良に居て穏乃や憧と一緒に全国を目指していたかもしれません」
和「でも一つだけ変わらないことがあると思うんです」
京太郎「麻雀部に入ってた、とか?」
和「それはですね…秘密です」
和(…何度高校生活をやり直しても…きっと私は須賀君を好きになる……何度も何度も)
和「実は私、須賀君に誘ってもらえなくて腹をたててるんですよ?だから教えてあげません」
カン
最終更新:2017年10月20日 00:50