ネリー「須賀ー」
京太郎「どうしたネリー?」
ネリー「京太郎」
京太郎「おうおう、聞いてるって。なんだよネリー?」
ネリー「……京ちゃん」
京太郎「ぶほぉっ!? ちょっ……いきなり何言い出すんだよお前っ!?」
ネリー「……何で宮永と同じ呼び方したら動揺するんだろうね、須賀は?」
京太郎「いやお前……いきなり慣れない呼び方されりゃビビるって。 お前だって俺からいきなり“ネリちゃーん”とか呼ばれりゃビックリすんだろ?」
ネリー「気持ち悪い。」
京太郎「直球で言い過ぎだよお前。 まぁ確かに気味悪ぃな……」
ネリー「……お姫様、とかなら許してあげるよ。」
京太郎「はいはいお姫s…………待てネリー、お前、何を知ってる……?」
ネリー「この前宮永と電話しながら、すっごい笑顔で何回も“お姫様”呼びしてたね。ついでにそれ撮ったよ。」
京太郎「お、おまっ……!?」
ネリー「メグや明華に話すと、いい余興になりそうだね?」ニヤァ……
京太郎「……昼飯、1週間でいかがでしょうか、ネリー=サン」
ネリー「デザート付きでね?」
京太郎「くぉぉ……」
ネリー(まだ、京太郎の隣には宮永がいる……京太郎の隣にいるべきはネリーだって、前世からずっと決まってるのに……)
ネリー「大丈夫だって、その間はネリーが一緒にお昼を食べてあげよう。」
京太郎「嬉しくて涙が出ますよチックショウ!」
ネリー(今はまだこれで……いつか、京太郎の隣も、心も、運命も……全部ネリーが奪い取るよ!)
カンッ
最終更新:2017年10月20日 00:49